○ 招 集 告 示
志木地区衛生組合告示第1号
平成24年志木地区衛生組合議会第1回定例会を次のとおり招集する。
平成24年2月29日
志木地区衛生組合管理者 星 野 信 吾
記
1 日 時 平成24年3月28日(水)午前10時
2 場 所 志木地区衛生組合会議室
○応招・不応招議員
平成24年志木地区衛生組合議会第1回定例会 3月28日(水)
応招議員(18名)
1番 篠 田 剛 議員 |
2番 鈴 木 光 男 議員 |
3番 関 野 兼太郎 議員 |
4番 根 岸 操 議員 |
5番 藤 屋 喜代美 議員 |
6番 吉 田 和 江 議員 |
7番 亀 田 博 子 議員 |
8番 工 藤 薫 議員 |
9番 小 池 秀 夫 議員 |
10番 滝 本 恭 雪 議員 |
11番 立 川 明日香 議員 |
12番 森 田 輝 雄 議員 |
13番 池 田 則 子 議員 |
14番 河 野 芳 徳 議員 |
15番 小 山 幹 雄 議員 |
16番 内 山 純 夫 議員 |
17番 吉 川 義 郎 議員 |
18番 高 浦 康 彦 議員 |
不応招議員(なし)
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平成24年志木地区衛生組合議会第1回定例会
平成24年3月28日(水曜日)
○議 事 日 程
開 会
仮議席の指定
日程第 1 議長選挙
日程第 2 議席の指定
日程第 3 会議録署名議員の指定
日程第 4 会期の決定
議長報告
日程第 5 管理者の行政報告
日程第 6 第1号議案 平成24年度志木地区衛生組合歳入歳出予算
閉 会
○出席議員(18名)
1番 篠 田 剛 議員
2番 鈴 木 光 男 議員
3番 関 野 兼太郎 議員
4番 根 岸 操 議員
5番 藤 屋 喜代美 議員
6番 吉 田 和 江 議員
7番 亀 田 博 子 議員
8番 工 藤 薫 議員
9番 小 池 秀 夫 議員
10番 滝 本 恭 雪 議員
11番 立 川 明日香 議員
12番 森 田 輝 雄 議員
13番 池 田 則 子 議員
14番 河 野 芳 徳 議員
15番 小 山 幹 雄 議員
16番 内 山 純 夫 議員
17番 吉 川 義 郎 議員
18番 高 浦 康 彦 議員
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○欠席議員(なし)
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○説明のための出席者
管理者 星 野 信 吾
副管理者 須 田 健 治
副管理者 長 沼 明
監査委員 松 本 四 郎
常任副管理者 丸 山 晴 雄
会計管理者 須 澤 隆
事務局次長兼総務課長 白 砂 一 男
企画業務課長 菊 池 直見津
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
企画業務課長補佐 山 崎 仁
総務課総務係長 髙 村 俊 晃
企画業務課主査 内 田 武 二
企画業務課主任 嶋 田 靖
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午前10時00分 開 会
◎議長あいさつ
○副議長(関野兼太郎) おはようございます。
まずもって、新座市選出の組合議員の皆様におかれましては、さきに行われました新座市議会議員選挙におきましてめでたく当選されましたことを心よりお祝い申し上げます。おめでとうございます。
さて、そういった関係で、本定例会におきましては、新座市議会の議長改選に伴いまして当組合議会の議長が欠員となっておりますため、議長が選出されるまでの間、私、富士見市の関野でございますが、副議長としてこの組合でご厄介になっておりますが、議長の責務を務めさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
また、新座市より、工藤 薫議員、小池秀夫議員が、議会運営委員会の委員として選出され、先ほど開催されました議会運営委員会におきまして、工藤 薫議員が副委員長に選出されましたので、ご報告をいたします。
以上をもちましてあいさつといたします。
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◎議会運営委員会委員長報告
○副議長(関野兼太郎) それでは、早速でありますが、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
議会運営委員会委員長、小山幹雄議員。
○議会運営委員会委員長(小山幹雄) おはようございます。
平成24年志木地区衛生組合議会第1回定例会に当たり、本日9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたところでございます。その結果を報告いたします。
まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定いたしました。
次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配付いたしております議事日程のとおりで、日程第1、議長選挙から、日程第6、第1号議案までということで決定いたしました。
また、富士見市議会議長であります関野副議長より、富士見市議会議員の議席を変更したい旨の申し出がありましたので、議席を五十音順に変更することといたしました。
