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志木地区衛生組合

会議録

令和元年第3回志木地区衛生組合議会 会議録

令和元年10月4日(金)

 

○ 招  集  告  示

 

志木地区衛生組合告示第5号

 令和元年志木地区衛生組合議会第3回定例会を次のとおり招集する。

  令和元年9月5日

                      志木地区衛生組合管理者  並 木   傑

                    記

1 日 時   令和元年10月4日(金)午前10時00分

2 場 所   志木地区衛生組合会議室


○応招・不応招議員
令和元年志木地区衛生組合議会第3回定例会    10月4日(金)

応招議員(17名)
      1番 篠 田   剛 議員      2番 勝 山   祥 議員
      3番 加 藤   清 議員      4番 関 野 兼太郎 議員
      5番 田 中 栄 志 議員      6番 寺 田   玲 議員
      7番 池 田 貞 雄 議員      8番 笠 原   進 議員
      9番 小 池 秀 夫 議員     10番 白 井 忠 雄 議員
     11番 野 中 弥 生 議員     12番 島 田 久仁代 議員
     13番 安 藤 圭 介 議員     14番 小 山 幹 雄 議員
     16番 今 村 弘 志 議員     17番 天 田 いづみ 議員
     18番 池ノ内 秀 夫 議員

不応招議員(1名)
     15番 高 浦 康 彦 議員

 

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令和元年志木地区衛生組合議会第3回定例会

令和元年10月4日(金曜日)

○議 事 日 程
 開  会
 議長報告
 日程第 1 会議録署名議員の指名
 日程第 2 会期の決定
 日程第 3 管理者の行政報告
 日程第 4 第7号議案 平成30年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について
 閉  会

○出席議員(17名)
       1番 篠 田   剛 議員
       2番 勝 山   祥 議員
       3番 加 藤   清 議員
       4番 関 野 兼太郎 議員
       5番 田 中 栄 志 議員
       6番 寺 田   玲 議員
       7番 池 田 貞 雄 議員
       8番 笠 原   進 議員
       9番 小 池 秀 夫 議員
      10番 白 井 忠 雄 議員
      11番 野 中 弥 生 議員
      12番 島 田 久仁代 議員
      13番 安 藤 圭 介 議員
      14番 小 山 幹 雄 議員
      16番 今 村 弘 志 議員
      17番 天 田 いづみ 議員
      18番 池ノ内 秀 夫 議員
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○欠席議員(1名)
      15番 高 浦 康 彦 議員
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○説明のための出席者
管理者 並 木   傑
副管理者 香 川 武 文
副管理者 星 野 光 弘
常任副管理者 増 子 義 久
監査委員 松 本 四 郎
会計管理者 小日向 哲 也
総務課長 栗 山 健 司
企画業務課長 末 永 隆 宏
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課長補佐 寺 島 暁 恵
企画業務課長補佐 時 田 英 司
総務課総務係長 高 橋 知 江
企画業務課企画業務係長 嶋 田   靖
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午前 9時58分 開 会

