○ 招 集 告 示
志木地区衛生組合告示第1号
平成28年志木地区衛生組合議会第1回定例会を次のとおり招集する。
平成28年3月2日
志木地区衛生組合管理者 香 川 武 文
記
1 日 時 平成28年3月29日(火)午前10時00分
2 場 所 志木地区衛生組合会議室
○応招・不応招議員
平成28年志木地区衛生組合議会第1回定例会 3月29日(火)
応招議員(18名)
1番 伊勢田 幸 正 議員 2番 小 川 匠 議員
3番 加 藤 久美子 議員 4番 関 野 兼太郎 議員
5番 津 波 信 子 議員 6番 深 瀬 優 子 議員
7番 芦 野 修 議員 8番 笠 原 進 議員
9番 小 池 秀 夫 議員 10番 白 井 忠 雄 議員
11番 野 中 弥 生 議員 12番 森 田 輝 雄 議員
13番 有 賀 千 歳 議員 14番 西 川 和 男 議員
15番 内 山 純 夫 議員 16番 河 野 芳 徳 議員
17番 小 山 幹 雄 議員 18番 高 浦 康 彦 議員
不応招議員(なし)
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平成28年志木地区衛生組合議会第1回定例会
平成28年3月29日(火曜日)
○議 事 日 程
開 会
議長報告
日程第 1 議席の指定
日程第 2 会議録署名議員の指名
日程第 3 会期の決定
日程第 4 副議長選挙
日程第 5 管理者の行政報告
日程第 6 第 1号議案 専決処分の承認を求めることについて
(埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増
加及び同組合の規約変更について)
日程第 7 第 2号議案 志木地区衛生組合行政不服審査条例の制定について
日程第 8 第 3号議案 志木地区衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補
償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第 9 第 4号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例等の一部を改正する
条例の制定について
日程第10 第 5号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を
改正する条例の制定について
日程第11 第 6号議案 志木地区衛生組合管理者及び副管理者の報酬及び費用弁償等に
関する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第12 第 7号議案 志木地区衛生組合人事行政の運営等の状況の公表に関する条例
の一部を改正する条例の制定について
日程第13 第 8号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)
日程第14 第 9号議案 平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出予算
閉 会
○出席議員(18名)
1番 伊勢田 幸 正 議員
2番 小 川 匠 議員
3番 加 藤 久美子 議員
4番 関 野 兼太郎 議員
5番 津 波 信 子 議員
6番 深 瀬 優 子 議員
7番 芦 野 修 議員
8番 笠 原 進 議員
9番 小 池 秀 夫 議員
10番 白 井 忠 雄 議員
11番 野 中 弥 生 議員
12番 森 田 輝 雄 議員
13番 有 賀 千 歳 議員
14番 西 川 和 男 議員
15番 内 山 純 夫 議員
16番 河 野 芳 徳 議員
17番 小 山 幹 雄 議員
18番 高 浦 康 彦 議員
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○欠席議員(なし)
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○説明のための出席者
管理者
香 川 武 文
副管理者
須 田 健 治
副管理者
星 野 信 吾
常任副管理者
金 子 秀 夫
監査委員
松 本 四 郎
会計管理者
小久保 由 明
総務課長
寺 嶋 勝 浩
企画業務課長
菊 池 直見津
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
企画業務課長補佐
新 井 昭
企画業務課企画業務係長
嶋 田 靖
総務課総務係長
寺 島 暁 恵
企画業務課主査
時 田 英 司
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午前 9時55分 開 会
◎議長挨拶
○議長(河野芳徳) 皆様、おはようございます。
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◎議会運営委員会委員長報告
○議長(河野芳徳) 開会に先立ちまして、新座市議会において、組合議員の改選が行われましたので、ご報告いたします。また、新座市から、議会運営委員会の委員を推薦していただき、芦野修議員、白井忠雄議員が選出されましたので、ご報告いたします。
それでは、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
議会運営委員会委員長、関野兼太郎議員。
○議会運営委員長(関野兼太郎) おはようございます。
議長よりご指名いただきましたので、平成28年志木地区衛生組合議会第1回定例会に当たり、本日9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果についてご報告をいたします。
まず、会期についてでございますが、本日1日ということで決定をいたしました。
次に、議事日程についてでございますが、皆様のお手元に配付しております議事日程のとおりで、日程第1、議席の指定から日程第14、第9号議案までということで決定をいたしました。
以上、議会運営委員会の報告を申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(河野芳徳) ただいまの委員長報告のとおり、ご了承願います。
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◎新議員の紹介
○議長(河野芳徳) ここで、新議員の紹介を行います。
新座市議会におきまして新たに組合議員に選出されました議員の方に自己紹介をお願いしたいと思います。
初めに、芦野修議員、お願いいたします。
○7番(芦野 修) 皆さんおはようございます。
新座市議会議員の芦野修と申します。当議会は初めての参加ということで、わからないことがいっぱいありますが、よろしくお願いいたします。
○議長(河野芳徳) 笠原進議員、お願いいたします。
○8番(笠原 進) おはようございます。笠原です。所属は共産党です。
16年ぶりくらいでこの組合に戻ってまいりました。十年一昔というか、二昔近くも前なので、状況も随分変わっていると思いますので、また初心に返って勉強してやりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
○議長(河野芳徳) 小池秀夫議員、お願いいたします。
○9番(小池秀夫) おはようございます。新座市議会の政和会の小池秀夫と申します。
2年ぶりに戻りました。またよろしくお願いいたします。
○議長(河野芳徳) 白井忠雄議員、お願いいたします。
○10番(白井忠雄) 皆さんおはようございます。公明党の白井忠雄と申します。
私は4年ぶりに当議会にまたお世話になることになりました。よろしくお願いいたします。
○議長(河野芳徳) 野中弥生議員、お願いいたします。
○11番(野中弥生) おはようございます。2期目の当選をいたしました野中弥生でございます。
当議会は初めてでございます。しっかり頑張ります。よろしくお願いいたします。
○議長(河野芳徳) 森田輝雄議員、お願いいたします。
○12番(森田輝雄) 皆さんおはようございます。新座市議会議員の森田輝雄です。
どうかよろしくお願いします。
○議長(河野芳徳) 以上をもちまして、新議員の自己紹介を終わります。
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◎開会及び開議の宣告
○議長(河野芳徳) ただいまの出席議員は18名です。
定足数に達しております。
よって、議会は成立いたしましたので、平成28年志木地区衛生組合議会第1回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
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◎議長報告
○議長(河野芳徳) ここでご報告申し上げます。
