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志木地区衛生組合

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議事録(決算審査特別委員会30)

会議録 (平成30年決算審査特別委員会)

平成30年志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会 会議録

 

志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会次第

 日時:平成30年11月15日(木)午前10時
 場所:志木地区衛生組合会議室


 1 開  会

 2 決算審査議事
  (1) 会議録署名委員の選任について
  (2) 配布資料の説明
  (3) 質 疑
  (4) 平成29年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について
      (討論、採決)

 3 閉  会

○出席委員(6名)
       4番 関 野 兼太郎 議員
       6番 寺 田   玲 議員
       9番 小 池 秀 夫 議員
      11番 野 中 弥 生 議員
      16番 今 村 弘 志 議員
      17番 天 田 いづみ 議員


────────────────────────────────────────
○欠席委員(なし)
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○説明のための出席者
常任副管理者
渋 川   久
事務局次長
増 子 義 久
総務課長
栗 山 健 司
企画業務課長
小久保 由 明
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課長補佐
寺 島 暁 恵
企画業務課長補佐
時 田 英 司
総務課総務係長
高 橋 知 江
企画業務課企画業務係長
嶋 田   靖


─────────────────────────────────────────
午前 9時55分 開会

○委員長(関野兼太郎) おはようございます。
 若干定刻前でございますけれども、皆様おそろいですので、ただいまから志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会を開会させていただきます。それでは、よろしくどうぞお願いいたします。
 当委員会に付託されました案件は、先の第3回定例会において閉会中の継続審査となりました第9号議案 平成29年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についての1議案でございます。
 それでは、本日の日程でありますが、お手元に配布の次第のとおり進めていきたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(関野兼太郎) ご異議なしと認め、日程につきましては、次第のとおりといたします。
 それでは、ただいまから決算審査の議事に入ります。
 初めに、会議録署名委員の選任についてでありますが、各市の議席番号の若い委員さんということで、6番、寺田玲委員、9番、小池秀夫委員、16番、今村弘志委員にお願いしたいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(関野兼太郎) それでは、そのように決定をいたします。
 次に、執行部より決算内容の説明をお願いいたします。
 決算及び決算事項別明細書並びに主要な施策の成果説明書については、既に本会議で説明いただいておりますので、後日配布した決算審査特別委員会資料について、執行部より説明を願います。
 説明及び答弁については、職名及び氏名を述べてから説明及び答弁をいただくようにお願いいたします。
 それでは、説明をお願いいたします。
 総務課長、よろしくお願いします。
○総務課長(栗山健司) 総務課長の栗山でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、事前に配布いたしましたA4判横長の資料、決算審査特別委員会資料に基づきましてご説明させていただきます。
 恐れ入りますが、着座にて説明させていただきます。
 主に第3款の衛生費を中心に説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、資料の1ページをお開きください。
 平成29年度の一般廃棄物処理フローについてご説明申し上げます。
 可燃ごみにつきましては、構成3市からの搬入量の総量が7万2,732トンでございました。また、朝霞地区一部事務組合からのし渣につきましては、14トン搬入されております。さらに、粗大ごみ・ビン処理施設からの可燃ごみが2,519トン、プラスチック分別処理施設からの可燃ごみの搬入が303トンとなっております。これらの可燃ごみ総合計7万5,568トンが、富士見・新座両環境センターに搬入されました。
 可燃ごみを焼却した焼却灰等の最終処分状況でございますが、富士見環境センターから排出した焼却灰については、埼玉県環境整備センターでは埋め立て、ツネイシカムテックス株式会社では、人口砂や再生砕石に資源化してリサイクルされております。また、集じん灰につきましては、株式会社ウィズウェイストジャパンに搬出し、埋立処分をしております。
 新座環境センターから出る焼却灰、集じん灰につきましても、矢印で示しておりますように、それぞれの処分先に搬出し、埋め立て、または資源化を行いました。
 また、可燃ごみの焼却後に発生する磁性物は株式会社青木商店に、紙類は株式会社ブシューに有価物として売却しました。
