○ 招 集 告 示
志木地区衛生組合告示第1号
平成27年志木地区衛生組合議会第1回定例会を次のとおり招集する。
平成27年2月25日
志木地区衛生組合管理者 香 川 武 文
記
1 日 時 平成27年3月27日(金)午前10時
2 場 所 志木地区衛生組合会議室
○応招・不応招議員
平成27年志木地区衛生組合議会第1回定例会 3月27日(金)
応招議員(18名)
1 番 今 成 優 太 議員 2 番 小 川 匠 議員
3 番 加 藤 久美子 議員 4 番 関 野 兼太郎 議員
5 番 津 波 信 子 議員 6 番 深 瀬 優 子 議員
7 番 榎 本 賢 治 議員 8 番 工 藤 薫 議員
9 番 大 山 智 議員 10番 滝 本 恭 雪 議員
11番 鈴 木 秀 一 議員 12番 平 野 茂 議員
13番 有 賀 千 歳 議員 14番 西 川 和 男 議員
15番 内 山 純 夫 議員 16番 河 野 芳 徳 議員
17番 小 山 幹 雄 議員 18番 高 浦 康 彦 議員
不応招議員(なし)
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平成27年志木地区衛生組合議会第1回定例会
平成27年3月27日(金曜日)
○議 事 日 程
開 会
議長報告
日程第 1 議席の指定
日程第 2 会議録署名議員の指名
日程第 3 会期の決定
日程第 4 管理者の行政報告
日程第 5 第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任について
日程第 6 第2号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の
一部を改正する条例の制定について
日程第 7 第3号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
の制定について
日程第 8 第4号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改
正する条例の制定について
日程第 9 第5号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出予算
日程第10 第6号議案 志木地区衛生組合監査委員の選任について
閉 会
○出席議員(18名)
1 番 今 成 優 太 議員
2 番 小 川 匠 議員
3 番 加 藤 久美子 議員
4 番 関 野 兼太郎 議員
5 番 津 波 信 子 議員
6 番 深 瀬 優 子 議員
7 番 榎 本 賢 治 議員
8 番 工 藤 薫 議員
9 番 大 山 智 議員
10番 滝 本 恭 雪 議員
11番 鈴 木 秀 一 議員
12番 平 野 茂 議員
13番 有 賀 千 歳 議員
14番 西 川 和 男 議員
15番 内 山 純 夫 議員
16番 河 野 芳 徳 議員
17番 小 山 幹 雄 議員
18番 高 浦 康 彦 議員
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○欠席議員(なし)
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○説明のための出席者
管理者 香 川 武 文
副管理者 須 田 健 治
副管理者 星 野 信 吾
常任副管理者 貫 井 秀 夫
会計管理者 髙 橋 正 則
事務局長 金 子 秀 夫
事務局次長兼総務課長 白 砂 一 男
企画業務課長 菊 池 直見津
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課長補佐 森 園 幸 則
企画業務課長補佐 新 井 昭
企画業務課係長 内 田 武 二
企画業務課主査 嶋 田 靖
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午前10時00分 開 会
◎議長挨拶
○議長(河野芳徳) おはようございます。
開会に先立ちまして、富士見市議会において組合議員の改選が行われましたので、ご報告いたします。
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◎議会運営委員会委員長報告
○議長(河野芳徳) それでは、議会運営委員会が開催されていますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
議会運営委員会委員長、内山純夫議員。
○議会運営委員長(内山純夫) おはようございます。
平成27年志木地区衛生組合議会第1回定例会に当たり、本日9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果を報告いたします。
まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
次に、議事日程についてでありますが、3月23日に富士見市の議長が交代され、組合議員の監査委員が欠員となりました。
よって、監査委員の選任についての議案を新たに提案したいとのことでありますので、皆様のお手元に配布いたしました議事日程の日程第1、議席の指定から日程第9、第5号議案までに加え、日程第10といたしまして、第6号議案 志木地区衛生組合監査委員の選任についてを追加することで決定をいたしました。
以上、議会運営委員会の報告を申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(河野芳徳) ただいまの委員長報告のとおり、ご了承願います。
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◎新議員の紹介
○議長(河野芳徳) ここで新議員の紹介を行います。
富士見市議会におきまして、新たに組合議員に選出されました議員の方に自己紹介をお願いしたいと思います。
深瀬優子議員、お願いいたします。
○6番(深瀬優子) 皆様おはようございます。
このたび、委員としてつかせていただくことになりました公明党の深瀬優子と申します。
精いっぱい努めさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(河野芳徳) ありがとうございました。
以上をもちまして、新議員の自己紹介を終わります。
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◎開会及び開議の宣告
○議長(河野芳徳) ただいまの出席議員は18名です。定足数に達しております。
よって、議会は成立いたしましたので、平成27年志木地区衛生組合議会第1回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