監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議席の指定
○議長(河野芳徳) 日程第1、議席の指定を行います。
新議員の議席は、会議規則第3条第2項の規定により、議長において指定いたします。
7番、芦野修議員、8番、笠原進議員、9番、小池秀夫議員、10番、白井忠雄議員、11番、野中弥生議員、12番、森田輝雄議員。
以上のとおり議席を指定いたしました。
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◎会議録署名議員の指名
○議長(河野芳徳) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により、議長において指名いたします。
会議録署名議員は、
11番 野 中 弥 生 議員
12番 森 田 輝 雄 議員
13番 有 賀 千 歳 議員
以上3名を指名いたします。
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◎会期の決定
○議長(河野芳徳) 日程第3、会期の決定を議題といたします。
今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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◎副議長選挙
○議長(河野芳徳) 次に、日程第4、副議長選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
お諮りいたします。
指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決定いたしました。
副議長に、12番、森田輝雄議員を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました12番、森田輝雄議員を副議長の当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、12番、森田輝雄議員が副議長に当選されました。
会議規則第27条第2項の規定により告知いたします。
それでは、新副議長に就任のご挨拶をお願いいたします。
○副議長(森田輝雄) 改めまして、皆さんおはようございます。
ただいま副議長に指名されました新座市の森田輝雄と申します。
議長を支え、皆様とともに円滑な議会運営に努めたいと思います。どうかご協力よろしくお願いいたします。
○議長(河野芳徳) ありがとうございました。
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◎管理者の行政報告
○議長(河野芳徳) 日程第5、管理者の行政報告を行います。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 改めまして、おはようございます。
開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。
本日は、平成28年組合議会第1回の定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方にはお忙しい中、ご参集いただきまして厚く御礼を申し上げます。
先ほど組合議員の交代に伴いましてそれぞれご紹介をいただきましたが、新たに組合議員になられました森田輝雄新座市議会議長を初めとする6名の新座市の議員の皆様方には、これまでの組合議員の皆様方と同様、当組合の行政の推進のためにご指導ご協力賜りますよう改めてお願いを申し上げます。
なお、本定例会に提案しております議案は9件となっております。よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。
また、さきの定例会以降の動向についてでございますけれども、ごみ処理も順調でございまして、今回は特にご報告申し上げる事項はございません。
以上、開会に当たりましてのご挨拶、そしてまた管理者の行政報告を終わります。
よろしくお願いいたします。
○議長(河野芳徳) 以上で行政報告を終わります。
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◎第1号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第6、第1号議案 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第1号議案 専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。
本案は、埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約変更についてを、地方自治法第179条第1項の規定により別紙のとおり専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものでございます。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) 第1号議案 専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。
埼玉県市町村総合事務組合の構成団体であります「皆野・長瀞上下水道組合」が「皆野・長瀞下水道組合」に名称を変更し、新たに、「草加八潮消防組合」が同組合へ加入する規約の変更について、平成28年3月23日までに同組合への報告が必要でありましたが、本日の定例会での議案提案では間に合わないことから、専決処分をさせていただきましたので、地方自治法第179条第1項の規定により承認を求めるものでございます。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第1号議案 専決処分の承認を求めることについてを原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、第1号は原案のとおり承認することに決定されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第2号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第7、第2号議案 志木地区衛生組行政不服審査条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第2号議案 志木地区衛生組合行政不服審査条例の制定についてご説明申し上げます。
本案は、行政不服審査法、その他法令で定める不服申し立てに関し必要な事項を定めたいので、この案を提出するものでございます。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) 第2号議案 志木地区衛生組行政不服審査条例の制定についてご説明申し上げます。
行政不服審査法が全部改正され、平成26年6月13日に公布され、平成28年4月1日から施行されます。
行政不服審査法は、昭和37年の制定以来50年以上実質的な法改正がされておりませんでしたが、公平性の向上、使いやすさの向上、国民の救済手段の充実・拡大の観点から、時代に即した見直しがされました。
志木地区衛生組合におきましても、法の規定に基づきまして、審査請求の採決について審査庁の判断の妥当性を点検する第三者機関として、志木地区衛生組合行政不服審査会を、事件ごとに設置するため、制定するものでございます。
資料といたしまして、本日配付させていただきましたお手元の資料1の「志木地区衛生組合行政不服審査条例の概要」をごらんください。
資料中段にございます2の(3)の組織ですが、審査会は、委員3人をもって組織いたします。
(4)の委員ですが、委員は事件ごとに、法律または行政に関して識見を有する者のうちから、管理者が委嘱をいたします。
施行日は平成28年4月1日といたします。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
1番、伊勢田議員。
○1番(伊勢田幸正) 1番、伊勢田でございます。おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。
それでは、幾つか確認で伺いたいことがございます。
当組合の性格上、なかなか行政不服審査ということは考えにくいのかなという面もあるのですけれども、まず現状、ここ数年の行政不服審査の申し立ての状況だけ確認したいのが1点でございます。
もう1点が、一応審査会は管理者が委嘱するということですけれども、想定されている人員等があるのであれば、お答えいただきたいと思います。
そして3点目として、報酬の日額6,000円ですけれども、この算出の根拠だけ伺えればと思います。
