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志木地区衛生組合

会議録

平成28年第3回志木地区衛生組合定例会 会議録 

平成28年9月29日(木)

 

○ 招  集  告  示

志木地区衛生組合告示第8号

 平成28年志木地区衛生組合議会第3回定例会を次のとおり招集する。

  平成28年9月2日

                      志木地区衛生組合管理者  星 野 光 弘

                    

 

1 日 時   平成28年9月29日(木)午前10時00分

2 場 所   志木地区衛生組合会議室


○応招・不応招議員
平成28年志木地区衛生組合議会第3回定例会    9月29日(木)

応招議員(18名)
      1番 伊勢田 幸 正 議員      2番 小 川   匠 議員
      3番 加 藤 久美子 議員      4番 関 野 兼太郎 議員
      5番 津 波 信 子 議員      6番 深 瀬 優 子 議員
      7番 芦 野   修 議員      8番 笠 原   進 議員
      9番 小 池 秀 夫 議員     10番 白 井 忠 雄 議員
     11番 野 中 弥 生 議員     12番 森 田 輝 雄 議員
     13番 安 藤 圭 介 議員     14番 小 山 幹 雄 議員
     15番 高 浦 康 彦 議員     16番 西 川 和 男 議員
     17番 穂 坂   泰 議員     18番 吉 川 義 郎 議員

不応招議員(なし)
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平成28年志木地区衛生組合議会第3回定例会

平成28年9月29日(木曜日)

○議 事 日 程
 開   会
 議長報告
 日程第 1 会議録署名議員の指名
 日程第 2 会期の決定
 日程第 3 管理者の行政報告
 日程第 4 一般質問 1番 伊勢田 幸正 議員
 日程第 5 第14号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について
 閉   会


○出席議員(18名)
       1番 伊勢田 幸 正 議員
       2番 小 川   匠 議員
       3番 加 藤 久美子 議員
       4番 関 野 兼太郎 議員
       5番 津 波 信 子 議員
       6番 深 瀬 優 子 議員
       7番 芦 野   修 議員
       8番 笠 原   進 議員
       9番 小 池 秀 夫 議員
      10番 白 井 忠 雄 議員
      11番 野 中 弥 生 議員
      12番 森 田 輝 雄 議員
      13番 安 藤 圭 介 議員
      14番 小 山 幹 雄 議員
      15番 高 浦 康 彦 議員
      16番 西 川 和 男 議員
      17番 穂 坂   泰 議員
      18番 吉 川 義 郎 議員
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○欠席議員(なし)
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○説明のための出席者
管理者
星 野 光 弘
副管理者
並 木   傑
副管理者
香 川 武 文
常任副管理者
金 子 秀 夫
監査委員
松 本 四 郎
会計管理者
永 瀬 昭 次
事務局次長
渋 川   久
総務課長
寺 嶋 勝 浩
企画業務課長
小久保 由 明
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課総務係長
寺 島 暁 恵
企画業務課企画業務係長
嶋 田   靖
企画業務課主査
時 田 英 司


