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志木地区衛生組合

会議録

平成25年第2回志木地区衛生組合定例会 会議録 

平成25年6月24日(月)

 

目  次
招集告示
応召・不応召議員
議事日程
出席者等
議長あいさつ
議会運営委員会委員長報告
開会及び開議の宣告

議長報告
会議録署名議員の指名
会期の決定
管理者行政報告
第8号議案 志木地区衛生組合職員の給与の臨時特例に関する条例の制定について
第9号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与の臨時特例に関する条例の制定について
第10号議案 平成25年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)
閉会の宣告   
参考資料


 

○ 招  集  告  示

志木地区衛生組合告示第9号

平成25年志木地区衛生組合議会第2回定例会を次のとおり招集する。

平成25年5月29日

志木地区衛生組合管理者  須 田 健 治




1 日 時   平成25年6月24日(月)午前10時

2 場 所   志木地区衛生組合会議室


○応招・不応招議員
平成25年志木地区衛生組合議会第2回定例会   6月24日(月)

応招議員(18名)
1番 今 成 優 太 議員      2番 小 川   匠 議員
3番 加 藤 久美子 議員      4番 関 野 兼太郎 議員
5番 津 波 信 子 議員      6番 吉 野 欽 三 議員
7番 亀 田 博 子 議員      8番 工 藤   薫 議員
9番 小 池 秀 夫 議員     10番 滝 本 恭 雪 議員
11番 塩 田 和 久 議員     12番 鈴 木 明 子 議員
13番 天 田 いづみ 議員     14番 伊地知 伸 久 議員
15番 内 山 純 夫 議員     16番 河 野 芳 徳 議員
17番 小 山 幹 雄 議員     18番 高 浦 康 彦 議員

不応招議員(なし)

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平成25年志木地区衛生組合議会第2回定例会

平成25年6月24日(月曜日)

○議 事 日 程
開   会
議長報告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 管理者の行政報告
日程第 4 第 8号議案 志木地区衛生組合職員の給与の臨時特例に関する条例の制定について
日程第 5 第 9号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与の臨時特例に関する条例の制定について
日程第 6 第10号議案 平成25年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)
閉   会

○出席議員(18名)
1番 今 成 優 太 議員
2番 小 川   匠 議員
3番 加 藤 久美子 議員
4番 関 野 兼太郎 議員
5番 津 波 信 子 議員
6番 吉 野 欽 三 議員
7番 亀 田 博 子 議員
8番 工 藤   薫 議員
9番 小 池 秀 夫 議員
10番 滝 本 恭 雪 議員
11番 塩 田 和 久 議員
12番 鈴 木 明 子 議員
13番 天 田 いづみ 議員
14番 伊地知 伸 久 議員
15番 内 山 純 夫 議員
16番 河 野 芳 徳 議員
17番 小 山 幹 雄 議員
18番 高 浦 康 彦 議員
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○欠席議員(なし)
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○説明のための出席者
管理者 須 田 健 治 
副管理者 長 沼   明 
副管理者 星 野 信 吾 
常任副管理者 貫 井 秀 夫 
会計管理者 加 治 政 彦 
事務局次長兼総務課長 白 砂 一 男 
企画業務課長 菊 池 直見津 
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課長補佐 森 園 幸 則 
企画業務課長補佐 新 井   昭 
企画業務課主査 内 田 武 二 
企画業務課主任 嶋 田   靖 