◎議長挨拶
○議長(篠田 剛) 皆さん、おはようございます。
 本日は、足元の悪い中、定刻前にご参集いただきましてありがとうございます。
 本日の議会運営に際しまして、皆様の円滑な議会運営のご協力とお願いを申し上げまして挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議会運営委員会委員長報告
○議長(篠田 剛) 開会に先立ちまして、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
 議会運営委員会委員長、野中弥生議員。
○議会運営委員会委員長(野中弥生) おはようございます。
 令和元年志木地区衛生組合議会第3回定例会に当たり、本日午前9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について報告いたします。
 まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
 次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配布いたしております議事日程のとおりで、日程第1、会議録署名議員の指名から、日程第4、第7号議案までということで決定をいたしました。
 次に、平成30年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてでありますが、例年と同様に、各市2名ずつ計6名からなる決算審査特別委員会を設置の上、閉会中に審査をお願いし、次回第4回定例会において審査結果の報告をしていただくということで決定をいたしました。
 以上、議会運営委員会の会議結果の報告をさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(篠田 剛) ただいまの委員長報告のとおり、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎開会及び開議の宣告
○議長(篠田 剛) ただいまの出席議員は17名です。
 なお、本日、私のほうに、15番、高浦議員から欠席する旨の連絡が入っておりますが、定足数に達しております。よって、議会は成立いたしましたので、令和元年志木地区衛生組合議会第3回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議長報告
○議長(篠田 剛) ここで、ご報告申し上げます。
 監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配布いたしましたので、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会議録署名議員の指名
○議長(篠田 剛) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により議長において指名いたします。
 会議録署名議員は、
  2番 勝 山   祥 議員
  3番 加 藤   清 議員
  4番 関 野 兼太郎 議員
 以上、3名を指名いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会期の決定
○議長(篠田 剛) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日としたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) ご異議なしと認めます。
 よって、会期は本日1日と決定いたしました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎管理者の行政報告
○議長(篠田 剛) 日程第3、管理者の行政報告を行います。
 並木管理者。
○管理者(並木 傑) 皆さん、おはようございます。
 開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。
 本日は、令和元年組合議会第3回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方にはご多用の中ご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 本定例会に提案をしております議案は1件となっております。よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。
 それでは、先の定例会以降の動向といたしまして、組合における労働災害防止の取り組みにつきましてご報告申し上げます。
 当組合施設では、近年重大な労働災害は発生しておりませんが、ごみ処理施設につきましては、施設の構造や業務内容の特殊性から、ほかの公共施設に比べ労働災害の発生リスクが高いものとなっております。このことから、組合では、労働災害防止に向け、毎年度、職員及び施設運転管理業務従事者に対しまして安全教育研修会を開催しているほか、職員による各施設への巡回点検の実施や労働災害が疑似体験できる研修センターへ職員等を派遣するなどして、労働災害の未然防止を図っております。引き続き、労働災害防止対策に注力することで、安全で安心な職場づくりを推進してまいります。
 以上、開会に当たりましてのご挨拶及び行政報告とさせていただきます。
○議長(篠田 剛) 以上で行政報告を終わります。
 ここで、暫時休憩いたします。
午前10時04分 休 憩
午前10時05分 再 開
○議長(篠田 剛) 再開いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第7号議案の上程、説明、質疑、委員会付託
○議長(篠田 剛) 日程第4、第7号議案 平成30年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定を議題といたします。
 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 並木管理者。
○管理者(並木 傑) 第7号議案 平成30年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。
 本案は、地方自治法第233条第3項の規定により、平成30年度志木地区衛生組合歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を添えて議会の認定に付するものであります。
 以上でございます。
○議長(篠田 剛) 提案理由の説明が終わりました。
 これより決算審査の監査報告を求めます。
 松本監査委員。
○監査委員(松本四郎) 皆様、おはようございます。
 それでは、平成30年度志木地区衛生組合歳入歳出決算審査についての意見を述べさせていただきます。
