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志木地区衛生組合

会議録

平成31年第1回志木地区衛生組合定例会 会議録

平成31年3月28日(木)

 

○ 招  集  告  示

 

志木地区衛生組合告示第1号

 平成31年志木地区衛生組合議会第1回定例会を次のとおり招集する。

  平成31年2月28日

                   志木地区衛生組合管理者  並 木   傑

                   記

1 日 時   平成31年3月28日(木)午前10時00分

2 場 所   志木地区衛生組合会議室


○応招・不応招議員
平成31年志木地区衛生組合議会第1回定例会    3月28日(木)

応招議員(18名)
      1番 篠 田   剛 議員      2番 勝 山   祥 議員
      3番 加 藤   清 議員      4番 関 野 兼太郎 議員
      5番 田 中 栄 志 議員      6番 寺 田   玲 議員
      7番 池 田 貞 雄 議員      8番 笠 原   進 議員
      9番 小 池 秀 夫 議員     10番 白 井 忠 雄 議員
     11番 野 中 弥 生 議員     12番 島 田 久仁代 議員
     13番 安 藤 圭 介 議員     14番 小 山 幹 雄 議員
     15番 高 浦 康 彦 議員     16番 今 村 弘 志 議員
     17番 天 田 いづみ 議員     18番 河 野 芳 徳 議員

不応招議員(なし)

 


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平成31年志木地区衛生組合議会第1回定例会

平成31年3月28日(木曜日)

○議 事 日 程
 開  会
 日程第 1 仮議席の指定
 日程第 2 議長選挙
 日程第 3 議席の指定
 日程第 4 会議録署名議員の指名
 日程第 5 会期の決定
 議長報告
 日程第 6 管理者の行政報告
 日程第 7 第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任について
 日程第 8 第2号議案 志木地区衛生組合廃棄物処理手数料に関する条例の一部を改正す
             る条例の制定について
 日程第 9 第3号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の
             一部を改正する条例の制定について
 日程第10 第4号議案 平成31年度志木地区衛生組合歳入歳出予算
 閉  会

 

 

○出席議員(18名)
       1番 篠 田   剛 議員
       2番 勝 山   祥 議員
       3番 加 藤   清 議員
       4番 関 野 兼太郎 議員
       5番 田 中 栄 志 議員
       6番 寺 田   玲 議員
       7番 池 田 貞 雄 議員
       8番 笠 原   進 議員
       9番 小 池 秀 夫 議員
      10番 白 井 忠 雄 議員
      11番 野 中 弥 生 議員
      12番 島 田 久仁代 議員
      13番 安 藤 圭 介 議員
      14番 小 山 幹 雄 議員
      15番 高 浦 康 彦 議員
      16番 今 村 弘 志 議員
      17番 天 田 いづみ 議員
      18番 河 野 芳 徳 議員

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○欠席議員(なし)
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○説明のための出席者
管理者 並 木   傑
副管理者 香 川 武 文
副管理者 星 野 光 弘
常任副管理者 渋 川   久
監査委員 松 本 四 郎
会計管理者 小日向 哲 也
事務局次長 増 子 義 久
総務課長 栗 山 健 司
企画業務課長 小久保 由 明
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課長補佐 寺 島 暁 恵
企画業務課長補佐 時 田 英 司
総務課総務係長 高 橋 知 江
企画業務課企画業務係長 嶋 田   靖