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午前10時00分 開 会

◎議長挨拶
○議長(吉野欽三) おはようございます。
開会前に一言申し上げますが、梅雨空が続いておりますけれども、今日一日どうぞ、定例会ということでよろしくお願い申し上げます。
また、皆様ご存じのとおり、おととい、富士山が世界遺産として認定が決定をいたしました。大きな経済効果が見込まれているということでございますけれども、日本の宝が世界の宝になったということで、素直に喜びたいなと思っております。
また、いろいろな意味で富士山のようにバランスのとれた志木地区衛生組合に皆さんと一体となって取り組んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、開会前に先立ちまして、議会運営委員会の任期満了に伴い、各市から議会運営委員会の委員を推薦していただきましたのでご報告を申し上げます。
富士見市から関野兼太郎議員、津波信子議員、新座市から工藤薫議員、小池秀夫議員、志木市から内山純夫議員、小山幹雄議員の6名が選出されてございますので、ご報告いたします。
なお、先ほど議会運営委員会が開催され、委員長に新座市の工藤薫議員、副委員長に富士見市の津波信子議員が選出されました。
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◎議会運営委員会委員長報告
○議長(吉野欽三) それでは、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
議会運営委員会委員長、工藤薫議員。
○議会運営委員会委員長(工藤 薫) おはようございます。
平成25年志木地区衛生組合議会第2回定例会に当たり、本日9時30分より議会運営委員会を開催いたしまして、私、新座市の工藤 薫が委員長に就任いたしました。重要な役職でございますので、副委員長の津波信子議員に補佐をお願いいたしまして進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
早速、議会運営委員会の会議結果を報告させていただきます。
まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定いたしました。
次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配付いたしております議事日程のとおりで、日程第1、会議録署名議員の指名から、日程第6、第10号議案ということで決定いたしました。
以上、議会運営委員会の会議結果を報告させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(吉野欽三) ただいまの委員長報告のとおりご了承願います。
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◎開会及び開議の宣告
○議長(吉野欽三) ただいまの出席議員は18名です。
定足数に達しております。
よって、議会は成立いたしましたので、平成25年志木地区衛生組合議会第2回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
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◎議長報告
○議長(吉野欽三) ここで、ご報告申し上げます。
監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。
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◎会議録署名議員の指名
○議長(吉野欽三) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により、議長において指名いたします。
会議録署名議員は、
11番 塩 田 和 久 議員
12番 鈴 木 明 子 議員
13番 天 田 いづみ 議員
以上3名を指名いたします。
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◎会期の決定
○議長(吉野欽三) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉野欽三) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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◎管理者の行政報告
○議長(吉野欽三) 日程第3、管理者の行政報告を行います。
須田管理者。
○管理者(須田健治) 皆さん、おはようございます。
管理者を務めております新座市長の須田でございます。開会に当たりまして、議長の許可をいただきましたので一言ご挨拶を申し上げたいと存じます。
本日は、平成25年組合議会第2回定例会をお願いをしたところでございますが、議員の皆様には、大変ご多忙の中ご出席を賜りました。厚く御礼を申し上げます。
本定例会に提案をいたしております議案は3件でございます。よろしくご審議を賜りたいと存じます。
それでは、さきの定例会以降の組合の動向でございますが、1件ご報告を申し上げます。
新たな集塵灰の搬出先につきましてご報告をいたします。今年度、当組合で発生する集塵灰につきましては、年間およそ2,900トンを見込んでおりますが、搬出先は群馬県草津町と長野県小諸市の最終処分場2カ所となっておりました。
組合では、災害時等の対応も考慮いたしまして、最終処分場の分散化を図ることとしてまいりました。このたび、秋田県鹿角郡小坂町にありますグリーンフィル小坂という最終処分場の会社でございます。こちらと協議が調いましたので4月から処分を開始したところでございます。この最終処分場は、集塵灰に含まれる放射性セシウム濃度が1キログラム当たり4,000ベクレルまで受け入れ可能ということでございます。草津町、小諸市同様、当組合で発生する集塵灰は現状全て搬出可能であります。
それから、今日の議案につきまして補足を申し上げたいと思いますが、ご案内のとおり今日は8号議案、9号議案を提案させていただきますが、これらにつきましては、職員の給与の引き下げ、国から地方公務員の給与も引き下げていただきたい旨の通知が各自治体に来たわけでございます。それぞれ対応に苦慮しているところでございます。志木市、富士見市は6月議会に提案は見送りという状況であります。我が新座市におきましては、職員組合とも合意をいたしまして6月議会に提案、可決をされたところであります。正副管理者でも協議をしてまいりましたが、志木地区衛生組合の職員につきましても、特別地方公共団体の職員であります。給与引き下げはやむを得ないだろうという判断をさせていただきました。そして、今日の提案となったところであります。ちょっと申し添えたいと存じます。