 焼却灰及び集じん灰の処分や運搬にかかりました経費につきましては、資料左下の一覧のとおりでございます。
 次に、2ページをご覧ください。
 粗大ごみ及び不燃ごみについてご説明申し上げます。
 粗大ごみにつきましては、構成3市の総量で2,339トン、不燃ごみは2,328トンでございました。そのほか、粗大ごみ・ビン処理施設のビン処理系統から74トン、プラスチック分別処理施設からの2トンを含め、合わせて4,743トンが富士見環境センター、新座環境センターに搬入されております。それらのうちから選別をし、大型金属や不燃アルミなどは株式会社スガワラに、また小型家電や硬質プラスチックなどはリバーホールディングス株式会社や日栄興産株式会社などに、それぞれ有価物として売却したところでございます。
 選別後の可燃ごみにつきましては、1ページにも記載いたしましたとおり、焼却施設に搬入して処分を行いました。
 次に、3ページをご覧ください。
 リサイクル資源ごみについてご説明申し上げます。
 リサイクル資源となるビンについてですが、構成3市から2,694トン搬入されております。搬入されたビンの種類はご覧の表のとおりとなっており、一升瓶やビールビンのように繰り返して使用できる生きビン、14万5,800本が株式会社スガワラに売却され、その他のビンについても、不適物や残渣等を取り除いた上でそれぞれ資源化されております。
 次に、4ページをご覧ください。
 カンにつきましてご説明申し上げます。
 カンについては、構成3市から913トン搬入されております。搬入されたカンのうち、アルミ缶、スチール缶912トンを、有価物として株式会社スガワラへ売却いたしました。
 次に、ペットボトルについてですが、構成3市から1,246トン搬入されております。カンと同様に資源化され、有価物として上半期は株式会社天源に、下半期は株式会社新井商店に売却いたしました。
 次に、5ページをご覧ください。
 資源プラスチックについてご説明いたします。
 資源プラスチックは、構成3市から2,621トン、粗大ごみ・ビン処理施設のビン処理系統から7トンが、富士見環境センター内のプラスチック分別処理施設に搬入されております。搬入された資源プラスチックは、容器包装プラスチック、容器包装外プラスチック、PPバンドの区分で選別をして搬出し、その後、再商品化事業者等により、それぞれ工場で使用するパレットやプラスチック原料などに資源化されております。
 次に、廃蛍光管・廃乾電池等についてご説明申し上げます。
 構成3市から廃蛍光管が23トン、廃乾電池が85トン搬入されました。それ以外に、焼却施設における排水処理過程で生じる廃キレート樹脂1トンも含め、109トンが富士見環境センターに保管され、廃蛍光管は埼玉県寄居町にあります株式会社ウム・ヴェルト・ジャパンへ、廃乾電池は岡山県倉敷市にございますJFE条鋼株式会社に搬出し、それぞれガラス製品や鉄鋼製品に資源化されました。廃キレート樹脂は、北海道北見市の野村興産株式会社に搬出し、再資源化が行われました。
 ページ左下の米印につきましては、それぞれの搬出経費となっております。また、その右の枠内の記載につきましては、先ほどご説明させていただきました平成29年度における焼却灰、集じん灰等の廃棄物処理業務委託料の合計2億8,287万343円及び容器包装プラスチック及びカレットの再商品化のための業務委託料の合計109万1,056円でございます。
 次に、6ページをご覧ください。
 一般廃棄物のセンター別搬入量及び残渣等搬出量一覧についてご説明いたします。
 まず、センター別搬入量及び残渣の表でございますが、今までごみの種別ごとにご説明申し上げたものにつきまして、それぞれセンター別に表記したものです。
 表の一番下の行をご覧ください。可燃ごみ、粗大ごみ等の搬入量に対する焼却灰等の割合でございます。可燃ごみについては12.1パーセント、粗大・不燃ごみにつきましては16.1パーセントで、全体では11.3パーセントという割合となっております。
 次に、7ページをご覧ください。
 センター別総ごみ受入量・最終処分量についてご説明申し上げます。
 富士見環境センター、新座環境センターの東及び西工場、それぞれのセンターへ搬入される構成市ごとのごみの受入量及び最終処分量などとなっております。
 家庭系ごみ受入量合計で6万7,265.08トン、事業系ごみ受入量合計で1万7,608.14トンに対し、最終処分量は焼却灰、集じん灰及び粗大残渣の合計で9,568.52トンでした。
 次に、8ページをご覧ください。
 搬出先別残渣処分場一覧についてですが、寄居町にあります埼玉県環境整備センターを初めとして7カ所の処分場へ搬出しており、それぞれの処分場ごとの施設別搬出量はご覧のとおりでございます。
 次に、9ページをご参照ください。
 平成29年度センター別廃棄物処理経費についてご説明申し上げます。
 支出項目ごとに、上から順にご説明させていただきます。
 需用費の消耗品費についてですが、ごみ焼却施設等を適切に維持管理していくため、老朽化等により劣化した機械部品等を交換した経費となっております。
 燃料費については、富士見環境センター内の給湯設備等のためのガス代でございます。
 印刷製本費については、それぞれの施設の搬入伝票の印刷経費でございます。
 光熱水費の電気料金、水道料金、下水道料金については、富士見環境センター、新座環境センターの合計で2億5,968万700円となっております。
 修繕費につきましては、ごみ焼却施設等について、今後も安定してごみ処理が行えるよう、それぞれの施設の機器や設備等の修繕及び定期オーバーホールの実施等に要した経費でございます。
 次に、委託料についてですが、各施設の運転管理業務委託料や焼却灰等の最終処分に係る廃棄物処理業務委託料など、委託料合計で10億5,008万2,709円を支出いたしました。