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◎議長報告
○議長(河野芳徳) ここでご報告申し上げます。
監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配布いたしましたので、ご了承願います。
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◎議席の指定
○議長(河野芳徳) 日程第1、議席の指定を行います。
新議員の議席は会議規則第3条第2項の規定により、議長において指定をいたします。
6番、深瀬優子議員。
以上のとおり、議席を指定いたしました。
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◎会議録署名議員の指名
○議長(河野芳徳) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により、議長において指名いたします。
会議録署名議員は、
17番 小 山 幹 雄 議員
18番 高 浦 康 彦 議員
1番 今 成 優 太 議員
以上、3名を指名いたします。
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◎会期の決定
○議長(河野芳徳) 日程第3、会期の決定を議題といたします。
今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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◎管理者の行政報告
○議長(河野芳徳) 日程第4、管理者の行政報告を行います。
香川管理者。
○管理者(香川武文) おはようございます。
開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。
本日は、平成27年組合議会第1回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方におかれましては、大変お忙しい中ご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
初めに、先ほど組合議員の交代に伴いましてご紹介をいただきましたが、このたび新たに組合議員になられました富士見市の深瀬優子議員には、これまでの組合議員の皆様と同様、組合行政の推進のためにご指導、ご協力を賜りますよう改めてよろしくお願いを申し上げます。
次に、先の定例会以降の動向についてでございますが、ごみ処理も順調ということでありまして、今回は特にご報告するものはございませんでした。
なお、本定例会に提案をいたしております議案は志木地区衛生組合常任副管理者の選任について、志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定について、志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についての5議案でありますので、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。
以上で、開会に当たりましてのご挨拶並びに管理者の行政報告を終わります。
○議長(河野芳徳) 以上で、行政報告を終わります。
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◎第1号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第5、第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任についてを議題といたします。
ここで、事務局長の退席を求めます。
〔事務局長 金子秀夫君 退席〕
○議長(河野芳徳) 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任について、ご説明申し上げます。
本案は、常任副管理者、貫井秀夫が平成27年3月31日付で退職することに伴い、後任として金子秀夫を選任することについて同意を得たいので、志木地区衛生組合規約第8条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
申し上げますが、第1号議案は人事案件のため、討論を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、討論を省略いたします。
第1号議案の採決を求めます。
第1号議案を原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、第1号議案は原案のとおり同意されました。
事務局長の復席を求めます。
〔事務局長 金子秀夫君 復席〕
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◎第2号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第6、第2号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第2号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
本案は、年次有給休暇等の付与単位の変更等をしたいので、地方公務員法第24条第6項の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) それでは、第2号議案、志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明いたします。
この条例案につきましては、年次有給休暇の付与単位を暦年から年度に変更するとともに、併せて人事院規則の改正に伴う条例の改正を行うものでございます。
改正内容につきまして、順次ご説明をさせていただきます。
初めに、第12条の年次有給休暇についてでございますが、現在、年次有給休暇の付与単位は暦年となっております。しかしながら、予算、決算につきましては、年度単位であり、また職員採用や人事異動も基本は年度単位であります。また、多くの自治体で従来の暦年付与から年度付与に変更している状況がございます。そういった中、平成27年度から再任用制度の運用を始めることとなり、暦年から年度に切りかえることにより、継続雇用される再任用職員の、一般職員、新入職員間における合理的な年次有給休暇の付与が可能となり、また、事務の合理化にもつながるものと判断し、提案させていただいたものでございます。