以上、開会に当たりましての管理者の行政報告ということでございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
○議長(吉野欽三) 以上で行政報告を終わります。
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◎第8号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(吉野欽三) 次に、日程第4、第8号議案 志木地区衛生組合職員の給与の臨時特例に関する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉野欽三) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
須田管理者。
○管理者(須田健治) それでは、ただいま上程されました第8号議案 志木地区衛生組合職員の給与の臨時特例に関する条例の制定につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。
本案は、国からの要請に基づきまして、志木地区衛生組合職員の給与の支給の臨時特例を定めたいということで、この案を提出をさせていただくところでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(吉野欽三) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) 常任副管理者の貫井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、議案第8号 志木地区衛生組合職員の給与の臨時特例に関する条例についてご説明させていただきます。
最初に、本条例の提案の経緯でございますが、国におきましては国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律が平成24年2月29日に公布され、同年4月1日から平成26年3月31日までの間、臨時特例として国家公務員の給与が減額されております。諸手当を含めた年収における平均減額割合は7.8パーセントとなっております。
そういった中、ことし1月15日、国と地方の協議の場で地方公務員の給与について減額要請があり、地方からは慎重な対応を求めましたが、1月24日の閣議決定により、地方公務員の給与について国家公務員の給与減額措置を踏まえて各地方公共団体において、速やかに国に準じて必要な措置を講じるよう要請されたところであります。
さらに、本年7月からの地方公務員の給与減額を前提に地方交付税の縮減を盛り込んだ、改正地方交付税法が3月29日に成立したところでございます。今回の職員の給与の臨時特例に関する条例は、この制定を受けての対応でございます。
資料として、臨時特例に関する条例の概要、資料1でございます。地方公共団体における給与減額支給措置の基本的な考え方について、それから国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律の概要、それぞれ資料を配付させていただいておりますので、併せてご覧いただければと存じます。
それでは、条例についての説明をさせていただきます。
第1条の職員の給与に関する条例の特例についてですが、第1項につきましては、給与の減額期間と給料月額の支給減額率を定めております。給与の減額期間につきましては、国の要請どおり平成25年7月1日から平成26年3月31日までの9カ月間としております。
次に、給料月額の支給減額率についてですが、国の要請は平成24年4月1日現在のラスパイレス指数を基準としており、国の減額前のラスパイレス指数が100以下のところは国が減額したことによって100を超えた分、また国の減額前から100を超えているところは国が減額したことにより差が広がった分、それぞれを引き下げるようにとのことであります。
当組合のラスパイレス指数は、国の減額前は100ちょうどでしたが、国の減額後は108.6となっておりますので、国の減額率を参考にして当組合の級に対応させた減額をすることとしております。
減額の割合は、2級以下、主事以下の職員につきましては4.77パーセント、3級から5級まで、主任、係長、課長補佐級の職員でございますけれども、7.77パーセント、6級以上、課長以上の職員でございますが、9.77パーセントとしております。
次に、第2項ですが、各手当を減額する規定です。
第1号の管理職手当につきましては、国と同様、一律に10パーセント減額することとしております。第2号の地域手当につきましては、減額後の給料月額及び管理職手当に基づいて算出することになります。
第3号の期末手当と第4号の勤勉手当につきましては、国は一律9.77パーセントの減額となっておりますが、当組合では5級以下、課長補佐以下の職員につきましては1.0パーセント、6級以上、課長以上の職員につきましては、4.82パーセントの支給減額率としております。この減額率は新座市の減額率を参考とさせていただきました。
第5号につきましては、休職者の給与に関する規定です。国と同様に休職者の事由ごとに定められた給与の支給割合に準じて支給減額率を変更して支給することになります。
アの給与条例第23条第1項は、公務上の負傷等により休職した場合の規定です。
イの給与条例第23条第2項は、職員が結核性疾患にかかった場合、また第3項は公務上の負傷以外による心身の故障により休職した場合の規定です。
ウの給与条例第23条第4項は、刑事事件に関して起訴され、休職した場合の規定です。
エの給与条例第23条第6項は、職員が結核性疾患にかかった場合、または心身の故障により休職した場合で、期末手当の基準日前1カ月以内に退職等した場合の規定ですが、それぞれ給与の支給割合100パーセントから60パーセントとなっておりますが、これが定められております。
第3項についてですが、勤務1時間当たりの給与額の規定です。給与の減額や時間外勤務手当等を算出する際の勤務1時間当たりの給与額についても支給減額率に応じて減額されることになります。
第4項についてですが、55歳を超える6級以上の職員については給料等は1.5パーセント減額されておりますが、1.5パーセントの減額後の額に対して支給減額率に応じた減額を行うことになります。
次に、第2条ですが、育児のため部分休業により減額する勤務1時間当たりの給与額の算出について支給減額率を適用して減額する旨を定めたものでございます。
次に、第3条ですが、介護休暇により減額する勤務1時間当たりの給与額の算出について、支給減額率を適用して減額する旨を定めたものでございます。
次の第4条は、給与減額する場合、1円未満の端数処理を規定したものです。