 次に、10ページ、11ページをご覧ください。
 平成26年度から平成29年度までの性質別決算額の推移についてご説明申し上げます。
 平成29年度につきましては、歳入合計が22億5,430万2,770円となっております。歳出合計は21億5,682万2,391円で、差し引き9,748万379円が実質収支額となっております。
 歳入の主なものですが、分担金及び負担金は、構成3市からの負担金で、合計16億6,100万円でございます。
 使用料及び手数料につきましては、事業系の可燃ごみや家庭系粗大ごみの廃棄物処理手数料でございます。
 国庫支出金につきましては、前年度の台風9号の浸水被害に対する施設復旧費用に対する補助金が皆減となったものです。
 財産収入につきましては、自主財源確保策の一環として、自動販売機の設置について、これまでの行政財産使用許可から、平成29年度より入札による貸し付けに移行したことに伴う大幅な増でございます。
 下から3行目の諸収入につきましては、有価物の売却代金が世界経済の回復に伴う鉄鋼需要の拡大などにより、カンや金属類の売却単価が上昇したことなどから、前年度比41.1パーセントの増となりました。
 次に、歳出の主なものについてご説明いたします。
 人件費についてですが、平成29年度は常任副管理者が事務局長を兼務する年度となるため、事務局長分の給与の皆減などから、平成28年度に比べ、9.1パーセントの減となっております。
 次に、物件費につきましては、労務単価の上昇などによる運転管理業務委託料の増加などにより、前年度比1.9パーセントの増となりました。
 次に、維持補修費につきましては、老朽化の進むごみ焼却施設の修繕箇所の増加などにより、前年度比3.4パーセントの増となりました。
 公債費につきましては、前年度にリサイクルプラザ整備事業債の1口が償還終了となったため、前年度比70.1パーセントの減となりました。
 次に、積立金につきましては、財政調整基金の運用利子分を積み立てたものでございます。
 災害復旧事業費は、前年度の台風9号の浸水被害の復旧費用が皆減となったものでございます。
 次に、下段のごみ総排出量及び年度末人口の表ですが、こちらは歳出合計から基金積立金、普通建設事業費、災害復旧事業費を除いた金額を、ごみの排出量及び年度末人口で割ったものです。
 次に、12ページをご覧ください。
 ごみ焼却施設の運転管理委託に係る経費について、それぞれ施設の委託先ごとに、平成26年度から平成29年度までの経年変化をあらわしたものでございます。
 なお、平成29年度より3カ年の長期継続契約を導入したことにより、設計比で720万7,000円の削減を図りました。
 次に、13ページをご覧ください。
 焼却灰等の搬出先別の処理委託料につきまして、搬出量、単価及び委託金額の一覧となっております。
 次に、14ページをご覧ください。
 平成26年度から平成29年度までの最終処分委託単価の推移となっております。
 次に、15ページをご覧ください。
 ダイオキシン類調査結果一覧表でございます。
 平成29年度に実施いたしました測定におきましても、富士見環境センター及び新座環境センターともに、排ガス等全てにおいて国や組合が定める基準以下の数値となってございます。
 次に、16ページ、17ページをご覧ください。
 有価物の売却代金の推移となっております。平成29年度の有価物の売却代金ですが、カン等有価物が平成28年度を大きく上回っており、有価物全体でも大幅な歳入の増加となりました。
 次に、18ページをご覧ください。
 こちらは、構成市からの報告によるものですが、一定量以上のごみを排出している多量排出認定事業所につきまして、それぞれ構成市ごとに可燃ごみ搬入量の多い順に一覧表にしたものでございます。
 説明につきましては以上です。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(関野兼太郎) お疲れさまでした。
 それでは、早速質疑に入りたいと思います。
 歳入につきましては一括で、歳出につきましては、基本的には款ごとに質疑を進めたいと思います。なお、質疑は一問一答形式でお願いいたします。質疑が終了いたしましたら、認定についての採決を行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(関野兼太郎) それでは、ただいまから質疑を始めさせていただきますけれども、簡潔な質疑、答弁をぜひともお願いいたします。
 それでは、歳入についての質疑を受けます。いかがでしょうか。質疑ございますか。
 天田副委員長。
○副委員長(天田いづみ) 幾つかあれば。
○委員長(関野兼太郎) 1つずつ。
○副委員長(天田いづみ) 全部1つずつですか。
○委員長(関野兼太郎) はい。一問一答なので。
○副委員長(天田いづみ) わかりました。すみません。そうしましたら、質疑をさせていただきます。
 まず、歳入の3款財産収入の自動販売機設置貸付料、自主財源として、従来行政財産使用許可であったものを、29年度から入札による貸し付けに移行したんですよというお話をいただきました。ほかにも、歳出のほうにもいろいろ説明、行財政改革に取り組んでいらっしゃるのかなというふうな部分が見受けられて、それはちょっと後で質疑させていただきますけれども、当組合で自主財源確保策ということについて検討された経緯、そこのところをぜひ、努力された成果ということでお聞きできたらと思います。よろしくお願いします。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 常任副管理者、渋川でございます。本日はよろしくお願いいたします。