 まず、審査の対象でございます。平成30年度志木地区衛生組合歳入歳出決算決算書でございます。審査した日、場所、令和元年8月19日午前9時より志木地区衛生組合の小会議室にて行いました。審査の方法は、管理者から提出された歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び決算審査のために提出された資料に基づき、関係職員の説明を聴取させていただくとともに、会計管理者等に係る各種帳簿書類により計数の確認、照合等を行い、会計の経理手続の適否について審査を実施させていただきました。
 審査の結果を申し上げます。
 審査に付された歳入歳出決算書等、前述の決算書類については、地方自治法に基づき作成されており、記載金額等係数は正確で、当年度における決算を適正に表示しているものと認められます。
 また、歳入の収入済額は、予算現額に対する執行率は101.0パーセントであり、歳出の支出済額は予算現額に対して98.4パーセントでありました。予算措置された目的に沿って適正に執行されておりました。したがって、平成30年度決算の状況は、適正な予算の執行により目的を達したものと認められます。
 なお、今後における老朽化が進行するごみ焼却施設の基幹的設備改良工事等が計画されていることから、引き続き、計画的な事業運営及び効率的な財政運営に努められるとともに、施設の突発的な故障や延命化対策に備え、財政調整基金残高を一定程度確保しておく必要があると考えられます。
 以上でございます。
○議長(篠田 剛) 監査報告が終わりました。
 内容説明を求めます。
 増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) 皆様、おはようございます。
 それでは、第7号議案 平成30年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、平成30年度志木地区衛生組合歳入歳出決算及び決算事項別明細書の1ページ、2ページをお願いいたします。
 まず、歳入決算につきましては、最下段の歳入合計欄にございますとおり、予算現額23億7,676万8,000円に対し、調定額、収入済額ともに24億143万7,721円となり、収入率は101.0パーセントとなってございます。
 次に、3ページ、4ページをお願いいたします。
 こちら歳出決算につきましては、最下段の歳出合計欄にございますとおり、予算現額23億7,676万8,000円に対し、支出済額は23億3,813万2,812円となり、執行率は98.4パーセントとなってございます。
 歳入歳出差引残額につきましては6,330万4,909円となり、翌年度へ繰り越すべき財源はないことから、この額が実質収支額となります。
 なお、平成30年度の歳出決算額は、人件費、光熱費、修繕費及び平成30年度から一口の元金償還を開始したことによる公債費の増などにより、前年度に比べ8.4パーセントの増となってございます。
 続きまして、5ページ、6ページの歳入歳出決算事項別明細書をお願いいたします。
 初めに、歳入の主な内容につきましてご説明申し上げます。
 第1款分担金及び負担金、第1項負担金につきましては、構成3市からの負担金でございますが、前年度に比べ5.1パーセントの増となってございます。
 次に、第2款使用料及び手数料、第2項手数料につきましては、粗大ごみや事業系ごみの受け入れに係る処理手数料でございますが、事業系ごみの搬入量増加に伴い、前年度に比べ2.0パーセントの増となってございます。
 次に、第3款財産収入、第1項財産運用収入のうち自動販売機設置貸付料につきましては、自主財源確保策の一環として、平成29年度より、これまでの行政財産使用許可から入札による貸し付けに移行したことに伴う収入でございます。
 次に、第4款繰入金、第1項基金繰入金につきましては、年度末の資金収支の状況を踏まえ、財政調整基金から5,542万円の繰り入れを行いました。
 続きまして、7ページ、8ページをお願いいたします。
 第6款諸収入、第3項雑入のうち、右端の備考欄中段の有価物売却代金につきましては、世界経済の回復に伴う鉄鋼需要の拡大などにより、カンや金属類の売却単価が上昇したものの、ペットボトルについては売却単価が下がり、歳入金額が大幅に減額したことから、前年度に比べ1,978万3,805円の減となってございます。
 次に、同じく中段のホームページバナー広告掲載料につきましては、組合ホームページのリニューアルに合わせ、自主財源確保策の一環として始めたもので、平成30年度は5社から掲載の申込みをいただいたところでございます。
 次に、下段にございます再商品化合理化拠出金につきましては、組合施設に搬入された容器包装プラスチックなどは、容器包装リサイクル法に基づき、日本容器包装リサイクル協会に引き渡しておりますが、市民の皆様の分別の徹底などにより異物混入や汚れが非常に少ないことから、その取組みが評価され、日本容器包装リサイクル協会より支払われるものでございますが、平成29年度はプラスチックごみの拠出金が発生しなかったことから、前年度に比べ896万5,588円の減となってございます。
 続きまして、歳出の主な内容につきましてご説明申し上げます。
 少し飛びますが、11ページ、12ページをお願いいたします。
 第3款衛生費、第1項清掃費、第1目清掃総務費につきましては、職員の人件費や事務経費などでございます。
 支出済額は1億1,755万8,305円となり、前年度に比べ1,374万8,115円の増となっております。増となった主な要因は、平成30年度は構成市より事務局次長の派遣を受けたことにより、職員数が1名増加したことなどの人件費の増によるものでございます。
 続きまして、13ページ、14ページをお願いいたします。
 14ページ、備考欄上段の委託料の職員採用試験委託料につきましては、平成31年4月1日付採用の新規採用職員選考試験の試験問題提供及び採点業務委託を行ったものでございます。
 次に、14節の使用料及び賃借料のうち、下段にあります例規集ホームページ公開用データホスティングサービス利用料につきましては、情報公開の推進を図るため、組合ホームページに全ての例規集のデータを掲載するホームページ公開用データホスティングサービスの利用料でございます。
 続きまして、15ページ、16ページをお願いいたします。
 第2目塵芥処理費につきましては、組合の主たる業務であるごみの中間処理及び最終処分に関する経費でございます。支出済額は21億1,473万507円となり、前年度に比べ9,894万189円の増となってございます。増となった主な要因は、原油価格の上昇による燃料費調整単価の引き上げに伴う電気料金の値上がりや、老朽化の進む焼却施設の修繕箇所の増加などによるものでございます。
 16ページ上段の11節需用費の光熱水費につきましては、富士見環境センター及び新座環境センターに係るものでございますが、このうち電気料金の支出済額は2億4,815万616円となり、燃料費調整単価の引上げに伴い、前年度に比べ2,263万2,816円の増となってございます。