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午前 9時56分 開 会

◎副議長挨拶
○副議長(河野芳徳) 皆様、おはようございます。
 まず初めに、新座市議会及び富士見市議会において、組合議員の改選が行われましたので、ご報告いたします。
 なお、富士見市議会議員の改選に伴い、組合議長が空席となっておりますので、議長が選出されるまでの間、私、副議長が議事を進行いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議会運営委員会委員長報告
○副議長(河野芳徳) 開会に先立ちまして、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
 議会運営委員会委員長、田中栄志議員。
○議会運営委員会委員長(田中栄志) おはようございます。
 平成31年志木地区衛生組合議会第1回定例会に当たり、本日9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果についてご報告いたします。
 まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
 次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配布いたしましております議事日程のとおりで、日程第1、仮議席の指定から、日程第10、第4号議案までということで決定をいたしました。
 以上、議会運営委員会の会議結果を報告させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○副議長(河野芳徳) ただいまの委員長報告のとおり、ご了承願います。
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◎新議員の紹介
○副議長(河野芳徳) ここで、新議員の紹介を行います。
 初めに、新座市議会におきまして新たに組合議員に選出されました議員の方に自己紹介をお願いしたいと思います。
 池田貞雄議員、お願いいたします。
○7番(池田貞雄) 池田です。よろしくお願いいたします。
○副議長(河野芳徳) 次に、富士見市議会におきまして新たに組合議員に選出されました議員の方に自己紹介をお願いいたします。
 篠田剛議員、お願いいたします。
○1番(篠田 剛) 皆さん、おはようございます。
 篠田剛でございます。どうぞよろしくお願いします。
○副議長(河野芳徳) 以上をもちまして、新議員の自己紹介を終わります。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎開会及び開議の宣告
○副議長(河野芳徳) ただいまの出席議員は18名です。定足数に達しております。よって、議会は成立いたしましたので、平成31年志木地区衛生組合議会第1回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
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◎仮議席の指定
○副議長(河野芳徳) 日程第1、仮議席の指定を行います。
 新議員の仮議席は、ただいまご着席の議席を指定いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議長選挙
○副議長(河野芳徳) 日程第2、議長選挙を行います。
 お諮りいたします。
 選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 指名の方法につきましては、議会運営委員会委員長、田中栄志議員において指名することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員会委員長、田中栄志議員において指名することに決定いたしました。
 田中栄志議員。
○議会運営委員会委員長(田中栄志) それでは、私のほうから指名させていただきます。
 議長に篠田剛議員を指名いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○副議長(河野芳徳) お諮りいたします。
 ただいま議会運営委員会委員長、田中栄志議員において指名いたしました1番、篠田剛議員を議長の当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
 よって、1番、篠田剛議員が議長に当選されました。
 会議規則第27条第2項の規定により告知いたします。
 ご協力誠にありがとうございました。
 暫時休憩いたします。
午前10時00分 休 憩
〔副議長、議長と交代〕
午前10時01分 再 開
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議長挨拶
○議長(篠田 剛) 休憩を閉じて再開いたします。
 ただいま選挙におきまして、議長に選任されました篠田剛でございます。この場をお借りいたしまして、厚く御礼を申し上げます。よろしくお願いいたします。
 また、議長という重責を担うわけですが、議員各位のご協力、また並木管理者をはじめ、執行部のご協力を得ながら円滑な議会運営に努めてまいる所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 簡単でございますが、就任の挨拶とさせていただきます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議席の指定
○議長(篠田 剛) それでは、日程第3、議席の指定を行います。
 新議員の議席は、会議規則第3条第2項の規定により、議長において指定いたします。
 1番、篠田剛議員、7番、池田貞雄議員。
 以上のとおり議席を指定いたしました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会議録署名議員の指名
○議長(篠田 剛) 日程第4、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により議長において指名いたします。
 会議録署名議員は、
  13番 安 藤 圭 介 議員
  14番 小 山 幹 雄 議員
  15番 高 浦 康 彦 議員
 以上、3名を指名いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会期の決定
○議長(篠田 剛) 日程第5、会期の決定を議題といたします。
 今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日といたします。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) ご異議なしと認めます。
 よって、会期は本日1日と決定いたしました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議長報告
○議長(篠田 剛) ここで、ご報告申し上げます。
 監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配布いたしましたので、ご了承願います。
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◎管理者の行政報告
○議長(篠田 剛) 日程第6、管理者の行政報告を行います。
 並木管理者。
○管理者(並木 傑) 皆さん、おはようございます。
 開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。
 本日は、平成31年組合議会第1回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方にはご多用の中ご出席を賜り厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 先ほど、組合議員の交代に伴いましてご紹介をいただきましたが、新たに組合議員になられました、新座市及び富士見市の議員の皆様には、これまでの組合議員の皆様と同様、組合行政の推進のため、ご指導、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 また、組合の議会議長にご就任をされました、富士見市の篠田剛議長におかれましては、本組合の行政推進のため、よろしくご指導、ご協力をお願い申し上げます。
 なお、本定例会に提案をしております議案は4件となっております。よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。
 それでは、先の定例会以降の動向といたしまして、志木地区衛生組合循環型社会形成推進地域計画の作成につきましてご報告申し上げます。
 昨年度策定した、一般廃棄物処理基本計画改訂版に基づき、平成32年度から3か年事業で計画しております富士見環境センター基幹的設備改良事業につきましては、国庫補助金の活用を予定しており、補助金交付申請に当たっては、事前に循環型社会形成推進地域計画の作成、提出が求められていることから、今回作成したものでございます。
 本地域計画は、当組合の廃棄物処理、リサイクルシステムの方向性を示すもので、処理システムの基本的な方向性や整備する施設の概要などを、国が示した計画作成マニュアルに基づき調製しております。
 計画期間は、平成31年度から平成35年度までの5か年として、主な計画内容は、一般廃棄物の処理の現状と目標、発生抑制・再使用の推進に関する施策、処理体制の現状と今後及び処理施設の整備などについて記載し、各項目の内容は、一般廃棄物処理基本計画改訂版を引用し作成しております。