 今副委員長のご質問のとおり、平成29年度は私ども組合では積極的に行財政改革に取り組ませていただいた年度でございました。今のご質問の経緯でございますが、自動販売機の貸し付けにつきましては、過去に議員さんから一般質問を頂戴いたしました。そのほかの行革の項目につきましては、こちらの資料にもございますが、ごみ焼却施設が年々老朽化していまして、その修繕経費が増大しております。私ども自主財源が少ない中、修繕費がふえますと構成市の財政負担に跳ね返りますので、少しでも構成市の財政負担が軽減できるよう、構成市がそれぞれ行財政改革に取り組んでおりますので、その事例をよく参照しながら、28年度にいろいろ検討しまして、29年度に実施したところでございます。
○委員長(関野兼太郎) 天田副委員長。
○副委員長(天田いづみ) 了解いたしました。ありがとうございます。
 あと、歳入の6款諸収入の雑入、再商品化合理化拠出金、29年度についてはおよそ908万円の歳入をいただいているわけですけれども、これはいわゆる容器包装プラスチックの関係だと思うんですけれども、この容器包装プラスチックの当組合における再商品化が始まってから、ずっと私の記憶では、私が組合議員のときは毎年いただけているのかなというふうな記憶なんですけれども、通して当組合が一生懸命市民の皆さんと協力して優良な搬出をされているということで、ずっと継続されているものなのか、ちょっとそこのところをお伺いします。
○委員長(関野兼太郎) 小久保企画業務課長。
○企画業務課長(小久保由明) 企画業務課長の小久保でございます、お答えします。
 ただいまのご質問でございますけれども、この再商品化合理化拠出金につきましては、こちらは平成20年4月から制度のほうが施行されております。当組合におきましては、平成21年度からこちらの拠出金のほうを受けておりまして、現時点で毎年度拠出金のほうを受けております。
○委員長(関野兼太郎) 天田副委員長。
○副委員長(天田いづみ) なかなか毎年いただけるという裏には、本当に当組合が努力して、3市の市民の皆さんがきれいに出してくださっているという積み重ねがあると思うので、ぜひ当組合のいい伝統として、職員の方がかわってもその志を引き継いでいっていただけたらと思いますので、その辺よろしくお願いいたします。
 歳入につきましては、以上で質疑を終わります。
○委員長(関野兼太郎) ほかに質疑ございますか。
 寺田委員。
○委員(寺田 玲) よろしくお願いします。
 まず、ページ数5ページ、款2使用料及び手数料の項2手数料についてお伺いします。
 事業系ごみが0.59パーセントの増ということでしたけれども、このもう少し詳しい内容についてお伺いいたします。
○委員長(関野兼太郎) 小久保企画業務課長。
○企画業務課長(小久保由明) 事業系ごみの増ということでございますけれども、こちらにつきましては、構成3市の人口の増加に伴いまして、経済活動も活発となることによりまして、消費行動も活発になり、そのような要因かと思われますけれども、富士見市でございますけれども、ベルク富士見関沢店の営業が平成28年11月からオープンしておりますし、またイムス富士見、そういったところの不燃物、介護施設のほうからの可燃ごみの増加も見受けられてございます。この辺が増加になっている理由と考えます。
○委員長(関野兼太郎) 寺田委員。
○委員(寺田 玲) 要因として、そのような新しい施設が増えているということは承知いたしました。一方で、環境のことを考えますと、ごみの分別と排出量を抑える取り組みというのも大切になってきていると思うんですけれども、平成29年度、組合としましてそれぞれの業者に対して何らかの働きかけなどを行ったのか、お願いいたします。
○委員長(関野兼太郎) 小久保企画業務課長。
○企画業務課長(小久保由明) 構成市のごみの分別に対してでございますけれども、組合のほうとしましては、毎年度事業系可燃ごみのごみ質の検査を抜き打ちでやっております。29年度におきましては、6月、10月、3月と年3回実施しておりまして、そうして適正にごみの搬入の徹底化を確認し、もし何か問題があれば、その都度業者さんのほうへ公表し、私共で指導するようにしております。
○委員長(関野兼太郎) 寺田委員。
○委員(寺田 玲) 今ご答弁の中で、6月、10月、3月に抜き打ち検査を実施していったということだったんですけれども、この件数についてお伺いしてもよろしいですか。
○委員長(関野兼太郎) 小久保企画業務課長。
○企画業務課長(小久保由明) まず6月ですけれども、こちらは対象とした業者は2件です。10月が3件、3月が3件でございました。
○委員長(関野兼太郎) 寺田委員。
○委員(寺田 玲) この検査の具体的な内容というのは、どのようなことを行っているんですか。
○委員長(関野兼太郎) 小久保企画業務課長。
○企画業務課長(小久保由明) 検査の内容ということでよろしいでしょうか。
○委員長(関野兼太郎) 寺田委員。
○委員(寺田 玲) 具体的にどのような種類の検査をしているのかという中身について、ちょっとお聞かせください。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) まず、事業系ごみの展開検査については、それぞれ志木市、新座市、富士見市で分けまして、そのときに入ってくるパッカー車、ごみ収集車だと思いますが、あれをそれぞれの環境センターで中身を全部出します。職員たちがそれを一個一個どういうごみが入っているか、基本的には事業系ごみですから、廃プラスチックとプラスチックは受け入れませんのでだめ、あとは産業廃棄物になります、それが入っているかどうか、あとビンとかペットボトル、そういう資源ごみが混ざっているかどうかを全て分けてまいります。その中でうちが搬入禁止しているものがあった場合、または資源に分けられるものがあった場合、それを一個一個チェックしまして、ペーパーにしてその収集事業者に指導をする。明らかに悪質な場合、産業廃棄物といった場合、過去にはございませんが、そういう場合には、収集運搬業者ではなくて排出業者に直接私どもが指導してまいります。ですから、ちょっと件数は少ないかなと思われるんですが、一個一個全部やりますので、1日にやるのは1件が精いっぱいということです。
