文字の大きさ

志木地区衛生組合

会議録

平成27年第4回志木地区衛生組合定例会 会議録

平成27年12月24日(木)

 

目  次

招集告示
応召・不応召議員
議事日程
出席者等
議長あいさつ
議会運営委員会委員長報告
開会及び開議の宣告
議長報告
会議録署名議員の指名
会期の決定
管理者行政報告
決算審査特別委員会審査報告
一般質問 1番 伊勢田 幸正 議員
 
第9号議案 志木地区衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例に 制定について
第10号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)
閉会

参考資料 




    ○ 招  集  告  示

 

志木地区衛生組合告示第11号

 平成27年志木地区衛生組合議会第4回定例会を次のとおり招集する。

  平成27年12月 2日

                     志木地区衛生組合管理者 香 川  武  文

                    

1 日 時   平成27年12月24日(木)午前10時

2 場 所   志木地区衛生組合会議室

 

○応招・不応招議員
平成27年志木地区衛生組合議会第4回定例会   12月24日(木)

応招議員(18名)
  1 番 伊勢田 幸 正  議員       2 番 小 川     匠    議員
  3 番 加 藤 久美子  議員       4 番 関 野 兼太郎  議員
  5 番 津 波 信 子    議員         6 番 深 瀬 優 子  議員
  7 番 榎 本 賢 治  議員       8 番 工 藤   薫  議員
  9 番 大 山     智  議員     10番 滝 本 恭 雪  議員
11番 鈴 木 秀 一  議員     12番 平 野   茂  議員
13番 有 賀 千 歳  議員     14番 西 川 和 男  議員
15番 内 山 純 夫  議員     16番 河 野 芳 徳  議員
17番 小 山 幹 雄  議員     18番 高 浦 康 彦  議員

不応招議員(なし)

 ────────────────────────────────────────

平成27年志木地区衛生組合議会第4回定例会

平成27年12月24日(木曜日)

○議 事 日 程
開   会
議長報告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 管理者の行政報告
日程第 4 決算審査特別委員会審査報告
日程第 5 一般質問 1番 伊勢田 幸正 議員
日程第 6 第9号議案 志木地区衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補
                  償 等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第 7 第10号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)
閉   会


○出席議員(17名)
  1 番 伊勢田 幸 正  議員
  2 番 小 川   匠  議員
  3 番 加 藤 久美子  議員
  4 番 関 野 兼太郎  議員
  5 番 津 波 信 子  議員
  6 番 深 瀬 優 子  議員
  7 番 榎 本 賢 治  議員
  8 番 工 藤   薫  議員
  9 番 大 山   智  議員
10番 滝 本 恭 雪  議員
11番 鈴 木 秀 一  議員
12番 平 野   茂  議員
13番 有 賀 千 歳  議員
14番 西 川 和 男  議員
15番 内 山 純 夫  議員
16番 河 野 芳 徳  議員
17番 小 山 幹 雄  議員
────────────────────────────────────────
○欠席議員(1名)
18番 高 浦 康 彦 議員
────────────────────────────────────────
○説明のための出席者
管理者 香 川 武 文 
副管理者 須 田 健 治 
副管理者 星 野 信 吾 常
任副管理者 金 子 秀 夫 
監査委員 松 本 四 郎 
会計管理者 小久保 由 明 
総務課長 寺 嶋 勝 浩 
企画業務課長 菊 池 直見津 ────────────────────────────────────────
○職務のため議場に出席した者の職氏名
企画業務課長補佐 新 井   昭 
企画業務課企画業務係長 嶋 田   靖
総務課総務係長 寺 島 暁 恵 
企画業務課主査 時 田 英 司 