資料とし、お手元にカラー刷りの年次有給休暇の経過措置イメージという資料を配布させていただいておりますので、ご覧いただきたいと思います。
現在の年次有給休暇につきましては、毎年1月1日に職員ごとに取得可能日数を決定いたします。この日数は前年12カ月分からの繰越分として最大で20日繰り越しできます。そこに新しく1月から12月までの分ということで、20日が付与され、最大で40日取得できることになります。そして、これを暦年から年度に変更する内容でございますが、本年4月1日、施行日を迎えた段階で、経過措置として、来年1月から3月までの3カ月分相当として5日を追加措置をいたしまして、取得可能期間を4月から来年の3月31日までという設定をいたします。
仮に、今年1月から3月の間に休暇を取得していなかった場合、4月1日における取得可能日数は最大で45日ということになります。
平成28年度につきましては、平成27年1月1日と4月1日に追加付与された25日分は平成27年度の付与扱いとなりますので、翌年度に繰り越すことができます。したがいまして、繰り越しは最大25日となり、新たに20日が付与されますので、最大45日がストック可能になります。平成29年度からにつきましては、最大繰越日数は従来どおりの20日となりますので、付与日数20日と合わせて毎年度最大で40日ということになります。
続きまして、第13条の病気休暇についてでございますが、新旧対照表の2ページ目、右側上段の旧条例をご覧いただきたいと思います。
病気休暇といたしましては、現在、(1)から(3)として、公務上の負傷または疾病の場合、結核疾患の場合、前2号以外となっており、それぞれ休暇日数が異なっております。国におきましては、平成23年1月1日に結核性疾患の場合は、1年とする特例措置が廃止されておりますので、本条例改正に合わせまして廃止をするものでございます。
次に、第14条の特別休暇と第16条の組合休暇についてでございますが、年次有給休暇と同様、暦年付与から年度付与に変更するというか、こちらにつきましては、子の看護休暇、介護休暇、夏期休暇、ボランティア休暇、そして組合休暇でございます。このうち、夏期休暇を除いて、年度利用に変更するための経過措置として、追加付与がございます。
配布資料の2枚目、特別休暇及び組合休暇の経過措置の内容についてをご覧いただきたいと思います。
第14条第2項第15号の子の看護休暇を例に申し上げますと、小学校就学前のお子さんが1人いる場合、本来1月1日に12月までの1年分として5日の休暇が付与されております。経過措置して、4月1日に来年1月から3月までの3カ月分相当に当たる2日を追加付与しまして、取得可能期間を4月から来年の3月31日までという設定になります。仮に、この1月から3月までの休暇を取得しなかった場合、4月1日の取得可能日数は最大7日となります。
お子さんが2人以上の場合、それから第16号の介護休暇、第21号のボランティア休暇並びに第16条の組合休暇につきましても同様に経過措置として表に示した日数が付与されることになります。
次に、第14条第2項第20号の特別休暇、いわゆるドナー休暇でございます。もう一度新旧対照表3ページをご覧いただきたいと思います。
現在、ドナー休暇は骨髄移植のために骨髄液を提供する場合に限られておりますが、国におきましては、骨髄液を提供する場合に加え、末梢血幹細胞移植のために末梢血幹細胞を提供する側にも休暇が取得できるよう平成24年7月1日に規則の改正がされておりますので、こちらにつきましても同様に取得できるよう本条例改正に合わせまして改正をするものでございます。
これらの施行日につきましては、平成27年4月1日からとなります。
説明につきましては以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
18番、高浦議員。
○18番(高浦康彦) 1点だけお伺いします。
病気休暇についてですが、結核性疾患の場合、今までの1年が90日になると、国はそうしたということですが、その理由について説明いただければと思います。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) この結核性疾患というのはかつてはかなり重い病ということで、長期の療養が必要だったかと思いますけれども、近代では医療の発達というか、そういうことからそういう日数がかからなくなってきたということもあると思います。
また、結核病そのものが少なくなっているという状況もあるかと思います。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) ほかに質疑はございませんか。
2番、小川議員。
○2番(小川 匠) 1点伺いたいんですが、職員の有給休暇の取得状況についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) 有給休暇の取得状況でございますけれども、今年、26年度の事情でございますけれども、14日と3時間、取得率で72パーセント、これは20日の付与に対するということでございますので、繰り越しがあった場合には約半分になります。
○議長(河野芳徳) ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか
18番、高浦議員。
反対ですか、賛成ですか。
○18番(高浦康彦) 反対の立場から討論をさせていただきます。
第2号議案ですけれども、この病気休暇について、先ほど質問させていただきました。結核性疾患の場合、今まで1年だったのが90日にすると。この点に異論を唱えたいと思います。
なぜ、短縮するのかという点では、治癒するという科学的根拠はありません。最近の情報によりますと、結核が激減しているという説明なんですが、増えていると、依然として結核は増えています。そういう面もありまして、きちんと治癒するという点から、1年という休暇は継続すべきであると、そういう点を主張いたしまして、本条例の改正には反対といたします。
○議長(河野芳徳) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
第2号議案、志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(河野芳徳) 起立多数であります。
よって、第2号議案は可決されました。