以上で1回目の質疑を終わります。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
まず、1点目の最近の状況ということですが、私ども志木地区衛生組合では、情報公開制度に基づきまして、情報公開の際に、その情報を公開するかしないかということで想定しております。ちなみに、情報公開の請求が余りないものですが、平成25年度に最近では1件、平成19年度に2件というような状況でございます。
続きまして、2点目の行政不服審査委員の選定につきましては、各構成市のほうに依頼して3名をお願いしたいと考えております。
続きまして、3点目の委員の報酬につきましては、現在、志木地区衛生組合の公平委員の報酬が日額6,000円となっておりますので、それを根拠に、同じような形で算定させていただきました。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 1番、伊勢田議員。
○1番(伊勢田幸正) 2回目の質疑だけさせていただきたいと思います。
構成市で1名ずつで合計3名を組織するということです。確認ですけれども、この人選については構成市にお任せというイメージなのか、例えば構成市でもそれぞれ行政不服審査会が設置されていますので、そういったところの委員の方から選んでいただくというふうなイメージなのか、そこを確認で伺えればと思います。
あともう1点、確認ですけれども、申し立てとしては情報公開請求でこういった場面が想定されるということですけれども、現状、さっきの答弁が確認し切れなかったので、要は現実問題、情報公開請求があっても、そこからさらに不服審査とか、そういった事態まで至っているものがあるのか、そこだけ確認で伺いたいと思います。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
各市に私どもからご依頼する委員さんの関係なんですけれども、基本的には構成市のほうで組合よりはそういった案件が多いかと思いますので、構成市のほうにこちらから各1名ずつ委員をお願いしたいというふうに考えております。その中で選定された方について当然管理者が委嘱するということになっております。
2点目の過去の情報公開の請求の関係で、実際非公開とした場合の審査請求があったかどうかということですが、それについては過去にはございません。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) ほかにございませんか。
2番、小川議員。
○2番(小川 匠) おはようございます。2番、小川でございます。よろしくお願いいたします。
今の伊勢田議員の関連でもございますけれども、伺いたいと思います。
不服申し立ての具体例ということで、今情報公開の関係でご答弁があったわけでありますけれども、情報公開以外のことでどのような不服申し立ての具体例があり得るのか、この点についてまず1点お伺いしたいというふうに思います。
それから、不服審査請求の際の当組合の審理員はどこが担うのかという点についてもお伺いします。
あわせて、例えばある具体例をもとにして、処分庁がどこで、審査庁はどこになるのか、この点についても具体的にお伺いしたいと思います。
それから、今ありました委員さんの関係で、構成市に依頼して3名選出をされるという話がございましたけれども、例えばこの委員に関して3人ではなくて、5人というような自治体もある中で、当組合で3人というふうにした理由についてお伺いしたいと思います。
それから、これも実際、中には除斥事項として、委員の中にあっても利害関係がある案件については審議から外れるというような、そういった規定も新座市さんあたりはあるわけですけれども、こういったことも本来であれば入れるべきではないかと思いますが、こういった条文が明文化されていない理由についてお伺いしたいと思います。
以上、何点かお伺いします。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
まず、1点目の情報公開以外でのこういった行政不服審査条例の対象となるものがあるかということですけれども、想定していますのは、職員の不利益処分ですね、例えば懲戒処分等を何らかの形で不利益処分した場合に本人が異議申し立てをする場合が考えられなくはないです。
続きまして、処分庁、審査庁はどこが当たるかということですが、私ども組合ですと管理者、副管理者、それから、事務局という形になりますので、極めて組織が簡易な組織になっておりますので、いずれにしても事務局が全て取り扱うということになろうかと考えております。
続きまして、3人とした理由については、構成市の状況等を鑑みながら3人とした次第でございます。
続きまして、審査があった場合、関係する人を審議の中で排除する、そういった規定がないということですが、それにつきましては、関係する者があれば排除していくということになろうかと思います。
審理員は、総務課職員がなることとなります。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 2番、小川議員。
○2番(小川 匠) それでは、2回目の質疑をさせていただきます。
まず1点、処分庁、審査庁の関係で、事務局が全てを担うというような話がございましたけれども、やはり客観性というのが一番大事な制度だと思いますので、もう少し具体的に、事務局であっても、こういった場合はこういったところがやるとか、やらないとかという、そういったこともわかる範囲で答弁をいただきたいと思うところであります。
それから、除斥については、利害関係のある案件については関係者である場合は排除するというようなご答弁が今あったわけでございますけれども、そうすると委員3人という中では、仮に利害関係のある案件があった場合に1人排除されてしまうと、2名ということで審査をしなければいけなくなってくるのかなというふうに思うんですけれども、その点についてはどのように考えているのかという点をお伺いしたいと思います。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
まず、審査庁の審理員の関係なんですけれども、例えば先ほど私のほうでご答弁させていただきました職員の不利益処分についての異議申し立てがあった場合は、当然、人事業務を行っているのが総務課でございますので、別の課の職員であれば、審理員として企画業務課のほうでやるということが想定されます。
あと先ほど案件によっては排除する委員がいるのではないかということなんですが、私ども組合の条例がその事件ごとに委員さんを委嘱しますので、そういった事例があれば、別の第三者をまた3人の構成で委嘱するという形を考えております。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 2番、小川議員。
○2番(小川 匠) では、3点目を最後に伺います。
それでは、確認で伺います。確かに法の81条第2項による規定ということで、他の自治体とは違って、1件ごとに設置をするというお話でございました。そういうことであれば、今答弁があったように仮にそういった利害関係のある案件があった場合は、その委員の選任の段階で関係者を排除するということを、そこで客観性は担保するというような仕組みになっているということで確認ですが、よろしいでしょうか。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) はい、そのとおりでございます。
○議長(河野芳徳) ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第2号議案 志木地区衛生組合行政不服審査条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、第2号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第3号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第8、第3号議案 志木地区衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第3号議案 志木地区衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
本案は、地方公務員災害補償法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、所要の規定の整備を行いたいので、この案を提出するものでございます。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) 第3号議案 志木地区衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。