午前10時00分 開 会

◎議長挨拶
○議長(河野芳徳) 皆様、おはようございます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議会運営委員会委員長報告
○議長(河野芳徳) 開会に先立ちまして、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
議会運営委員会委員長、関野兼太郎議員。
○議会運営委員長(関野兼太郎) おはようございます。
平成27年志木地区衛生組合議会第4回定例会に当たり、本日9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果についてご報告をいたします。
まず、会期についてでございますが、本日1日ということで決定をいたしました。
次に、議事日程についてでございますが、皆様のお手元に配付しております議事日程のとおりで、日程第1、会議録署名議員の指名から、日程第7、第10号議案までということで決定をいたしました。
次に、配付資料につきましては、お手元に決算審査特別委員会審査報告書を配付いたしましたが、その他といたしまして志木地区衛生組合の概要の冊子ができましたので、あわせて配付することといたしました。
以上、議会運営委員会の報告を申し上げます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(河野芳徳) ただいまの委員長報告のとおり、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎開会及び開議の宣告
○議長(河野芳徳) ただいまの出席議員は17名です。
なお、本日、私のほうに18番、高浦康彦議員から欠席する旨の連絡が入っておりますが、定足数に達しております。
よって、議会は成立いたしましたので、平成27年志木地区衛生組合議会第4回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議長報告
○議長(河野芳徳) ここでご報告申し上げます。
監査委員から提出された定例監査の結果報告及び例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会議録署名議員の指名
○議長(河野芳徳) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により、議長において指名いたします。
会議録署名議員は、
8番 工 藤   薫 議員
9番 大 山   智 議員
10番 滝 本 恭 雪 議員
以上3名を指名いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会期の決定
○議長(河野芳徳) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎管理者の行政報告
○議長(河野芳徳) 日程第3、管理者の行政報告を行います。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 改めまして、おはようございます。
開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。
本日は、平成27年組合議会第4回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方におかれましてはお忙しい中、ご参集いただき厚く御礼を申し上げます。
なお、本定例会に提案をしております議案は2件となっております。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
それでは、先の定例会以降の動向につきまして、1件ご報告申し上げます。
埼玉県地球温暖化対策推進条例に基づく目標設定型排出量取引制度の第1計画期間における削減目標の達成についてご報告申し上げます。
組合では、削減目標の達成に向け、アルミ蒸着フィルムの分別方法の変更や硬質プラスチックの選別強化などにより、可燃ごみ中の廃プラスチックの割合を減らし、焼却に伴い発生するその他ガスを抑制する非エネルギー起源CO?の削減に取り組んでまいりました。この度、平成27年9月18日付埼玉県知事からの大規模事業所削減目標達成状況確認通知書を受領し、目標の達成が確認されたところであります。これも構成3市の市民の皆様や環境行政担当課との連携、協力のたまものでありますことを改めて感謝申し上げる次第であります。
なお、目標を超過しました削減量の107トンCO?、その他ガス削減量の348トンCO?については、平成27年度から平成31年度までの5年間を計画期間とする埼玉県の第2計画期間に繰り越すことができたところでございます。
平成28年度以降におきましても昨年度に策定いたしました第四期志木地区衛生組合地球温暖化防止実行計画に基づき温室効果ガス排出の抑制に積極的に取り組み、地球温暖化対策の推進を図ってまいりたいと存じます。
以上、開会に当たりましての挨拶並びに管理者の行政報告を終わります。
○議長(河野芳徳) 以上で行政報告を終わります。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎決算審査特別委員会審査報告