以上で、議会運営委員会の報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○副議長(関野兼太郎) ただいまの委員長報告のとおりご了承願います。
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◎新議員の紹介
○副議長(関野兼太郎) ここで、新議員の紹介を行います。
新たに組合議員に選出されました新座市議会議員の皆様から、順次自己紹介をお願いしたいと思います。
それでは、亀田議員からお願いいたします。
○議員(亀田博子) 皆様、おはようございます。
新座市は2月に改選がございまして、改選後の初の議会でこの志木地区衛生組合の議員を選出いただいたところでございます。しっかりと頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議員(工藤 薫) おはようございます。
同じく新座の市議会議員の工藤でございます。不慣れですが、頑張りますので、よろしくお願いいたします。
○議員(小池秀夫) 皆さん、おはようございます。
新座市から参りました小池秀夫と申します。私も年はいっているんですけれども、この志木地区衛生は初めてなもので、ひとつよろしくお願いいたします。
○議員(滝本恭雪) おはようございます。
新座市の滝本です。またよろしくお願いいたします。お世話になります。
○議員(立川明日香) 皆様、おはようございます。
新人の立川明日香と申します。至らないところが多々あると思いますが、よろしくお願いいたします。
○議員(森田輝雄) 皆さん、おはようございます。
新座の森田輝雄と申します。前回までは皆様に大変お世話になりました。また改めて皆さんにお願いを申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。
○副議長(関野兼太郎) 以上をもちまして、新議員の自己紹介を終わります。
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◎開会及び開議の宣告
○副議長(関野兼太郎) ただいまの出席議員は18名であります。
定足数に達しております。
よって、議会は成立いたしましたので、平成24年志木地区衛生組合議会第1回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
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◎仮議席の指定
○副議長(関野兼太郎) ここで仮議席の指定を行います。
富士見市選出の組合議員及び新座市選出の新議員の仮議席は、ただいまご着席の議席を指定いたします。
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◎議長選挙
○副議長(関野兼太郎) 日程第1、議長選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(関野兼太郎) ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
お諮りいたします。
指名の方法につきましては、議会運営委員会委員長、小山幹雄議員において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(関野兼太郎) ご異議なしと認めます。
よって、議会運営委員会委員長、小山幹雄議員において指名することに決定いたしました。
議会運営委員会委員長、小山幹雄議員。
○議会運営委員会委員長(小山幹雄) それでは、私のほうから指名させていただきます。
議長に亀田博子議員を指名いたしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○副議長(関野兼太郎) お諮りいたします。
ただいま議会運営委員会委員長、小山幹雄議員において指名いたしました亀田博子議員を議長の当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(関野兼太郎) ご異議なしと認めます。
よって、亀田博子議員が議長に当選されました。
会議規則第27条第2項の規定により告知いたします。
ご協力ありがとうございました。
ここで暫時休憩いたします。
午前10時06分 休 憩
〔副議長、議長と交代〕
午前10時08分 再 開
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◎議長あいさつ
○議長(亀田博子) 休憩を閉じて、再開いたします。
ただいま選挙におきまして、議長に選任されました亀田でございます。この場をお借りして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。
議長という重責を担うわけでありますが、議員各位のご協力、また星野管理者を初め、執行部のご協力を得ながら円滑な議会運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
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◎議席の指定
○議長(亀田博子) 日程第2、議席の指定を行います。
富士見市選出の組合議員及び新座市選出の新議員の議席は、会議規則第3条第2項及び第3項の規定により、議長において指定いたします。