 なお、電力の調達に当たっては、競争原理を導入したことで年間314万2,800円の電気料金の削減を図ってございます。
 次に、修繕費につきましては、5つのごみ処理施設に係るものでございますが、支出済額は7億4,526万1,388円となり、老朽化の進むごみ処理施設の修繕箇所の増加などにより、前年度に比べ7,688万5,651円の増となってございます。
 次に、13節委託料の備考欄2段目、運転管理業務委託料につきましては、5つのごみ処理施設に係るものでございますが、支出済額は7億5,012万5,629円となり、前年度と同額でございます。
 なお、平成29年度より経費の抑制と契約事務の負担軽減を図るため、3か年の長期継続契約を導入したことにより、設計比で720万7,000円の削減を図ってございます。
 次に、備考欄中段にございます廃棄物処理業務委託料につきましては、焼却灰等の最終処分に係るものでございますが、支出済額は2億8,985万8,717円となり、事業系ごみや粗大ごみの搬入量の増加に伴い、前年度に比べ698万8,374円の増となってございます。
 なお、組合では、最終処分場を保有しないことや循環型社会の実現に向けて、平成30年度は焼却灰等の61.4パーセントを人工砂や砕石などへ再資源化を図ったところでございます。
 次に、下段の精密機能検査業務委託料につきましては、廃棄物処理法に基づく検査で、ごみ処理施設の機能を保全するため、3年ごとに施設の機能状況や耐用の度合いについて検査を行い、今後の整備方針の参考とするために実施したものでございます。
 次に、排ガス中の水銀測定業務委託料につきましては、大気汚染防止法の改正に伴い、平成30年4月1日より廃棄物焼却施設等のばい煙発生施設に対し、ばい煙中に含まれる水銀濃度の自主測定が義務付けられたことによる測定業務委託料でございます。
 次に、循環型社会形成推進地域計画策定等業務委託料につきましては、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に係る国庫補助金申請に必要な計画の策定支援業務を委託したもので、廃棄物処理の現状、目標、発生抑制策、施設の整備の内容と概算事業費及び財源内訳を取りまとめてございます。
 続きまして、17ページ、18ページをお願いいたします。
 中段の第4款、公債費につきましては、平成30年度から粗大ごみ・ビン処理施設建設事業債一口の元金償還を開始したため、前年度に比べ6,851万8,500円の増となってございます。
 第5款予備費につきましては、平成30年度は、充当案件はございませんでした。
 飛びまして、21ページをお願いいたします。
 財産に関する調書の下段の3の基金でございますが、財政調整基金の決算年度末現在高は3億1,931万3,648円となりましたが、今後におきましても、年度間の財源調整のほか、突発的な設備の故障や、今後計画しておりますごみ焼却施設の基幹的設備改良工事に備えて、一定程度基金残高を留保してまいりたいと考えております。
 なお、各費目の詳細な内訳につきましては、別に配布させていただきました平成30年度歳入歳出決算の主要な施策の成果説明書及び説明資料に記載させていただいております。
 長くなりましたが、説明につきましては以上でございます。
○議長(篠田 剛) 内容説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑はございますか。
 17番、天田いづみ議員。
○17番(天田いづみ) まず、財政調整基金なのですけれども、先ほど監査委員のほうから施設の突発的な故障や延命化対策に備え財政調整基金を一定程度確保しておく必要があると考えられるという審査結果の意見をいただきました。それから、今ご説明の中で常任副管理者のほうからも、ある程度留保していく必要があるというふうなお話をいただいたところであります。
 私も、以前に議員をやっていたときに、ちょっと記憶がはっきりしませんで、当組合でどの程度の額、財政調整基金を持っておく必要があるのかという目安の額、おおむね3億程度だったかなという記憶が、ちょっとその辺が曖昧ですので、やはり組合として一定程度の目安を持っていらっしゃると思いますので、その考え方についてお伺いできたらというふうに思います。
 それから、7ページ、8ページの歳入の雑入の有価物売却代金、先ほど常任副管理者のご説明の中では、カンや金属類の売却単価は上昇したものがあるのだけれども、ペットボトルについて大幅に下落したために1,000万円弱が前年に比べて減となったというご説明がありました。具体的にペットボトルについて、29年度、30年度でどの程度下落したのということなんです。その要因、世界経済のいろいろな状況があると思うので、その要因についてお答えいただけたらというふうに思います。
 それから、少し下にいきまして再商品化合理化拠出金、これも先ほどのご説明の中で900万円弱減になったと、日本容器包装リサイクル協会から支払われる拠出金が平成30年度はプラスチックごみで発生しなかった、ゼロであったということなのでしょうか。その辺のところを確認させていただきます。そうしますと、この12万2,460円といいますのはビンになるのかなと思うんです。その辺もあわせてご説明をいただければというふうに思います。
 それから、16ページの11節需用費のところの一番下の段に流用がありますよね。13節から流用で254万2,339円、ほかにもちょこちょこと流用が幾つか見受けられるのですけれども、ここの部分がちょっと100万単位で額が大きいかなというふうに解釈いたしましたので、その要因についてお伺いしておきたいというふうに思います。
 それから、最後になりますけれども、決算のご説明の中でいただいております、歳入歳出決算の主要な施策の成果説明書及び説明資料の8ページの4のごみ処理の状況の中で、事業系ごみについては構成市内の大型商業施設の開業など、経済活動の活性化などにより、前年度に比べ284.8トンの増加、率にして1.62パーセントの増加となっておりますというふうにいただいています。当然、事業活動が活発になれば、ごみ量が増えるのはやむを得ないというふうに私も考えています。具体的に当組合の構成市の多量排出事業者の一般廃棄物などの搬入実績が月量4トン以上となった事業所を各自治体で認定しているわけですけれども、認定し、月々成果を出していただいて、いわゆるごみ処理の状況をきちんと考慮をして、ごみが増えているようなところがあればどうしたのですかというような討論をされていると思うんです。多量排出事業者が、29年度、30年度で認定されている事業所の数自体が増えているということであれば、当然考え方として、ごみ量が一定程度増えるという多量排出事業者だけではないのですけれども、やはり多くの量を出す事業者が増えていれば、当然一定程度廃棄物の量も増えるというのは、ある意味やむを得ないのかなと考えますが、そういう観点からお伺いをさせていただけたらというふうに思います。
 以上です。