本条例の一部改正につきましては、地方公務員災害補償法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、所要の規定の整備を行うものでございます。
今回の政令の改正は、労働者災害補償保険法による傷病補償年金と、同一の事由により厚生年金保険法による障害厚生年金が支給される場合に、労災年金に乗じる調整率が変更されたため行うもので、公務上の事故等による障害などによる補償額を受ける際の、他の障害年金等から受ける手当と併給する場合の調整率の改正があったものでございます。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第3号議案 志木地区衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、第3号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第4号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第9、第4号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第4号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
本案は、人事院勧告を踏まえ、職員の給与の改定等をしたいので、地方公務員法第24条第6項の規定によりこの案を提出するものでございます。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) 第4号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、お配りいたしました資料2の1ページから3ページをごらんください。
「志木地区衛生組合職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の概要」に沿ってご説明申し上げます。
今回の職員の給与の改定につきましては、人事院勧告を踏まえて行うものでございます。
1の給与改定の考え方ですが、人事院勧告に準拠して改定するものでございます。
2の給与改定の内容ですが、(1)の給料表の引き上げについてご説明申し上げます。
改定率は、給料表全体で0.4%と若年層に重点を置いた配分となっておりますが、本組合職員における平均給与改定率は0.25%、平均給料改定率は0.29%となっております。
次に、(2)の勤勉手当の支給割合の引き上げですが、年間支給月数につきまして、年間4.1月から0.1月引き上げ、4.2月といたします。再任用職員につきましては、2.15月から0.05月引き上げ、2.2月といたします。
(3)の実施時期についてですが、(1)の給料表の引き上げと(2)の勤勉手当の支給割合の引き上げにつきましては、公布の日から施行し、平成27年4月1日より適用いたします。
なお、(4)の給与改定に伴う所要額につきましては約51万4,000円となっております。
次に、3の地方公務員法及び地方行政独立法人法の一部を改正する法律の施行に伴う所要の規定の整備についてご説明申し上げます。
改正地方公務員法では、人事評価制度の導入等により、能力及び実績に基づく人事管理の徹底を図ることとしており、平成26年5月に改正がされ、平成28年4月1日より施行されます。
このため、(1)については、関係条文について、所要の規定の整備を行うものでございます。
次に、(2)の等級別基準職務表の規定につきましては、職員の給与に関する条例におきまして、職員の職務を等級ごとに分類する際に基準となるべき職務の内容を明確に規定するものとなっております。
次に、4の行政不服審査法の施行に伴う所要の規定の整備ですが、これにつきましても法改正に伴う関係条文の整備でございます。
次に、5の地方公務員法及び地方行政独立法人法の一部を改正する法律の施行に伴う所要の整備についてですが、志木地区衛生組合職員の特殊勤務手当に関する条例と志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例におきまして引用部分がありますので、所要の規定の整備を行うものでございます。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第4号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、第4号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第5号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第10、第5号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第5号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
本案は、常任副管理者の給与の改定等をしたいので、地方自治法第204条第3項の規定によりこの案を提出するものでございます。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) 第5号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、資料2の4ページをごらんください。
「志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の概要」に沿ってご説明申し上げます。
平成27年の人事院勧告では、一般行政職の給与の引き上げに準じて、指定職については1,000円の給与の引き上げをしております。常任副管理者におきましては、2の給与改定の内容といたしまして、(1)の給料については1,000円を引き上げ、(2)の期末手当の支給割合の引き上げについては、一般職の職員と同様に0.1月引き上げるものでございます。
実施時期につきましては、期末手当は、平成27年12月1日から適用し、給料の引き上げにつきましては、平成28年4月1日からとなっております。
なお、給与改定に伴います影響額でございますが、約7万5,000円となっております。
次に、3の行政不服審査法の施行に伴う所要の規定の整備につきましては、法改正に伴い、関係する引用条文の整備を行うものでございます。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第5号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、第5号議案は原案のとおり可決されました
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第6号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第11、第6号議案 志木地区衛生組合管理者及び副管理者の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第6号議案 志木地区衛生組合管理者及び副管理者の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。
本案は、行政不服審査法の全部改正に伴い、所要の規定の整備をしたいので、この案を提出するものでございます。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) 第6号議案 志木地区衛生組合管理者及び副管理者の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
本条例の改正につきましては、行政不服審査法の全部改正に伴う所要の規定の整備でございます。
本条例の規定では、管理者等の期末手当の支給を、一時差し止める処分があった場合、処分を受けた者は、一時差し止め処分をした者に対して、処分後の事情の変化を理由に、行政不服審査法で規定する期間が経過した後、処分の取り消しの申し立てをすることができるものと規定されておりますが、その審査請求期間が、60日から、3月に改正されたものでございます。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第6号議案 志木地区衛生組合管理者及び副管理者の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、第6号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第7号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第12、第7号議案 志木地区衛生組合人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第7号議案 志木地区衛生組合人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