○議長(河野芳徳) 日程第4、決算審査特別委員会審査報告を行います。
平成27年第3回定例会において決算審査特別委員会に閉会中の継続審査として付託してありました第8号議案 平成26年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてを議題とし、委員長から報告を求めます。
決算審査特別委員会委員長、加藤久美子議員。
○決算審査特別委員会委員長(加藤久美子) おはようございます。
議長よりご指名をいただきましたので、志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会審査報告をさせていただきます。
平成27年志木地区衛生組合議会第3回定例会において、本委員会に付託され、閉会中の継続審議となっていました議案について慎重に審査した結果、志木地区衛生組合議会会議規則第66条の規定によりご報告いたします。
審査した議案は、第8号議案 平成26年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてであります。
志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会委員については、私加藤のほか、西川和男副委員長、深瀬優子委員、大山智委員、滝本恭雪委員、有賀千歳委員、以上6名で審査を行いました。
日程及び審査内容につきましては、開催日時、平成27年11月6日、金曜日、午前10時から午前11時10分まで、場所は志木地区衛生組合会議室で行い、審査内容は決算内容の説明及び質疑応答でありました。
大変多くの質問、それから、執行部からのご答弁をいただきまして、多岐にわたる内容でした。それぞれ委員全てが質問をされ、そして明確な執行部からのご答弁もいただきました。主なものをかいつまんで申し上げるつもりでおりましたが、本当に多岐にわたる内容でした。衛生費を中心に質問された方、それから、委託料について、不用額の内容について、再商品化についての内容、粗大ごみ委託料について、AEDについてまで多岐に質疑が交わされた、充実した委員会であったなというふうに、記録に基づいて改めて確認をさせていただきました。
審査結果につきましては、その後全会一致をもって、原案のとおり認定すべきと決したものであります。
審査経過及び指摘・要望事項について、これについては執行部がしっかりと受けとめて、今後の内容に反映させていきたいということでご答弁も頂戴いたしました。
本委員会に付託された案件については、事前に資料の配付を求め、執行部から本当に詳細な説明をいただき、慎重かつ活発な審議をいたしました。指摘・要望事項も特にありませんでした。
以上をもちまして報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
○議長(河野芳徳) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
加藤委員長、お疲れさまでした。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第8号議案 平成26年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、第8号議案は原案のとおり認定されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎一般質問
○議長(河野芳徳) 次に、日程第5 一般質問を行います。
通告者は1名でございます。
質問の要旨については、お手元に印刷配付してあるとおりでございます。
1番、伊勢田幸正議員の一般質問を許します。
1番、伊勢田幸正議員。
○1番(伊勢田幸正) 改めましておはようございます。
12月24日、クリスマスイブということで、構成市の市民へのプレゼントになるような質疑を心がけたいと思います。プレゼントのおねだりではありませんが、前向きな答弁を期待いたしまして質問のほうに入らせていただきます。
それでは、河野議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして組合行政に対する一般質問のほうに入らせていただきます。
まず、大きな1番目として、自然エネルギーの活用について伺います。
このテーマを今回質問するきっかけは、構成市の議会の議事録を拝見しておりますと、自然エネルギーや未活用エネルギーの活用についての議論が非常に活発に行われておりました。その中で志木地区衛生組合の施設、焼却炉の余熱利用などについてもいろいろなご意見が出ておりましたのを拝見いたしました。それらを踏まえてこのたび質問させていただきます。
まず、(1)昨年12月に完成した富士見環境センター内の粗大ごみ・ビン処理施設の太陽光発電の発電実績について伺います。
この取り組みも、構成市の議会の議事録を見ますと、志木地区衛生組合の自然エネルギー活用に向けた取り組みとして取り上げられておりました。発電量、そして金額換算して幾らくらいになるのか。また、投資コストの回収年数はどの程度になるのかを伺います。
(2)小水力発電について(佐賀清掃工場の例を参考に)伺います。