 以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 寺田委員。
○委員(寺田 玲) ありがとうございます。
 この検査を実施した中で、29年度は指導に値するようなケースが出たのか、確認で伺います。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 直接指導書として出したものはございません。その場で口頭指導ということで、やはりプラスチックが混ざっている、ペットボトルが混ざっているということで、そういう口頭指導をしてございます。また、指導結果につきましては、各構成市それぞれにフィードバックしまして、写真をつけて報告をして、こういう状況ですということで、構成3市とは情報を共有してございます。
○委員長(関野兼太郎) 寺田委員。
○委員(寺田 玲) では、別の質問に移らせていただきます。
 ページ数8ページ、款6諸収入、項3雑入について、有価物売却代金についてお伺いをいたします。
 資料の16ページに、区分別に売却代金の推移が掲載されております。主要説明でも説明いただきましたが、平成29年度はカン等有価物の単価が上がっているということでした。この単価が上がった主な要因などはつかんでいらっしゃいますでしょうか。
○委員長(関野兼太郎) 小久保企画業務課長。
○企画業務課長(小久保由明) カンでございますけれども、こちらにつきましては、世界経済の回復に伴います鉄鋼需要の拡大などによりまして、カンや金属類の売却単価が上昇したものというふうに考えております。
○委員長(関野兼太郎) 寺田委員。
○委員(寺田 玲) ありがとうございます。
 29年度はそのような形で、単価が大きく上がったということなんですけれども、組合としましては、今後の分析や対策などについては、29年度は何か検討されたのかお伺いします。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 金属類につきましては、本当に日本でいえば東京オリンピックの建設事業がピークを迎えております。この建設事業、来年がピークと言われていますので、来年まではこの金属類はかなり単価は維持されるかと、その後につきましては、ちょっと不確定要素がございます。
 一方で、プラスチックなんですけれども、今委員のご質問の中で、17ページにペットボトルの単価がございますが、以前はペットボトル、かなり高い単価で売却できましたが、29年12月、中国が海外からの廃プラスチックの輸入を全面禁止したことから、日本国内でプラスチックが余剰で余ってしまっているので、こちらはかなり単価が落ちているということで、金属は来年も堅調に金額は推移するだろうと予測しておりますが、廃プラスチックについては、かなり単価的に落ちるというように今は分析してございます。
○委員長(関野兼太郎) 寺田委員。
○委員(寺田 玲) そのような形でカンの金属なども単価が上がっているということで、来年までは続くのではないかという分析をされていると思うんですが、昨年度の決算の中で、資源ごみを収集業者以外が持ち去るという問題について議論が行われていたと認識しております。平成29年度は、数字を見ると総量は大きな変化はないように見えるんですけれども、その点については実際にどうだったのか、何かありましたらお願いします。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 基本的には、収集業者以外が持ち去るというのは、それぞれの構成市の集積場の問題かと思いますので、私ども中間処理と最終処分を担っておりますので、ちょっと29年度は持ち去りの議論はしてございません。
○委員長(関野兼太郎) 寺田委員。
○委員(寺田 玲) わかりました。
 もう一点、有価物売却代金についてなんですけれども、資料のほうが17ページ、自転車の台数、年間についてお伺いをいたしたいと思います。
 平成29年度は過去3年間に比べ、台数のほうが非常に減っているというふうにお見受けしたんですけれども、そのことの理由についてお伺いをいたします。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 基本的には、私どもが粗大ごみとして搬入する自転車、そのまま破砕処理室に入れるのではなく、売却をしております。こちらにつきましても、2社の見積もり合わせで業者決定になりますが、その業者は海外に輸出をしてございます。輸出先はタイですとかガーナ、タンザニアといった海外へ輸出しておりますが、やはり最近世界的にも経済水準が上がっておりまして、余り古い自転車を輸出しても向こうが買い取ってくれないということで、台数的には搬入台数は変わっておりませんが、買い取っていただける質のいいという、ちょっと言い方が悪いかもわかりませんが、売却できる自転車の数が減っていることから、台数の減になってございます。
○委員長(関野兼太郎) よろしいですか。
○委員(寺田 玲) はい。
○委員長(関野兼太郎) ほかにございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(関野兼太郎) ないようでしたら、歳入についての質疑はこれで終了いたします。
 続いて、歳出のほうにまいりたいと思います。
 歳出につきましては、項目が少ないため、1款議会費、2款総務費につきましては、まとめて質疑を受けたいと思います。