 処理施設の整備計画のうち、富士見環境センター基幹的設備改良事業では、国庫補助事業として、平成31年度には基幹的設備・機械類の更新など、整備内容の検討を行う長寿命化総合計画策定費用として648万円、事業費の精査や発注内容等の検討を行う工事発注仕様書作成費用として864万円、平成32年度から平成34年度における基幹的設備改良工事に係る概算事業費として45億7,116万円を計上しております。
 次に、新座環境センター西工場基幹的設備改良事業につきましては、平成33年度の一般廃棄物処理基本計画の再改訂の中で、事業実施の妥当性を検証する予定でございますが、本地域計画が5か年計画のため、国庫補助金の確実な確保に向けて、平成34年度に長寿命化総合計画の策定をいたしまして、平成35年度に工事発注仕様書の作成を行う計画といたしております。
 ごみ処理プラントの基幹的設備改良事業は、多額の事業費を要することから、富士見環境センター基幹的設備改良事業につきましては、平成31年度において、施設の確実な延命化と事業費抑制の観点から、工事内容及び事業費をしっかりと精査してまいりますとともに、議員の皆様方には、進捗の都度、詳細な内容説明に努めてまいりたいと思います。
 以上、開会に当たりましてのご挨拶並びに行政報告とさせていただきます。
 以上でございます。
○議長(篠田 剛) 以上で行政報告を終わります。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第1号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(篠田 剛) 日程第7、第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任についてを議題といたします。
 ここで事務局次長の退席を求めます。
〔事務局次長 退席〕
 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 並木管理者。
○管理者(並木 傑) 第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任についてご説明申し上げます。
 本案は、常任副管理者、渋川久が、平成31年3月31日付で退職することを踏まえ、後任として増子義久を選任することについて同意を得たいので、志木地区衛生組合規約第8条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
 以上でございます。
○議長(篠田 剛) 提案理由の説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 申し上げますが、第1号議案は人事案件のため、討論を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) ご異議なしと認めます。
 よって、討論を省略いたします。
 第1号議案の採決を求めます。
 第1号議案を原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) ご異議なしと認めます。
 よって、第1号議案は原案のとおり同意されました。
 事務局次長の復席を求めます。
〔事務局次長 復席〕
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◎第2号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(篠田 剛) 日程第8、第2号議案 志木地区衛生組合廃棄物処理手数料に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
 15番、高浦康彦議員。
○15番(高浦康彦) 失礼しました。
○議長(篠田 剛) よろしいですか。
 それでは、ご異議なしと認めます。
 戻します。もう一度お尋ねいたします。
 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 並木管理者。
○管理者(並木 傑) 第2号議案 志木地区衛生組合廃棄物処理手数料に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
 本案は、消費税法及び地方税法の一部改正に伴い、一般廃棄物処理手数料に係る税負担を適正に転嫁したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出するものであります。
 以上でございます。
○議長(篠田 剛) 提案理由の説明が終わりました。
 内容説明を求めます。
 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 第2号議案 志木地区衛生組合廃棄物処理手数料に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、お配りしました資料のうち、志木地区衛生組合廃棄物処理手数料に関する条例の一部を改正する条例の概要をお願いいたします。資料1でございます。
 今回の条例改正につきましては、1の改正の目的でお示ししましたとおり、平成31年10月からの消費税及び地方消費税の税率10パーセントへの引き上げに伴い、税率引き上げ相当分を一般廃棄物処理手数料に反映するため、改正するものでございます。
 施行日は、消費税率引き上げの施行日と同じ、平成31年10月1日からとしております。
 次に、2の改正の必要性でございますが、一般廃棄物処理手数料は、消費税法で非課税となる役務とされていないため、消費税の課税対象となりますが、地方公共団体の一般会計は、消費税額と仕入控除税額を同額とみなす規定により、消費税の申告、納付義務はございません。
 一方で、組合のごみ処理経費に対しましては、引き上げ後の消費税率が適用されること、事業系ごみは、事業者自らの責任において処理するものであること、家庭系粗大ごみ等については、一部の市民のみが受益を受けることなどを踏まえまして、今回、手数料を改正させていただくものでございます。
 次に、3の改正の内容でございますが、手数料の改正方法は、従前の例に倣い、現在の手数料金額を100分の108で除して税抜き金額を算出し、当該税抜き金額に100分の110を乗じて、10円未満の端数を四捨五入した額を改正額としてございます。
 具体的には、表にございますとおり、事業系ごみのうち可燃ごみ、不燃ごみ、ペットボトルは、20キロ当たり450円を460円に、ビンは、330円を340円に、家庭系粗大ごみは、積算の結果据え置きとし、動物の死体は、資料の2ページにありますが、犬は1,030円を1,050円に、猫は410円を420円に、その他の動物は、積算の結果、据え置きとするものでございます。
 次に、4の手数料改正に伴う増収見込み額でございますが、平成31年度の半年間で、424万5,000円の増収を見込んでございます。
 次に、5の手数料改定の周知方法でございますが、組合及び構成市の広報やホームページでの周知、各環境センター搬入受付での掲示やチラシの配布のほか、事業系ごみ搬入事業者への説明会開催など、丁寧な周知活動を行うことで円滑な移行を図ってまいります。
 説明は以上でございます。
○議長(篠田 剛) 内容説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 次に、討論を行います。
 討論ございませんか。
 15番、高浦議員。
○15番(高浦康彦) 第2号議案 志木地区衛生組合廃棄物処理手数料に関する条例の一部を改正する条例に反対の討論をさせていただきます。
 ただいまご説明がございました、資料1に触れておりますが、当組合が消費税の納付義務が、一方、事業系ごみは、事業者自らの責任において処理するものであるとして、事業系ごみについては、カンを除いて消費税を8パーセントから10パーセントに上乗せした手数料に改正することが条例変更の内容の一つとなっており、私は、この変更に反対をいたします。
 事業者自らの責任と言いますが、もとは国の施策によるものであります。そして、そのツケは、消費者、組合、市民へのしかかってまいります。消費税が5パーセントから8パーセントになってこの5年間、家計消費は25万円も減少、実質賃金では4万円も下がっています。さらに8パーセントから10パーセントとなれば、暮らしも経済も大変な事態となります。消費税10パーセント増税は絶対に反対です。
 以上、廃棄物手数料に関する条例の一部を改正する条例に反対の討論といたします。
○議長(篠田 剛) ほかに、討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) 討論なしと認めます。
 よって、討論を終結いたします。
 本件を起立により採決いたします。
 第2号議案 志木地区衛生組合廃棄物処理手数料に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(篠田 剛) 起立多数であります。
 よって、第2号議案は可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第3号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(篠田 剛) 日程第9、第3号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 並木管理者。
○管理者(並木 傑) 第3号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
 本案は、正規の勤務時間以外の時間における勤務について、所要の規定の整備を行いたいので、地方公務員法第24条第5項の規定により、この案を提出するものでございます。
 以上でございます。
○議長(篠田 剛) 提案理由の説明が終わりました。
 内容説明を求めます。
 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 第3号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、新旧対照表をご覧ください。