次に、附則ですが、条例の施行期日を規定しております。
次に、給与減額した場合の影響額についてですが、特例期間における影響額は309万9,000円となります。また、ラスパイレス指数につきましては、108.6から9ポイント下がりまして99.6になります。
以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉野欽三) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
18番、高浦康彦議員。
○18番(高浦康彦) 質問させていただきます。
今回の職員給与の臨時特例でございますけれども、先ほど管理者のほうから若干、新座市の状況、話がありましたが、当組合の構成団体、3団体の審査のこれまでの、この件に関しての審査の状況について改めてお答えいただきたいと思います。
○議長(吉野欽三) 18番、高浦康彦議員。
○18番(高浦康彦) 補足説明します。
この件に関する該当構成団体、3団体において、議会等で上程されて審査、審議されているのかという状況についてご報告いただくという。
○議長(吉野欽三) 須田管理者。
○管理者(須田健治) 先ほど管理者の行政報告また挨拶の中でもちょっと申し上げたところでございますけれども、高浦議員ご指摘のとおり志木市、富士見市におかれては、まだ議案提案というところまで至っていないということは承知をいたしております。また、新座市におきましては、さっき申し上げましたとおり組合との話し合いを進め、合意に至りまして6月議会に提案、可決をしていただいていると。3市の状況はそういった状況であります。
そんな中で、当組合は特別地方公共団体であります。ですから、いわゆる国が言っている給与を引き下げなさい、引き下げなくてもいいですよ、そのかわり交付税でカットしますよという、その対象とはならないわけで、つまり交付税はない団体であります。しかしながら、東日本大震災の復興に寄与するということで、国家公務員の給与が2年間にわたって引き下げられている現状、また3月29日には国会でもこの地方公務員法の給与引き下げを前提とした法案も可決成立している状況等も勘案をいたしますと、やはり特別地方公共団体とはいえ、その職員の給与については、やはり7月から来年3月までの引き下げはやむを得ないだろう、こういう判断を正副管理者でさせていただいているということでございます。
引き下げの幅等につきましては、国からの基準が示されております。ですから、これはそれを踏襲するということと同時に、期末勤勉手当等につきましては、これはラスパイレス指数には影響が出ないわけでございます。そういった点からも、大変勝手ながら新座市の引き下げの率を参考にさせていただいて、今日提案をさせていただいている、こういう経過でございます。
組合の職員は関係ないというわけには、やはり市民感情からいってもいかないのではないかということで今日の提案になっているということをご理解いただきたいと存じます。
○議長(吉野欽三) 18番、高浦康彦議員。
○18番(高浦康彦) ご説明いただきましたが、本来ならばやはり各構成団体での理解と慎重な審議の上、上程されるというのが筋ではないかなというふうに私は考えるわけでございます。
その点で、今、ご説明ありましたが、新座市を除いての2団体はまだ議会での審査がされていないと。こういう中で今回上程されたという点で、やはり各構成団体のそうした状況をどのように考慮されたのか。この点についてご説明いただければと思います。
○議長(吉野欽三) 答弁を求めます。
須田管理者。
○管理者(須田健治) ご指摘のとおり3市で組織をされております志木地区衛生組合でありますので、それぞれの構成団体の状況等については当然勘案をしながら進めていくというのは、これは当然のことだとは思います。しかしながら、今回は志木市におきましては、市長選挙が行われまして、こういった課題につきましては7月以降というようなことも言われておりました。そういったことも勘案をいたしますと、国の方針は7月から3月までで引き下げなさいという方針でもございます。この国の方針に従うことがどうかというのはまた別の議論としてあろうと思います。私自身も、非常に今回の国のやり方は横暴であるし、地方の財政自主権を侵すものだと強く抗議もいたしました。ましてや地方分権に逆行する国のやり方であります。到底承服はできませんが、ただ、やはり地方交付税でカットするというようなやり方も納得はできませんけれども、各市におきまして市民サービスが低下することがあってはならない。そういったことも勘案をいたしますと、7月から3月の間で引き下げをという要請については、やはり富士見市さん、確かにまだ合意は至っておりません。志木市さんもまだ上程はされていない状況はございますけれども、7月からという状況を勘案をいたしますと、新座市の組合との交渉の結果、合意もしているということもございますし、また期末勤勉手当等につきましては、国が言ってきている額ではない額での引き下げ幅で、職員の生活給としてのある程度の検討も加えた結果でありますので、正副管理者でやむを得ないだろうということで、今日の提案になったということでございます。
○議長(吉野欽三) そのほかに。
2番、小川匠議員。
○2番(小川 匠) おはようございます。2番、小川です。
今のお話しにもありましたけれども、構成自治体、各富士見、志木、新座の各団体において苦慮されてきているということをお聞きしたわけなんですけれども、この志木地区衛生組合の職員の給与の減額ということですから、職員の方と相談といいますか、話し合いの場というものがもたれたのかどうか、そういった経緯がございましたら伺いたいと思います。
○議長(吉野欽三) 答弁を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) 貫井でございます。
職員へのこの減額についての説明ということでございますけれども、この減額要請がございましたときに、まず国からはこういった形での減額要請が来ているということで、やはり今回の減額については、さきの東日本大震災の復興、そのために国は給与を減額していると。地方公共団体においては、それぞれの減災、防災予算、そういったものを確保するために市町村の職員については減額をしていくんだというようなこともあります。
また、地域の元気づくり交付金、こういったものにも充てるんだということで、それぞれ市町村については減額をしていかなくてはいけないという状況があると。組合でもやはり皆そろってそういった対応をぜひやっていきたいということでお話をさせていただきました。何度かその都度、お話をさせていただいておりますけれども、そういった中で皆さんの協力をいただきまして、今回、上程をさせていただいております。
以上でございます。
○議長(吉野欽三) そのほかに。
2番、小川匠議員。
○2番(小川 匠) 確認なんですけれども、そういった場を設けて説明をされたということでよろしいでしょうか。