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午前 9時54分 開 会

◎議長挨拶
○議長(森田輝雄) 皆さん、おはようございます。
  まず初めに、新座市及び富士見市において市長選挙が行われ、両市長におかれましては、めでたくご当選されましたことを心からお祝い申し上げます。
  よって、7月26日から並木傑新座市長が副管理者に、8月20日から星野光弘富士見市長が管理者にそれぞれ就任いたしましたことをご報告申し上げます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎副管理者挨拶
○議長(森田輝雄) それでは、ここで新座市長の並木傑副管理者からご挨拶をお願いいたします。
  並木傑副管理者。
○副管理者(並木 傑) 皆さん、おはようございます。
  ただいま議長から発言の許可をいただきましたので、発言いたしたいと思います。
  私、新座の並木と申します。7月10日に選挙がございまして、当選をさせていただきました。前市長の須田健治市長の後を受けまして、7月26日から正式に任期をスタートしたわけでございます。
  志木地区衛生組合は今から10年前ころですか、議長としてこの志木地区衛生組合に参加をさせていただきました。それ以来ということで大変懐かしくも思いますけれども、ごみを中心とするさまざまな広域事業でございますので、今後ともしっかり副管理者としての任務を全うすべくしっかりやっていきますので、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(森田輝雄) ありがとうございました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎管理者挨拶
○議長(森田輝雄) 続きまして、富士見市長の星野光弘管理者からご挨拶をお願いいたします。
  星野光弘管理者。
○管理者(星野光弘) おはようございます。
  富士見市長、星野光弘でございます。
  私は7月31日の投開票で当選をさせていただきまして、8月20日より就任をいたしました。3市におきます衛生組合の事業につきましては、市民生活にとりまして大事な事業でございます。私は8月20日より管理者ということで拝命をいたしました。皆様とともに3市のこの衛生行政についてしっかり取り組んでまいりたいと考えております。議員各位の皆様には、どうぞご指導とご協力をお願い申し上げて、ご挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(森田輝雄) ありがとうございました。
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◎議会運営委員会委員長報告
○議長(森田輝雄) 開会に先立ちまして、議会運営委員会が開催されております。議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
  議会運営委員会委員長。
○議会運営委員会委員長(白井忠雄) 皆さん、おはようございます。
  平成28年志木地区衛生組合議会第3回定例会に当たり、本日午前9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について報告いたします。
  まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
  次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配布いたしております議事日程のとおりで、日程第1、会議録署名議員の指名から、日程第5、第14号議案までということで決定をいたしました。
  次に、平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてでありますが、例年と同様に各市2名ずつ、計6名から成る決算審査特別委員会を設置の上、閉会中に審査をお願いし、次回、第4回定例会において審査結果の報告をしていただくということで決定をいたしました。
  以上、議会運営委員会の報告を申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(森田輝雄) ただいまの委員長報告のとおり、ご了承願います。
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◎開会及び開議の宣告
○議長(森田輝雄) ただいまの出席議員は18名全員であります。定足数に達しております。
  よって、議会は成立いたしましたので、平成28年志木地区衛生組合議会第3回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
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◎議長報告
○議長(森田輝雄) ここでご報告申し上げます。
  監査委員から提出されました例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配布いたしましたので、ご了承願います。
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◎会議録署名議員の指名
○議長(森田輝雄) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により、議長において指名いたします。
  会議録署名議員は、
   17番 穂 坂   泰 議員
   18番 吉 川 義 郎 議員
    1番 伊勢田 幸 正 議員
  以上3名を指名いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会期の決定
○議長(森田輝雄) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
  今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
  よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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◎管理者の行政報告
○議長(森田輝雄) 日程第3、管理者の行政報告を行います。
  星野管理者。
○管理者(星野光弘) それでは、改めましておはようございます。
  開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。
  本日は、平成28年組合議会第3回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方にはご多用のところご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
  さて、去る8月20日から、前任の香川志木市長の後任といたしまして、私、星野が管理者に就任させていただきました。当組合では、構成3市34万9,000人の市民から排出されますごみの処理を担っております。ごみ処理は、行政サービスの中でも市民生活に密着した大変重要な業務でございますことから、香川志木市長、並木新座市長とともに、引き続き適正なごみ処理に努めてまいりますので、議員の皆様方にはご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
  なお、本定例会に提案をしております議案は、平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についての1件でございます。よろしくご審議をいただきますようお願いを申し上げます。
  それでは、さきの定例会以降の動向といたしまして、8月22日に関東地方を通過した台風9号の被害状況につきましてご報告を申し上げます。
  富士見環境センターにおきましては、台風9号による記録的な豪雨によりまして、隣接道路より大量の雨水が施設敷地内に流入し、当日の午後よりごみの搬入を中止いたしました。各施設への浸水対策として、組合職員及び施設運転管理委託事業者において、各施設に土のうを積むなど対応を図りましたが、事務室がある管理棟及びリサイクルプラザが床上浸水となり、ごみ焼却施設、プラスチック分別処理施設及び粗大ごみ・ビン処理施設においても浸水被害が発生いたしました。
  浸水が収まりだした夕方より各施設の復旧作業に取りかかり、翌日の23日の始業時には、各施設は復旧作業の途上ではございましたが、市民生活の影響を考慮し、粗大ごみの自己搬入を除き、通常どおりごみの受け入れを開始したところでございます。
  また、新座環境センターでは、台風による直接的な被害はございませんでしたが、施設への進入経路の道路冠水により、ごみの搬入が困難となる事象が生じました。
  今回の台風による浸水被害を受けまして、組合といたしましては、浸水被害への対応を再点検するとともに、情報収集の強化や土のうの備蓄など、防災対策の強化に努めてまいります。
  以上、開会に当たりましての挨拶並びに行政報告とさせていただきます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎一般質問
○議長(森田輝雄) 次に、日程第4 一般質問を行います。
  通告者は1名でございます。
  質問の要旨については、お手元に印刷配布してあるとおりであります。
  1番、伊勢田幸正議員の一般質問を許可します。
  1番、伊勢田幸正議員。
○1番(伊勢田幸正) 1番、富士見市の伊勢田幸正でございます。
  富士見市の星野光弘管理者、新座市の並木副管理者をお迎えしての初めての議会でございます。今後ともどうぞよろしくお願いをいたします。
  また、私、今回の一般質問に当たりまして、資料要求の制度を組合議員になって初めて使わせていただきましたが、今回一般質問で取り上げさせていただきます先日の台風9号の被害については、この施設の写真もいただいたんですけれども、このとおり、事務棟も非常に冠水をして、そしてまた復旧に要した金額についても資料をいただいたんですけれども、9月14日現在の時点で700万円を超える復旧費用が見込まれており、また、これ以外にもまだ積算中のものがあるということで、非常に大きな被害があったなということを改めて感じておるところでございまして、これらを踏まえて質問をさせていただきます。
  まず、大きな1番、台風9号の被害について。
  8月22日の台風9号の被害については、冒頭、管理者からの行政報告にもありましたが、改めて被災者の皆様にお見舞いを申し上げるとともに、災害に強いまちづくりに向けて決意を新たにしているところでございます。
  まず、(1)の電話の不通について、今後の対策はについて伺います。
  今回、事務室にも浸水をいたしまして、漏電対策のために電源が落とされまして、結果、電話が不通となりました。行政機関で災害時に電話が通じなくなるという事例というのは余り聞かない話かと思いますけれども、今後の対策はどのようにお考えかをまず伺います。
  (2)旧有料道路の冠水について、今後の県等への要望について伺います。
  この富士見環境センター前の旧有料道路の一部が今回冠水をいたしまして、この台風の当日はこの道路も車が通れない通行止めの状況でしたが、今後、県等へ組合として道路の改善などの要望を出されるお考えはあるのか伺いたいと思います。
  続いて、(3)として、組合としての今後の対策について総括的に質問いたします。
  今回の水害を受けて、組合として今後の水害への対策の検討は具体的にあるのかを伺いたいと思います。
  続いて、大きな2番、再生家具の活用について、(1)被災者向けの家具の優先提供制度の創設について伺います。
  このテーマは、富士見市議会でも6月議会の一般質問の中で議論があったテーマでございます。私も市内の火災の被災者の方から、こうした制度を設けてほしいというご意見をいただいたところです。今、組合のほうでは、粗大ごみからの家具の再生、販売を行われておりますが、この家具を火災や水害の被災者の方が優先して購入できる制度を設けてはと思いますが、組合の見解を伺います。