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◎第3号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第7、第3号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第3号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
本案は人事院勧告を踏まえ、職員の給与を改定したいので、地方公務員法第24条第6項の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) それでは、第3号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明させていただきます。
今回の職員の給与の改正につきましては、人事院勧告を踏まえて行うものでございます。
昨年の人事院勧告におきましては、平成26年4月時点において民間企業が公務員給与を平均0.27パーセント上回っており、またボーナスについても民間が公務員を上回ったとして、年間4.1月分とするという勧告が出されました。これらにつきましては、12月議会にお諮りし、給与改正をさせていただいたところでございます。しかし、同時に、給与制度について3年計画で総合的な見直しを行うよう勧告がございました。
内容としましては、公務員の給与構造改革を進めてきたが、依然として特に民間賃金の低い地域を中心に、公務員給与は高いという指摘があり、また50歳代後半において公務員給与は民間給与を上回る状況にあることなどから、地域間、世代間の給与配分の適正化を図るため、地域の民間賃金の水準を踏まえて、給料表の水準を2パーセント引き下げ、その中で高齢層給与を抑制するなど、給与カーブを見直すとともに、地域手当等の見直しを行うこととされております。
なお、人材確保の必要性から若年層の職員や異動職員の処遇に配慮するとともに、俸給の引き下げに対し激変緩和措置を講ずることにより、新制度への段階的かつ円滑な移行を図ることとされております。
こういった勧告を踏まえましての改定でございます。
資料として、志木地区衛生組合職員の給与制度見直しの概要をお配りしておりますので、ご覧いただきたいと思います。
この資料でご説明させていただきますが、まず、1点目、給与制度見直しの考え方でございますが、人事院勧告に準拠して行います。
2として、給与制度の見直しの内容でございますが、(1)給料表の引き下げにつきましては、国家公務員の俸給表の引き下げと同額となっております。
改定率ですが、1級につきましては人材確保の観点から改定はありません。2級は1.7パーセント、8級では2.1パーセントの減となっており、1級を除く平均で2.0パーセントの減となります。
再任用職員は平均1.7パーセントの減となっております。志木市からの派遣職員や新規職員、再任用職員などを除く組合職員6人の給料改定率につきましては、平均1.98パーセントの減、金額では6,960円の減となります。
次に、減額に伴う措置ですが、激変緩和のため現給保障をいたします。現給保障についてでございますが、定期昇給や昇格などを踏まえて、4月の給料額が決定されますが、改定後の給料月額が3月末まで出ていた額を下回ってしまった場合、その差額分を給料として支給するものでございます。この現給保障期限につきましては、平成30年3月末までの3年間となります。
また、6級以上で、55歳を超えた職員については給料と管理職手当についてでございますが、1.5パーセントの減額措置を行っていますが、3年後の平成30年3月まででこれを廃止いたします。
実施時期でございますが、平成27年4月1日からの施行でございます。
給料制度見直しに伴う影響額につきましては、給料と手当を合わせて約57万円の減となります。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議をお願いいたします。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
18番、高浦議員、反対ですか。
○18番(高浦康彦) 反対の討論をさせていただきます。
今、説明ございましたけれども、要は官民格差是正という名目で、繰り返し人事院勧告による公務労働者の賃金引き下げです。逆に、民間からすると、人勧による公務員賃金が下がったということで、それもまた民間賃金の引き下げというその理由の席上でそういう議論がされるんです。そうなると、お互いに官民競って連鎖的な悪循環、賃金がどんどん引き下がるというのが、今日の状況ではないでしょうか。働く者の賃金、生活はますます苦しくなる一方であり、かつ日本経済、地域経済に重大な影響を及ぼしております。
また、本給が下がり、ここ10年間の統計を見ますと、退職金等の削減、それから公務労働者の年金を含めた労働者の生涯賃金、生涯収入は2,000万円以上の大幅な削減になると。これは国の統計もそのような資料が出されています。これ以上の給与削減は日常生活のみならず老後の生活に深刻な影響を与えることになります。給料引き下げはとても認めるわけにはまいりません。
以上、反対討論といたします。
○議長(河野芳徳) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします。
第3号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(河野芳徳) 起立多数であります。
よって、第3号議案は可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第4号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第8、第4号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第4号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
本案は人事院勧告を踏まえ、常任副管理者の給料を改定したいので、地方自治法第204条第3項の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) それでは、第4号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明させていただきます。
志木地区衛生組合職員の給与制度の見直し、先ほどの資料でございますが、その2ページ目、常任副管理者の給与制度見直しの概要を見ていただきたいと思います。
1番の給与制度の見直しの内容でございますが、改定率につきましては、一般職員の平均と同じ2.0パーセントの減になります。現在の給料月額63万6,000円を62万3,000円といたします。実施時期につきましては、平成27年4月1日からの施行となります。