 今回の条例改正につきましては、民間労働法制において、時間外労働の上限規制等が導入されることを踏まえ、国家公務員においても超過勤務命令を行うことができる上限を人事院規則で定めたことから、本組合についてもそれらの措置と同様の措置を講じるため、条例改正するものでございます。
 改正内容といたしましては、第8条に、正規の勤務時間以外の時間における勤務について必要な事項は、規則で定める旨の規定を追加するものでございます。
 施行日については、平成31年4月1日からとしております。
 なお、規則で定める事項といたしましては、構成市と同様に超過勤務命令の上限時間や大規模災害の対応など、特例業務における上限時間の特例等を規定する予定でございます。
 説明は以上でございます。
○議長(篠田 剛) 内容説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
 8番、笠原議員。
○8番(笠原 進) 構成市と同じ内容のものを規則で定めるという中身ですので、新座市の場合は、既に3月議会で議決があって、他律的な業務の場合は、上限を月100時間にするという話がありました。これは、今言ったように国家公務員に準じるという話なので、100時間というのは余りにひどいんじゃないの、私は思っておりますけれども、ここで言う規則で定めるというのは、そういうふうに明記するという意味でしょうか、100時間というのを。
○議長(篠田 剛) 答弁を求めます。
 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 規則につきまして、今、構成3市の内容を参考に最終調整しておりますが、内容につきまして、口頭でございますがご説明をさせていただきます。
 まず、1点目の規定としましては、超過勤務命令の上限時間は、原則1か月45時間、1年で360時間の範囲内の必要最小限の時間とする規定でございます。
 2点目は、先ほどご説明しましたが、大規模災害の対応など、特例業務の場合は上限時間の規定を適用しない。
 3点目としましては、上限時間を仮に超えた場合の、その要因分析や事後研修を行う規定を盛り込む予定でございます。
 今、議員ご質問のいわゆる他律的業務、業務量や業務の実施時期など、自ら決定することが困難な業務、これについては、当然ながら国の人事院規則では1か月100時間未満、1年で720時間ですか、この規定でございますが、まず、地方公務員法における国との均衡の原則ですとか、構成市との規則の整合性の関係で、当組合でも、2番のこの他律的業務の規定をさせていただく予定でございます。しかしながら、今の私どもの業務の現状からしまして、この部署に当たるところが想定できませんので、規則上規定をいたしますが、実際の運用を行わないという予定でございます。
 これを運用する場合には、任命権者が、その他律的業務等を行う部署を指定する必要がございますので、基本的には、当組合としては、規則上規定はございますが、実際の運用は行わない。しかしながら、将来的には一般廃棄物処理基本計画に基づいて、平成50年度にはごみ焼却施設3つを統廃合し、更新するというような計画がございますので、場合によってはその際に、この他律的業務を指定する可能性があるということで、規定するものでございます。
 以上でございます。
○議長(篠田 剛) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 次に、討論を行います。
 討論ございますか。
 8番、笠原議員。
○8番(笠原 進) 今、常任副管理者からね、現状ではこの他律的業務、一番ややこしいのは他律的業務が月100時間という上限が、厚労省が80時間を超えると過労死になる可能性もありますよと片方では言っているのに、国自体が100を超えるのもおかしな話で、それにみんな右に倣えをして、それぞれ100というものを決めるという話なわけですね。
 だから、現状ではないんだけれども、将来的にはあるかもしれないというご答弁でした。100時間という規定を入れることが、やはり私は問題があるというふうに思って反対をいたします。
 以上です。
○議長(篠田 剛) ほかに討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) 討論なしと認めます。
 よって、討論を終結いたします。
 本件を起立により採決いたします。
 第3号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(篠田 剛) 起立多数であります。
 よって、第3号議案は可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第4号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(篠田 剛) 日程第10、第4号議案 平成31年度志木地区衛生組合歳入歳出予算を議題といたします。
 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 並木管理者。
○管理者(並木 傑) 第4号議案 平成31年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてご説明申し上げます。
 予算は、歳入歳出それぞれ24億3,863万5,000円といたしたく、地方自治法第211条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
 以上でございます。
○議長(篠田 剛) 提案理由の説明が終わりました。
 内容説明を求めます。
 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 第4号議案 平成31年度志木地区衛生組合歳入歳出予算につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、お配りしました資料2、平成31年度志木地区衛生組合歳入歳出予算概要をお願いいたします。資料2でございます。
 初めに、1の予算規模でございますが、平成31年度予算の歳入歳出総額は、24億3,863万5,000円となり、前年度と比べ5,247万2,000円の増、率にして2.2パーセントの増となってございます。
 前年度と比べ増額となった主な要因は、火力発電燃料の価格上昇等に伴う電気料金の増や、平成31年10月からの消費税率引き上げに伴う歳出予算の増などによるものでございます。
 次に、2のごみの搬入量見込みと処理経費でございますが、平成31年度のごみの総搬入量は8万4,360トンと見込み、前年度比1,240トンの減、率にして1.4パーセントの減を見込んでございます。このうち、家庭系ごみについては、これまでの実績等を踏まえ、前年度比1,340トン減の6万6,840トンと見込み、事業系ごみについては、これまでの実績や構成市内における商業施設の開店等を踏まえ、前年度比100トン増の1万7,520トンと見込んでございます。
 1トン当たりの処理経費については、予算総額の増加やごみ搬入量の減少により、前年度比1,037円増の2万8,904円を見込んでございます。
 次に、3の歳入予算の主な特徴につきましてご説明申し上げます。
 (1)分担金及び負担金の構成市負担金につきましては、予算総額の増加などにより、前年度比7,500万円増の18億2,080万円を見込んでございます。
 富士見市の増減率が他市に比べ低い理由は、家庭系ごみの搬入量の減少によるものでございます。
 (2)使用料及び手数料の一般廃棄物処理手数料につきましては、事業系可燃ごみの搬入量の増加や、消費税率引き上げに伴う手数料の改定などにより、前年度比1,325万4,000円増の4億769万5,000円を見込んでございます。
 なお、手数料改定による増収額として424万5,000円を見込んでございます。
 続きまして、2ページをお願いいたします。
 (3)繰入金の財政調整基金繰入金につきましては、今後予定されるごみ焼却施設の延命化対策や、平成31年度末残高見込みなどを踏まえ、前年度比4,833万8,000円減の1億2,740万3,000円を見込んでございます。
 なお、平成31年度末財政調整基金残高見込みは1億9,223万円となってございます。
 (4)諸収入のうち、有価物売却代金につきましては、金属類やペットボトルなどの売却実績や市況を踏まえ、前年度比900万9,000円増の4,239万3,000円を見込んでございます。
 なお、消費税率引き上げに伴う増収額として38万2,000円を見込んでございます。
 (5)消費税率引き上げに伴う歳入増収額につきましては、歳入全体で463万5,000円の増収を見込んでございます。
 続きまして、4の歳出予算の主な特徴につきましてご説明申し上げます。
 目の1清掃総務費のうち、(1)職員給与費につきましては、平成31年度は常任副管理者が事務局長を兼務する年度となる一方、退職補充として新規採用職員を1名雇用することなどから、職員給与費は前年度比388万7,000円減の7,240万6,000円を見込んでございます。
 (2)の改元に伴う対応費用でございますが、改元に伴う各種システムの修正は、職員またはシステム保守委託の中で対応可能なため、対応費用は発生しない見込みでございます。
 一方で、改元に伴う例規集追録費用として、需用費に26万3,000円を計上してございます。
 次に、目の2塵芥処理費となりますが、(3)光熱水費のうち電気料金は、火力発電燃料の価格上昇や平成31年10月からの消費税率引き上げなどを踏まえ、前年度比2,817万6,000円増の2億8,902万円を見込み、上下水道料金はほぼ前年度並みを見込んでございます。
 なお、消費税率の引き上げに伴う影響額は、291万8,000円となっております。
 次は、3ページをお願いいたします。