本案は、地方公務員法等の改正に伴い、人事行政に係る報告事項の追加等をしたいので、地方公務員法第58条の2第1項の規定によりこの案を提出するものでございます。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) 第7号議案 志木地区衛生組合人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
地方公務員法が、人事評価制度の導入等により、能力及び実績に基づく人事管理の徹底を図ることなどから一部改正されましたので、これに伴い、管理者への報告事項及び管理者による公表事項に職員の人事評価の状況を加えるとともに、所要の規定の整備を行うものでございます。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
1番、伊勢田議員。
○1番(伊勢田幸正) 1番、伊勢田でございます。
1点だけ確認させていただきたいと思います。
この人事行政の状況の公開については組合のホームページでも公開されているのを、私も前に確認させていただきましたけれども、今回、人事評価が加えられるということで、今回、例えば人事評価の状況ということですけれども、どの程度の情報が公開されることを予定されているのか、そこを確認で伺えればと思います。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
当組合では、平成27年度におきまして人事評価の試行ということで、これは地方公務員法改正に基づいてやっているわけですが、試行で1年間やったところでございます。平成28年度は4月1日より本稼働ということで、人事評価を試行に基づいた検証を行いました上で始める予定でございます。内容につきましては、当然、能力評価と業績評価によるということで考えております。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 1番、伊勢田議員。
○1番(伊勢田幸正) ちょっとかみ合ってなかったので、もう1回伺いたいと思います。
具体的にホームページで公開される情報の中に、人事評価の状況というのが加えられるわけですけれども、具体的にどういう状況がホームページに載るのかなというのを確認したかったわけです。よろしくお願いいたします。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
公表の内容につきましては、例えば評価の段階がありますので、その段階に何人いるかというような形で考えております。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第7号議案 志木地区衛生組合人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、第7号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第8号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第13、第8号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)を議題とします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第8号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
本補正予算は、歳入歳出総額22億2,718万7,000円に変更はなく、人事院勧告に基づく給与改定等に伴う人件費を補正する必要が生じましたので、地方自治法第218条第1項の規定によりこの案を提出するものでございます。
なお、人件費の減額分、およそ170万円につきましては財政調整基金へ積み立てを行うものであります。この結果、補正後の財政調整基金残高はおよそ3億7,300万円になるものであります。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) 第8号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書の3ページをごらんください。
平成27年の人事院勧告に伴う給与の改定等によりまして、歳出で、2款1項1目一般管理費の3節職員手当等で、常任副管理者の期末手当について7万5,000円を増額いたします。
2款1項2目の財政調整基金では、25節積立金といたしまして161万5,000円を増額し、合わせて169万円を増額補正するものでございます。
次に、3款1項1目の清掃総務費、2節の給料で39万3,000円の減額、3節の職員手当等で129万7,000円を減額いたします。これは当初予算におきまして見込んでおりました構成市からの派遣職員等の給料及び手当等の差額分といたしまして169万円を減額補正するものでございます。結果といたしまして、同じ額を増減することになりますので、補正予算の増減額はございません。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第8号議案 平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号)を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、第8号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第9号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(河野芳徳) 日程第14、第9号議案 平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出予算を議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第9号議案 平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてご説明申し上げます。
本予算は、歳入歳出それぞれ22億7,568万4,000円といたしたく、地方自治法第211条第1項の規定によりこの案を提出するものでございます。
○議長(河野芳徳) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) 第9号議案 平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、予算書の1ページをごらんください。
平成28年度の予算総額は22億7,568万4,000円で、前年度と比較いたしますと5,637万1,000円、2.5%の増額となっております。
初めに、歳入についてご説明申し上げます。
予算書では6ページ、7ページをごらんください。
主な歳入でありますが、1款1項1目負担金ですが、構成3市からの負担金が16億7,185万円で、前年度と比較いたしますと476万1,000円の減額となっております。
次に、2款1項1目衛生手数料の1節清掃手数料につきましては、昨年開業しました「ららぽーと富士見」からの事業系ごみの受け入れにより手数料収入の増加などから、対前年度比較で1,113万3,000円の増で、3億7,356万4,000円となっております。
次に、4款1項1目の財政調整基金の繰入金につきましては、財政調整基金の残高を勘案いたしまして、1億7,275万6,000円を計上したところでございます。
次に、6款2項1目の雑入についてですが、大型金属やペットボトル等、有価物の売却予定価格につきましては、中国経済の停滞などから、市場の取引価格が大幅に下がってきている状況が続いております。このため、対前年度と比較いたしますと3,110万9,000円の大きな減収が見込まれることから、3,683万3,000円を計上したところでございます。
次に、歳出につきましては、それぞれ主なものについてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、予算書の9ページから12ページ、3款衛生費をごらんください。
3款1項1目清掃総務費についてご説明申し上げます。
平成28年度は、事務局長が構成市から派遣される年度でありますので、給料、職員手当等が増額となっております。
予算書の10ページをごらんください。