1番、篠田 剛議員、2番、鈴木光男議員、3番、関野兼太郎議員、4番、根岸 操議員、5番、藤屋喜代美議員、6番、吉田和江議員、7番、亀田博子議員、8番、工藤 薫議員、9番、小池秀夫議員、10番、滝本恭雪議員、11番、立川明日香議員、12番、森田輝雄議員。
以上のとおり議席を指定いたします。
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◎会議録署名議員の指名
○議長(亀田博子) 日程第3、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第100条の規定により、議長において指名いたします。
会議録署名議員は、
10番 滝 本 恭 雪 議員
11番 立 川 明日香 議員
12番 森 田 輝 雄 議員
以上3名を指名いたします。
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◎会期の決定
○議長(亀田博子) 日程第4、会期の決定を議題といたします。
今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(亀田博子) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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◎議長報告
○議長(亀田博子) ここでご報告申し上げます。
監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。
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◎管理者の行政報告
○議長(亀田博子) 日程第5、管理者の行政報告を行います。
星野管理者。
○管理者(星野信吾) おはようございます。
開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、平成24年志木地区衛生組合議会第1回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方におかれましては、大変ご多用の中ご出席を賜り、まことにありがとうございます。
先ほど組合議員の交代に伴いましてご紹介をいただきましたが、新たに組合議員になられた新座市の議員の皆様方には、これまでの組合議員の皆様と同様に、ご指導とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
なお、本定例会に提案をしております議案は、1件となっております。よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。
それでは、さきの定例会以降の動向について、3件ご報告を申し上げます。
初めに、放射性物質に関する特別措置法についてご報告いたします。
本年1月1日に、「平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」が施行されました。
当組合の焼却施設は、この法律の定めによれば、特定一般廃棄物処理施設に該当することから、省令で定める基準に従い、焼却灰、集じん灰の毎月の測定のほかに、排ガス、放流排水の毎月1回以上の測定及び空間放射線量の7日に1回以上の測定が義務づけられることとなりました。
しかしながら、直近の焼却灰、集じん灰の測定値が1キログラム当たり800ベクレル以下、または直近3カ月以上の期間における3回以上の放射能濃度の測定結果がすべて1キログラム当たり6,400ベクレル以下の施設においては、今申し上げました測定調査等の義務が免除されることから、当組合においては、この基準値を下回っていたため、所定の申請を行った結果、測定調査等免除と決定されました。
これにより、当該法律上の測定調査等は免除されましたが、最終処分場の存する自治体からの要請及び中間処理場としての適正な管理運営という観点から、今後も定期的に測定を行い、ホームページ等に掲載するなど、随時公表してまいります。
次に、粗大ごみ処理施設の更新について、ご報告いたします。
粗大ごみ処理施設につきましては、平成26年度中の稼働を目指して準備を進めておりますが、設置場所、設置規模などを決定いたしましたので、ご報告いたします。
設置場所につきましては、有価物回収施設の老朽化及び効率的な作業工程など、総合的に判断した結果、現在の場所から既存の有価物回収施設の設置場所に移設し、有価物回収施設もあわせて更新することといたしました。
施設の能力につきましては、将来の粗大・不燃ごみの搬入量及び瓶の回収量を推計した結果、両施設とも1日5時間の稼働で、粗大ごみ処理施設は25トン、有価物回収施設は13トンといたしました。
総事業費は、20億1,000万円を見込んでおり、財源につきましては、補助対象事業費の3分の1が国庫補助であります循環型社会形成推進交付金を充当し、残りの3分の2につきましては、その90%を地方交付税措置のある組合債の借り入れで対応する計画でございます。
また、スケジュールにつきましては、平成24年度に技術審査等発注支援業務を含む基本設計を行った後、平成25年度、26年度の2カ年で整備を行い、平成26年度中に稼働を開始する予定でありますが、組合では、構成市から排出される粗大ごみ、不燃ごみ等を安全に安定して処理することを当該更新計画の最重要課題に掲げ、業務を遂行してまいります。