○議長(吉野欽三) 答弁を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) 貫井でございます。
毎日、朝に朝礼というのがございます。その場でそれぞれの周りの市町村、こういった状況で減額の提案がされている。例えば埼玉新聞なんかにもそれぞれの自治体の状況が出ております。そういったものを今回こういったところが出ましたということで、新座市ではこんな提案をされている、また組合交渉もされている、富士見市でも組合交渉をされているというようなことをその都度お話をさせていただいております。
そういった中で、新座市では組合との妥結がされたというようなこともあって、これで管理者と協議をさせていただいて、それでどうだというようなことでお話をさせていただきまして、それでやむを得ないということで、非常に職員の皆さんの生活にとって大変厳しいことかと思いますけれども、ぜひお願いしたいということでお願いさせていただきまして、ご了解いただいたところでございます。
以上でございます。
○議長(吉野欽三) ほかに。
8番、工藤薫議員。
○8番(工藤 薫) 新座市の考え方で今回上程されておるんですが、まだ富士見と志木はこれからだということで、これから決めていく2市の給与減額について、先行してここで衛生組合で決めていくということは、そうした志木市と富士見の職員の給与のこれからの条例改正についてどういう影響があるんでしょうか。何か束縛するという形になるのかどうかということをちょっとお聞きしたいのと、それから、同じ一部事務組合でも朝霞地区のほうはまだ上程されておらないんですが、それはやはりまだ構成市が協議が調っていないということで上程を待っているのではないかと思いますが、その関連でお願いします。
○議長(吉野欽三) 須田管理者。
○管理者(須田健治) 冒頭も申し上げましたが、当組合は特別地方公共団体なんですね。ですから、確かに業務としてはごみ処理という事業に限定はされておりますけれども、特別地方公共団体として認められておりますので、構成市が合意するから、しないからということで束縛を受けるものではありません。これは申し上げておきたいと思います。
ただ、かといって無視をして何でもやっていいんだということでも、これは当然ないと思います。ですから、先ほど来申し上げました、今回は特殊事情がございました。富士見市さんはまだ合意はどうか、議会の議決は得ていないということは承知をしておりますし、志木市さんはこれからまた、市長選後の話し合いになるというのも聞いております。
そんな中で、新座市のほうは先ほど来申し上げているとおりの状況でございました。国の方針、7月から来年3月までで給与を引き下げてねという、そういった要請を受けている以上は、いろいろな事情はございましたけれども、新座市の例にならって今回この議会に提案をするのがいいのではないかと、こういう判断をさせていただいたと。
朝霞地区一部事務組合、これは消防をはじめいろいろな事業をやっておりますけれども、ご案内のとおり今定例会への提案は見送りました。これは朝霞市長が、今、管理者でありまして、提案をすると合意をしておりました。4市の市長で。提案をすると、状況はどうあっても提案をするということでありましたが、たまたま和光市で議会が否決という状況が実はございまして、朝霞市長のほうから、和光で否決ということもあり、また臨時議会を開いてお願いをすると聞いているけれども、今回は和光で否決している状況の中では、出すのはどうかなということもございましたので、私は出したほうがいいんじゃないかというふうに主張はしたんですが、一応4市の市長で話し合いをいたしますので、3対1では申しわけないので、一応今回見送るということに管理者の判断でございますので、私も同意をいたしました。
できましたら、これも特別地方公共団体でありますので、和光市の状況がどうあれ、やはり新座は議決をいただいておりますので、出すべきではないかなというふうには個人的には思っておりますが、これは管理者の判断でお願いをしたいということでありますので、足並みそろえて見送ったということであります。
○議長(吉野欽三) 8番、工藤薫議員。
○8番(工藤 薫) 朝霞地区のはわかりました。
初めのほうは、そうしますとこれから富士見と志木では、例えば国と同じような減額が提案されて決まるということもあり得るのでしょうか。新座市の場合は期末勤勉手当は国のとおりではなくて、課長補佐5級以下は1パーセントというふうに下げ幅を相当減らしたわけですけれども、これのとおりに富士見と志木が決まるということでなく、それぞれが独自に決まっていくという、そういうこともあるということなんでしょうか。そこを確認いたします。
○議長(吉野欽三) 須田管理者。
○管理者(須田健治) ご指摘のとおり、これは各市の判断でいろいろと、減額幅でありますとか、ましてや志木市の場合は国が言っているような減額のパーセンテージでやりますと、ラスパイレス100を切るというお話も聞いております。ですから、当然変わってくるのかなというふうに推測はいたしますが、それは志木市さんのご判断であります。先ほど来申し上げておりますように、ここは特別地方公共団体として、市町村と同じようなそういった独立した公共団体だということをご理解いただきたいと思います。ここで独自に全て決定をし、運営をしていくもの。ただ、構成市がありますので、無視はしないけれども、今回はそういうことで合意し提案をさせていただいている、その点をご理解いただきたいと思います。
○議長(吉野欽三) そのほかには。
7番、亀田博子議員。
○7番(亀田博子) 7番、亀田です。お聞かせいただきたいと思います。
新座市では減額の特例条例を追加議案として提案され、6月20日に可決をされたところであります。執行部のご努力もあり、組合と7回、8回と交渉を加えて組合と妥決をしたということで、私は組合と、それから組合の執行委員長と、それから市長の、ちょっと正式名称はあれですが、写しを見せていただきました。そのときに3月までだと。来年はもう一切それはしないということが1項目書かれてありました。この衛生組合は、職員の組合もない、少ない人数でやっているわけですから、先ほどのお話については、富士見市さんの議員の方からご質問ありましたけれども、次年度についてはどういうお話をされたのか、もしそれがわかれば教えていただきたいと思います。
○議長(吉野欽三) 須田管理者。