給与制度の見直しに伴う影響額につきましては、約22万円の減となります。
説明は以上でございます。ご審議をお願いします。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第4号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議がありますので、起立により採決いたします。
第4号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案とおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(河野芳徳) 起立多数であります。
よって、第4号議案は可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第5号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第9、第5号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出予算を議題とします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第5号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてご説明申し上げます。
本予算は歳入歳出それぞれ22億1,931万3,000円といたしたく、地方自治法第211条第1項の規定によりこの案を提出するものであります。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) それでは、第5号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてご説明させていただきます。
予算書1ページをご覧いただきたいと思います。
予算総額は22億1,931万3,000円となりまして、前年度に比較しますと14億1,713万2,000円、39.0パーセントの減となっております。
減額の主な理由でございますが、平成26年度に粗大ごみ・ビン処理施設建設工事が完了したためでございます。
2、3ページの第1表 歳入歳出予算をご覧ください。
歳入、歳出の款項別の金額を示してございます。
4ページ、歳入歳出予算事項別明細書の1、総括の歳入でございますが、款ごとの本年度と前年度の予算額並びにその比較でございます。5ページ、歳出につきましても、款ごとの本年度と前年度の予算額とその比較並びに本年度予算額の財源内訳でございます。
6ページの2.歳入をご覧いただきたいと思います。
目別の本年度と前年度の予算額とその比較及び節ごとの額と比較でございます。
資料として、平成27年度の歳入歳出予算の主な増減内訳というA4横の2枚組の表を配布させていただいておりますので、ご覧いただきたいと思います。
歳入についてでございますが、主なものとしましては1款分担金及び負担金の1節負担金でございますが、構成市からの負担金額は16億7,661万1,000円で、前年度と比較し376万6,000円、0.2パーセントの減となっております。
2款使用料及び手数料の1節清掃手数料ですが、一般廃棄物処理手数料は3億6,243万1,000円で、前年度と比較し2万8,000円の減でございます。
4款繰入金の1節財政調整基金繰入金でございますが、9,088万2,000円で前年度と比較し8,532万5,000円48.4パーセントの減でございます。平成27年度末における財政調整基金の残高につきましては2億1,374万1,000円を見込んでおります。
6款諸収入の1節雑入につきましては6,794万2,000円で、前年度と比較し1,358万5,000円16.7パーセントの減となっております。このうち有価物売却益につきましては6,508万9,000円で前年度と比較し1,372万円、17.4パーセントの減となっております。売却価格の値下がり、スチール及びアルミ缶、不燃物磁性物などの売却量の減少によるものでございます。清掃費補助金及び清掃施設整備事業債につきましては、粗大ごみ・ビン処理施設建設工事の完了で全額の減でございます。
3款財産収入、5款繰越金など、これら以外の額は2,144万7,000円でございます。
続きまして、歳出でございますが、予算書の8ページをご覧いただきたいと思います。
第2款総務費の1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、常任副管理者給料の減額などにより14万3,000円、0.9パーセントの減になっております。
第3款衛生費の1項清掃費、1目清掃総務費につきましては1億1,050万9,000円で、前年度と比較し1,259万6,000円、10.2パーセントの減となっております。
恐れ入りますが、もう一度主な増減額内訳の歳出をご覧いただきたいと思います。
最初に、1目清掃総務費の給料、職員手当と共済費を合わせた職員人件費でございますが、7,572万円で前年度と比較し1,596万7,000円、17.4パーセントの減となっております。職員数につきましては9名、そして括弧書きの部分でございますが、再任用短時間勤務職員は1名でございます。本年度は常任副管理者が事務局長も兼任する年になりますが、4月から1名の新規職員の採用を予定しております。
また、定年退職者が2名おりまして、いずれも再任用の予定ですが、うち1名につきましては短時間勤務でございます。したがいまして、職員数は1名減、再任用短時間勤務職員数は1名の増となります。
続きまして、19節負担金、補助及び交付金につきましては、1,758万8,000円で前年度と比較し399万円、29.3パーセントの増となっております。このうち総合事務組合負担金につきましては1,451万7,000円で、平成26年度末の定年退職者2名分の特別負担金が含まれております。
続きまして、2目塵芥処理費の11節需用費ですが9億6,116万2,000円で、前年度と比較し2,124万円、2.3パーセントの増となっております。このうち消耗品費につきましては182万8,000円の減額でございます。光熱水費につきましては3億4,208万4,000円で、前年度と比較し4,051万2,000円、13.4パーセントの増でございます。光熱水費のうち電気料金につきましては3億870万円で4,030万8,000円の増でございます。円安の影響によりまして、火力燃料費が高騰していること、太陽光発電施設の急増に伴い再生可能エネルギー発電促進賦課金単価が高騰していることなどによるものでございます。