これを踏まえまして、本日提案いたしました平成24年度志木地区衛生組合歳入歳出予算に関連経費を計上しておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
次に、志木地区衛生組合一般廃棄物処理計画及び循環型社会形成推進地域計画を策定いたしましたので、その概要を報告いたします。
循環型社会形成推進地域計画につきましては、ただいまご報告いたしました粗大ごみ処理施設の整備事業費に対する国庫補助金、循環型社会形成推進交付金の申請に当たって提出するものであり、概要は、5年間の計画期間における当組合の一般廃棄物の中間処理の推移、粗大ごみ処理施設及び有価物回収施設の設置場所、事業年度、総事業費等からなるものでございます。
また、一般廃棄物処理基本計画につきましては、今申し上げました地域計画を作成する上で必要となる長期の計画であり、平成24年度から15年間の計画期間における一般廃棄物の中間処理の推移目標等を掲げたものとなっております。
この計画期間中に、ごみの排出抑制とリサイクルを推進することにより、ごみ処理量を現状からおよそ7%減量し、最終処分量をおよそ8%減量することを目標としたものでございます。
以上で、開会に当たりましてのあいさつ並びに管理者の行政報告といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(亀田博子) 以上で行政報告を終わります。
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◎第1号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(亀田博子) 日程第6、第1号議案 平成24年度志木地区衛生組合歳入歳出予算を議題とします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(亀田博子) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
星野管理者。
○管理者(星野信吾) それでは、第1号議案 平成24年度志木地区衛生組合歳入歳出予算について提案理由を申し上げます。
本予算は、歳入歳出それぞれ22億8,738万4,000円といたしたく、地方自治法第211条第1項の規定により、この案を提出するものでございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(亀田博子) 提案理由の説明が終わりました。
内容説明を求めます。
丸山常任副管理者。
○常任副管理者(丸山晴雄) それでは、平成24年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてご説明いたします。
初めに、概要を申し上げます。
予算書の4、5ページ、事項別明細書をご覧ください。
平成24年度の予算総額でございますが、合計欄にあるとおり、歳入歳出ともに22億8,738万4,000円で、前年度の当初予算額と比較いたしますと1億5,631万3,000円、率にして7.3%の増額でございます。
歳入につきましては、比較の欄をご覧になっていただきたいのですが、1款の市からの負担金であります分担金及び負担金が昨年度に比べ1億103万6,000円減額となっておりますが、これは中段のほうにございます5款の繰入金を財政調整基金から2億3,455万7,000円繰り入れたことなどによります。
歳出につきましては、中央の比較の欄でございますが、4款の公債費が1億1,176万1,000円減額となったものの、その上の3款の衛生費が修繕費などの増加によりまして2億6,791万6,000円増額したため、総額では前年度に比べ1億5,631万3,000円の増となったものでございます。
それでは、歳入の主なものにつきまして、順にご説明させていただきます。
予算書では6、7ページでございますが、本日資料といたしまして、平成24年度当初予算の主な増減額内訳をお配りしております。これに沿ってご説明させていただきたいと存じます。
1款1項1目1節の負担金でございますが、組合を構成する3市からの負担金で、15億7,315万8,000円でございます。前年度比1億103万6,000円、率にして6%の減額でございます。歳入総額に占める割合はおよそ70%でございます。
なお、各市の負担割合については、変動がなく、およそ6%の減となっております。
次に、2款1項1目1節の清掃手数料、これは3億5,419万2,000円でございます。ごみの搬入に当たって徴収しております一般廃棄物処理手数料でございますが、事業系可燃ごみ500トン及び家庭系粗大ごみ50トンの搬入量の増加を見込みまして、前年度比1,127万円、率にして3.3%の増額でございます。
次に、3款1項1目1節の清掃費補助金でございますが、先ほど管理者の行政報告にありましたとおり、粗大ごみ処理施設の更新事業に伴う国庫補助金であります循環型社会形成推進交付金でございまして、対象事業費の3分の1、304万5,000円を計上したものでございます。対象事業費につきましては、後ほど歳出のほうでご説明させていただきます。
次に、5款1項1目1節の財政調整基金繰入金でございますが、昨年の11月臨時会及び12月定例会におきまして、合わせて1億2,997万9,000円を財政調整基金に積み増しする増額補正をご承認いただきましたが、新年度におきましてこの財政調整基金の一部を取り崩し、2億3,455万7,000円の繰り入れを行うことといたしました。