○管理者(須田健治) 志木地区衛生組合の職員と次年度どうするかという話し合いはいたしていないと思います。それはこれからの話になろうかと思いますが、少なくとも私は、今回のこの国の対応と申しますか、地方への横暴、これは3月末で、来年3月末の限定でやっていただきたい、強くお願いをいたしました。また、県市長会会長として、新藤総務大臣に大臣室でお会いしまして、もうこういうことはやめてくれと強く要請をいたしました。須田さん、何しろ来年3月でやめるから、何とか今回はわかってくれというようなお話も実はいただいているところであります。これは余計なことではありますが、来年、新座市の場合を、今、亀田議員が言われましたけれども、来年3月までの特例措置だと、頼むということで組合交渉を続けた結果、合意に至ったという経過もございますので、私、まだ来年も管理者やらせていただきますので、少なくとも今回のこの職員給与の引き下げ、特例の条例は来年3月まで、このように考えているというふうに申し上げておきたいと思います。
○議長(吉野欽三) ほかに。
3番、加藤久美子議員。
○3番(加藤久美子) おはようございます。
1点確認なんですけれども、各自治体からこちらのほうの志木地区衛生組合に出向させていらっしゃる職員さんがいらっしゃると思うんですね。その職員さんについては、新座はもう妥結したというお話だったんですけれども、志木と富士見市についてはまだ妥結をされていないということで、こちらにいらしている職員さんについて、不利益といっては語弊があるかもしれないんですけれども、そこら辺はどういうふうにお考えなのでしょうか。
○議長(吉野欽三) 須田管理者。
○管理者(須田健治) そういったあたりもいろいろ検討はさせていただきました。当然のことながら、今後、志木市さん、富士見市さんにおかれまして、いろいろと執行部提案がなされる、あるいは組合交渉の結果として議会に提案をされるのではないかというふうに思っております。当然、今後、臨時議会をされるのか、あるいは9月議会になるのかわかりませんけれども、12月までにはそれなりの対応がなされるというふうに思っておりますので、12月の、例えば期末勤勉手当の調整でやらせていただくとか、そういったことは可能だと思いますので、当面はここでご議決をいただければ、この案をもって職員の給与につきましては引き下げ、7月から実施をしたい。
不利益というお話がございましたが、今申し上げましたように12月の調整で対応方は可能でありますので、それまでには各市ともそれなりの動きが必ずあるであろうというふうに思っております。それがなければ、当然、それらの職員につきましては不利益となりますので、12月のまたしかるべき対応は必要になってくるだろうと思います。当面は7月からは当組合に出向している職員は、この条例の改正が議決をいただければそれで対応させていただく、その後は、しばらく各市の状況を見ながら12月で相殺をさせてもらうような手続は必要になるかもしれません。それは検討はしたいと思います。
○議長(吉野欽三) 3番、加藤久美子議員。
○3番(加藤久美子) 先ほど志木地区衛生組合、独自性を持って判断をさせていただいたというお話があったんですけれども、その独自性ということでしたら、ほかの2つの地方自治体が出そろうまで待って、それから議決をしてもらうというふうな方向でご検討はいただいているのでしょうか。確かに国のほうでは7月からというお話はあったんですけれども、あくまでも3市が足並みをそろえてということでお話をしていただくという独自性といいますか、そこでの判断というのはできなかったんでしょうか。
○議長(吉野欽三) 須田管理者。
○管理者(須田健治) 志木市さんからは出向は今おりません。ですから、影響は出ません。富士見市さんから1人出向しております。現状でいくと、その方にちょっと影響が出てしまうということになろうかと思います。ですから、あくまでもお一人ですので、ここは出向しておられるということも、この組合の給与に従っていただくということも必要だと思っておりますので、先ほど申し上げましたように7月から、大変申しわけありませんが、そのお一人の方につきましては、可決いただきましたら対応方を図らせていただくと。もし富士見市さんが、これは仮定ですけれども、もしも、例えばですけれども、今回、引き下げはゼロですということでずっといくということになれば、その方は富士見市にいればもっともらえたわけですよね、給料を。ですから、不利益になるかと思いますので、それは、お一人ですけれども、12月の対応方を図らせていただきたいというふうには考えておりますが、当面はお一人ですので、これでお願いをしたいと考えております。
○議長(吉野欽三) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉野欽三) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉野欽三) 討論なしと認めます。
よって、本件を採択いたします。
第8号議案 志木地区衛生組合職員の給与の臨時特例に関する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉野欽三) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
第8号議案 志木地区衛生組合職員の給与の臨時特例に関する条例の制定についてを原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(吉野欽三) 起立多数であります。
よって、第8号議案は可決されました。
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◎第9号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(吉野欽三) 日程第5、第9号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与の臨時特例に関する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉野欽三) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
須田管理者。
○管理者(須田健治) 8号議案、ご議決ありがとうございました。
それでは、第9号議案につきまして提案理由の説明をさせていただきます。
第9号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与の臨時特例に関する条例の制定についてであります。
本案は、8号議案と同様、国からの要請に基づきまして、志木地区衛生組合常任副管理者の給与の支給の臨時特例を定めたいということで、この案を提出するものでございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(吉野欽三) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) 常任副管理者の貫井でございます。
それでは、議案第9号 志木地区衛生組合常任副管理者の給与の臨時特例に関する条例についてご説明申し上げます。
第8号議案と同様、国からの要請に基づき減額するものでございますが、特別職につきましては、具体的な減額内容は各団体において判断することとされております。