ことし3月から九州の佐賀市の清掃工場では日本で初めて焼却炉の冷却水を利用した小水力発電が開始されました。22.5メートルの落差を利用し、1秒当たり0.11立方メートルの冷却水が流れる配管に出力17キロワットの発電機を設置し、年間14万4,400キロワット時の発電量が予想されているとのことです。総事業費が4,100万円、売電による収益が年間およそ500万円見込まれているとのことです。20年間保証されている買い取り期間のうち8年余りで元が取れる計算の事業です。
佐賀市の場合は既にある施設のほうに後づけでこの発電機を設置されたとのことです。水量などの条件が合うことが必須条件になるかとは思いますけれども、当組合でこうした事業は検討できないか、今後の焼却炉の改修や更新の時期がある意味いい機会ではないかと思いますが、ご見解を伺います。
(3)余熱発電・活用の議論について伺います。
富士見市議会でも今年の3月議会で、また、新座市議会でも6月議会で、志木地区衛生組合の清掃工場の余熱活用についての議論がございました。既に平成14年に完成した新座環境センターの東工場では、ごみ焼却時の余熱を利用いたしまして、隣接する新座市第二老人福祉センターのお風呂にお湯を供給されています。新座環境センターの西工場のほうは平成6年設置ということで、現在工事からは20年余りが経過し、老朽化も進んでいると伺っております。この西工場の大規模改修、炉の更新といったものが平成35年から37年が見込まれていると伺っております。また、富士見環境センター内の焼却炉もあと数年で改修などを行う時期に来ると伺っております。こうした改修などのタイミングで余熱を活用した発電、温水提供などの環境整備を行ってはと考えます。こうした議論は今のうちから組合で実施しておかないと間に合わないものかと考えます。
そこで伺いますが、今後の焼却炉の更新、改修のタイミングで余熱発電や温水の活用などの議論を組合としてどのように進めていくお考えか伺います。また、正副管理者会議などでこれまで議論があれば、あわせてお答えいただければと思います。
続いて大きな2番、家具の再生利用について伺います。
(1)現状について伺います。
①搬入された粗大ごみのうち再生利用された実績について、昨年度の実績を伺います。
②販売実績について、昨年度の実績を伺います。
③「再生」にかかる人件費について伺います。再生作業、販売にかかっている委託料の現状をお答えください。
(2)再生家具のネットオークション方式の導入について伺います。
平成25年の新座市議会の議事録を拝見いたしますと、再生家具の販売については、平成24年度については人件費に当たるようなお金の額のほうが販売収益を上回っている現状がそちらには書かれておりました。もちろん粗大ごみが減ったという効果、さらに構成市の市民への環境意識の啓発などの効果もありますので、一概に収益だけでは費用対効果が図れないのは私も承知しております。しかし、自主財源の確保に向けて構成市が努力をしている中、当組合についてもある程度収益の確保を考える必要があるのではと思います。
現在、再生家具については抽選方式での販売が行われていますが、官公庁オークションを多くの自治体が導入しております。こうしたオークションの方式を当組合でも一部の再生家具について導入してはと考えますが、ご見解を伺います。
(3)巡回販売について伺います。
現在、この環境センターに隣接する利彩館で販売が行われていますが、構成3市の施設でイベント的に巡回販売を行ってみてはと思います。利彩館の認知度向上、市民への意識啓発などの効果もあると思います。ご見解を伺います。
以上で1回目の質問を終わります。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 伊勢田議員のご質問に、プレゼントになるかどうかわかりませんけれども、順次ご答弁申し上げます。
初めに、ご質問の1の(1)についてでございますが、昨年12月に完成しました富士見環境センター粗大ごみ・ビン処理施設の太陽光発電設備につきましては、発電能力11キロワットのソーラーパネルを設置し、施設内照明等の現在電力として活用をしているところであります。本年1月から11月末現在で1万1,683キロワットアワーの発電量があり、金額換算をいたしますと約23万9,000円でございました。
ご質問の投資コストの回収等につきましては、当組合の太陽光発電の設備の設置につきましては、自然エネルギー活用の啓発を主な視点として設置をしたところでございますので、ご理解を賜りたいというふうに存じます。
次に、(2)と(3)につきましては関連がございますので、一括してご答弁申し上げます。
自然エネルギーを活用した発電施設のうち、水力発電は水の流れ落ちるエネルギーを利用して水車を回して発電機で発電するものでありますが、この中でも発電出力が概ね1,000キロワット以下の小規模な発電施設をいわゆる小水力発電と呼んでいるものと認識をいたしております。
当組合では、平成23年度に策定いたしました志木地区衛生組合一般廃棄物処理基本計画の中で地球温暖化防止対策を推進するため、施設の整備に当たっては発電設備の導入など自然エネルギーの有効活用を図ることとしております。現時点、当組合焼却施設の余熱利用につきましては、富士見環境センターにおきまして組合の施設内での温水利用でありますとか、新座環境センター東工場では隣接する新座市第二老人福祉センターへの温水供給も行っているところでございます。