次に、7款2項1目1節の雑入、これは1億52万4,000円でございます。前年度比756万5,000円、率にして8.1%の増額でございます。この雑入のおよそ97%を占めております有価物売却代金のうち、主要な有価物の売却については、大型金属の売却を50トンの増加と売却単価800円の上昇を見込み、90万円の増、スチール・アルミは、ペットボトルの増加に反比例しまして缶類が減少しておりますので50トンの減少を見込んでおります。単価は600円の上昇を見込んだものの、90万円の減、ペットボトルは、50トンの増加と単価6,000円の上昇を見込みまして、840万円の増額を見込んだことが主な要因でございます。
続きまして、資料の2ページ、歳出の主なものにつきまして、順にご説明させていただきます。
予算書では9ページ以降でございます。
3款1項1目清掃総務費の2節給料から4節共済費まで、合わせてご説明させていただきますが、職員の人件費で総額9,730万4,000円でございます。当組合の職員体制は、御存じのとおり、組合職員に加えて構成3市から職員派遣を受けており、平成24年度におきましては事務局長として部長級職員1名の派遣を受けますことによる職員1名の増、及び定期昇給などによりまして、前年度と比較して増額となったものでございます。
次に、3款1項2目塵芥処理費の11節需用費でございますが、9億817万3,000円でございます。前年度比およそ2億3,129万円、率にして34.2%の増額でございます。焼却炉の運転、維持管理費等における機械部品等の購入費、光熱水費、修繕費が主なものでございます。
前年度と比較して増額となった要因につきましては、東京電力管内企業向けの電気料金が4月1日から値上げされるため、富士見、新座両センターにおける電気料金が4,982万9,000円増加すること、また、焼却施設の経年劣化や腐食等に伴う修繕費が1億8,158万6,000円増加することなどでございます。
なお、電気料金の増額分につきましては、料金の値上げによるものがおよそ18%、また、燃料費調整額の上昇を見込みましたものがおよそ8%、合わせましておよそ26%の増額となったものでございます。
次に、13節の委託料は9億7,195万6,000円でございます。前年度比2,383万8,000円、率にして2.5%の増額でございます。施設の運転管理業務を初めとするごみの処理に係る各種委託料でございます。前年度と比較して増額となった要因につきましては、焼却灰の処理委託料の増額、及び粗大ごみ処理施設更新に伴う委託業務の実施などによるものでございます。
詳細を申し上げますと、現在、焼却に伴い発生する焼却灰については、埼玉県の環境整備センターに搬出する予算を計上しておりますが、埼玉県の手数料条例が改正され、焼却灰の処分費用が平成24年度から1トン当たり3,000円引き上げられることなどから、廃棄物処理業務委託料を2,093万9,000円増額したものでございます。
放射性物質濃度測定業務委託料につきましては、先ほど管理者の行政報告にありましたように、法律上の測定調査は免除されておりますが、最終処分場のある自治体からの要請及び適正な運営管理という観点から、各施設、二月に1回の測定費用を計上しております。
また、粗大ごみ処理施設の更新に伴いまして、施設周辺の生活環境保全上の見地から、騒音、振動などを調査する生活環境影響調査業務委託、それと施設建設に当たり、技術審査等発注支援を含む基本設計業務委託を合わせまして913万5,000円を予算計上しております。
これらの業務につきましては、交付金の補助対象事業でありますことから、3分の1であります304万5,000円を歳入に計上したものでございます。
なお、建設につきましては、平成25年度及び平成26年度の予算に計上させていただく予定でございますが、本日、建設施設の位置図を資料としてお配りしておりますので、概要をご説明させていただきたいと存じます。
初めに、移設する理由について、現状の問題点を中心にご説明させていただきます。
「現状」と表示されている図をご覧ください。
富士見環境センターの全体の配置図でございます。図の下側が254バイパスで、中央に位置する建物が焼却棟でございます。その中に薄い黄色で塗られた施設がございますが、これが既存の粗大処理施設でございまして、ご覧のとおり、焼却棟の中に設置されております。
粗大ごみの個人の方の持ち込みの車両の例で流れを説明させていただきますと、バイパス方面から赤のルートを通って、1回計量を行い、焼却棟に入りまして、プラットホームで粗大ごみ等をおろした後、再度計量機で計量をし、ここで手数料を支払っていただくため、狭いスペースを2度回った後、254バイパスから出ていただいております。また、同じルートを市の収集車両も当然通過しております。
近年、市民の持ち込みが大変多くなりまして、平成22年度は平成17年度に比べまして、車両台数は1.7倍を超え、2回計量を行う車両は事業系も含めますと3万2,000台を超えております。これは富士見環境センターを利用する全車両のおよそ6万4,000台の51%となっております。この大量の車両が市の収集車両と同じルートに並び2回の計量を行うため、列となり、場内が混雑し、同時にごみの臭気を遮断する開閉ゲートが開放のままとなってしまいまして、臭気が外に漏れ出てしまうことが多くなってきております。