まず、条例の第1条第1項ですが、減額する期間は特例ということで施行日の7月1日から平成26年3月31日までといたします。
第2項ですが、減額の率につきましては、給料は一般職の6級以上の職員と同じ9.77パーセントの減額率としております。期末手当につきましては、一般職の6級以上の職員と同じ4.82パーセントの減額率としております。
第2条は給与を減額する場合、1円未満の端数処理を規定したものでございます。
次に、附則ですが、条例の施行期日を規定しております。
この減額による給与の影響額は約63万4,000円、8.7パーセントの減額となります。
以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉野欽三) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉野欽三) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉野欽三) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第9号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与の臨時特例に関する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉野欽三) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
第9号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与の臨時特例に関する条例の制定についてを原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(吉野欽三) 起立多数であります。
よって、第9号議案は可決されました。
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◎第10号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(吉野欽三) 日程第6、第10号議案 平成25年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)を議題とします。
議案の朗読を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉野欽三) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
須田管理者。
○管理者(須田健治) それでは、第10号議案 平成25年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)につきまして提案理由の説明をさせていただきます。
今回の補正でございますが、ただいまご議決をいただきました8号、9号にかかわりまして、歳入歳出総額を26億8,548万1,000円これについての変更はございませんで、臨時特例による減額支給等に伴う人件費を補正する必要がございますので、地方自治法第218条第1項の規定により、この案を提案するということでございます。人件費の減額分、およそ350万円となりますが、こちらにつきましては、財政調整基金へ積み立てを行わせていただきたいと思います。
この結果、補正後の財調の残高でございますが、およそ2億7,500万円となります。
以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(吉野欽三) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) 常任副管理者の貫井でございます。
それでは、議案第10号 平成25年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)についてご説明させていただきます。
これは管理者から説明ございましたけれども、臨時特例による減額並びに4月1日の人事異動に伴う増減により補正を行わせていただくものでございます。
予算書第1ページ、第1表歳出をご覧ください。
予算総額は26億8,548万1,000円でありまして、補正前と変更はございません。
次に、2ページをご覧ください。
歳入につきましては、変更はございません。
次に、4ページの歳出をご覧ください。
2款総務費、1目一般管理費につきましては、補正前、1,579万4,000円から67万2,000円減額し、1,512万2,000円とするものです。これは2節常任副管理者の給料、3節職員手当等の期末手当の減額によるものと第19節負担金、補助及び交付金の総合事務組合負担金につきまして、退職手当に関する一般負担金率が引き下げられたことから減額になるものでございます。
次に、2目財政調整基金につきましては、補正前27万2,000円に対しまして348万3,000円増額し、375万5,000円とするものでございます。これは人件費の削減額全てを積み立てるものでございます。この増額によりまして、先ほど管理者から説明がございましたが、平成25年度末の残高は2億7,559万1,000円となる見込みでございます。
3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費につきましては、1億1,183万1,000円から281万1,000円を減額し、1億902万円とするものでございます。
2節給料ですが、240万円減額、次の3節職員手当等につきましては、24万1,000円の減額となります。
19節負担金、補助及び交付金ですが、総合事務組合負担金が17万円減額となります。
次に、5ページの給与明細書をご覧ください。
1、特別職の給与の明細でございます。
6ページに一般職、(1)総括をご覧ください。給与費の補正後と補正前及び比較となっております。
7ページをご覧ください。
(2)給料及び職員手当等の増減の明細ですが、給料減額措置に伴う減額分とその他の増減として人事異動に伴う増減額を記載してございます。
次の8ページから11ページにつきましては、(3)給料及び職員手当の状況となっております。
以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(吉野欽三) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
8番、工藤薫議員。
○8番(工藤 薫) 9ページに職員の人数が書いてありますが、衛生組合の過去5年間ぐらいの職員数というのはどのように推移されておるのでしょうか。ちょっと教えてください。
○議長(吉野欽三) 暫時休憩します。