修繕費につきましては、富士見環境センターと新座環境センター東工場及び西工場の焼却施設並びにプラスチック分類処理施設などにおいて、安全で安定した運転ができるように、定期オーバーホール並びに緊急的修繕を行うものでございます。5億9,219万8,000円で前年度と比較し1,744万8,000円、2.9パーセントの減額となっております。
続きまして、13節委託料につきましては10億3,179万7,000円で、前年度と比較し990万1,000円、1.0パーセントの増となっています。運転管理業務委託料につきましては、富士見環境センターと新座環境センターの東工場及び西工場の各焼却施設、粗大ごみ・ビン処理施設、プラスチック分別処理施設の維持管理業務を行うものでございますが7億1,370万9,000円で、前年度と比較し1,982万7,000円、2.9パーセントの増となっています。労務単価が値上がりしたこと、また粗大ごみ・ビン処理施設の建設に合わせまして新設した計量施設に 料金収納事務員2名を配置したことなどによるものでございます。
廃棄物処理業務委託料につきましては3億189万3,000円で、前年度と比較して120万4,000円、0.4パーセントの減となっております。
精密機能検査業務委託料につきましては通常の点検業務、そして年1回の定期検査に加えて、3年ごとに定められた検査を行うものでございます。
工事請負費につきましては、粗大ごみ・ビン処理施設建設工事の完了により、全額の減となっております。
4款公債費につきましては、8,120万7,000円で前年度と比較し736万1,000円、10.0パーセントの増となっております。借入件数は粗大ごみ・ビン処理施設建設事業に係る借り入れが1件増えたため4件となっております。
1款議会費や5款予備費など、この表以外ものにつきましては5,183万9,000円となっています。
予算書の14ページから20ページにつきましては、給与費の明細となっております。
また、21ページの表につきましては、地方債の残高の見込みに関する調書でございます。
また、22ページの附表3につきましては負担金割合の明細でございます。
以上で、説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
8番、工藤議員。
○8番(工藤 薫) 先ほど、運転管理業務委託のところで、労務単価が上がったことと、それから新しい施設が稼働することで、2名配置するというのをおっしゃったと思いますが、全体の職員は減っているわけなんですけれども、2名の方というのはどこに予算書に反映しているのかそれを教えてください。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) こちらのほうで増員というのは、委託業務としてプラスチック分別処理施設の運転管理業務委託の中で、計量業務を委託しておりますので、そちらの積算上の人数が2名増えたということでございます。
以上でございます。
○8番(工藤 薫) 運転管理業務委託に増えたということですか。
○常任副管理者(貫井秀夫) そういうことでございます。
○議長(河野芳徳) よろしいですか。
ほかに質疑はございますか。
2番、小川議員。
○2番(小川 匠) 廃棄物処理基本計画の関係でちょっとお伺いをしたいと思うんですけれども、その計画ということで24年度から38年度ということで計画がされている中で、焼却処理の最終処分量、焼却処理量の削減のため、これまで可燃ごみとして焼却処理していた生ごみや剪定枝、草木類等をバイオマス資源として利用していく方法を検討するということで計画にはのっているかというふうに思います。たしか昨年の決算のときにこの点についてお伺いしたんですが、その辺のちょっと具体化がまだだというお話がご答弁だったと思うんですが、この点について検討をしていくということで予算にどのように今回反映しているのか、伺いたいと思います。
○議長(河野芳徳) 答弁求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) 今、バイオマス部分の資源化ということなんですけれども、こちらにつきましては、組合のほうでは入ってきたごみの処理をするということがありまして、こちらのほうでそういった資源について再利用するということをしているわけではございません。各市でそういった検討をしていただいているという状況かなという判断が現在のところでございます。
○議長(河野芳徳) 2番、小川議員。
○2番(小川 匠) ということは、各市ということなんで、組合としては特に新年度も何か具体的にバイオマス資源として活用していくという方向性というのは特に現状反映されていないということなんでしょうか。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) バイオマス、厨芥類が主になるかと思いますけれども、特に再資源化については検討はしてございません。ただ、焼却灰につきましては、できるだけ埋立処分をしないようにということで、再資源化施設のほうに処理委託をしていくということで、現在のところでは、先ほどの基本計画の進捗状況としては、廃棄物の再資源化率は上回っています。
○議長(河野芳徳) 2番、小川議員。
○2番(小川 匠) 計画にはそういうふうにバイオマスについても検討するということになっていますので、ぜひ検討をしていただくことはやっていただきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。
それから、もう1点なんですけれども、同じく計画との関係ですが、ごみの搬入の家庭や事業所から直接搬入されるごみが増加傾向にあるということで、計画のほうにはあるんです。これを分別軽量化を推進し、併せて減量化に結びつける手数料の検討を行うというふうに言っているわけなんですけれども、一つ例えば事業所、事業者に対してごみの削減というところでいうと、さまざま過剰包装であるとか、いろいろ企業や事業者としても検討しなくてはいけないということがあると思うんです。今言ったように過剰包装の問題、こういったところについて、組合としては事業者にどのようにその削減を働きかけているのか、この点について伺います。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) 過剰包装の関係でございますけれども、現在のところ組合では搬入されたごみの、事業系のごみについても、中身を1回2回程度調べさせていただいて、どういったものが入っているか確認させていただいています。それで、資源ごみになるようなものが入っている場合には、持ち帰ってちゃんと分別するようにという指導をさせていただいています。