○議長(篠田 剛) 増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) それでは、天田議員のご質問に対し順次お答えさせていただきたいと思います。
 まず1点目ですが、財政調整基金の一定程度の確保、その考え方と金額的なご質問であると思いますが、一般的にこういった地方自治体の団体は、歳入歳出決算額のおおむね5パーセントから10パーセントが標準であるというふうに言われております。そうしますと、私ども組合ですと2億円ぐらいになるわけなのですけれども、大変特殊な施設でございますので、一般の市とはちょっと違って2億円あれば十分であるというふうな考え方は持っていないということです。今現在3億程度あるわけですが、今後この環境センター、あるいは新座の環境センターが故障してしまった場合に、その故障復旧費用でありますとか、それから、その期間、他の自治体にごみを委託して燃やしてもらう、あるいは運んでもらうというような、そんな費用がかかるわけでございます。それには最低3億円以上はかかるというのが考え方ですが、今後その基幹改良、あるいは修繕箇所が非常に多いので、どんな故障が起きるかわかりません。そんなことから、目標としては5億ぐらいあることが望ましいという考え方が、私どもの基金の残高の考え方というふうに申し上げたいと思います。
 次に、2点目でございます。
 歳入の関係でペットボトルの売却単価が下がった理由ということでのご質問でございますが、これは2点ほどペットボトルがなかなか売れなかったという理由があるのかと思います。
 まず1点は、原油価格の下落という部分の世界的なことでありますが、ご案内のとおり、石油からつくられる新品のペットボトルの価格のほうが安くなってしまって、リサイクルするより新たにつくったほうが安い、そういうことから再生事業が行き詰まったということが1点です。それから、平成29年から中国がペットボトルの輸入をしなくなった。日本国内に原料が増え、価格が下がったということが言えるわけですが、詳しく言いますと、中国と海外への輸出制限の影響によりまして低価格での資源化が困難になってしまった。そこで、国内の処理の量が飽和状態になってしまって、需要が下がり、価格が下がったということが考えられるということで、ペットボトルの売却単価が非常に下がってしまったということでございます。
 そこで、ペットボトルの単価が29年、30年でどのくらいあるのかというご質問でございますが、ペットボトルについては半期に一度入札をさせていただいております。かなり変動があるものですから、前期、後期に分けて金額を入札にしているわけでございますが、29年度の前期は1トン当たりの単価が3万7,380円でした。ところが後期になると、1トン当たり1万1,340円ということで3分の1に29年度の後期は変わっている。では30年度はどうだったか。前期ですが、これが8,640円に変わるわけです。後期はもう絶望的かなと思ったところ、1万629円ということで若干戻るわけですが、29年度並みということで、30年度後期は1万629円という金額になります。このような形で変動をしている、その理由は先ほど申し上げたとおりでございます。
 なお、この辺の収入につきましては、今後決算審査特別委員会でご提出させていただきます資料にも詳しく書かせていただきたいと思いますので、確認していただければと思います。
 次に、再商品化の関係です。プラスチックの容器包装の金額が、今回は29年度は実際お金がもらえなかった、なぜかということも、これもプラスチックとペットボトル、考え方は同じでございます。そもそもこのもらえなかった理由の根本ですが、再商品化を図るに当たって想定していたリサイクル費用と、それから実際にかかっているリサイクル費用、この差額を見て、儲かればその半分が入ってくるということでございます。各市町村に渡される。要するに儲けがなかったということです。差額が黒字にならなかったので今回は出ていく。その理由は何なのかということですが、実際にかかったリサイクル費用が増加してしまった理由は、再商品化事業者のコストが上がってしまったということなのです。再商品化をしようとする業者のほうにコストが上がってしまったために利益が出なかった。
 それはなぜなのかという理由なのですが、1つ目は、やはりここで中国の廃プラ輸入規制の影響によりまして、国内製のプラスチック、要するに品質の悪いプラスチックが増えてしまったということなのです。今までは、どんどん中国に汚れていたりとか、品質の悪いものを出していたのですけれども、それが受け取ってくれなかったので今度は国内に広がってしまう。そこでその品質の悪いプラスチックを処理する処理残渣の廃棄物処理費用が増加してしまった。洗ったりとか、分けたりとか、さまざまな手間がかかってしまったのでコストがかかってしまった。具体的に何かというと、運搬費用の増大、ドライバーが不足しているとか、人件費が高くなってしまった、あるいは先ほど申し上げましたとおり、きれいにするためにかかる費用が上回ってしまったために利益が出なくて、プラスチックの分については各市町村には渡せませんよ、こんな結果になってしまったというのが今回の理由になるわけでございます。
 次に、修繕費のお話がありました。事項別明細書の16ページの備考欄、上から6段目に13節から流用、254万2,339円とあります。これが何なのかというようなことでございますが、これにつきましては、主要な施策の成果説明書、別の成果説明書、こちらの成果説明書の4ページをご覧いただきたいと思います。説明書の4ページには、修繕費の支出状況という表が書いてございます。この最下段に1号炉乾燥室天井部耐火物修繕、同じく1号炉燃焼室天井部耐火物修繕というのがありまして、実はここにかかる費用に流用させていただいたということになります。こちらの修繕については、当初予定していました、上段の部分にも書いてありますけれども、富士見環境センター焼却施設のオーバーホールの追加ということになるわけなのですが、オーバーホール修繕で炉を開けた結果、当初予定したよりも炉の状態が悪いということが判明したので、ここでこの修繕をさせていただいた。しかしながら、当初の金額がありませんものですから流用をさせていただいたという流用理由になります。必要が生じ、追加修繕をさせていただいたというところでございます。
 次に、事業系ごみの増加に伴う各市の取り組みですとか、組合の取り組みのお話だったと思いますが、ご案内のとおり、30年度、前年度に比べて285トンの事業系ごみが増えました。この理由は何なのかということで私先ほど説明しましたけれども、経済活動の活発化という話をしているわけなのですが、具体的にどういう活発化があったのかということでございます。これはどんどん各構成市に商店、あるいはごみを排出するお店が出てきている、あるいはどんどんごみを排出しているという状況にあるわけでございますが。