午前10時46分 休 憩
午前10時47分 再 開

○議長(吉野欽三) 再開します。
答弁を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) 常任副管理者の貫井でございます。
それでは、過去5年間ということなんですけれども、平成20年度まで、こちらにつきましては新座環境センターがございまして、そちらのほうにも職員を派遣してございました。その20年度につきましては14名でございます。21年度が11名、それから22年度が11名、23年度10名、24年度11名、25年度10名となっております。
昨年11名、今年10名ということなんですけれども、今年につきましては、常任副管理者が事務局長を兼ねるという年に当たっておりますので1名の減となっております。
以上でございます。
○議長(吉野欽三) ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉野欽三) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論ございませんか。反対討論から願います。
8番、工藤薫議員。
○8番(工藤 薫) 8番、工藤です。
今、審議してまいりましたが、国家公務員に準じて地方公務員の給料削減、また衛生組合のほうにもこれが波及をしてまいりました。やはり国が言っております復興のための予算ということや、また来年、消費税が上がるので国民の理解を得るために公務員が先頭を切ってその取り組みを進めていくという基本的な考え方についても私は異議がございます。
やはり、今、大変不況ですので、それを脱却するには、給料の引き下げをしていくというのは逆行で、やはり個々人の所得を増やして、お買いものができるという、そういう購買力を増やしていくことこそが不況脱却の大きな重要な柱になるというふうに思います。
特に地方交付税を受けない特別公共団体ということで、独自に判断する余地がございました。ですので、この組合としてもリサイクルの推進や職員の削減などで財政の健全化については努力しておられるというふうに思います。今回の給料の引き下げということについてはよしとしようとするわけにはいかないというふうに私は考えます。
また、その提案の仕方についても、構成3市がまだ整っていないということで、富士見市は職員組合がございますので、そこでの協議の行方をやはり尊重すべきであるというふうに思います。7月からの削減についても、9月議会であってもさかのぼってやるということも考えられなくもありませんので、やはり3市で構成しておる団体としては、3市の議会の議決を待ってからの上程というほうが順当ではないかなというふうに感じました。
以上、もちまして、私はこの第10号については反対いたします。
以上です。
○議長(吉野欽三) 賛成討論は。
7番、亀田博子議員。
○7番(亀田博子) 7番、亀田博子です。
今回の給与減額、大変胸が痛むところでありますが、先ほどお話ししたように新座市はこの組合と同じような形で減額条例を6月20日に可決をいたしました。先ほどと繰り返しますが、新座市の場合は職員組合と合意をいたしましたので、本会議では共産党の皆さんが労使交渉がうまくいったということで賛成討論をして、皆賛成に回って、そして可決をしたというそういう経緯がございます。
今、工藤議員のほうから特別地方公共団体だからというお話がありましたが、この特別地方公共団体の歳入のほとんどが3市の負担金であります。3市はそれぞれ地方交付税に関与しているわけで、この特別地方公共団体だからということは少し理由にはならないのかなというふうに思っています。一所懸命働いてくださっている組合の職員の皆様の減額、大変胸が痛いところですが、国が出していることですので、やむなしということで判断をさせていただきたいというふうに思っております。
先ほどと繰り返しますが、新座市の組合と交渉したときには3月31日までだということで、そこで組合交渉が成り立った、私は大きな要因の一つだと、私自身はそういうふうに思っておりますので、先ほどの言葉を繰り返しますが、どうか管理者、また副管理者におきましては、3月31日までの特例だということを肝に銘じていただければと思っております。
以上です。
○議長(吉野欽三) ほかに討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉野欽三) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
第10号議案 平成25年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)を原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(吉野欽三) 起立多数であります。
よって、第10号議案は可決されました。
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◎閉会の宣告
○議長(吉野欽三) 今定例会の議事録の調製につきましては、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
よって、平成25年志木地区衛生組合議会第2回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
本日はお疲れさまでした。
午前10時52分 閉 会


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参考資料 


平成25年志木地区衛生組合議会第2回定例会議案等一覧及び審議結果
平成25年6月24日

議案番号       件 名 審議結果 採択の状況 議決等年月日
第8号議案 志木地区衛生組合職員の給与の臨時特例に関する条例の制定について 原案可決 賛成多数 H25・6・24
第9号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与の臨時特例に関する条例の制定について 原案可決 賛成多数 H25・6・24
第10号議案  平成25年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号) 原案可決 賛成多数  H25・6・24