先ほどのバイオマス、過剰包装のことにつきましても今後三市と協力しながら減らしていくように検討させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(河野芳徳) ほかに質疑はございませんか。
18番、高浦議員。
○18番(高浦康彦) ただいまの小川議員の基本計画との関係で、若干ダブるかもしれませんが、平成24年度を初年度として、平成38年度までと、15カ年計画の目標計画を立てています。この目標と予算の関係、バイオマス等々または過剰包装の削減とか、今答弁もありましたけれども、この平成27年度予算にどのように反映されているかと。どうも予算から見ると、それが例えばこの15年間でごみ減量7パーセント、最終処分量8パーセント減量という目標があるんです。
ところが、廃棄物処理業務委託料とその目標に沿って削減されているとかいうとそうなっていない。となると、具体性がどうも見えないです。それが一つ、どう見るか。
新たに、ちょっとさっき説明で聞きもらしたと思うんですが、12ページのCO2基準排出量検証業務委託料33万3,000円、CO2検証業務というのはどういう業務内容なのか、ちょっと説明いただければというふうに思います。
それから、3点目です、今まで粗大ごみ・ビン処理施設が完成しました。これに伴い従来と大きく違った経費の削減、また逆に新たなメンテが必要というような新たな経費の支出という面の特徴についてお答えいただければと思います。当然、公債費は除いてと思います。
以上、3点です。ご答弁いただきたい。
○議長(河野芳徳) 答弁求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) まず、最初の廃棄物の委託料の関係でございますけれども、こちらにつきましては、現在、もともとかなり近場のほうにあった最終処分場というところがございまして、現在、秋田とか宮城、山形とかそういった遠くのほうに搬出するということがございまして、単価的にちょっと高く、運搬費があるという部分につきまして高くなっていると思います。
また、搬出量そのものにつきましては前年度よりは若干下がっている状況がございます。焼却灰につきましては290トンの減です。逆に集塵灰のほうが120トン増えているという状況がございまして、トータルで170トンの減というような状況でございます。単価につきましては先ほどお話しした内容になりますが、民間のほうの単価そのものも人件費の高騰とかいうことで上がっているような状況のようであります。
それからCO2基準排出量検証業務でございますけれどもこちらにつきましては、平成23年度から26年度まで4年間が埼玉県のほうの条例に基づくCO2の削減目標これは6パーセントということで、6パーセント削減ができているかどうかという検証を行うものでございます。電気使用量とか重油こういったものを基準年度と比較しまして、削減できているか。その量につきましては、こちらのほうで算定はできるんですけれども、第三者機関に確認を委託してなくてはいけないということになっておりますので、第3者機関に依頼をするような形のものでございます。
電気使用量、それから重油、それからLPガス、こういったものによって発生するCO2がまず一つ。それから今度は焼却灰、ごみの焼却によって発生するCO2、こちらのほうの基準年度に対して減量がどのぐらいあったかということも併せて検証していただきます。もしCO2の削減そのものが燃料を燃やすことによって削減するCO2削減が年6パーセントに満たなかった場合、その焼却ごみの中のプラスチック類を減らすことによってCO2削減につながります。この量が上回ればよろしいですけれども、もし不足した場合には取引制度がございまして、その不足分について達成したところ、削減を達成したところから余った分があれば買い取らなくてはいけないということになります。その買い取りのために、これがそれを満たしているか検証していただいて、もし満たしていれば、買い取る必要がないということになりますし、満たしていなければ買い取るというようなことでの検証をしていただくという業務でございます。
粗大ごみ・ビン処理施設のほうで大きく異なった、どういったことかということでございますけれども、まず、粗大ごみの中で低速回転式破砕機というのを設置させていただきました。今までは例えばたんすだとかベッドだとか、これにつきましては手作業で解体していたということでございますけれども、新たな施設として、この大型のものも機械で破砕できるようになりました。そのことによって、今まで手作業でできなくて、屋外に山積みのような状況もございましたけれども、そういったものは現在はございません。全て処理できるようになっております。
また、施設が建物内にございまして、今まで例えばビンの搬出に際しては外で行っていたんですけれども、建物内で行うことができるようになりまして、周囲への騒音、こういったものは減っております。また、施設そのものが新しくなっておりますので、本当に作業員の環境は大きく変わっているかなという状況もございます。それと、先ほどちょっとお話しさせていただきましたけれども、新たな計量棟を設置させていただきましたので、今までは同じところで搬入の際に計量をして、また同じところに並んで、そこでまた料金を支払ってというようなことをしておりましたけれども、新たな計量棟を設置したことによりまして、搬出の最後に別のところで支払えると。それも車から降りずに支払えるというような状況でありまして、大変便利になったと思います。
また、市民の皆さんからも新しくきれいになったということでお褒めの言葉をいただいているという、そんな状況もございますのでよろしくお願いいたします。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 8番、高浦議員。
○18番(高浦康彦) ありがとうございました。
一つ、ごみのトータル的に170トン減と答弁ございましたが、これは目標との関係でどうなんでしょうか。
それからCO2の業務委託6パーセントについては、それを上回る際には買い取るというようなシステムのようなんですが、この辺について従来新たな制度として導入されているんでしょうか。それとも今現在もこういうような判定のもとで買い取るとか、等々の対応がされているのかどうか。
以上2点。
○議長(河野芳徳) 答弁求めます。
貫井常任副管理者。
○常任副管理者(貫井秀夫) 最初に、焼却灰の関係でございますけれども、目標としましては、例えば平成25年度につきましては、4,788トンが最終処分量でございました。それに対しまして、目標が4,972トンでございましたので、一応この目標には年度としては達しているのかなというふうに思っております。