 例えば、志木市については、マルエツ志木幸町店が平成30年9月にオープンをしました。それから、高齢者向けの食事の配達をする、そういった企業が、前年に比べますと約90トンのごみ量が増えている、恐らく食品残渣であろうと考えられますが、こういったことがあります。ただし、志木市全体を相殺しますとプラス29トンほどの増になりますから、さほどな影響ではないのですが。一番なのは新座市でございまして、前年に比べると新座市だけで230トンも増えているわけです。新座市に何が起きたのかというところですけれども、それほど目立ったものではないのですが、例えば、大和田二丁目に開店しましたカインズホームですとか、ベイシア等については30年11月ですから、10月ぐらいのオープン準備からごみが出ますので、こういったところからごみの排出が出ているということ。それから、細かいところで新規オープンの新店舗が13店舗ほど増えているというようなこと。それから、既存店舗での排出が増ということや、新座志木中央総合病院の増床に伴うものでなどが、新座市の多くなっている理由ではないかと思います。富士見市さんは、ららぽーと富士見、あるいはイムス富士見総合病院等から、若干ですが、ごみの量が増えているというようなことになるわけでございます。
 こういった多量排出事業者、議員がおっしゃるとおり月量4トン以上搬入する事業者を、市と組合が協議をして、多量排出事業者として認定をしているわけでございまして、それに伴いまして次のような働きかけを、お互いの約束ということになるのですが、例えば廃棄物についての意識の啓発、あるいは廃棄物の適正な管理、減量化、再資源化の促進、こういったものを各市、あるいは組合でやっていこうというようなことになるわけでございます。現在、10月1日からですけれども、県が主体となって、市町村、組合が事業系ごみ削減キャンペーンの取り組みなども行っているところでございます。各市のホームページなどでもやっていきますよということを言っております。
 それから、組合としては、毎年ですが、事業系ごみの展開検査を行って、パッカー車を全部開けて、中身の検査をして、これは資源ですよねとか、これは関係ないですよねとか、こういった指導をしていくことを強化していくという。それから、つい最近ですが、事業系一般廃棄物の搬入事業者に対しての説明会を9月20日に行いました。これは消費税に伴う事業系の手数料の金額が上がるということの説明も含めながら、実は事業系ごみは非常に多くなっているので、どうか減量にご協力をお願いしたいということを強くお話ししたのが、そういったきっかけでございました。
 それと、今後の方向性の考え方ですけれども、こういった新店舗が出てくる中でもやはり特筆すべきところは、食べ物、食品残渣がどうやら回ってきているような気がします。先日も事業系ごみの展開検査を、スーパーの分とかやったところ、やっぱり鶏肉の皮とか、野菜のむいた皮とか、そういったものがどんどん入ってきている。当然、燃やせるごみでございますので問題はないのですが、そういったものを違うところで処理することはできないかと、そういうことを考えていくわけでございます。
 そんな中で、入間東部地区事務組合、こちらの旧し尿処理施設の跡地利用活用事業で、バイオマスガス事業というのが今進められております。実施主体は三菱マテリアル株式会社だそうでございます。事業内容としては、事業者から排出される食品廃棄物を、微生物の力でエネルギーを取り出して電力や熱として有効利用していく、こういった事業を行うわけでございます。こんな中で、ごみ減量化の推進とか、食品リサイクルの推進が図れることが期待されるわけでございます。現在、プラントの建設工事中でございまして、2年度の9月から開始されるというふうに伺っております。今後、構成3市との事業系ごみの食品残渣の運用方法については、これから協議したり、あるいはどのような形でやっていくのか調整をしていきたいと思いますが、組合の事業系ごみの減少が期待できるということで今後注視していきたいと思います。しかしながら、その分、手数料の減額も生じてしまうということも考えられるということを申し添えておきたいと思います。
 説明は以上でございます。
○議長(篠田 剛) 17番、天田いづみ議員。
○17番(天田いづみ) 詳細にご説明いただいて、大変ありがとうございます。
 今の食品残渣の関係で、また決算の質疑でいいのかなと思ってしまうのですけれども、入間東部事務組合は、し尿処理施設跡地利用のバイオマス事業という話がありまして、ちょっと私は今本当に初めて聞いたのでわからないのですけれども、当組合の構成市にかかわる食品残渣なども、手数料を払えば受け入れていただけるというふうな理解なのでしょうか。その辺をもしお答えいただけるようであれば、当組合のことではないので、軽々に申し上げるべきものではないというふうに私は配慮しなければならないとお伺いしますけれども、お答えになれる部分がありましたらお聞きしたいというふうに思います。
 お答えいただきましたように、ぜひそれぞれの市の取り組みとして連携して、事業系ごみを注視していただけますように、それはよろしくお願いします。
 それから、流用の関係で、やはり緊急修繕ということで、このような決算の実態からも   富士見環境センターを、大規模な改修工事をしっかりと実施していかなければならない状況なのだなということはわかりました。あわせまして、財政調整基金、今、常任のほうから5億円以上あるのが望ましいというお話がありまして、その辺はやはり構成市との協議になってくるかと思いますので、そこは組合の職員レベルでは5億円以上あることが望ましいということではあるとは思いますけれども、そこは正副管理者と協議していただくことと思いますので、また予算編成組みまして、よろしくお願い申し上げます。
 それから、歳入の有価物売却代金及び再商品化合理化拠出金については了解しました。やはり業者の状況を鑑みまして、やはり世界的にもマイクロプラスチックの問題等が多く、削減していかなければならないという流れの中で、当組合にしても、構成市にしても、リサイクルしているからいいということではなくて、発生量を減らしていかなければならないということは当初から打ち出してきたとは思うんです。当組合も事業所として地球温暖化防止実行計画、CO2削減のための地球温暖化防止計画を持っていまして、中でもプラスチック削減に係るCO2の発生は非常に大きいものがありますので、そういう意味でもやはり発生抑制をしていかなければならないということがあると思います。ですから、そういった観点からも、ちなみに志木市では環境基本計画、今年度から10年間でプラスチックを25パーセント削減という、あくまでも目標ですけれども、目標を掲げて取り組み始めたところですけれども、しっかりと構成市と連携していただいて、発生抑制というところに取り組んでいただいたらいいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。
○議長(篠田 剛) 増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) それでは、1点だけご質問がありましたのでお答えしたいと思います。