  最後に、大きな3番として、災害時の組合施設の活用について、(1)浴室設備の被災者の活用について伺いたいと思います。
  先日の台風では、この富士見環境センター前の勝瀬中学校に避難所が設けられました。幸い、避難される方がいることなく、避難所は無事閉鎖されましたが、今後もこうしたケースがあることが考えられます。
  さて、災害になったときに困るのが、食事などともにトイレの問題であり、またお風呂の問題でございます。お風呂と災害というと、思い出すエピソードが幾つかございます。阪神大震災のときに、私は兵庫県で小学校の卒業式を間近に控えておりました。幸い、兵庫県でも被災地ではありませんでしたが、連日の震災の報道は子供ながらによく記憶しており、その報道の中でも、ドラム缶風呂で避難所の方にお風呂を提供されていた方のニュースをよく記憶しております。この報道は全国で反響を呼び、数カ月後にはカンパで立派な浴槽の準備ができたとの報道もその後ありました。
  また、さきの東日本大震災では、私も非常に印象に残っているエピソードがありまして、天皇陛下のご意向で那須の御用邸の職員用の大浴場が避難者の皆様に解放されたというエピソードでございます。久々のお風呂に、多くの被災者の皆さんが喜んでおられた姿が、報道を通してですが、私の目に焼きついておるところでございます。
  災害時にお風呂に入れるというのは、被災者にとってもほっとできる心理的な効果も大きいものですが、災害時にこの環境センターの焼却炉の熱を利用もしているこの作業員の方向けの浴室設備を被災者も活用できるような取り組みがあってもよいと思いますけれども、組合の見解を伺います。
  以上でございます。
○議長(森田輝雄) 答弁を求めます。
  星野管理者。
○管理者(星野光弘) 伊勢田議員のご質問に順次ご答弁申し上げます。
  ご質問の1番目、台風9号の被害についての(1)から(3)については、関連がございますので、一括してご答弁申し上げます。
  初めに、電話の不通についてのご質問でございますが、平成28年8月22日に関東地方を通過した台風9号の記録的豪雨によりまして、富士見環境センター内にある事務所が床上浸水となり、漏電防止のため、事務所への電源の供給を遮断したことから、事務所の一般電話が一時不通となったものでございます。
  この事態を踏まえ、組合では、組合所有の携帯電話を使い、速やかに構成3市の担当課に電話が不通となっていることのほか、浸水被害の状況やごみの搬入の中止について連絡するとともに、今後の連絡先は組合の携帯電話へお願いする旨伝えることで、組合への連絡手段の確保を図ったところでございます。
  今後の対応策といたしましては、浸水対策に万全を期すほか、災害等により一般電話が不通となった場合でも遅滞なく外部との連絡が確保できるよう、携帯電話や事務所のエントランスにあります停電時にも通話することができる公衆電話を使うなどして、関係機関との緊急連絡体制の確保を図ってまいります。
  次に、旧有料道路の冠水についてでございますが、台風9号当日の午後には、富士見環境センター正門付近の国道254号線バイパスが道路冠水により車両通行止めとなるとともに、バイパス脇の水路の増水などにより正門付近が水没したことで、施設への出入りが困難となりました。
  このことを踏まえまして、組合といたしましては、バイパスの管理者である埼玉県川越県土整備事務所に対して、冠水に至った原因の調査と改善について要望をしてまいります。
  いずれにいたしましても、今回の台風9号の豪雨による浸水被害を受けまして、組合といたしましては、浸水被害への対応を再点検するとともに、情報収集体制の強化や土のうの備蓄など防災対策の強化に努めてまいります。
  次に、2番目の再生家具の活用についてでございますが、再生家具につきましては、リサイクル意識の向上を図ることを目的に、組合に搬入された粗大ごみの中から再利用できるものを修理し、リサイクルプラザにおいて展示、販売を行っているものでございます。
  被災者の方に再生家具を優先的に提供できないかとのご質問でございますが、現時点ではそのような制度は設けてございません。議員のご提案は、被災者支援策として有効な手段であると考えられますが、再生家具には数量的な限りもございますことから、構成市と制度のあり方について研究をしてまいりたいと考えております。
  続きまして、3番目の災害時の組合施設の活用についてでございますが、議員ご質問のとおり、富士見環境センターの管理棟には焼却施設で生じた余熱を活用した浴室がございますが、現場作業員用のためそれほど広い施設ではない上、男女共用で、浴槽のタイルが?がれるなど施設の老朽化が進んだ状態でございます。
  また、災害発生時には、富士見環境センターには災害ごみを含めたごみの搬入車両が施設内を頻繁に行き交う状況となるため、被災者の方が施設内を移動するには安全上の問題もございます。
  このことから、富士見環境センターの浴室を被災者の方に開放することは困難であるものと考えております。
  以上です。
○議長(森田輝雄) 1番、伊勢田幸正議員。
○1番(伊勢田幸正) 2番の再生家具の活用について、管理者のほうから構成市で研究というご答弁をいただきました。私も実際に火災の被災者の方ですとか、そういった方からご意見をいただきますと、やはりもともとこの再生家具の制度も、リサイクル意識の向上とともに、非常に安価な値段で、ある意味、意識の向上といいますか、財政的なところよりもそういったところが主眼に置かれているという議論が前の組合議会でもあったところなんですけれども、まあこれは質問じゃなくて、改めて意見ということで申し上げますが、ぜひその制度については、被災者の方から見ると、ぜひこういう再生家具を、立派な家具を提供されているんですから、ぜひ自分たちのような被災者にぜひ優先的に購入できる制度が欲しいといった声はたくさんいただいたところでございまして、ぜひ前向きなご研究をお願いしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(森田輝雄) 以上で、1番、伊勢田幸正議員の一般質問を終わります。
  ここで暫時休憩いたします。

