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志木地区衛生組合

会議録

平成29年第3回志木地区衛生組合定例会 会議録 

平成29年9月29日(金)

 

○ 招  集  告  示

志木地区衛生組合告示第17号

 平成29年志木地区衛生組合議会第3回定例会を次のとおり招集する。

  平成29年9月6日

                   志木地区衛生組合管理者  星 野 光 弘

 

                   記

 

1 日 時   平成29年9月29日(金)午前10時00分

2 場 所   志木地区衛生組合会議室


○応招・不応招議員
平成29年志木地区衛生組合議会第3回定例会    9月29日(金)

応招議員(17名)
      1番 尾 崎 孝 好 議員      2番 勝 山   祥 議員
      3番 加 藤   清 議員      4番 関 野 兼太郎 議員
      5番 田 中 栄 志 議員      6番 寺 田   玲 議員
      7番 芦 野   修 議員      8番 笠 原   進 議員
      9番 小 池 秀 夫 議員     10番 白 井 忠 雄 議員
     11番 野 中 弥 生 議員     12番 森 田 輝 雄 議員
     13番 安 藤 圭 介 議員     14番 小 山 幹 雄 議員
     15番 高 浦 康 彦 議員     16番 西 川 和 男 議員
     18番 吉 川 義 郎 議員

不応招議員17番 穂 坂   泰 議員
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平成29年志木地区衛生組合議会第3回定例会

平成29年9月29日(金曜日)

○議 事 日 程
 開   会
 議長報告
 日程第 1 会議録署名議員の指名
 日程第 2 会期の決定
 日程第 3 管理者の行政報告
 日程第 4 第5号議案 平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について
 閉   会


○出席議員(17名)
       1番 尾 崎 孝 好 議員
       2番 勝 山   祥 議員
       3番 加 藤   清 議員
       4番 関 野 兼太郎 議員
       5番 田 中 栄 志 議員
       6番 寺 田   玲 議員
       7番 芦 野   修 議員
       8番 笠 原   進 議員
       9番 小 池 秀 夫 議員
      10番 白 井 忠 雄 議員
      11番 野 中 弥 生 議員
      12番 森 田 輝 雄 議員
      13番 安 藤 圭 介 議員
      14番 小 山 幹 雄 議員
      15番 高 浦 康 彦 議員
      16番 西 川 和 男 議員
      18番 吉 川 義 郎 議員
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○欠席議員(1名)
      17番 穂 坂   泰 議員
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○説明のための出席者
管理者
星 野 光 弘
副管理者
並 木   傑
副管理者
香 川 武 文
常任副管理者

渋 川   久
監査委員
松 本 四 郎
会計管理者
永 瀬 昭 次
総務課長
寺 嶋 勝 浩
企画業務課長
小久保 由 明
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課総務係長
寺 島 暁 恵
企画業務課企画業務係長
嶋 田   靖
企画業務課主査
時 田 英 司