いずれにいたしましても、今後は各焼却施設の基幹改良工事等の大規模な更新時に最適な施設整備計画を策定していく中で、小水力発電や余熱発電を含めました自然エネルギー活用について総合的に検討してまいりたいと思いますので、ご理解賜りたいと存じます。
なお、正副管理者会議におきましては現時点においては正式に議題として諮ってはおりませんけれども、今後伊勢田議員のご質問の趣旨を踏まえまして、基幹改良工事等の際には議論をしてまいりたいと考えております。
次に、2の(1)から(3)につきましては関連がございますので、一括してご答弁申し上げます。
家具の再利用の実績といたしましては、平成26年度に富士見環境センターに搬入された粗大ごみ、不燃ごみが4,721トンに対しまして、再利用された家具類は20トン、割合にして0.4%でございます。
販売実績につきましては、平成26年度の販売件数が2,771件、売り上げは169万1,290円となっております。再生にかかる人件費でありますが、富士見市シルバー人材センターに家具再生業務委託を行っており、委託料は161万7,654円となっております。
次に、再生家具等の販売方法についてでありますが、再生家具の販売は市民の皆様から不用品として捨てられた家具を修理・再生して再使用していただくことで構成3市のごみの減量、資源化につながっていくものと認識をいたしております。市民の皆様がリサイクルプラザに直接お越しをいただき、展示しております再生家具や資源プラスチックの分別作業なども見学していただくことでリサイクル意識の向上を図っているところでもございます。
ご質問のネットオークション方式の導入、あるいは巡回販売につきましては一つのご提案というふうに思いますけれども、啓発を目的としていることからも、再生家具の価格設定につきましては現在あえて価格を低く設定しておりまして、ネットオークションでの販売につきましては例えば落札しても配送品の費用等が落札した価格以上にかかってくることも想定されるため、ネットオークションには適さないのかな、このようにも考えております。
また、ご提案の巡回販売につきましては、再生家具の運搬費用などのコストもさらにふえることも見込まれているところでございますけれども、今後は伊勢田議員のご提言の趣旨も踏まえまして、市民の皆様のリサイクル意識の向上とあわせまして、自主財源の確保という観点からも組合の広報誌やホームページを通じ、販売の拡大に努めてまいりたいと存じますので、ご理解賜りたいと存じます。
○議長(河野芳徳) 1番、伊勢田議員。
○1番(伊勢田幸正) 答弁いただきありがとうございました。
それでは幾つか再質問をさせていただきます。
まず、1番の(1)について再質問させていただきます。
概要のほうが確認できました。そこで伺いますけれども、現状、今先日12月に完成した粗大ごみ・ビン処理施設の上に太陽光が設置されているわけですけれども、これを今後、他の組合の施設のほうにも拡大というか、太陽光を順次追加で設置するといったお考えや検討はないのか、そこを確認で伺いたいと思います。
続いて、(2)、(3)に関連してもう1点だけ伺いたいと思います。
管理者のほうから大変前向きな答弁のほうをいただきました。今後議論をしていくお考えはあるということが確認できましたし、当組合の計画の中にも発電設備の検討は入られていたということが確認できました。
そこで伺いますけれども、この検討の実務を行うというところは組合ではどこになるのか、そこを確認させていただきたいと思います。
続いて、大きな2番の家具の再生利用について、(1)現状について、答弁いただきましたところ、昨年については販売実績のほうが委託料を上回っていたということで、そういった意味では年によってこちらもちょっと数字が違うところがあるのかなと思うんですが、細かい数字なので、もしお手元に資料があればですけれども、ここ近年の実績についてもしおわかりになれば、事務方のほうから、私が聞きたいのは、私も先日新座の議会の議事録から、基本的に家具の再生利用が、言葉は悪いですが、赤字の事業なのかなという印象を持っていたので、黒字になっているという答弁をいただいて非常にいいことだなというふうに思っています。年度によってはばらつきがあるのか、それとも近年は黒字が続いているのか、そういったところを確認させていただければと思います。
以上で2回目の質問のほうを終わります。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) ご質問の1点目につきましては私のほうからお答えを申し上げたいと思います。
太陽光発電を今後ほかの施設にも拡大していく考えはあるかというようなお尋ねだと思いますけれども、伊勢田議員ご案内のとおり、組合の地球温暖化防止実行計画でも太陽光発電等のクリーンエネルギーの利用促進というのは位置づけているところでございます。このようなことからも、例えば各施設の構造でありますとかスペース、これらを十分に今後は議論していきながら、この太陽光発電設備の可能性については研究していきたい、このように考えております。
細かい説明につきましては常任副管理者よりお答え申し上げます。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