 私の説明の中で最後に申し上げました入間東部地区のお話につきましてなのですが、まだまだ今建設途中でございまして、まだ運用とか運営方法については具体的な話が出ておりません。しかしながら、昨年の5月に入間東部の組合の職員が来まして、実はこういう今計画で進めていますという話がありました。これについても、今後食品残渣をどこまで、どのように集めるのかというのはこれからだと思います。ただし、志木地区の構成3市の各環境担当の部長のほうにこの説明をさせていただいて、もしこういったことでお願いがあった場合についてはご協力をお願いしたいという話をしております。ですので、恐らく見込みはあるのかなというふうに思っているところでございますが。ただ、民間事業が計画するところでございますので、どの程度の量をどういったところから、そして、当然金額的なこともあるわけでございますので、それはこれからではないかなと思います。具体的な運用方法については、まだちょっとわかっていないということであります。
 以上でございます。
○議長(篠田 剛) ほかに質疑ございますか。
 6番、寺田玲議員。
○6番(寺田 玲) 平成30年度歳入歳出決算の主な施策の成果説明書より、何点か質問させていただきます。
 まず1点目、ページ数4ページにあります(3)衛生費、イの説明欄のところであります。電力の調達においての経費削減に取り組んでいくという記述があります。先ほど常任のほうからも具体的に競争の原理に取り組み、経費削減を行っていくというご説明でしたが、平成30年度の具体的な内容についてお伺いいたします。
 2点目に、ページ数8ページ、不用額についてお伺いをいたします。衛生費2,549万6,562円とありますけれども、説明の欄で精密機能検査業務委託の契約差金、また、廃棄物処理業務委託料が見込みより少なかったためとありますけれども、それぞれの金額と主な要因についてお伺いいたします。
 3点目、同じくページ数8ページ、4、ごみ処理の現状につきまして、事業系ごみのことを今、天田議員より質問がありましたけれども、具体的に事業系ごみのごみ削減化に向けたさまざまな取り組みが今常任副管理者より説明がありましたが、具体的に啓発、平成30年度はどのような取り組みが行われたのか。また、パッカー車の展開検査という説明がありましたが、具体的には何台くらい行われたのか、お伺いをいたします。
 同じくページ数8ページ、ごみ処理の状況で1トン当たりの処理経費、前年度に比べ2,049円の増加ということが書かれてありました。この1トン当たりの処理経費が増加した主な要因についてお伺いをいたします。
 最後に、最終処分場のことが先ほど報告の中でありましたけれども、現在の最終処分場の状況、何年ぐらい埋立てられるとか、そのような現在の状況につきまして、管理者としてはどのような形で報告を受け、計画されているのか、お伺いをいたします。
 以上です。
○議長(篠田 剛) 増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) まず、1番目の電力の競争の話でございますけれども、ご案内のとおり、電気料金の中身というのは大きく4つに分かれているということで、まず基本料金というもの、それから2番目に電力量、その月に使用した消費電力の金額、それから3番目に燃料費調整額というよく話に出てくるものです。それから最後に、税金のようなものですが、再生可能エネルギー発電促進賦課金という、こういったものがあるわけでございますが、この4つの中身の中で金額を減らせるのが1番の基本料金、割引のできる料金ということになるわけです。
 ここで、平成29年度、3か年契約をするから見積もりを出しなさいということで東京電力を初め数社に金額を出させたところ、一番安く、一番まけてくれたところが東京電力で、これが3社に対しまして金額が、基本料金を下げてくれる、ここで競争原理を導入して金額を下げたということになります。
 今後、また年度途中でもこういったことが可能ということなので、令和元年度についても、補正を組みながら、この金額よりも下げて、さらに競争原理を働かせて電気料金の減額に努めていきたいというふうに考えているところでございます。
 それから、2つ目の質問の精密機能検査業務委託につきましてのご質問でございますけれども、当初予算では608万3,000円程度に対しまして委託金額が324万になったということでございます。入札では6社が入札をしてまいりまして、落札率63.7パーセントでこの業務委託を請け負った企業がおるということで、この金額になったということになるわけでございます。
 それから、3番目でございますが、ごみ削減の取り組みということでございます。先ほどもご説明をさせていただきましたところ、家庭系ごみについては、市民の皆様方のご協力というのでしょうか、意識の高さによりまして、人口は若干増えているものの、ごみについては大きく増えたり、あるいは大きくということはないのですが、状況が変わらない状況、増えているということはないということでございます。しかしながら、先ほど申し上げましたとおり、事業系ごみの増加についてがやはり非常に心配されるというところでございます。それに対しての取り組みでございますが、今後も私どもだけではなく、構成3市がやはり連携をしながら、どういったごみを事業者が出してくるのか、食品残渣としても、リサイクルできるごみというものが非常に多いわけでございますので、そこら辺についての指導というか、そういう協力についての依頼をしていきたいと考えているところでございます。
 それと、事業系可燃ごみの展開検査の状況でございますけれども、平成30年度は12回実施をいたしました。6月に3件、10月に5件、それから2月に4件ということで、富士見環境センター及び新座環境センターにおきまして、抜き打ちというのでしょうか、いらした業者の方に協力をいただいて展開検査をさせていただいたということでございます。パッカー車からごみを取り出しまして、どんなものが入っているのかを写真を撮って分別をするわけです。中には廃プラスチック、ビンとかカンとか、ペットボトル、そういったものがもし入っていれば収集業者に指導を行います。実際のところはそれは入っておりませんのでそういったことはないのですが、悪質な産業廃棄物等が入っていれば、これはもう直接排出した業者に指導するということになっております。また、そんな状況も各構成市のほうには連絡をしているところでございます。こういったこともそうですし、それから、さまざまな啓発を使いまして行っているところでございます。
 ちなみに、新座市では、今回の広報で事業系ごみの削減キャンペーンを行っているので、ご協力をお願いしたいというような、そういったページも設けていただいて、市民に周知をしていただくというようなことも一つなのかなというふうに思っております。
 成果説明書の8ページになりまして、次に1トン当たりの処理経費が前年度に比べ2,049円の増加ということになっておりまして、この理由は何かというお話でありました。この辺の増加の理由は、書いてあるとおり、家庭系ごみは一般的なのですが、事業系ごみが増えたこと、粗大ごみが増えたことによって、当然手数料も増えますけれども、燃やす量も増える、その分また灰も増える、当然1トン当たりの処理経費等もふえるということですので、やはりこの30年度決算の大きなポイントは事業系ごみの増大、粗大ごみの増大ということが言えるのかなというふうに思っております。