午前10時16分 休 憩
午前10時17分 再 開

○議長(森田輝雄) 休憩を閉じて再開いたします。
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◎第14号議案の上程、説明、質疑
○議長(森田輝雄) 日程第5、第14号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
  よって、議案の朗読は省略いたします。
  提案理由の説明を求めます。
  星野管理者。
○管理者(星野光弘) それでは、提案理由を申し上げます。
  第14号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、ご説明申し上げます。
  本案は、地方自治法第233条第3項の規定により、平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を添えて議会の認定に付するものであります。
  よろしくご審議をお願い申し上げます。
○議長(森田輝雄) 提案理由の説明が終わりました。
  これより決算審査の監査報告を求めます。
  松本監査委員。
○監査委員(松本四郎) それでは、平成27年度歳入歳出決算審査の意見についてご説明申し上げます。
  審査の対象は、平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出決算でございます。
  平成28年8月25日に、当志木地区衛生組合の小会議室にて審査をさせていただきました。
  管理者から提出された歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書並びに決算審査のために提出されました資料に基づき、関係職員の説明を聴取するとともに、会計管理者所管に係る各種帳簿類により計数の確認、照合等を行い、会計の経理手続の適否について審査を実施いたしました。
  この結果、審査に付された歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、地方自治法に基づき作成されており、記載金額等計数は正確であり、当年度における決算を適正に表示しているものと認められました。
  また、歳入の収入済額は22億6,025万9,401円で、予算現額22億2,718万7,000円に対する執行率は101.5パーセントであり、歳出の支出済額は21億7,726万1,879円で、予算現額22億2,718万7,000円に対する執行率は97.8パーセントであり、予算措置された目的に沿い適正に執行されていました。
  平成27年度決算の状況は、適正な予算の執行により目的を達したものと認められました。
  なお、今後においても老朽化が進行する既存施設の維持管理経費の増大が見込まれることから、引き続き計画的かつ効率的な財政運営に努められるとともに、施設の突発的な故障など緊急時に備え、一定程度財政調整基金を積み立てておく必要があると考えられます。
  以上でございます。
○議長(森田輝雄) 監査報告が終わりました。
  内容説明を求めます。
  金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) それでは、平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてご説明させていただきます。
  お手元に配布させていただきました歳入歳出決算及び決算事項別明細書並びに歳入歳出決算の主要な施策の成果説明書及び説明資料、さらに決算ごみ処理フローに沿ってそれぞれご説明申し上げます。
  初めに、歳入歳出決算及び決算事項別明細書、1ページをご覧ください。
  歳入についてご説明申し上げます。
  一番下の歳入合計欄にございますが、予算現額22億2,718万7,000円に対しまして、調定額、収入済額はともに22億6,025万9,401円で、収入率は101.5パーセントとなっております。
  続きまして、恐れ入りますが3ページ、4ページをご覧ください。
  歳出についてご説明申し上げます。
  一番下の歳出合計欄にございますが、予算現額22億2,718万7,000円に対しまして、支出済額は21億7,726万1,879円で、不用額は4,992万5,121円、執行率は97.8パーセントとなってございます。歳入歳出差引残額につきましては、今回はこちらが実質の収支額となりますが、8,299万7,522円となっております。
  続きまして、恐れ入りますが5ページ、6ページの歳入歳出決算事項別明細書をご覧ください。
  歳入の主な内容につきましてご説明申し上げます。
  第1款、第1項、第1目の負担金は、構成3市からの負担金でございます。
  第2款、第1項、第1目の衛生手数料につきましては、ららぽーと富士見のごみの受け入れによる手数料の増加などによりまして見込み額を上回り、4億710万7,170円の一般廃棄物処理手数料収入がございました。
  次に、恐れ入りますが7ページ、8ページをご覧ください。
  第6款、第2項、第1目の雑入につきましては、予算現額に対しまして2,184万9,971円の増で9,379万8,971円の収入がございました。
  恐れ入りますが、続きまして9ページ、10ページをご覧ください。
  歳出の主な内容につきましてご説明申し上げます。
  第1款、第1項、第1目の議会費及び第2款、第1項の総務管理費、第2項の監査委員費から次の11ページ、12ページの第3款、第1項、第1目の清掃総務費につきましては、組合の運営費及び事務局全体の必要経費で、主なものといたしましては事務局職員の給料や共済費のほか、組合の財務会計システムの借上料等でございます。
  恐れ入りますが、続きまして13ページ、14ページをご覧ください。
  第3款、第1項、第2目塵芥処理費につきましてご説明申し上げます。