 それでは、質疑がございましたらお願いいたします。
 寺田委員。
○委員(寺田 玲) ページ数9ページの款1議会費についてお伺いいたします。
 平成29年度に実施した研修や視察について、詳しく教えていただけますでしょうか。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 特に議会の中で29年度視察とか研修は実施してございません。
○委員長(関野兼太郎) 寺田委員。
○委員(寺田 玲) わかりました。
 今こういった施設につきましては、余熱利用などについての要望なども市民から声が上がってきていると思いますけれども、その点について、余熱利用などについての研修などの検討はされたのか、お伺いいたします。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 以前は当組合での議員さんの研修を年1回実施しておりましたが、諸般の事情でやめてしまって、もう10年以上たちます。その中で、今委員ご質問の余熱利用につきましては、私どもはそれぞれの焼却施設では、その余熱を使って場内の手洗いとかに使っておりますが、そのほかに新座環境センター東工場の隣に老人センターがありますので、そこにお湯を供給しておりますが、それ以外に余熱でお湯等を供給する能力がございませんので、そういう外部にお湯等を供給する施設になってございませんので、ちょっとその辺の議論はしてございません。
○委員長(関野兼太郎) ほかにございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(関野兼太郎) ないようでございますので、次にいきます。
 次に、3款衛生費について、質疑がありましたらお願いいたします。
 寺田委員。
○委員(寺田 玲) ページ数11ページ、衛生費の節13委託料についてお伺いをいたします。
 ホームページについてお伺いしたいんですけれども、昨年度決算委員会をやるときに、多言語化についてもやりとりがあったかと思います。昨年はベンダーに確認して対応できるのであればしていきたいという旨の答弁がありましたが、平成29年度の取り組みについてお伺いいたします。
○委員長(関野兼太郎) 栗山総務課長。
○総務課長(栗山健司) その件に対するご質問でございますが、組合ホームページを28年9月30日にリニューアルいたしまして、以前よりかなり見やすいものとはなってございますが、現在、多言語化の対応はできておりません。近隣の一部事務組合のホームページもちょっと見ますと、朝霞地区一部事務組合は多言語対応となっておりまして、今当衛生組合ではまだ対応されていないという状況になっております。当組合のホームページへのアクセス数は、一月当たり500件から800件といまだ少ない状況もございます。多言語対応につきましては、今後の研究課題と認識をしているところでございます。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 補足をさせていただきます。
 ご質問をいただいた直後にベンダーに確認したところ、基本的には私どもの導入ソフトについては多言語化システムは入っていないと、ただし市販のソフトを入れるということはできますということで、市販ソフトは2万円ぐらいでできるんですが、ただしベンダーからは、もしそれを入れたことによって不具合が生じても、ベンダーとしては保証はできないということで、私どもとしましては、システム担当がおりませんので、システムを入れて不具合が生じた場合、対応できませんので、これについては見送りということで、今後については、もしこの辺のシステムについても10年ぐらいで次のソフトに替えますので、次の更新の際には、ご提言があった多言語化についてはしっかりと対応してまいりたいと思っております。
○委員長(関野兼太郎) ほかにございますか。
 寺田委員。
○委員(寺田 玲) 関連なんですけれども、そういう行政事情があるというのは認識しました。確認をしていただきありがとうございました。いろいろあるんですけれども、ただそれぞれ、当初富士見市でも外国の方が籍を持ったり、いろいろな多言語の方、市民が増えているというのもまた実際事実なんですね。ごみの出し方がわからないというご要望も出ていらっしゃいます。例えばなんですけれども、構成市さんとそれぞれ協議をして、例えば構成市さんのほうにそういった多言語化をやっているようであれば、こちらにリンクして飛ばすような形で、ここの志木地区のホームページの改定が10年ぐらいちょっと難しいようですが、そういう協議もされたらいいのではないかと思うんですが、その点について、今後の検討課題となりますけれども、お願いします。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) ごみの出し方につきましては、それぞれの構成市が多言語化でホームページも、あとペーパーでもしおりをつくっております。私どものホームページに行きますと、逆にこの場内に入ったときの回り方とかそういうことですので、あと直接搬入の申し込みは構成市で受けておりますので、まだ直接私どものほうで外国籍の方がわからないというようなご要望はいただいておりませんが、今委員おっしゃるとおり、構成市のホームページにリンクを張っておりますので、もし場合によっては、そういったリンクをご紹介するような形でやってまいりたいと思っております。
○委員長(関野兼太郎) こちらは受け入れるほうで、出すほうに対しては、それは自治体でやっていますから、そのことをここで質問してもちょっと答弁しにくいかと。
○委員(寺田 玲) わかりました。
○委員長(関野兼太郎) よろしくお願いします。ほかにございますか。
 寺田委員。