 (4)修繕費につきましては、施設の安定稼働と延命化を図るため、富士見環境センター焼却施設、粗大ごみ・ビン処理施設、プラスチック分別処理施設、新座環境センター東・西工場の5つの施設について、定期オーバーホールなど施設の修繕経費として、前年度比2,070万6,000円増の7億5,637万7,000円を計上してございます。
 主な増額要因といたしましては、施設の老朽化等に伴う修繕費用の増加のほか、消費税率の引き上げに伴う影響額1,011万4,000円が上げられます。
 なお、新座環境センター西工場のオーバーホールは、9月中に完了予定のため、消費税率は8パーセントで積算してございます。
 続きまして、4ページをお願いいたします。
 (5)運転管理業務委託料につきましては、施設の適切な運転や維持管理のため、5つのごみ処理施設の運転管理業務委託料として、前年度比728万9,000円増の7億5,741万5,000円を計上してございます。
 なお、消費税率の引き上げに伴う影響額は、694万9,000円となっております。
 (6)廃棄物処理業務委託料につきましては、焼却灰等の最終処分経費として、ごみ搬入量減少等を踏まえ、前年度に比べ271万5,000円減の3億1,110万2,000円を計上してございます。
 また、当組合では、最終処分場を保有しないことや循環型社会を形成するため、焼却灰等の再資源化割合を前年度の61パーセントから、平成31年度は64パーセントに引き上げる予算としてございます。
 なお、消費税率の引き上げに伴う影響額は、271万1,000円となっております。
 (7)富士見環境センター長寿命化総合計画策定業務委託料及び基幹的設備改良工事発注仕様書作成業務委託料につきましては、平成32年度に予定している富士見環境センター焼却施設の基幹的設備改良工事に係る国庫補助金申請に必要な長寿命化総合計画の策定業務委託料として648万円及び工事内容の精査と事業費を積算する工事発注仕様書の作成業務委託料として864万円をそれぞれ計上してございます。
 なお、本委託に係る特定財源として、国庫補助金504万円を歳入予算に計上してございます。
 (8)公債費につきましては、平成25年度及び26年度に借り入れした粗大ごみ・ビン処理施設建設事業債の元利償還金として、前年度と同額の8,475万2,000円を計上してございます。
 続きまして、5ページお願いいたします。
 (9)消費税率引き上げに伴う歳出影響額といたしましては、歳出全体で2,335万2,000円の支出増を見込んでございます。
 次に、5の行財政改革等の取り組みでございますが、平成30年度に新たに組合広報印刷業務に対しまして長期継続契約を導入したことにより、年間44万9,000円の経費節減を図ってございます。
 また、こちらに記載はございませんが、電力の調達に当たりましては、これまでは東京電力と新電力会社、いわゆるPPSとの間で、見積もり合わせによりまして調達先を決定しておりましたが、電気料金のさらなる節減を図るため、今回新たに東京電力と他の大手電力会社4者との間で見積もり合わせを行った結果、東京電力から年間約3,400万円の基本料金の割引額の提示があり、過日、東京電力と電力供給の変更契約を締結したところでございます。
 なお、今回の基本料金の割引額約3,400万円につきましては、当初予算へ反映できなかったことから、今後の補正予算の中で電気料金の減額補正をしてまいりたいと考えております。
 説明は以上でございます。
○議長(篠田 剛) 内容説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
 17番、天田議員。
○17番(天田いづみ) よろしくお願いします。
 では、大きく3点、上から3点であります。
 まず、今、お聞きいたしました予算概要、2ページの4、歳出予算の主な特徴というところで、一番最初の(1)の清掃総務費の職員給与費について伺わせていただきます。この中で、退職補充として新規採用職員を1名雇用することなどから増額しますというご説明です。具体的に新規採用これはわかるんですけれども、退職補充というところで、限られた組合職員の中の年齢構成もかなり変わってくるようになっていくのかなと思うし、職務を継承する意味でも、ベテランの方々の再任用という部分も含めてしっかりと育んで、今回の計画策定も含めて力強く推進していただいていると思うんですけれども、ちょっとその辺、今後どのように考えているのかというところをもう一度お話ください。
 すみません、2点目です。
 同じページの3款衛生費、1項清掃費、2目塵芥処理費の光熱水費のところで、富士見環境センター、新座環境センターそれぞれの電気料金、水道料金、下水道料金の内訳が出ていますね。これ自体了解なんですけれども、富士見環境センターのほうには下水道料金が計上され、新座環境センターは自施設内処理をしているということで計上されておりません。
 富士見環境センターも循環型の処理をしているけれども、ですけれども下水道に下水として流していると。事業者として適切に処理しているというふうに理解していますけれども、まず富士見環境センターのほうでどの程度、全体の排水の中のどの程度循環処理し、どの程度を下水道として流しているのかという現状の割合についてお伺いしたいということと。これ、今後、基幹的設備改良事業行っていくわけですけれども、この事業においても同じ考え方で、同じシステムを稼働していくと、同じように出していくんですよという理解でいいのか、今後の見通しも含めてお願いします。
 それから、新座環境センターもですけれども、新座のほうの区画整理事業の関係で、現状では老人福祉センターに循環していた温水を供給することで活用されていると、エネルギーも活用されているということだと思うんですけれども、老人福祉センターが平成31年度から移転するんですかね、区画整理の関係で。その辺どのようになっているのかということについて、お伺いをさせていだきます。
 それから、大きく3点目なんですけれども、国庫補助事業として、長寿命化総合計画を策定というか、それで648万ですね。それから工事発注仕様書の作成業務のほうで864万円かかるということです。非常に素朴に考えますと、いわゆる長寿命化総合計画があって、それから具体的な工事が定まっていくのではないかというふうに考えるわけなんですけれども、当然、長寿命化総合計画が国庫補助交付金を得るための手口というか、不可欠な必要な計画になっているということはもちろん承知していますけれども、例えば、管理者の行政報告の中で、これからのことですけれども、新座環境センター西工場の基幹的設備改良事業の場合については、平成34年度にまず長寿命化総合計画を策定し、平成35年度に工事発注仕様書の作成を行っていただくというふうになっているわけですよね。ですから、ちょっとその辺が単年度で欠くべからざる継続ということは承知はするものの、単年度でこの両方をやるということの考え方についてお伺いをさせていただきます。
 それから、工事発注仕様書作成業務委託料の関係ですけれども、今までも、先般の12月議会でもご説明いただきましたので、これはもう言わずもがなのことだというふうに考えますけれども、総事業費45億7,000万円という多額な、これも補助金を含めてですけれども、税金を使っているというか大事業なので、当然、45億7,000万ありきということではなくて、工事発注仕様書の作成業務の中でより精査していって適正な、でき得ればさらに削減していくことができるのかどうかという点について、きっちりと精査していきますよという考え方でよろしいのかどうか確認させてください。
 以上です。
○議長(篠田 剛) 答弁を求めます。
 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) まず、1点目の当組合の職員体制でございます。
 平成31年度は、職員が12名体制となります。うち2名が構成市からの派遣ということで、プロパー職員が10名となります。この10名のうち3人が再任用でございます。それも、31年度でこの再任用の内訳が、うち2人が任期満了、32年度で1名が任期満了ということで、この2年で、これまでのこの組合のごみ処理を担ってきたベテラン職員が抜けてまいります。
 当然ながら、そのことは過去からわかっていることですので、当組合としましては、職員の任用計画を従前つくりまして、この3名の退職補充ですね、任期満了になってから採用ではなくて、事前に平成29年度、31年度、33年度に、前倒して1人ずつ職員を採用しまして、さまざまな知見やノウハウを持っている再任用職員がいる間に、そのノウハウを新人職員、また中堅職員に引き継ぐことで、組織力の低下を招かないような形で職員運営はしてございます。
 続きまして、2点目の、光熱水費の下水道の関係でございます。
 今、議員ご紹介のとおり、新座環境センターにつきましては、以前、調整区域で公共下水道はなかったわけですが、今、大和田三丁目区画整理で公共下水道整備されましたが、もともとは新座工場は、焼却炉ですと排ガスの温度を下げるために、処理プラント用水を使って熱を下げますが、それを全部施設の中で循環をさせて一切外に出さない、クローズドシステムと言われております。
 当然ながら、富士見も同じような形で処理水を内部で循環しておりますが、一つ、排ガスの設備で新座と違うのは、富士見は湿式有害ガス除去装置という、水を使って排ガスをきれいにするという装置がございまして、これが多量に水を使いますので、そのオーバーフロー分を公共下水に流しております。
 ここ富士見は、区画整理の調整区域でございますが、254バイパスに流域下水道の本管がありますので、そこに合流できるということで、施設の当初からそこで合流してございます。
 また、富士見環境センターの下水道の数量ということでございますが、まず、29年度の決算で申し上げますと、上水は約4万9,000立米を使いまして、下水のほうの放流が約1万7,000立米放流しております。割合にしまして約34パーセント、循環できずに放流しているということでございます。