13節の委託料ですが、昨年の組合の決算審査特別委員会で、組合のホームページについて、もっと見やすくするなど改善してほしいとのご要望、ご提言をいただきました。これらを踏まえ、平成28年度は、組合ホームページをより見やすくして、構成市の市民の皆さんに組合の情報をわかりやすく発信していくための費用といたしまして、ホームページ機器及びシステム保守管理業務委託料といたしまして93万8,000円を計上したところでございます。
清掃総務費全体では、前年度と比較いたしますと職員給料などの増額によりまして5.3%の増となり、1億1,642万8,000円を計上したところでございます。
恐れ入りますが、次に11ページをごらんください。
2目塵芥処理費の11節の需用費についてですが、富士見環境センターの焼却施設は、建設後既に30年が経過し、新座環境センターの西工場については22年が経過しております。それぞれが大変老朽化してございます。数年後にはこれらの施設の大規模な基幹改修工事を予定しているところでございますが、今後もごみの焼却能力を維持し、構成市からのごみを安定的に中間処理していくために、焼却炉の定期オーバーホールや修繕に係る費用で6億6,487万1,000円、施設内のそれぞれ老朽化した部品の交換など、これらに係る消耗費等の費用などで3,308万8,000円、また、各施設に係る電気料金や上下水道料金等光熱水費として3億429万6,000円を計上してございます。
次に、13節委託料についてですが、常時24時間体制で稼働しております富士見環境センター、新座環境センター、それぞれのごみ焼却施設、さらに富士見環境センター内の粗大ごみ・ビン処理施設、さらにリサイクルプラザと、これらの施設は全て運転管理業務を民間に委託しているところでございますが、それぞれ労務単価及び薬剤等の単価も上昇していることから、施設の運転管理業務委託料といたしまして7億5,187万6,000円を計上したものでございます。
塵芥処理費全体といたしましては、施設の修繕費用や運転管理業務委託に係る委託費の増加などによりまして、前年度と比較いたしますと7,741万9,000円、3.9%の増で、20億7,323万9,000円を計上したものでございます。
次に、12ページをごらんください。
4款の公債費についてご説明申し上げます。
1項1目及び2目の元金及び利子につきましては、リサイクルプラザ整備事業の1回目分の償還が平成27年度で完済しましたので、対前年と比較いたしまして、元金で2,181万9,000円、利子で517万1,000円の減額となりました。
説明につきましては以上でございます。
○議長(河野芳徳) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
1番、伊勢田議員。
○1番(伊勢田幸正) 1番、伊勢田でございます。よろしくお願いいたします。
何点か伺わせていただきます。
まず、7ページのところの諸収入のところに関連して伺いたいと思います。
昔の議事録なんかを見ていますと、当組合の自主財源としては、まだそこの有料道路が有料だった時代はたしか入場券でしたか、そこの手数料収入とか、そういったものがあったかと思うんですけれども、現状28年度予算の編成に当たって、自主財源の確保という面ではどういった検討がなされたかを1点伺いたいと思います。
あともう1点が、10ページのホームページ機器及びシステム保守管理業務委託費のところで伺いたいと思います。
決算審査特別委員会の議論が反映されて、新しい予算計上がされたのは大変いいことかと思います。
そこで伺いますけれども、今回のホームページの見直しということですけれども、タイムスケジュール的にはどのようにお考えかを伺いたいというのが2点目でございます。
3点目として、11ページの光熱水費のところで伺いたいと思います。
決算審査のときにもちょっと質問をさせていただきましたが、電力の入札については28年度予算の編成に当たってはどのような検討がなされたのか、そこを伺いたいと思います。
あともう1点が、戻ってしまいますけれども、10ページの家具再生業務委託料のところに関連して伺いたいと思います。
利彩館の受付ですとか、あとこういった家具の再生については現在富士見市のシルバー人材センターに委託いただいているかと思います。富士見市のシルバー人材センターも4月1日で2市1町のシルバー人材センターが合併しまして、入間東部シルバー人材センターに新しく生まれ変わる予定なんですけれども、この合併に伴って、業務の変更ですとか、あとこれまで富士見市の方がある意味こちらの業務に派遣されていたわけですけれども、そういったところへの変更はあるのか、そこをちょっと伺いたいと思います。
以上で1回目の質問とさせていただきます。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
まず、1点目の平成28年度予算に対して自主財源の確保をどのようにやっているかということですが、これにつきましては、昨年度も伊勢田議員のほうから自動販売機の手数料については入札したほうがいいというご提案もいただきましたので、平成28年度はそれにつきましても研究してまいりますので、直接今年度、出ているわけではございませんが、28年度は引き続き研究してまいりたいと考えております。
続きまして、ホームページの関係ですが、これにつきましては、平成28年度、議会で議決いただいた後、この4月以降速やかに着手してまいりたいと考えております。
3点目の光熱水費の電力関係ですが、電力小売り自由化が始まりますので、これは一般家庭でも始まるというふうに聞いております。組合におきましても電力の自由化によって、どういうメリット、デメリットがあるのかについて研究しているところでございます。
現在のところですと、東京電力以外の電力供給会社とのいろいろ交渉も重ねた結果、現段階ではなかなか東京電力以外のメリットのある業者がないということで、ないということは、こういった大規模な電気を使うところですので、東京電力以外ですと24時間稼働している電力供給はなかなか難しいということです。料金的に差が出ない。逆にそれを受けまして、東京電力では新たな提案をしていただいております。現状よりもさらに安くなるということで東京電力からご提案をいただいておりますので、平成28年度につきましては、現時点では東京電力と契約をする予定でおります。
それと4点目の、富士見市のシルバー人材センターがここで合併するということを聞いておりますので、それについて問い合わせをしたところ、全く支障がないということで、同じような契約形態で、引き続きシルバー人材センターのほうで契約できるということを聞いております。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 1番、伊勢田議員。
○1番(伊勢田幸正) それでは、幾つか再質疑をさせていただきます。
まず、電力の入札の関係で、幾つか確認で伺いたいと思います。
東京電力さんも電力自由化の競争の中で安くなる提案もいただいているということで、来年度については東京電力さんを想定されているということでございますけれども、もし仮に可能であれば、東京電力さんのご提案の概要を確認できればと思います。
あともう1点、もしお手元に資料があれば伺いたいのですけれども、本組合のような大規模な清掃工場ですと東京電力以外はなかなか厳しいということなんですが、平成23年の環境省が取った統計状況によりますと、さいたま市さんのほうで民間の電力会社で契約をされている例があって、確か1つがエネットさんで、もう一つがイーレックスさんでしたか、交渉に当たられたという資料を私も確認いたしました。そういった中では、もしわかれば、さいたま市の清掃工場の方が処理の量が当組合よりも大きい数字が出ていたというふうに記憶があるのですけれども、その辺の違いがもしわかれば、確認で伺いたいと思います。
あと3点目として、シルバーの合併の関係なんですけれども、4月以降も引き続きシルバー人材センターに業務を委託いただくということですけれども、基本的に端的に聞きますと、これまでどおり富士見市の方がこちらの利彩館のほうに勤務されているというイメージでいいのか、そこを確認で伺いたいのが3点目でございます。
あと4点目として、12ページのところですけれども、施設見学用ビデオ制作業務委託ということで200万円余り予算が計上されていますが、こちらの概要を改めてお伺いできればと思います。
以上です。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
まず、東京電力の関係なんですけれども、現在、東京電力におきましては契約の際に割引契約をしているのですが、それをさらに継続していただけるということを聞いております。