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午前 9時51分 開 会

◎議長挨拶
○議長(森田輝雄) 皆さん、おはようございます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議会運営委員会委員長報告
○議長(森田輝雄) 開会に先立ちまして、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
  議会運営委員会委員長、吉川義郎議員。
○議会運営委員会委員長(吉川義郎) おはようございます。
 平成29年志木地区衛生組合第3回定例会に当たり、本日午前9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果についてご報告いたします。
 まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定いたしました。
 次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配布いたしております議事日程のとおりで、日程第1、会議録署名議員の指名から日程第4、第5号議案までということで決定いたしました。
 次に、平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてでありますが、例年と同様に、各市2名ずつ計6名からなる決算審査特別委員会を設置の上、閉会中に審査をお願いし、次回第4回定例会において審査結果の報告をしていただくということで決定をいたしました。
 以上、議会運営委員会の報告を申し上げます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(森田輝雄) ただいまの委員長報告のとおり、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎開会及び開議の宣告
○議長(森田輝雄) ただいまの出席議員は17名であります。本日、私のほうに、17番、穂坂泰議員から欠席する旨の連絡が入っておりますが、定足数に達しております。よって、議会は成立いたしましたので、平成29年志木地区衛生組合議会第3回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議長報告
○議長(森田輝雄) ここで、ご報告申し上げます。
 監査委員から提出されました例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配布いたしましたので、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会議録署名議員の指名
○議長(森田輝雄) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により議長において指名いたします。
 会議録署名議員は、
   11番 野 中 弥 生 議員
   13番 安 藤 圭 介 議員
   14番 小 山 幹 雄 議員
 以上、3名を指名いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会期の決定
○議長(森田輝雄) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
 よって、会期は本日1日と決定いたしました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎管理者の行政報告
○議長(森田輝雄) 日程第3、管理者の行政報告を行います。
  星野管理者。
○管理者(星野光弘) おはようございます。
 昨日の解散を受けまして、議員諸氏には大変お忙しい時間かと、このように思います。本日は志木地区衛生組合第3回定例会にご招集を申し上げましたところ、議員の皆様にはご多用な中、ご出席を賜り、厚く御礼申し上げます。
 本定例会に提案しております議案は1件となっております。よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。
 それでは、先の定例会以降の動向といたしまして、事業系ごみ収集運搬業者による新座環境センターへの誤搬入につきましてご報告を申し上げます。
 志木市と新座市にある事業所から排出される事業系ごみを収集し、新座環境センターに搬入している株式会社ヤマキ、本社は熊谷市でございますが、志木市の事業系ごみを新座市の事業系ごみとして搬入していることが平成29年5月に判明いたしました。
 組合では、速やかに、志木市・新座市の環境担当部局と合同で、株式会社ヤマキに対し、複数回にわたり事情聴取したところ、誤搬入の原因は、会社側の認識不足等から、組合が発行する新座環境センターの搬入許可証を新座市分しか取得していないにもかかわらず、この新座市の搬入許可証を使い、志木市の事業系ごみを搬入していたことが明らかになりました。
 誤搬入していた志木市内の事業所数はスーパーマーケットなど4事業所あり、古くは平成22年12月から誤搬入が続いていることが判明いたしましたが、志木市分と新座市分の搬入量の内訳がわかる資料としては、株式会社ヤマキが保存する帳簿類のみであり、平成25年度以前の帳簿類は閉鎖・廃棄されていることから、保存されている帳簿類に基づき精査した誤搬入量は、平成26年度分が25.92トン、平成27年度分が61.64トン、平成28年度分が129.64トンの計217.2トンとなっています。
 構成市負担金への影響額としては、合計で86万6,000円となり、志木市・新座市の環境担当部局と協議した結果、志木市・新座市の過不足分の精算は、平成30年度当初予算において行うことといたしました。
 また、株式会社ヤマキへの処分については、関係法令に照らして、平成29年7月に文書による厳重注意処分といたしました。
 なお、組合では、今回の誤搬入を踏まえ、組合施設へ事業系ごみを搬入している全ての収集運搬業者に対して、事業系ごみ搬入に伴う注意喚起文書を送付し、再発防止策を講じたところでございます。
 以上、開会に当たりましての挨拶並びに行政報告とさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(森田輝雄) 以上で行政報告を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。