 それから、基幹改良をした場合、今の下水道の処理方式ではどうかというご質問でございますが、基本的には仕組み自体は変えませんので、今と同じような仕組みを考えてございます。
 それから、新座環境センターの新座市の第二老人福祉センターの温水供給でございますが、こちらにつきましては、平成31年12月まで供給するということで、第二老人センター移転に伴いまして、私どもの供給は、平成31年12月まで供給するということでございます。この温水につきましては、第二老人センターだけに供給する目的で設置したわけではなくて、新座環境センターの職員が使う給湯ですとか、あとお風呂、あと冬場でいえばパッカー車の清掃などに使っておりますので、基本的には第二老人センターの供給がとまったとしても、その温水供給のシステムは今のままと考えてございます。
 それから、基幹的設備改良工事の長寿命化総合計画、また工事発注仕様書、その年度の考え方でございますが、基本的には長寿命化の基幹改良につきましては、十分な検討期間が必要となってまいります。その関係で、私ども3か年でこの基幹改良を検討してまいりたいと思っております。
 今、進めております、例えば富士見環境センターにつきましては、29年度に基本計画を策定しまして、それを踏まえて30年度、今年度地域計画の中で概算事業費と概算工事費を決めまして、来年度、長寿命化計画、また発注仕様書で工事概要、また事業費を決定する。この3年計画を考えております。
 これを新座環境センターに当てはめますと、まだ新座環境センター西工場を基幹改良するかどうか、33年度の一般廃棄物基本計画の再改訂で判断いたしますが、計画ではまず33年度に、基幹改良するのか、しないのか、どうするのかを決めまして、翌年度に長寿命化計画の中で、では、どういうやり方をするのか。それで、3年目に発注仕様書の中で工事内容の概要を決めるということで、一応、富士見の場合は、長寿命化総合計画と発注仕様書が同年度になっておりますが、既に前倒して今年度検討しておりますので、ちょっとその辺が差が生じておりますが、基本的には3年の計画の中で、基幹改良をすべきかということで検討をしております。
 それから最後に、富士見の基幹的設備改良工事でございますが、事業費につきましては、今の現段階では45億7,000万、あくまでも概算でございます。国の補助金もらうため、長寿命化総合計画、また発注仕様書も国庫補助もらえますので、あくまでそれをもらうために概算を出しておりますが、先ほど、並木管理者、行政報告で申し上げましたが、基本的には施設の延命化と、あと事業費は当然ながら抑制をしてまいります。
 一方で、今、非常にそこの工事を担う職人さんたちが減っておりまして、私どもはオリンピックが終われば人件費、労務単価が落ちるだろうと思っておりますが、その辺が不透明な部分があります。あと、有価物で金属類が高くなっておりますが、ひるがえってそれは、部材の金額が上がってまいりますので、ちょっと労務単価と材料費の関係もございますが、その辺を見ながら、基本的には限られる予算を最大限に活用できるように、また抑制できるように、しっかりとこれからも精査してまいります。
 答弁は以上でございます。
○議長(篠田 剛) ほかに質疑ございますか。
 8番、笠原議員。
○8番(笠原 進) 私も予算概要でお聞きをしたいと思います。
 1点目は、3ページ目、3ページに修繕費があって、主な修繕内容が施設ごとに出されております。富士見環境センターの、今、基幹的改良をやらなきゃいけないというふうに言われているんですね。僕も仕組みがよくわからないからこういうことを聞くんですけれども、定期点検整備が8,250万ですよね。下のほうにいきますと、新座環境センターの東工場が、定期点検整備が1億2,475万円、西工場が1億2,966万円という金額で、かなり違いがありますよね。通常、ぱっとだけ考えると、一番古くなっていろいろ定期点検するところが一番金かかるんだけれどもというふうに、私なんかはつい素人で思うんですけれども、そうではなくて、それが一番少なくて、新座の2工場のほうがかなり、もう4,000万から5,000万近く高いというので、それで質問が湧いたんですけれども、どうしてもこういうふうになっているのかということをご説明ください。これが1点目です。
 2点目なんですけれども、これは12月のときにもお聞きして、今も並木管理者の管理者行政報告でもありましたし、今も常任副管理者の説明がありましたけれども、富士見環境センターの基幹的設備改良事業で、これから事業費抑制で工事内容だとか事業費を精査していくという話なわけですね。私、12月のときも言いました45億、これはあくまでも概算だから、金額が多少ずれているのはそれは当たり前の話なんですけれども、正直びっくりというか大変だなと思う、金額的に見たらね。新座は今、新しい新庁舎になって、新庁舎で60年使うか、さらにもっと使って80年使うかという話だと思うんですよ。そういうものが建てられて、私たちもいろんないきさつがあって賛成はしたんですけれども、45億程度でできたわけですよね。
 今度、この基幹的な部分は60年使うとかの話ではなくて、15年でしたっけ、延命化の延命するだけで45億かかりますよという話だから、正直びっくりしているわけです。本当なんだろうかって、それは何でなんだろうか、専門的な建物だからうんと高いんだろうかと。逆に言えば専門的だから、ある意味では業者が言うと、そのまま値段が決まってくるんじゃないかというような疑いもあるし、どの設備を取り入れて、例えばAランクのものと、Bランクのものと、Cランクのもので見ると、どのランクのものを入れるのかという、これはまあ素人の考えですけれども、そういうものはどうやって決めるんだろうかという気持ちが非常に強いわけですよね。
 新座の場合でいうと、多分新庁舎を建設するための市民の特別委員会もつくり、議員と執行部の特別委員会もつくり、議員の特別委員会もね並木さんも議員でしたから、私も入って1年以上かけてずっとどれがいいのかという議論はしてきて、最終的に落ちついたわけですよね。
 この場合には、ここで言う事業費を積算する工事発注仕様書の作成業務と書いてあるから、どこまで入るのかよくわからないんですけれども、何となくこれで見ていると、この委託したところが、工事のどういうものを入れているかとか、みんなある程度執行部と話して決まって、決まったら議員にお知らせしますよと、説明しますよというふうに私はついとっちゃうんですけれども、そういう中身で本当にいいんだろうかという気もするので、どんなふうに議員と協議をしながら、実際にどの程度の設備をつくっていくのか、それは幾らかかるのかということを、議員にも、必要なら市民にもですけれども、どういう説明をしながら、この非常に高い、15年間で45億と考えたらすごい高いですよね、それを決めていくのかというところをよく聞かせてもらいたいわけです。
 12月のときには、1年かけて議員の皆さんと協議をするんですよというニュアンスの話だったと思うんですけれども、今の話ではよくわかりませんので聞かせてください。
 実は、古い資料全部当たっているわけではないので、私の頭の中だけなんですけれども、もう二十数年前に、当時から新座には2つあって、富士見にあって、それでもごみは増え続けるからもう1個必要ですよという話があって、志木に買ったわけですよね。そのときにいろんないきさつがありました。私は絶対反対だから、かなり長い議論をしたりして、いや建てなきゃいけないから、建てるまではそれはわかりますよ、志木だよねという話になって土地を買ったわけですよね。だけど数年たって、いや、建てる必要がないよというふうになったわけです。本当に高い買い物をしたわけですよ。
 だけどそのときに、議員と執行部が一緒になって長い議論をして、そのことを検討してきたから余りそういう思いがないんですね。こういう議場で、執行部と私、長くやりあったのも覚えているし、ちょっと前は、推進派の議員が必要だということを力説したというのを覚えていますけれども、やはり、本会議場だけで議論するというのはどうしても制約があるので、きちんと賛否を問うだけではなくて、本当にみんなが知恵出してどの程度のものをつくるのか、結局は税金使って3市の金出し合ってつくるわけですから、それはお互いに了解できるようなものにぜひしたいと思うんですよね。だから、その点についてどんな見通しを持っているのか。
 これでいくと、もう32年から始まるという話になっているんですから、時間ももう非常に短い時間しかないんで、その間で専門の人たちの意見も聞きながら、同時に議員の目でもしっかり見ながらやるということをどんなふうに考えているのか、もう一度わかるようにご説明ください。
 最後は、5ページで、これは今、電力の部分は東電が3,400万ほど下げたという話で、いいなと思うんですけれども、5番目の長期継続契約の導入とありますけれども、この部分をもう少し詳しくお話をお願いいたします。
 以上、3点です。
○議長(篠田 剛) 答弁を求めます。
 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) まず、修繕費で、焼却施設ごとに金額の差異があるということでございます。
 今、議員ご指摘のように富士見が一番古いので、富士見が一番高くなってしかるべきなんですが、基本的には、施設によって設備がそれぞれつくり方が違うんですが、やる定期点検整備の項目は一緒でございます。
 なぜ、富士見が少ないかといいますと、富士見は定期オーバーホールではなくて緊急修繕で、本来であれば31年度にやるべきところを、事前に壊れてしまって前年度にやっているというような事例がございます。普通ですとどの施設も毎日動かしていますので、オーバーホール以外、突発的な故障は3件くらいあるんですが、富士見は29年度、30年度と6件ございまして、翌年度にやるべきものが壊れてしまったので、前倒しをやっているということで、富士見の分も事前にやってしまっていますので、金額が低くなっているということがございます。
 あとは、設備の違いとかがございます。この金額の違いにつきましては、前倒しの部分でやって差異が出ているところでございます。
 あと、基幹的設備改良工事でございます。