また、東京電力以外のイーレックスであるとか、株式会社エネット等があるのですが、そういったところと交渉もしていたのですが、恐らくほかのごみ焼却施設で電力を供給しているところは、発電している施設でもって、発電している施設については多少不足する分がある場合はそういったエネットであるとか、イーレックスが供給しているというふうには聞いておりますので、当組合の環境センターでは全てが発電している施設ではございません。全て東京電力からの電力で賄ってやっておりますので、そういう点では先ほどご答弁申し上げましたようにメリットがなかなかないというところで、両方比べてみてもメリットがないということで、引き続き東京電力にお願いするようなことになろうかと思います。
2点目のシルバー人材センターの方、富士見市の方が来るかということですが、これにつきましては、シルバー人材センターのほうでご案内して来られると思いますので、私どものほうで富士見市の方を呼んでというふうにはなかなか言えませんので、向こうのほうで考えて派遣されるものと考えております。
3点目のビデオ制作ということですけれども、これにつきましては、年間、構成3市の小学生が約2,000名ほど見学に来ております。そういった中で、もともと古い粗大ごみ処理施設ができる前のかなり古いものを使っておりましたので、その点は新しいものにつくりかえて、小学生用にしっかりとしたものをつくって、環境啓発のPRをしていく、そういったものを考えております。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 1番、伊勢田議員。
○1番(伊勢田幸正) 最後の質疑をさせていただきます。
まず、東京電力さんからのご提案ということは、先ほど常任副管理者のほうからは割引の継続というふうに答弁があったわけですけれども、基本的に新たに安くなるというか、そういった提案はなかったということでよろしいのか、そこを確認で伺いたいのが1点と、あともう1点、先ほどのビデオ制作業務委託ですけれども、ビン処理施設もできたので、新しいものにということでございますが、こちらですけれども、今結構インターネットでの動画配信ですとか、そういったものもはやっていますけれども、そういった取り組みは予定されているのか、この2点だけ伺って、質疑を終わります。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) まず、1点目の東京電力の新たな割引ということですが、現在の割引よりもさらに高い割引率で東京電力はご提案していただけるというふうに聞いております。
続きまして、ホームページにつきまして、動画配信ということにつきましては、今後それにつきましても研究してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) ほかに質疑はございませんか。
8番、笠原議員。
○8番(笠原 進) 1点、質問をいたします。
予算書の11ページ、修繕費が6億6,487万円という計上があって、運転管理業務委託料が7億5,187万円という数字が並んでおります。今日示された資料3というところの2ページ目と3ページ目の数字が並んでおります。修繕費については施設の経年劣化、腐食に伴う修繕が増えたということで、前年度比で12.3というからすごく大きな伸びになっています。運転管理の業務委託料のほうは5.3と、これも結構な伸びになっております。
私が聞きたいのは、全体の事業費は22億7,000万円という形のうち、この2つを合わせると14億を超えるわけですから、志木地区衛生組合の性格上、大半がごみ処理の仕事になるわけです。当然、施設が老朽化していくことによっていろいろかさんでいくというのはわかるんですけれども、ただ予算計上の仕方が余りにも簡単で、通常、構成3市で言うと、6億とか7億という委託料だとか修繕費の中身を丸ごと示して、それでさあ、賛成してくださいという形のものは、私は新座しか知りませんけれども、恐らく富士見でも志木でも、そんなことはあり得ないと思うんです。当然構成の中身についてどんなふうになっていっているのかということの説明もあるだろうし、数字も示されるんだろうというふうに思います。
1個ずつ聞いてもすごく大変な話だなと思って、問い合わせをすればよかったんですけれども、過去はどうなっているのかと思って、今度私と交代した工藤議員に今までの資料をずっと見せていたのですけれども、決算のときには決算資料がありまして、修繕費については200万円以上のものが11項目にわたって計上されております。委託料についても200万円以上のものが20項目にわたって計上されております。
当然、私は予算書の中だって、これはこういう項目がどうなっているのかという資料を出すのは当たり前だというふうに思っているのですけれども、そういうことは考えていないのでしょうか。余りにも丁寧さに欠ける予算書だというふうに思えてなりませんので、そうすると1個ずつ聞かなければならないという話なんですけれども、増えていることを含めて、説明を願いたいと思います。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
修繕費の内容につきましては、今笠原議員ご指摘のように、決算ではかなり詳細に項目ごとにやっております。予算では、確かに全体にかかる経費として計上しているところですが、修繕費につきましては、かなり設備が老朽化しており、例えば具体的には富士見環境センターではガス冷却室のダクトケージングであるとか、バグフィルター用の炉の交換であるとかいろいろあるんですが、これにつきましては従来から決算で詳細についてやっております。予算では、これから焼却施設の大規模基幹改修に向かってまいりますので、優先順位をつけてやっているところでございます。富士見環境センターについて言えば、平成31年度から大規模な基幹改修をやりますが、それに向かって優先順位をつけて、先ほどご答弁させてもらいましたように安定してごみをしっかり受け入れる、これがまずできるためにはどうすればいいのかということで優先順位でやっております。細かい点につきましては、本来ですと確かに載せればいいのでしょうけれども、あとは年度途中で、例えば四、五百万円単位で、修繕する場合もあります。こういったものを含めて、こちらではしっかりと精査しながらやっておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(河野芳徳) 8番、笠原議員。
○8番(笠原 進) 全然理解できないですね。ちょっと今のご答弁を聞いていると、修繕費については例えば200万円以上ということで、26年の決算でいうと、新座西の焼却施設定期オーバーホールが1億7,300万円かかっているという、これは決算ですからいいですけれども、富士見の焼却施設の定期のオーバーホールが1億7,800万円かかっている。そうすると、当然それぞれの富士見だとか新座西の今回の定期オーバーホールは10%増のこれだけ見込んでいるとかという予算計上をしているのですよね。丸ごとで6億ですとか7億ですとかという格好ではなくて、さっき聞いたように11項目あれば、11項目のところをそれぞれどのくらいかかるかなというふうに見積ってやっている。ただ、新座でも同じですけれども、いろいろなことをやっているけれども、途中で何か事故が起きて大きくかかるとかというときには補正予算を組んだりいろいろするわけですよね。だから決算では示しているんだけれども、予算では示さないので、ご理解くださいというのは全然わからないですね。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
組合でも当然予算を計上するに当たりましては、施設がどこの部分がどういうふうに来年度修理しなければいかんのかということで、かなり精査してやっております。そういったところを、本来であれば、笠原議員ご指摘のとおり、そういったことも含めて予算の段階で出してもらえればということですが、それにつきましては、どこまで細かくというのはちょっとわかりませんが、出せる範囲で今後は検討してまいりたいと思います。
○議長(河野芳徳) 8番、笠原議員。
○8番(笠原 進) 出せる範囲とはどういう範囲ですか。
○議長(河野芳徳) 暫時休憩いたします。
午前11時07分 休 憩
午前11時08分 再 開
○議長(河野芳徳) 休憩を閉じ、再開いたします。
答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
今年度の予算、7,267万円の増ということで修繕費が増加してございます。その内容につきましては、まず、富士見環境センターにおきましては、ガス冷却施設のダクトケージングの取りかえ、1号炉バグフィルター炉の交換、それとコンベヤー更新、2号炉の煙突も交換するということで2,889万円の増としております。また、新座環境センターの東工場につきましては、焼却炉内の耐火物の補修、さらにバグフィルター炉の更新、さらに中央操作室のコンピュータ、その交換につきまして約4,211万6,000円を増額しております。