午前 9時59分 休 憩
午前10時00分 再 開

○議長(森田輝雄) 休憩を閉じまして再開いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第5号議案の上程、説明、質疑、委員会付託
○議長(森田輝雄) 日程第4、第5号議案 平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
  星野管理者。
○管理者(星野光弘) 第5号議案 平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、ご説明申し上げます。
 本案は、地方自治法第233条第3項の規定により、平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を添えて議会の認定に付するものでございます。
 よろしくご審議をお願いいたします。
○議長(森田輝雄) 提案理由の説明が終わりました。
 これより決算審査の監査報告を求めます。
  松本監査委員。
○監査委員(松本四郎) 皆さん、おはようございます。
 ただいまより、平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出決算審査の意見を申し述べさせていただきます。
 平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出決算につきまして、平成29年8月21日月曜日、午前9時から、当志木地区衛生組合小会議室において審査を行いました。
 審査の方法といたしましては、管理者から提出された歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書並びに決算審査のために提出されました資料に基づき、関係職員の説明を聴取するとともに、会計管理者所管に係る各種帳簿類により、計数の確認、照合等を行い、会計の経理手続の適否について審査を実施いたしました。
 審査の結果について申し述べます。
 審査に付された歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、地方自治法に基づき作成されており、記載金額等計数は正確であり、当年度における決算を適正に表示しているものと認められました。
 また、歳入の収入済額は22億4,535万3,268円で、予算現額22億2,595万1,000円に対する執行率は100.9パーセントであり、歳出の支出済額は21億7,587万6,997円で、予算現額22億2,595万1,000円に対する執行率は97.8パーセントであり、予算措置された目的に沿って適正に執行されていました。
 平成28年度決算の状況は、適正な予算の執行により目的を達したものと認められました。
 なお、今後においても老朽化が進行する既存施設の維持管理経費の増大が見込まれます。引き続き計画的かつ効率的な財政運営に努められるとともに、施設の故障や長寿命化対策に備え、一定程度財政調整基金を積み立てておく必要があると考えられます。
 以上です。
○議長(森田輝雄) 監査報告が終わりました。
 内容説明を求めます。
  渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 第5号議案 平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出決算認定につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出決算及び決算事項別明細書の1ページ、2ページをお願いいたします。
 歳入決算につきましては、最下段の歳入合計欄にございますとおり、予算現額22億2,595万1,000円に対し、調定額、収入済額ともに22億4,535万3,268円となり、収入率は100.9パーセントとなってございます。
 次に、3ページ、4ページをお願いいたします。
 歳出決算につきましては、最下段の歳出合計欄にございますとおり、予算現額22億2,595万1,000円に対し、支出済額は21億7,587万6,997円となり、執行率は97.8パーセントとなってございます。
 歳入歳出差引残額につきましては、6,947万6,271円となり、翌年度へ繰り越すべき財源はないことから、この額が実質収支額となります。
 なお、平成28年度は前年度と同様、施設整備など大規模な事業がなかったことやごみの搬入量も前年度に比べ微減となったことから、歳入歳出ともほぼ前年度並みの決算額となってございます。
 続きまして、5ページ、6ページをお願いいたします。
 決算事項別明細書でございます。
 初めに、歳入の主な内容につきましてご説明申し上げます。
 第1款分担金及び負担金、第1項負担金につきましては、構成3市からの負担金でございますが、前年度に比べ0.3パーセントの微減となってございます。
 次に、第2款使用料及び手数料、第1項手数料につきましては、粗大ごみや事業系ごみの受け入れに係る処理手数料でございますが、前年度に比べ0.6%の微増となってございます。
 次に、第4款繰入金、第1項基金繰入金につきましては、年度末の基金収支の状況や今後のごみ処理施設の老朽化対策を踏まえ、財政調整基金からの繰り入れは行いませんでした。
 次に、7ページ、8ページをお願いいたします。
 第6款諸収入、第2項雑入のうち、8ページにございます備考欄上段の有価物売却代金につきましては、組合施設に搬入されたカンやペットボトル、金属類などは入札等により売却しておりますが、中国経済の減速や原油価格の下落などによる市場価格の低下に伴いまして、有価物売却代金につきましては、前年度に比べ2,463万1,882円の減となってございます。
 次に、備考欄中段にございます再商品化合理化拠出金につきましては、組合施設に搬入された容器包装プラスチックなどは、容器包装リサイクル法に基づき、日本容器包装リサイクル協会に引き渡しておりますが、市民の皆様の分別の徹底などにより、異物混入や汚れが県内一少ないことから、その取り組みが評価され、日本容器包装リサイクル協会より支払われたものでございます。