 基本的にこの基幹改良につきましては、建屋に入っている設備を更新すると、それをどこまで更新するかによって金額は変わってまいります。部材につきましては、その機器についてはプラントメーカー独自のものか、クレーンとかは一般の業者のものですので、基本的には一番安いものを導入したいと思っております。
 そのような中で、当然、プラントメーカーだけですと金額の妥当性ができませんので、今、先行自治体が基幹改良をやっていますので、そこの発注仕様書は手に入れております。それからコンサルタントにつきましても、一番基幹改良のノウハウがあるコンサルを使っていますので、国の動向を入れながら来年度以降も、コンサルはまた選定替えしますが、基本的には金額の妥当性を検証してまいりたいと思います。
 あと、最後に、確かに議員さんの説明で、本当に12月議会になって申し訳なかったんですが、私どももこれだけ大きな部分、当然、構成市、また正副管理者、説明していかなきゃいけない。本当に客観的なデータがないと難しい中で、できるだけ客観的なデータでお示ししようと、ここでちょっと議会の皆様には12月議会になってしまいましたが、今後におきましても、当然ながら、議会終了後に詳細な説明ですとか、また随時、我々が新しい取り決めができた段階で、今の検討状況をお示しして、そこで皆さんと議論できればなと思っております。
 その際には、今持っている資料を全てお出しして、こういう状況でこういう数字が出ますと。あと、やるパターンが幾つかあり、職員が望む一番いいパターンの場合はこうです。いや、何件か先送りできる項目があれば、それをやった場合は何億円です、そういうパターンを幾つかシミュレーションでお示ししながら、当然、議会の皆さんにご説明しながら、ご意見を頂戴しながら、限られた1年ということになりますが、それは随時皆さんに説明しながら、この後できるように説明責任は果たしてまいりたいと思っております。
 あと、行革の関係で長期継続契約がございます。それにつきましては、これまで単年度でやっていたものを長期継続を導入することによりまして、まず、業者側につきましては3年、もしくは5年ですね、基本的には安定的に業務が受注できるということで、人件費の減。または印刷業務でいえば、うちが使う用紙を安いときに一気に購入できて、その分の経費節減、そのような効果があるということで、それぞれ構成市でも長期継続を導入していると思いますが、構成市の取り組み状況を参考にしながら、長期継続契約で導入できるものは導入していくというような状況でございます。
○議長(篠田 剛) ほかに。
 8番、笠原議員。
○8番(笠原 進) 1点目はわかりました。またありますけれども。
 先に順番かえて、最後に言った5ページ目の5番目、行財政の部分ですけれども、ごみ処理施設運転管理業務の長期継続契約の導入、720万もらいますってありましたよね。これは、3施設のそれぞれのところの業務を、数か年計画で今度新たに初めてやったという意味なんですか、そこをもう一度説明してください。
 真ん中の基幹的な部分なんですけれども、今の話だけ聞くとよくわからない。詳しいことはまた追って議員にご説明しますよというのは、これはもう12月のときにも言った話ですよね。
 私、12月に初めて聞いて、正直びっくりしたわけですよ。45億もかかるの15年間で、するのって、さしづめ当然新座は大きいから3分の1以上下げられないから財政が大変だと片方で言っているのに、そんな7億も8億も出すのとかって、そういうふうに思うわけですよ。としたら、その買い物が本当に適正なものなのかどうかということは、当然、議員は住民の皆さんにご説明できなきゃなんないから、説明もできなくて賛成したのっていう話に当然なるわけですよね。
 今の常任副管理者の話だと、どんなふうにやるのかって説明しますよっていうのは、例えば議会終わってから残ってもらってやるんですよと、12月に初めてやったわけですよ。今日もやるんですか。6月もやるとか、そういう意味なんですか、それもよくわからない。
 そういう格好でもいいし、または場合によったら、本当に私たちは毎月報酬もいただいているわけだから、何にもなかったら3か月に1回ここへ来るだけでもらっているだけですけれども、やはり特別委員会つくるなり、そのことについて少し集中的にやるなり、または、今はお金の関係があって視察もやらなくなりましたけれども、先進的なところが、本当に安くしてやっているところもあるとすれば、それをやはり見てきて、どこが違うのかということを見るなりね。
 やはり本当に45億7,000万ももらって、金額のことがいいか悪いかは別にしてね、やらなきゃいけないやつですから、やるのは別に悪いわけじゃないんですけれども、そういうことについて、この18人の議員自身が、やはりどこまでかかわっていくかということもよくわからないことですよ。何となくちょこっと説明されて、それで議決になるというふうになってもらったら、やはりそれだとよくわからない。
 だから、必要だったら本当に資料出して毎月委員会やるなりね、そういう説明会やるなり、どこかへ調べにいくなり、そういうことが必要なんじゃないですか。今の常任副管理者の話だと本当に曖昧模糊として、説明しますよというのはわかるけれども、いつどんなふうにして、最終的に今年度の契約ですから、金額決めたものにならなきゃいけないわけですよね、今年度いっぱいに。
 だから、いつのところを最終地点にして秋の10月にやるのか、2月、3月までかかっちゃってその工事内容を決めるのか、そのゴールでいいのか、それもよくわかりませんし、どんなふうに考えているのかもう一度聞かせてください。
〔「休憩お願いします」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) 暫時休憩します。
午前11時03分 休 憩
午前11時04分 再 開
○議長(篠田 剛) 再開いたします。
 答弁を求めます。
 並木管理者。
○管理者(並木 傑) ただいま、笠原議員からのご質問いただいて、大変申しわけないと思っております。
 確かにおっしゃるとおりだと思います。45億7,000万という予定価格でございます。どういう形でそれを執行していくかということで、議員の皆様には細かく説明する説明責任が私どもございましたので、それはきっちりと、どういう形でやるかはこれが終わりましたら、組合議員の皆様に説明のスケジュールをお示ししたいと思います。
 また、特別委員会の設置につきましては、議会の皆様のほうの調査権を行使していただくということになりますし、また、とりあえずは説明をさせていただいて、そのスケジュールの中で視察ですとか、いろんなことを考えていきたいと思いますので、これで不十分でもっと説明が欲しいということであれば、その説明会の中でいろいろとご要望を要求していただければと思います。
 笠原議員おっしゃるとおり、過去の組合では志木市に塩漬けという言い方はよくないかもしれませんけれども、多額の費用を出して購入した過去の経緯がございまして、大変組合議会と執行部の間で切れた過去がありまして、なかなか今利用されていない、大きな過去の事案もありましたので、そういうことのないような形に、また各構成3市の議員の皆様にも納得していただけるような形で、執行部も進めていきたいとしておりますので、とりあえずは今後、説明スケジュールをお示しさせていただきたいと思います。
○議長(篠田 剛) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) それでは、1点目のごみ焼却施設の長期継続契約の額でございますが、こちら5つの全てのごみ焼却施設、焼却施設、プラスチック分別施設、粗大ごみ・ビン処理施設に導入してございます。これは、平成29年度から3か年で導入済みでございます。
 あと、2点目の基幹改良工事につきましては、今、管理者からお話をいたしましたが、私のほうとしましては、今、管理者が答弁申し上げましたように、まだ大まかなスケジュールでしかございませんが、それをまとめまして、至急、議員の皆様には今後こういうスケジュールでやっていきますということで、まずお示しをさせていただきます。これは、別途また議会事務局に、または郵送でお送りさせていただきます。
 私どもは、今、議員さんが考えている説明は、当然数字の説明もありますが、ぜひ、私どもは焼却施設の中を見ていただきたいです。基本的には施設の見学コースがあるんですが、そこだと中まで入れません。一方、中に入るとダイオキシンの関係がございまして、ちょっとマスクとか、原発で皆さん白い服を着ていると思うんですが、あれを用意してもらわないとちょっとまずいんですが、ぜひ本当に、1つのモーター類、1つの配管、それを見てもらうと、よくこれが動いているなというような状況でございますので、ダイオキシンの関係で特に女性議員さんちょっと心配なんですが、万全の態勢で入れるところは入れますので、ひとつ見ていただければと思います。
 補足で、女性の方はダイオキシンの管理区域がありまして、法律によって危ないところは入っていけないという法律がございますので、うちは第1管区ということで、一応安全な場所なんですが、自主規制として女性の方は中に入れていないという状況がございます。
 それからあと、どのようにやっていくかということで、必ず議会ごとにやらせていただきます。それ以降、議会は3か月おきですので、それ以外にも決まりましたら、随時皆さんにご足労ですがお集りいただいて、私どもが今考えていること、バックデータについて説明いたしまして、またご意見をフィードバックいただいて、詰めていきたいと思います。
 正直申し上げて、日程は非常にきついものになりますが、それ以上に富士見の焼却施設、老朽化が本当に進んでおります。先日も焼却炉内の耐火物が急に落ちまして、1週間炉を停止しております。どうしてもこれは私どもとしましては、35万市民のごみの焼却のためには、どうしても32年度には着工したい。それに当たってはしっかりと私ども説明責任を果たしてまいります。またどこまでできるか、また議員さんからもいろいろご指導、またご提案いただきながら、しっかりと事業を進めてまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(篠田 剛) ほかに質疑ございますか。