まず、こういった自然エネルギーの関係をどこの課が行うのかということですが、これは組合の企画業務課が担当となっております。
続きまして、再生家具の販売実績が年度ごとにどういう状況かというご質問ですが、平成26年度につきましては、先ほど管理者のほうからご答弁させていただきましたが、169万1,290円、さらに平成25年度の決算につきましては再生家具の販売実績は192万4,540円、さらに24年度は178万1,345円ということです。いずれにしても議員さんご指摘のように年度によって若干ばらつきはあるということです。
以上です。
○議長(河野芳徳) 1番、伊勢田議員。
○1番(伊勢田幸正) それでは、3回目の最後の質問をさせていただきます。
まず、再生利用のところで、この点だけ最後に伺いたいのですけれども、企画業務課のほうで実務は行われるということですが、改めてこれは概要的なものをお答えいただければと思います。やはり構成市の議会の議事録を見ていても、余熱を活用して発電するに当たっては、例えば実際ある程度の実績を上げている清掃組合、衛生組合さんの炉のほうが規模が大きくて、当組合の炉はそれに比べると規模が小さいですとか、そういった課題が構成市の議会の議事録を見ても指摘をされているところですけれども、今後、余熱を活用した発電ですとか温水提供を検討するに当たっての当組合の焼却炉の状況ですとか、そういった課題としてはどういったものがあるかのか、そこを最後に確認で伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
余熱発電等、そういった焼却施設を使った発電になりますとかなり大規模な工事も予想されます。例えば富士見環境センターにつきましては、これはタービンを回して発電して売電していく、そういった規模の工事になりますと建屋も含めて改良していかなければいけないということも想定されます。また、新座環境センターのほうでは現在温水利用はしておりますが、これも平成23年に策定いたしました組合の基本計画、この中に新規の施設をつくる場合ですとか大規模な基幹改修の場合は、そういった余熱発電も含めて自然エネルギーの活用を図っていくことと規定しておりますので、こういった議論は当然構成市を含めて中期、長期の計画になりますので、考えていきたいと考えております。
以上です。
○議長(河野芳徳) 以上で、1番、伊勢田幸正議員の一般質問を終わります。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第9号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 次に、日程第6、第9号議案 志木地区衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第9号議案 志木地区衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
本案は、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の規定の整備を行うためこの案を提出するものでありますので、よろしくお願いいたします。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) 第9号議案 志木地区衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明させていただきます。
被用者年金制度の一元化により、厚生年金保険法が一部改正され、厚生年金制度に公務員及び私学教職員の加入する共済年金が、平成27年10月1日から統合されております。この厚生年金と共済年金の統合に伴い、地方公共団体における条例・規則の例規中で、地方公務員共済組合法等の用語を引用している場合は、所要の整備が必要となりました。
志木地区衛生組合におきましては、志木地区衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例中に引用部分があるため、必要な箇所について改正をするものでございます。
改正する箇所につきましては、条例の附則第5条第1項及び第2項の表に該当する引用部分がありますので改正をするものでございます。
なお、この議案につきましては、志木市、新座市及び富士見市の12月議会におきましても議案として提出され、ご議決をいただいていると伺っております。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第9号議案 志木地区衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、第9号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第10号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第7、第10号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)を議題とします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第10号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ787万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億2,718万7,000円とするもので、地方自治法第218条第1項の規定により提出するものであります。