それから、CO2のもちろん買い取りのほうなんですけれども、まだ、県のほうでは26年度までの目標設定ということで、27年度に検証を行います。その上でもし達している、あるいは達していないところがあれば、28年度にその買い取りをしていただきたいということでございまして、ただ、既に26年度の段階で目標に達している企業がございますので、こういったところは公表はされている状況でございます。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に討論を行います。
討論はございませんか。
18番、高浦議員、反対ですか。
○18番(高浦康彦) はい。反対の立場から討論をさせていただきたいと思います。
反対理由としては、先ほど第3号議案での職員の給与の引き下げということによる理由が一つです。
それから2点目は、一般廃棄物基本計画との質疑をさせていただきましたけれども、予算から見ますと、平成22年度を基準にしての目標が設定されます。その時点での平成22年度で決算ベースを見ますと2億6,608万円でありましたが、27年度予算は3億189万円ということで、上回っているんです。そういう面では、ごみ減量化に対する現状から見て十分とは言えないと、さらに削減の改善が求められます。
以上の理由をもって反対理由といたします。
○議長(河野芳徳) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、討論を終結いたします。
本件を起立により採決いたします
第5号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出予算を原案のとおり可決することに賛成する方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(河野芳徳) 起立多数であります。
よって、第5号議案は可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎日程の追加
○議長(河野芳徳) お諮りいたします。
本日、香川管理者から第6号議案志木地区衛生組合監査委員の選任についてが提出されましたので、日程を変更して本案を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、本案を日程第10に追加し、議題といたします。
ただいま追加されました議案を配布いたします。
〔議案配布〕
○議長(河野芳徳) 配布漏れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 配布漏れなしと認めます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第6号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第10、第6号議案 志木地区衛生組合監査委員の選任についてを議題といたします。
ここで5番、津波信子議員の退席を求めます
〔5番、津波信子議員 退席〕
○議長(河野芳徳) 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第6号議案 志木地区衛生組合監査委員の選任についてご説明申し上げます。
本案は組合議員の監査委員が欠員となりましたので、津波信子氏を選任することについて同意を得たいので、志木地区衛生組合規約第12条第2項の規定によりこの案を提出するものであります。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
申し上げますが、第6号議案は人事案件のため、討論を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、討論を省略いたします。
第6号議案の採決を求めます。
第6号議案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、第6号議案は原案のとおり同意されました。
5番、津波信子議員の復席を求めます。
〔5番 津波信子議員 復席〕
○議長(河野芳徳) ただいま志木地区衛生組合監査委員に選任されました5番、津波信子議員からご挨拶をお願いいたします。
○5番(津波信子) ただいま、ご承認いただきました津波信子でございます。まことにありがとうございました。
志木地区衛生組合の監査委員という重責につくことになりました。皆様のご指導、ご協力をいただきながら、厳正なる監査をしてまいりたいと考えております。
どうぞよろしくお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(河野芳徳) どうもありがとうございました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎閉会の宣告
○議長(河野芳徳) 今定例会の議事録の調製については議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
よって、平成27年志木地区衛生組合議会第1回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
本日はお疲れさまでした。
午前11時09分 閉 会
─────────────────── ◇ ────────────────────
参考資料
平成27年志木地区衛生組合議会第1回定例会議案等一覧及び審議結果
平成27年3月27日
議案 番号 |
件 名 |
審議 結果 |
採択の状況 |
議決等年月日 |
第1号議案 |
志木地区衛生組合常任副管理者の選任について |
原案 同意 |
全会 一致 |
H26・3・27 |
第2号議案 |
志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定について |
原案 可決 |
賛成 多数 |
H26・3・27 |
第3号議案 |
志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について |
原案 可決 |
賛成 多数 |
H26・3・27 |
第4号議案 |
志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について |
原案 可決 |
賛成 多数 |
H26・3・27 |
第5号議案 |
平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出予算 |
原案 可決 |
賛成 多数 |
H26・3・27 |
第6号議案 |
志木地区衛生組合監査委員の選任について |
原案 同意 |
全会 一致 |
H26・3・27 |
|