 次に、下段にございますホームページバナー広告掲載料につきましては、組合ホームページのリニューアルに合わせ、自主財源確保策の一環として始めたもので、平成28年度は4社から掲載の申し込みをいただいたところでございます。
 次に、浸水災害共済金につきましては、昨年8月の台風9号による組合施設の浸水被害において、災害復旧費国庫補助金の対象とならなかった管理棟及びリサイクルプラザの復旧費用に対し、組合が加入する全国市有物件災害共済会より損害費用の半分が補填されたものでございます。
 次に、第7款国庫支出金、第1項国庫補助金につきましては、台風9号による組合施設の浸水被害のうち、プラスチック分別処理施設、粗大ごみ・ビン処理施設及び計量棟の復旧費用に対し、交付されたものでございます。
 続きまして、歳出の主な内容につきましてご説明申し上げます。
 少し飛びまして、11ページ、12ページをお願いいたします。
 第3款衛生費、第1項清掃費、第1目清掃総務費につきましては、職員の人件費や事務経費などでございます。
 支出済額は、1億1,604万163円となり、前年度に比べ1,033万4,161円の増となっております。増となった主な要因は、構成市より事務局次長の派遣を受けたことによる人件費の増や台風9号の浸水被害に伴う管理棟の復旧費用の増でございます。
 12ページ中段の11節需用費のうち、修繕費につきましては、台風9号の浸水被害に伴う管理棟の復旧費用でございます。
 続きまして、13ページ、14ページをお願いいたします。
 14ページの備考欄上段の財務書類作成支援業務委託料及び固定資産台帳整備業務委託料につきましては、統一的な基準による財務書類作成に向けての準備作業を専門業者に委託したものでございます。
 次に、14節の使用料及び賃借料のうち、備考欄中段にございますホームページシステム等借上料につきましては、組合の行政情報をより分かりやすく、スピーディに発信するため、組合ホームページをリニューアルした際に要した経費でございます。
 次に、13ページ下段の第2目塵芥処理費につきましては、組合の主たる業務であるごみの中間処理及び最終処分に関する経費でございます。
 支出済額は、19億8,437万1,792円となり、前年度に比べ7,921万5,245円の増となってございます。増となった主な要因は、ごみ処理施設のオーバーホール経費の増加や労務単価の上昇に伴うごみ処理施設運転管理業務委託料の増などによるものでございます。
 14ページ下段の11節需用費の備考欄の光熱水費につきましては、富士見環境センター及び新座環境センターに係るものでございますが、このうち電気料金の支出済額は2億342万3,648円となり、燃料費調整単価の引き下げに伴い、前年度に比べ3,788万2,499円の減となっております。
 次に、修繕費につきましては、5つのごみ処理施設に係るものでございますが、支出済額は6億6,044万3,016円となり、定期オーバーホール経費の増加や台風9号の浸水被害に伴う復旧費用として1,380万7,800円支出したことから、前年度に比べ、6,199万7,672円の増となってございます。
 続きまして、15ページ、16ページをお願いいたします。
 13節委託料の備考欄上段の運転管理業務委託料につきましては、5つのごみ処理施設に係るものでございますが、支出済額は7億4,671万6,320円となり、労務単価や薬剤費の上昇などに伴い、前年度に比べ3,844万3,248円の増となってございます。
 次に、中段にございます廃棄物処理業務委託料につきましては、焼却灰等の最終処分に係るものでございますが、支出済額は2億9,072万3,578円となり、洗面器やバケツなどの容器包装外プラスチックが市場価格の低迷から有価物としての売却が困難となり、廃棄物として処理したことなどから、総額で前年度に比べ883万6,421円の増となってございます。
 次に、下段の施設見学用ビデオ制作業務委託料につきましては、組合が行っているごみ処理の仕組みやごみの分別・減量化の大切さを市民の皆様に周知すべく作成したものでございます。
 続きまして、第4款公債費につきましては、前年度にリサイクルプラザ整備事業債の1口が償還終了となったため、前年度に比べ2,249万6,790円の減となってございます。
 続きまして、17ページ、18ページをお願いいたします。
 第5款予備費につきましては、台風9号の浸水被害に伴う復旧事業に対し、372万7,080円を充当してございます。
 恐れ入りますが、少し飛びまして、21ページをお願いいたします。
 21ページの財産に関する調書の下段の3の基金でございますが、財政調整基金の決算年度末現在高は3億7,376万9,158円となりましたが、今後におきましても、年度間の財源調整のほか、突発的な設備の故障や今度想定されるごみ処理施設の老朽化対策に備えて、一定程度基金残高を留保してまいりたいと考えております。
 なお、各費目の詳細な内訳につきましては、別に配布させていただいております「平成28年度歳入歳出決算の主要な施策の成果説明書及び説明資料」に記載させていただいてございます。
 説明につきましては以上でございます。
○議長(森田輝雄) 内容説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
  15番、高浦康彦議員。
○15番(高浦康彦) 1点だけ質問させていただきます。
 ただいまの報告で、昨年の台風9号による影響ということで説明がありました。その台風9号の浸水状況の概要についてご説明いただきたく、そしてまた今後の対応について、何か要因を含め、対策についてご検討されているかどうか、その点についてお伺いいたします。
○議長(森田輝雄) 答弁を求めます。
  渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 台風9号は、昨年8月22日にこちら関東地方に上陸いたしまして、当日は午後零時30分ごろから、ちょうど砂川堀が越水しまして、それが徐々に私どもの施設に入ってきたということで、午後2時ごろにはこちらの事務室、1階の管理棟は膝の下くらいまで浸水しました。ほかのごみ処理施設につきましては委託業者等々と連携しまして、入り口につきましては全てふさぎましたが、基本的にはごみ処理の地下の施設に浸水がありました。