よろしくお願いいたします。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) 第10号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算についてご説明させていただきます。
補正予算書をご覧ください。
今回の補正につきましては、歳入歳出それぞれ787万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額を22億2,718万7,000円としたものでございます。
補正予算書の5ページをご覧ください。
初めに、歳入についてご説明申し上げます。
2款1項1目の一般廃棄物処理手数料につきましては、4月にオープンした「ららぽーと富士見」の事業系可燃ごみの搬入などに伴い、事業系可燃ごみ搬入量の増加が見込まれますので、3,375万円を増額補正するものでございます。
次に、3款1項2目の利子及び配当金についてですが、財政調整基金の利子が確定したため、30万4,000円を増額補正するものでございます。
次に、4款1項1目の財政調整基金繰入金についてですが、当初予算におきまして歳入歳出の不均衡を調整するため、平成27年度中に財政調整基金から9,088万2,000円を取り崩し、一般会計に繰り入れを予定しておりましたが、収支状況が変わりましたので繰り入れは行わないこととして、9,088万2,000円を減額するものでございます。
続きまして、5款1項第1目の繰越金でございますが、平成26年度の決算で生じました繰越金から当初予算で計上しておりました差額の6,069万5,000円を増額補正するものでございます。
続きまして、6款2項1目1節雑入の再商品化合理化拠出金につきましては、再商品化合理化拠出金額が確定しましたので、400万7,000円を増額補正するものでございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
補正予算書の6ページをご覧ください。
2款1項2目の財政調整基金費でございますが、今回の補正予算によります歳入歳出の差額分6,657万円を余剰分の積立金とし、財政調整基金の利子分30万4,000円を利子積立金として増額補正するものでございます。
続きまして、3款1項2目塵芥処理費、11節の需用費の光熱水費につきましては、電気料の価格設定の要因となります石油や液化天然ガスの輸入価格が下がったことで東京電力の燃料費調整単価が当初予算積算時より大幅に下がったため、富士見環境センター及び新座環境センターのごみ焼却施設等に係ります年間の電気料金も大幅に下がる見込みでありますので、5,450万7,000円を減額するものでございます。
次に、4款1項2目利子、23節償還金利子及び割引料につきましては平成26年度に竣工いたしました粗大ごみ・ビン処理施設建設費用に係る政府借入金の利子が当初予算積算時の1%から0.5%の利率に下がったことから、その差額の利子分449万3,000円を減額するものでございます。
説明につきましては以上でございます。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第10号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、第10号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎閉会の宣告 
○議長(河野芳徳) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
よって、平成27年志木地区衛生組合議会第4回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
本日はお疲れさまでした。
午前10時38分 閉 会────────────────────────────────────────

─────────────────────────────────────────


参考資料


平成27年志木地区衛生組合議会第4回定例会議案等一覧及び審議結果
平成27年12月24日

 

議案番号

件名

審議   結 果

採択の状況

議決等年月日

第8号  議案

平成26年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について

  原案   認定

  全会   一致

H27.12.24

第9号  議案
志木地区衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 
  原案   可決  全会  一致 H27.12.24
第10号議案
平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)
 
 原案   可決   全会  一致 H27.12.24