  塵芥処理費は、支出済額が19億515万6,547円となっております。塵芥処理費につきましては、恐れ入りますが、お配りしました資料の平成27年度歳入歳出決算の主要な施策の成果説明書及び説明資料でご説明させていただきます。
  主要な施策の成果説明書の4ページをご覧ください。
  4ページ上段のイの塵芥処理費ですが、予算現額19億4,131万3,000円に対しまして、19億515万6,547円を支出しております。
  主な支出といたしましては、組合の基幹業務でございますごみの中間処理を行うためのごみ焼却施設などの定期オーバーホールに係る修繕費、富士見環境センター、新座環境センターの電気料金及び上下水道料金、さらに、恐れ入りますが5ページに移りまして、それぞれの施設の運転管理委託料及び焼却施設から排出されます焼却灰等を最終処分場へ運ぶ運搬業務や最終処分に係る廃棄物処理業務委託料などの経費となってございます。
  続きまして、恐れ入りますがA4縦長のカラー刷りの平成27年度決算ごみ処理フローをご覧いただきたいと存じます。
  ここでは、構成市から組合へのごみの搬入、中間処理、最終的な埋め立てまでの流れにつきまして、わかりやすくフロー図としてまとめたものでございます。こちらのフローでは、ごみの流れを矢印の線で示してございます。資源化されるごみは青い矢印、埋め立て処分されるごみについては茶色の矢印で示してございます。また、各施設の委託料などの支出につきましては黒色の数字で記載し、手数料などの収入につきましては、赤色の数字で記載しております。
  これらのフローの左側の可燃ごみ家庭系から順に右側へ向かい、廃蛍光管、廃乾電池まで、それぞれごみの種類ごとに、組合で行います中間処理、さらにフローの中段から下段に向かいまして資源化または埋め立てまでのごみ処理の流れとそれに伴う経費でございます。
  左側の可燃ごみ家庭系につきましてご説明させていただきます。
  平成27年度、志木市、新座市、富士見市から組合に搬入されましたごみの総量は8万5,831トンでございます。そのうち、可燃ごみの家庭系につきましては、構成3市合計で5万5,983トンが組合に搬入されております。これらの可燃ごみにつきましては、事業所から排出される可燃ごみ事業系と合わせ、富士見環境センター、新座環境センターの焼却施設に搬入をされます。それらの焼却施設の運転管理業務委託、定期オーバーホールの修繕費、光熱水費などで15億5,892万1,000円を支出してございます。さらに、ごみを焼却処理した後に発生する焼却灰などの再資源化や埋め立てに要する費用ですが、再資源化するための費用といたしましては1億2,895万2,000円、また埋め立てに係る費用といたしましては1億2,731万3,000円を支出したものでございます。
  以下、粗大ごみ等につきましても同様に、搬入から中間処理、最終処分までの流れについてまとめたものでございます。
  次に、恐れ入りますが、再び歳入歳出決算書をご覧ください。
  決算書の19ページをご覧ください。
  こちら19ページは、実質収支に関する調書となってございます。
  恐れ入りますが、次、21ページをご覧ください。
  3の財政調整基金の平成27年度末現在高につきましては、3億7,311万2,830円となってございます。
  次に、恐れ入りますが、再び歳入歳出決算の主要な施策の成果説明書をご覧ください。
  恐れ入ります、6ページをご覧ください。
  6ページは、公債費の借り入れ状況、償還予定表となっております。
  続いて、7ページをご覧ください。
  7ページ上段には、100万円以上の不用額が生じました科目と理由を記載してございます。
  次に、下段のごみ処理の状況でございますが、平成27年度におきましては、平成26年度と比較いたしますと、構成3市の人口の増加などによりまして、前年度に比べ、家庭系のごみでは356.92トンが増加しております。また、事業系のごみにつきましても、ららぽーと富士見の可燃ごみ受け入れなどによりまして896.76トン前年度より増加をしております。
  しかしながら、構成3市と組合で、広報やホームページを通じましてごみの再利用、削減、再資源化、いわゆる3Rの啓発活動によりまして、市民1人当たりの平均のごみ処理量は、わずかではありますが減少したところでございます。
  8ページから15ページまでは、構成3市のごみ搬入量の状況につきまして、数値とグラフであらわしたものを記載してございます。
  説明につきましては以上でございます。
○議長(森田輝雄) 内容説明が終わりました。
  これより議案に対する質疑を行います。
  質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。
  第14号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定の件については、6人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
  よって、平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定の件については、6人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
  お諮りいたします。
  ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、特別委員会条例第2条の規定により、次のとおり指名いたします。
  1番、伊勢田幸正議員、2番、小川匠議員、8番、笠原進議員、11番、野中弥生議員、17番、穂坂泰議員、18番、吉川義郎議員。
  これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
  よって、決算審査特別委員会の委員は、ただいま指名いたしましたとおり決定いたしました。
  直ちに特別委員会条例第4条の規定により正副委員長互選等のため、決算審査特別委員会を招集しますので、暫時休憩いたします。