ご指摘のとおり、今後そういったことも踏まえまして、予算がより見やすいように、修理の内容がわかりやすいように研究してまいりたいと思います。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 8番、笠原議員。
○8番(笠原 進) はい、わかりました。当然、16年前とか20年前は新しい施設をつくるかどうかということですごくこの衛生組合議会はもめていまして、今使っていませんけれども、志木のところのグラウンドを買うと、私は買う必要はないと強く主張したけれども、結局多数決で買うことになったけれども、いまだにあそこは結局使わなくて済むという話になったわけです。今使っている新座の東・西にしても、富士見にしても、当然耐用年数はあるわけですから、いつごろ造りかえなければいけないかなというのは、こういう細かい数字がいろいろ出されて、そのほかが去年よりはすごく多くなったなとかいうことが、細かい1個ずつの資料が出て初めてわかるわけですよね。丸ごと修繕費がこれだけ伸びましたという格好だと全然わからないので、そういうことも議員にしっかりわかるように示していただきたいと思います。
後でも結構ですから、最低、決算で出されるような11項目、20項目の部分は予算を組んでいるのでしょうから、それが出てくると一目でわかるので、これは今回は間に合わないので、後で追送でも構いませんからわかるようにしてもらって、次年度からはそういうことがしっかりわかって審議ができるようにしてもらいたいと思います。お願いします。
○議長(河野芳徳) ほかに質疑ございませんか。
2番、小川議員。
○2番(小川 匠) 小川です。
それでは、何点か伺いますが、今の関連で、組合の一般廃棄物処理基本計画との関係で伺いますが、今も議論があった焼却施設の更新という問題で、計画にも書いてありますけれども、今後更新をしていくわけですが、新年度はどういった計画の具体化というものを図っていく予定なのか、これを具体的にお伺いしたいというふうに思います。
また、これは建てかえなのか、それとも改良、改修でやるのかという問題もありますけれども、その点について、現段階でわかる範囲でご答弁をお願いいたします。
それから、もう1点、毎度私も伺っているのですが、計画の中にバイオマス資源としての活用ということで昨年も伺いましたが、生ごみや剪定された枝、草木類、こういったものをバイオマス資源として活用していくというようなことで検討するということが計画にもあり、答弁でも研究していきたいというようなお話があったわけですが、こういった点について新年度どのように具体化をしていくのか、これもあわせてお伺いしたいと思います。
以上2点、お願いいたします。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
まず、1点目の今後の施設の設備計画等なんですけれども、平成27年度、各焼却施設につきましては精密機能検査ということで、どこの箇所が今かなり老朽化しているとか、こんな不具合があるとか、そういったかなり精密な検査をしております。その結果をもとに、今後平成31年度から富士見環境センターの大規模な基幹改修をやるわけですが、これにつきましては建屋はそのまま継続して、中身ですね、焼却施設の炉の中身について基幹改修をする予定で考えております。その中身につきまして、どのような大規模な改修をしなければいけないのかということで、今年度から具体的な課題の整備について検討してまいりたいと考えております。
続きまして、バイオマスの関係なんですけれども、これは引き続き収集を担っている構成市、新座市さん、富士見市さん、志木市さんと連絡調整会議等、こういった議題を出しながら、しっかりと研究してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) 2番、小川議員。
○2番(小川 匠) 焼却施設の更新について、具体的に課題整理をしていくということですが、先ほど質疑でもあったように、その都度議会のほうにも事項を示していただくとか、そういったこともぜひやっていただきたいと思いますが、その点も確認で、もう一度お伺いいたします。
それから、バイオマスの資源の問題ですが、これだけではないのですけれども、計画にのっている内容がなかなか計画のままなのかなという印象が、この間私もどうしてもぬぐえないという中で、1つは、そういった構成市との調整という中で、具体的に取り組んでいただくためにそこでの議論をしっかりしていただく必要があるのか。他自治体や他組合の事例なんかも研究していただいて、そういった内容もあわせて議会に示していただくというようにしていただかないと、計画の進捗がなかなか議会のたびに見えてこないという印象がございますので、ぜひその点についても検討していただきたいと思いますが、改めてご答弁をお願いします。
○議長(河野芳徳) 答弁を求めます。
金子常任副管理者。
○常任副管理者(金子秀夫) ご答弁申し上げます。
1点目の大規模な基幹改修等については、その都度状況の変化等、変わることがあれば、議会のほうにもしっかりと説明してまいりたいと考えております。
また、2点目のバイオマスの関係なんですけれども、これも先ほど私のほうでご答弁させていただきましたが、まず、収集している構成市についてしっかりと私どもも連携をとって、どういう形でバイオマスを展開していくのかということも含めて、しっかりと連携をとりながらやっていきたいと考えております。
以上でございます。
○議長(河野芳徳) ほかに質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第9号議案 平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出予算を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野芳徳) ご異議なしと認めます。
よって、第9号議案は原案のとおり可決されました。
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◎閉会の宣告
○議長(河野芳徳) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
よって、平成28年志木地区衛生組合議会第1回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
本日はお疲れさまでした。
午前11時15分 閉 会
─────────────────── ◇ ────────────────────
参考資料
平成28年志木地区衛生組合議会第1回定例会議案等一覧及び審議結果
平成28年3月29日
議案 番号 |
件 名 |
審議結果 |
採択の状況 |
議決等年月日 |
第1号 議案 |
専決処分の承認を求めることについて
(埼玉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合の規約変更にについて) |
承認 |
全会 一致 |
H28・3・29 |
第2号 議案 |
志木地区衛生組合行政不服審査条例の制定について |
原案 可決 |
全会 一致 |
H28・3・29 |
第3号 議案 |
志木地区衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について |
原案 可決 |
全会 一致 |
H28・3・29 |
第4号 議案 |
志木地区衛生組合職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について |
原案 可決 |
全会 一致 |
H28・3・29 |
第5号 議案 |
志木地区衛生組合常任副管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について |
原案 可決 |
全会一致 |
H28・3・29 |
第6号 議案 |
志木地区衛生組合管理者及び副管理者の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について |
原案 可決 |
全会 一致 |
H28・3・29 |
第7号 議案 |
志木地区衛生組合人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定について |
原案 可決 |
全会 一致 |
H28・3・29 |
第8号 議案 |
平成27年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第2号) |
原案 可決 |
全会 一致 |
H28・3・29 |
第9号 議案 |
平成28年度志木地区衛生組合歳入歳出予算
|
原案 可決 |
全会 一致 |
H28・3・29 |
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