○委員(寺田 玲) ページ数14ページの節11需用費の修繕費についてお伺いいたします。
 まずは、どのような修繕がなされたのかをお伺いいたします。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) まず、大きくこの中で分けまして、施設の定期オーバーホールということで、毎年実施するオーバーホールがあります。ごみ焼却施設については、高温多湿の中24時間燃やしておりますので、必ず毎年1回炉を止めてオーバーホールしなければならない、具体的な内容については、例えば焼却炉内の清掃ですとか、中にれんがや耐火物がありますので、それを崩れ落ちないようにもう一回積み直すですとか、各機器の清掃等を行っております。そのほかに緊急修繕で、当初想定していないものについて緊急に発生した場合には、それにも対応してございます。29年度のコスト的な部分、毎年緊急修繕はあるんですが、富士見環境センター焼却施設が老朽化しておりまして、普通ですと年に3件ぐらいしか緊急修繕はないんですが、昨年は6件ございました。その関係で2,000万円ぐらい緊急修繕に回してございます。
 以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 寺田委員、まだありますか。
○委員(寺田 玲) 関連で1点だけ、そういった形で、昨年度も富士見環境センターの修繕費が年々伸びていっているということで、それがまた29年度も増えているということで、その辺の今後の検討などはどうしていくという見通しを持っているのか、お願いします。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 決算の中にもございますが、29年度は私ども組合の一般廃棄物処理基本計画、こちら私どもの総合計画、これを改訂いたしまして、ごみ処理施設の将来像を示しております。その中で、今ご質問のあった富士見環境センター焼却施設は一番老朽化が進んでおりますので、計画の中では32年度から3カ年で基幹的設備改良工事、一般的に大規模改修、これを行いまして、施設の延命化を図るというような計画を今してございます。
○委員長(関野兼太郎) ほかにございますか。
 天田副委員長。
○副委員長(天田いづみ) それでは、まず、塵芥処理費の光熱水費で、すみません、14ページです。11節需用費の中の光熱水費なんですけれども、9月議会のご説明の中でしたか、平成29年度は電気料金について競争原理を働かせてというふうなご説明があったかと思うんですが、そこのところをちょっと具体的にどのような形をとられて、そして実質どの部分が経費の節減が図られたのかというところについて、お伺いできたらというふうに思います。
○委員長(関野兼太郎) 小久保企画業務課長。
○企画業務課長(小久保由明) 電気料金につきましても、こちらにつきましては、平成29年度から3社の電力会社さんから見積りをとり、長期継続契約としておりまして、基本料金についての内容でございますが、東京電力さんの方に契約をお願いしているところでございます。
○委員長(関野兼太郎) 天田副委員長。
○副委員長(天田いづみ) すみません、29年度から長期継続契約をしているということですね。今基本料金についてというご発言があったかと思うんですが、具体的に年間ベースでどの程度削減が図られているのかということについて、おわかりになるでしょうか。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 29年度は、大手電力と新電力の3社で見積もり合わせをいたしまして、結果、東京電力がとりまして、年間314万1,800円の基本料金の減となってございます。
○委員長(関野兼太郎) 天田副委員長。
○副委員長(天田いづみ) すみません、なかなか電気料金の仕組みを把握できていないんですけれども、そうしますと、長期継続契約ということなので、29年度だけではなくて、30年度、31年度についても、基本料金について同じパックなのかどうかわからないですけれども、削減を図られるという理解でいいのか、そこを確認させてください。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 副委員長おっしゃられた3カ年、原則この基本料金割引がついています。
○委員長(関野兼太郎) 天田副委員長。
○副委員長(天田いづみ) わかりました。そうすると、やはり年間314万の削減というのは非常に大きいかと思いますので、努力を評価させていただきたいと思います。
 では、次に移ります。
 13節委託料の運転管理業務委託料、これについても、たしか29年度から3カ年の長期継続契約に付されていたかなというふうに理解しておりますけれども、この効果について、財政的な部分、それからその他の要素もあると思うんですが、総体的な効果について承りたいと存じます。
○委員長(関野兼太郎) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 先ほどご説明をさせていただきましたが、基本的には3カ年長期継続契約で、私ども内部設計をしてございます。その結果としまして、私どもは設計比で720万7,000円減となっております。
 一方で、前年度の運転管理業務委託料と比較いたしますと、プラスで304万9,000円、0.5パーセントの増となっておりますが、基本的には労務単価が2パーセントから2.9パーセント上がっておりますが、それを長期継続契約にしまして、薬剤費を3カ年で長期継続にしますと、一遍に大量で購入できますので、その分労務単価の上昇を薬剤費の購入減で賄って、本来では2パーセント以上委託料の減というところで、5パーセントに落としたというところでございます。
○委員長(関野兼太郎) ほかにございますか。
 天田副委員長。