午前10時35分 休 憩
午前10時43分 再 開

○議長(森田輝雄) 休憩を閉じて再開をいたします。
  ただいま決算審査特別委員会の正副委員長が互選されましたので、ご報告いたします。
  委員長、18番、吉川義郎議員、副委員長、8番、笠原進議員が互選されましたので、ご報告いたします。
  それでは、ここで正副委員長からご挨拶をお願いいたします。
  吉川委員長。
○決算審査特別委員会委員長(吉川義郎) ただいま、休息中に決算審査特別委員会を開催いたしました。私、志木市選出の吉川義郎が委員長を務めることとなりました。
  委員会の開催日につきましては、11月10日木曜日、午前10時と決定いたしましたので、委員の皆様方のご協力を得まして、活発なご意見、そして慎重な審議を行いたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
  以上で挨拶とさせていただきます。(拍手)
○議長(森田輝雄) ありがとうございました。
  続いて、笠原副委員長、お願いいたします。
○決算審査特別委員会副委員長(笠原 進) 新座市の笠原進です。
  前にもお話ししましたけれども、この議員になるのは20年ぶりくらいでして、決算の審査をするのもそのくらい、思い出せないくらい昔ということで、顔ぶれを見ていますと、新座はもちろんわかりますけれども、ほかの志木と富士見市の議員もほとんど知らない人たちが多い中ですけれども、初心に立ち返って、委員長を補佐してしっかり審議を進めたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(森田輝雄) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
  なお、ただいま決算審査特別委員会委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。
  お諮りいたします。
  ただいまの委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査を承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
  よって、閉会中の継続審査を承認することに決定いたしました。
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◎閉会の宣告
○議長(森田輝雄) 今定例会の議事録の調製については、議長に一任されたいと思いますので、ご了承願います。
  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
  よって、平成28年志木地区衛生組合議会第3回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
  本日は大変お疲れさまでございました。
午前10時47分 閉 会

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参考資料 


平成28年志木地区衛生組合議会第3回定例会議案等一覧及び審議結果
平成28年9月29日

議案番号       件 名 審議結果 採択の状況 議決等  年月日
第14号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について 継続審査
決算審査特別委員会付託
全会一致 H28.9.29