 それから、最後に最終処分場の今後の状況でございますが、私ども組合の場合は、最終処分場を全国にというのでしょうか、東北地方を中心に分散しております。1カ所にしてしまいますと、その処分場で搬入を拒否されますと、もう搬入ができなくなってしまいますので、幾つか複数を設けております。それぞれその施設によって、灰を埋めたというところもあれば、それから再処理して砕石をつくったりとか、そういうようなリサイクルをするところもあるのですが、とりわけ埋め立てについては、それぞれ年数が違いますので一概に言えませんが、多くて30年はもつと、あるいはあと25年はもつ、こういったところがほとんどであると思います。現在、草津、日光、それから山形、秋田等に分散して焼却灰、あるいは集じん灰に分散しながら実施をしているところでございます。その各依頼をしている市と協議をした上で、あと何年もちますよとか、あるいは気をつけてくださいね、こんなものが入っていてはだめですよというようなことを調整しながら埋め立てをさせていただいているという状況でございます。
 説明は以上でございます。
○議長(篠田 剛) 6番、寺田玲議員。
○6番(寺田 玲) ありがとうございます。2点だけ再質問させていただきます。
 ページ数8ページの不用額の廃棄物処理業務委託料の金額でお伺いしたいのと、パッカー車の抜き打ちの展開検査で実際に悪質ケースは30年度はあったのかということについてお聞きします。
○議長(篠田 剛) 増子常任副管理者。
○常任副管理者(増子義久) 1点目でございます、不用額のご質問でございましたが、平成30年度決算見込みの1万685トンに対し9,894トンの処理実績であったため、このような形になったということでございます。処分単価はほぼ予算どおりでございましたが、搬出の数値の確定が年度末になる等、単価の安い県処分場の突然の受け入れ停止等を考慮して減額補正をしなかったということでございます。
 それから、悪質な部分について平成30年度ですが、平成30年度に限らず、そういった指導を徹底しなければいけないのは、そういった業者さんは現在のところはございません。
○議長(篠田 剛) ほかに質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 第7号議案 平成30年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定の件については、6人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) ご異議なしと認めます。
 よって、平成30年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定の件については、6人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第3条の規定により次のとおり指名いたします。
 2番、勝山祥議員、5番、田中栄志議員、8番、笠原進議員、10番、白井忠雄議員、13番、安藤圭介議員、16番、今村弘志議員。
 これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) ご異議なしと認めます。
 よって、決算審査特別委員会の委員は、ただいま指名したとおり決定いたしました。
 直ちに委員会条例第5条の規定により、正副委員長互選等のため決算審査特別委員会を招集しますので、暫時休憩いたします。
午前11時03分 休 憩
午前11時14分 再 開
○議長(篠田 剛) 再開いたします。
 ただいま決算審査特別委員会の正副委員長が互選されましたので、ご報告いたします。
 委員長、16番、今村弘志議員、副委員長、10番、白井忠雄議員が互選されましたので、ご報告いたします。
 それでは、ここで正副委員長からご挨拶をお願いいたします。
 初めに、今村委員長。
○決算審査特別委員会委員長(今村弘志) ただいま休憩中に決算審査特別委員会を開催いたしまして、私、志木市の今村弘志が委員長を務めることとなりました。
 委員会の開催日時については、11月18日月曜日、午前10時と決定しましたので、委員の皆様方のご協力を得まして、活発なご意見、そして慎重な調査を行いたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 以上で挨拶とさせていただきます。
○議長(篠田 剛) ありがとうございました。
 続きまして、白井副委員長、お願いいたします。
○決算審査特別委員会副委員長(白井忠雄) ただいま決算審査特別委員会におきまして、私、新座市の白井忠雄が副委員長を務めることになりました。
 委員長を補佐し、皆様のご協力をいただきまして、慎重な審査に努めたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。
○議長(篠田 剛) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
 なお、ただいま決算審査特別委員会委員長から、会議規則第64条の規定により閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。ただいまの委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査を承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠田 剛) ご異議なしと認めます。
 よって、閉会中の継続審査を承認することに決定いたしました。
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◎閉会の宣告
○議長(篠田 剛) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
 よって、令和元年志木地区衛生組合議会第3回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
 本日はお疲れさまでございました。
午前11時17分 閉 会
 ─────────────────── ◇ ────────────────────

 

参考資料


令和元年志木地区衛生組合議会第3回定例会議案等一覧及び審議結果
令和元年10月4日

 

議案番号

件名

審議結果

採択の状況

議決等年月日

第7号議案

 平成30年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の

 認定について

 継続審査

 決算審査特別委員会付託

全会一致

R1・10・4