○副委員長(天田いづみ) あと、すみません、16ページ、委託料の中の真ん中より少し下で、一般廃棄物処理基本計画改訂業務委託料なんですけれども、これは各施設の整備方針ということで、先ほどご答弁のあったとおりなんですけれども、これの契約の手法、どういった形で契約をされたのか、1点。
○委員長(関野兼太郎) 小久保企画業務課長。
○企画業務課長(小久保由明) こちらの計画につきましては、プロポーザル方式を選定しておりまして、プロポーザル選定委員会におきまして、4社につきまして、この中から業者のほうを選定しております。
○委員長(関野兼太郎) 天田副委員長。
○副委員長(天田いづみ) プロポーザルで選定委員会を設けて4社から選びましたということなんですけれども、この選定委員会はどういった方々がメンバーになられたんでしょうか。
○委員長(関野兼太郎) 小久保企画業務課長。
○企画業務課長(小久保由明) 当組合の職員でございます。
○委員長(関野兼太郎) 天田副委員長。
○副委員長(天田いづみ) わかりました。なかなか廃棄物のところは専門的な分野ですので、それについて私も内部の職員で良い悪いというのを言える立場、あれは持ってはいないんですけれども、もう処理基本計画のほうはスタートしていますのであれですけれども、今後またこういったやはり将来にかかわる大きな計画の際には、その内部職員だけでいいのか、あえて言ったら、廃棄物の関係は非常に専門的なところが求められて、なかなかこう外部の学識者ですとか構成市の職員といっても、持っている方は難しいかなとは思うんですけれども、社会の状況も変わってきていますので、本当に内部だけでいいのか、より良くしていくために、もし場合によっては外部の方も含めてというふうなお願いをできるような要素があるのであれば、そういったところも含めて幅広く視野に入れて検討していっていただけたらというふうに思うんですけれども、その辺の大きな考え方で結構ですので、お答えいただきたいと思います。
○委員長(関野兼太郎) 要望的な要素もありますけれども、ご答弁で対応していただけるようでしたら、よろしいですか。
 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 基本的には、契約については競争入札が原則でございますが、やはりこういう計画類については、金額だけではなくて、そこの業者のノウハウですとか技術力が一番問題になってまいります。今回の計画にありました、今副委員長がおっしゃったとおり、本当に専門的な将来ごみ焼却施設はどうなるのということで、私どものほうで専門職がそろっておりますので、専門職、また私も委員でございますので、私のほうでも選考いたしました。今後におきましても、こういうような専門的な計画の選定はやはり内部でやっていきたいと思いますが、それ以外の大きな工事ですとか、そういうのは、確かに副委員長おっしゃったように外部の視点を入れていきたいと思っております。
○委員長(関野兼太郎) ほかにございますか。
 野中委員。
○委員(野中弥生) 大体わかりました。いろいろとありがとうございました。今基本計画も進めていただけるというところで、逆に構成市、私たち新座市でも一生懸命ごみの削減に取り組んでおります。また、いろんな形で資源化もしていただいているところなんですけれども、逆に皆さんのほうからというか、各市に対してご要望というか、何か市でこういうふうにやってもらえたら有り難いなとかあったら言っていただければ、それでまた市としても努力していきたいなと思っておりますけれども、何かありますか。
○委員長(関野兼太郎) それでは、渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 私ども組合では、行政会議で正副管理者会議のほかに担当部長会議、担当課長会議ということで、構成市の担当部課長様との会議を定例的にやっておりますので、そこでしっかり情報交換はさせていただいておりますので、私どもと構成市は共通認識のもと、ご一緒に進めていると考えております。
○委員長(関野兼太郎) ほかにございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(関野兼太郎) ほかにないようでしたら、次に移りたいと思います。
 款4の公債費及び款5の予備費について、まとめて質疑をお受けいたします。
 ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(関野兼太郎) よろしいですか。
 ないようですので、質疑なしと認め、質疑を打ち切りたいと思います。
 では、ただいまから討論を求めます。
 討論のある方、いらっしゃいますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(関野兼太郎) 反対討論、賛成討論、いらっしゃいませんね。
〔発言する者なし〕
○委員長(関野兼太郎) 討論はございませんので、それでは、平成29年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について採決を行います。
 第9号議案 平成29年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長(関野兼太郎) 挙手全員であります。
 よって、平成29年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定するものと決しました。
 それでは、審査報告につきましては、本日の委員会での審議結果を踏まえ、正副委員長で協議の上、取りまとめをさせていただきます。
 以上をもちまして、決算審査特別委員会を閉会いたします。
 ご協力ありがとうございました。

閉会 午前10時52分