 そのような形でございますが、当然ながら、構成3市でさらに被害がございましたので、次の日からごみが大量に発生するだろうということで、翌日は、かなり浸水の水は引きましたが、それぞれの設備がまだ稼働していない状況でございましたが、ごみの受け入れは翌日からいたしてございます。ですので、市民生活への影響は最低限に抑えさせていただいてございます。
 復旧経費につきまして1,800万円程度かかりましたが、私ども土のうを100袋くらい備蓄しておりましたが、それでは全く足りないということで、その後700袋、土のうにつきましては今備蓄しております。ですので、砂川堀につきましても河川の改修等いろいろ県のほうで実施しておりますが、今後もし同じような状況があった場合につきましては、各施設に浸水しないような対応につきましては既に準備をしているところでございます。
 以上でございます。
○議長(森田輝雄) よろしいですか。
○15番(高浦康彦) はい。
○議長(森田輝雄) ほかに質疑ございませんか。
  6番、寺田玲議員。
○6番(寺田 玲) それでは、3点伺います。
 ごみ処理基本計画についてお伺いしたいのですけれども、1点目、焼却残渣のエコ活用の推進というふうに計画の中ではうたわれております。他の資源化方法の検討ということで、生ごみやバイオマス化にするための利用方法の検討などを28年度はどのように取り組みをされたのか、伺います。
 2点目として、小型家電リサイクルについて、回収率向上のために検討したことについて伺います。
 3点目、焼却施設の更新、主に炉の方針について、28年度検討してきたことについて伺います。
 以上、3点、よろしくお願いします。
○議長(森田輝雄) 答弁を求めます。
  渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) まず、焼却灰につきましては、今埋め立てと、あと再資源化、埋め立てのほうが今まで多かったのですが、今後の地球環境等考慮いたしまして、少しずつでございますが、再資源化に向けて量を増やしてございます。埋め立てのほうが費用は安いのですが、少し費用がかかっても、将来的な循環型社会を目指しまして、今のところ埋め立てから再資源化にシフトしているところでございます。
 それから、2点目の小型家電につきましては、ここでオリンピックでそれぞれメダルプロジェクトがありますが、私どもとしましては小型家電につきまして全て売却ということで、環境負荷がないような形で検討してございます。
 それから、焼却炉の方針につきましては、富士見環境センター、新座東西環境センター、焼却炉を3つ持ってございますが、一番古いものが富士見環境センター、昭和61年に竣工してございます。竣工後31年を経過してございますので、今そちらの延命化、長寿命化の検討を進めているところでございます。
 以上です。
○議長(森田輝雄) 6番、寺田玲議員。
○6番(寺田 玲) ありがとうございます。
 再質問させていただきたいと思います。埋め立てから資源化の量を増やすようにシフトしていくということだったのですけれども、この点に関して、28年度は再資源化の視察も行われるという形で、27年度決算の議事録のほうを拝見いたしました。具体的にどのような視察を行ったのかということについて、また、それをどのような形で今後生かしていくのかという点を伺いたいと思います。
 また、小型家電リサイクルにつきまして、全て売却しているということでしたが、回収率向上のためにいろいろ視察をされてきているかと思うので、回収ボックスの検討を、向上するためにそういった回収の方法の検討をどのように行ったのかということも再質問したいと思います。お願いします。
○議長(森田輝雄) 答弁を求めます。
  渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) すいません、確認ですが1点目の質問は、再資源化の何でしたか。
○議長(森田輝雄) どうぞ。
○6番(寺田 玲) 再資源化のために28年度は視察に行きますということが、27年度の議事録の中で出されていたので、どのような視察に行ったのかということを伺いたいと思います。
○議長(森田輝雄) 渋川常任副管理者。
○常任副管理者(渋川 久) 失礼いたしました。
 焼却灰の再資源化している両方の施設のその管理責任は私ども排出側にございますので、埋立処分場も再資源化工場も必ず年に1回は現地に調査に参りまして、しっかり処理されているか、それは確認してございます。それは今後も毎年必ず現地には赴くことにしております。
 それから、小型家電の回収率向上でボックス回収がございますが、今私ども志木地区ではそれぞれ不燃ごみの中に小型家電を入れていただいて、私どもの委託業者が搬入後仕分けをしている形で、ボックス回収ではなくて、市民の負担を考えた場合に私どもでできることはやろうということで、不燃ごみの中から手作業で小型家電につきましては収集しております。
 以上でございます。
○議長(森田輝雄) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 第5号議案 平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定の件については、6人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
 よって、平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定の件については、6人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、特別委員会条例第2条の規定により次のとおり指名いたします。
 2番、勝山祥議員、3番、加藤清議員、7番、芦野修議員、10番、白井忠雄議員、13番、安藤圭介議員、18番、吉川義郎議員。
 これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
 よって、決算審査特別委員会の委員は、ただいま指名したとおり決定いたしました。
 直ちに特別委員会条例第4条の規定により正副委員長互選等のため、決算審査特別委員会を招集いたしますので、暫時休憩いたします。