 10番、白井議員。
○10番(白井忠雄) 歳入の2ページの(4)諸収入について、2点質問をしたいんですけれども、ここに「有価物売却代金は、金属類やペットボトルなどの売却実績や市況を踏まえ、前年度比900万9,000円増の4,239万3,000円を見込んでいます」と書いてあります。
 前年度より900万増えるについてはいいことであると思いますし、歳入としての影響とか効果という部分ではいいとは思いますけれども、これ、自分自身は、循環型社会という意味でも非常に大きな部分であるんではないかなというふうに思うわけですけれども。
 ただ、2行でこう書いてある部分に、実はこの部分奥深い部分がありまして、この有価物売却については、さまざまな種類のものを売却をされているわけですけれども、それらが非常に国際情勢とか社会、市況等の影響というものがかかわってくる部分という状況、この辺の見込んでいるという状況について、どのような分析をされたのか、まず初めにお聞きします。
○議長(篠田 剛) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) それでは、有価物売却代金は項目ごとにちょっと細かな数字になろうかと思いますが、ご説明させていだきます。
 まず、金属類でございます。これは市況が堅調でございまして、前年度を上回る価格を見込んでおります。具体的には、カンについては前年度は2万円と見込んでいるところ、1トン当たり2万3,760円を見込んでございます。また、アルミについても前年度は5万円だったところ、1トン当たり5万4,000円ということで、金額的には堅調な状況でございます。また、数量については、予算総額が増加したということで、構成市にそれだけ負担を求めるのもどうかということで、今まで少し下に見ておりましたが、全て決算ベースで見込んでおりますので、金属類のトン数は、前年度比271トンでございます。これは実績ベースでございます。
 2点目、ペットボトルでございます。これは、常々申しておりますが、中国の廃プラスチックの輸入禁止を踏まえまして、価格については前年度予算ですと5,400円で見込んだところ、31年度当初予算が1トン当たり4,320円。一方で、数量については実績ベース、また、飲料水の容器がカンからペットに移行していますので、数量については160トン増を見込んでございます。
 あと、もう一つ、小型家電、よくマスコミで都市鉱山と言われておりますが、小型家電については、最近、電化製品自体が金属類が少なくなって、ほとんど外装がプラスチックになっているということで、このプラスチックが多い小型家電は、有価物として売却は31年度から困難となっております。その結果、小型家電の売却数は、約90トン減となっております。一方で価格については、金属が多い小型家電、レアメタルの入っている小型家電は1トン当たり108円ということで、ほぼ前年並みでございます。
 もう一つ、硬質プラスチックがありまして、皆さんのご家庭にある衣装ケースですね、透明の。あれも今まで、私どもは売れるというのを知っておりましたので、年間60トン、安いですが3万円にしかならないんですが、60トンこの硬質プラを売っておりましたが、これも31年度から買い取りができないという告知が業者からありまして、この衣装ケース、60トンケースでございますが、これは不燃物として破砕焼却処理に回します。
 ほかに、これはいいご報告ですが、羽毛布団、以前は布団が売却できたんですが、3年前から売却できなくなって、今、焼却処分しておりますが、この中の羽毛布団が売れるということで職員が聞いてまいりまして、平成30年12月から試行的に羽毛布団を売っております。この1月から3月に羽毛布団を試行的に売って、146枚の羽毛布団を売って5万8,000円ということで、31年度は30万円程度、羽毛布団を燃やさずに売る予定でございます。
 そのほか、ビンですとか、自転車等は前年度並みでございます。
 有価物の報告は以上でございます。
○議長(篠田 剛) 10番、白井議員。
○10番(白井忠雄) ありがとうございます。
 お聞きしてみると、いいお話もありまして、それは職員の方のいろいろな情報収集とかいろんな工夫でですね、少しでもごみを減らし資源にしていこうという、そういう姿勢が見えていていいかなというふうに思います。
 一方で、中国の輸出規制の関係で、プラスチックの影響というものも出始めているようでありますけれども、この硬質プラスチックについては、これまでと違って、衣装ケース等が不燃ごみとして処理をしなければいけないということで、ほかにこのプラスチックに関して、今まで受け入れたものを、このような形で売却をしていったりとか再資源化していった中で、影響が今後さらに出てきそうな部分というのは何かあるんでしょうか。
○議長(篠田 剛) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) プラスチック関係でいえば、28年度に議員の皆さんにお話ししました、容器の包装外プラスチックのおもちゃですとかバケツなんかですね、価格低下で28年度から売却できず、今これ廃棄物処理委託で処分しております。
 しかしながら、将来的に今後どうなるかということで、今、国も企業もやはり中国に輸出できない、それを東南アジアに振り替えておりますが、東南アジアのほうもなかなか中国と同じ規制が入りそうということで、今、民間企業を中心に急ピッチで国内でリサイクルできるように進めておりますが、最終的にはペットボトルとか容器包装のプラスチックは、容器包装リサイクル法の法律の枠組みがありますので、今後、プラスチックが劇的に本当に低下したとしても法の枠組みの中で、処理が滞ることはないと考えております。有価物として売れなくなるのでその歳入が減りますが、プラスチックの処理としましては、今後も安定的に処理できるものと考えております。
 以上でございます。
○議長(篠田 剛) 10番、白井議員。
○10番(白井忠雄) ありがとうございます。
 今の廃プラスチックの問題等で、さまざまな企業ですとかあるいはファストフード店ですとか、さまざまな形でプラスチック製品を減らそうという動きも、社会の中で起きておる中で、今後、そういう身近なところでプラスチック自体が、総量が減ってくるのかなという気もいたしますし、そういう面で、本当にせっかく市民の方が生活の中で分別して回収したものが、またさらにそれが違う形でこちらでまた処理をしなくてはいけないという、悪循環という部分になってしまってはいけないかなという気もいたしますので、本当に市民の皆様、本当にいろんな形でご協力いただきながら、分別をしていただいて、またリユース、リサイクルという形でやっていただいておりますので、本当にこの処理する側としては、やはりリサイクルしていただいたものをしっかりと、またさらに資源化していくという努力については、引き続きさまざまな研究をしながら進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。
○議長(篠田 剛) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 私ども志木地区衛生組合は、ごみ処理の業務に特化した組織でございます。職員はスペシャリスト集団ということで、いろんなところにアンテナを張って、売れるものは全部売ると、ほかの団体より本当に売っております。
 今後につきましても、これから職員の世代交代が進んでまいりますが、そこのDNAはしっかりと受け継いで、本当に市民の方、本当に構成3市の方はごみ量、県内トップ水準ですので、それに応えられるよう、ごみとして入ってきたものを再資源化できるように、引き続き私ども努力してまいりたいと思っております。
 以上でございます。
○議長(篠田 剛) ほかに質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 次に、討論を行います。
 討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) 討論なしと認めます。
 よって、本件を採決いたします。
 第4号議案 平成31年度志木地区衛生組合歳入歳出予算を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) ご異議なしと認めます。
 よって、第4号議案は原案のとおり可決されました。
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◎閉会の宣告
○議長(篠田 剛) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
 よって、平成31年志木地区衛生組合議会第1回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
 本日はお疲れさまでした。
午前11時18分 閉 会
 

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参考資料


平成31年志木地区衛生組合議会第1回定例会議案等一覧及び審議結果
平成31年3月28日

 

議案番号

件名

審 議

結 果

採択の

状況

議決等

年月日

第1号議案

 志木地区衛生組合職員常任副管理者の選任について

原案同意

全会一致

 H31.3.28

第2号議案 志木地区衛生組合廃棄物処理手数料に関する条例の一部を改正する条例の制定について 原案可決 賛成多数

H31.3.28

第3号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定について 原案可決 賛成多数

H31.3.28

第4号議案 平成31年度志木地区衛生組合歳入歳出予算 原案可決 全会一致

H31.3.28