午前10時26分 休 憩
午前10時33分 再 開

○議長(森田輝雄) 休憩を閉じて再開をいたします。
 ただいま決算審査特別委員会の正副委員長が互選されましたので、ご報告いたします。
 委員長、10番、白井忠雄議員、副委員長、2番、勝山祥議員が互選されましたので、ご報告いたします。
 それでは、ここで正副委員長からご挨拶をお願いいたします。
  白井委員長。
○決算審査特別委員会委員長(白井忠雄) ただいま、休憩中に決算審査特別委員会を開催いたしまして、私、新座市の白井忠雄が委員長を務めることとなりました。
 委員会の開催日時については、11月6日月曜日、午前10時と決定しました。委員の皆様方のご協力を得まして、活発なご意見、そして慎重な審査を行いたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。
 よろしくお願いいたします。
○議長(森田輝雄) ありがとうございました。
 続いて、勝山副委員長、お願いいたします。
○決算審査特別委員会副委員長(勝山 祥) ただいま決算特別審査委員会におきまして副委員長を務めさせていただくことになりました富士見市の勝山祥と申します。
 委員長をしっかり補佐して、慎重審議のほう、皆様のご協力とともにさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(森田輝雄) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
 ただいま決算審査特別委員会委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。
 ただいまの委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査を承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
 よって、閉会中の継続審査を承認することに決定いたしました。
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◎閉会の宣告
○議長(森田輝雄) 今定例会の議事録の調製につきましては、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
 よって、平成29年志木地区衛生組合議会第3回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
 ご審議ご苦労さまでございました。
午前10時36分 閉 会

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参考資料 


平成29年志木地区衛生組合議会第3回定例会議案等一覧及び審議結果
平成29年9月29日

議案番号       件 名 審議結果 採択の状況 議決等年月日
第5号議案 平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について 継続審査
決算審査特別委員会付託
全会一致 H29.9.29