また、ゴールデンウィーク中、ゴールデンウィークの前後、それから、年末につきましては市民の持ち込みが大変集中しまして、254バイパスにまで車両があふれ出てしまうため職員が254バイパス200メートルほど手前にまで行きまして、道路わきで注意喚起を行って、高速で来る継続車両のスピードを低下させるなどの事故防止策をとっている状況でございます。さらに、この時期は所要時間が1時間から2時間近くかかるため、車両はアイドリングをしながら待機することとなり、収集車両の作業効率及び周辺環境にも影響を与えております。
これらの問題を解決するため、もう1枚の「計画案」をご覧いただきたいと思います。
更新施設を、図の右側青いスペースに建設することといたしました。この場所に建設した場合、個人の持ち込み車両及び市の回収による粗大・不燃、瓶の車両が赤いルートで進みまして、青いところでごみをおろした後、下のバイパス方面に進み、新たに設置した計量機で計量し、ここで手数料を支払っていただいた後に254バイパスから出ていくルートとなり、今申し上げました混雑の緩和、また、それに基づきまして臭気の抑制が可能となります。
また、既存の粗大ごみ処理施設が入っている焼却棟自体も粗大ごみ処理施設と同じ年度に建設されたため、経年劣化が進んでおり、近い将来に基幹的な改修が必要とされます。しかし、粗大ごみ処理施設を現在の場所で更新した場合、焼却施設の将来の基幹的改修の際に大変な障害となり、改修内容が大幅に制約される可能性が高いと考えられることから、焼却棟の外に新たな施設を設置することといたしました。このことにより、工事期間中の粗大・不燃ごみの処理を既存の施設で従来どおり安定して受け入れられることから、工事期間中、粗大ごみ等の破砕処理を外部へ委託する費用の必要がなくなりますので、費用の抑制にもつながります。
また、この青いところにございます既存の有価物回収施設も同年度に建設されたため、経年劣化が進んでいることから、一体として整備することとさせていただきました。これは一体として整備することにより、瓶類の選別と粗大不燃ごみの選別、破砕処理を同じフロアで行うことが可能になり、粗大・不燃ごみに混入してきます瓶類を瓶の選別ラインに送り、また、逆に瓶類に混入されてきます不燃ごみ等を粗大ごみ処理施設に送ることが容易になりまして、より分別が効率的に行えるということ、加えて、後年度に単独で有価物回収施設の整備を行うより、一体で整備したほうが財政負担の軽減につながることから行うものでございます。
なお、建設費用につきましては、先ほど管理者の行政報告にありましたとおり、20億1,000万円を見込んでおりますが、機械の設置に当たりましては、現在破砕処理を手作業で行っているアルミの選別を機械化し、再資源化の向上を図ります。また、このことから発生残渣量も減少されるため、埋め立て量の減少となり、環境負荷の低減及び処分費用の抑制につながることが期待できます。加えて、省エネルギー型の機種の導入により、使用電力の抑制もあわせて行いたいと考えております。
なお、財源につきましては、国庫補助金を全体額の20億1,000万円に対しておよそ6億円、起債充当額をおよそ10億9,000万円、一般財源をおよそ3億2,000万円予定しております。
施設の概要につきましては以上でございます。
予算書及び増減内訳にお戻りいただきまして、4款1項公債費でございます。元金、利子を合わせまして2億4,518万4,000円で、前年度比1億1,176万1,000円、率にして31.3%の減額となりました。平成23年度に2口を完済したことによる減額であります。
なお、平成24年度末の財政調整基金残高見込みにつきましては、年度中に一部取り崩しを行いますことから、およそ1億8,453万円となるものでございます。
最後になりますが、歳入歳出予算概要をご覧いただきたいと思います。
主に性質別経費に分けた歳出の説明と事業立てした主な予算額の表示、及び公債費の支出予定額からとなっておりますけれども、最終ページの8ページをご覧いただきたいと思います。
公債費の支出予定額を表記してございますが、既存の起債に対します償還は平成28年度で終了いたします。しかし、先ほどご説明いたしました粗大ごみ処理施設の起債償還が平成26年度から始まることとなりますので、どうぞよろしくお願いします。
以上で説明を終わります。
○議長(亀田博子) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
8番、工藤 薫議員。
○8番(工藤 薫) 何点か伺いますが、初めに、歳入歳出予算の7ページの財政調整基金なんですが、これについては今残高が幾らになっているのかということを初めに伺います。
歳入歳出予算ですが、それと同じ7ページに、再生家具の売上金が120万円とありますが、ホームページを見ますと家具の再生したものの写真があり、これは何月分のページを見ても同じ家具が並んでいますが、例えばそういうものをもっと、今月の目玉商品ではないですが、お薦め商品みたいなのを出して、もう少しこういうものが皆様に販売を促進するような形にしたらどうかと思いますが、例えばそういうお考えはないのかどうかというのを伺います。
それと11ページの修繕費、塵芥処理費の中の修繕費の6億なんですが、とても大きな固まりなので、主な事業はどんなものを予定しているのかというのと、やはり富士見環境センターのほうが大変修繕が多いのでしょうか、そこら辺の新座と分けてご説明をお願いします。
それと今問題となっている瓦れきの広域処理のことが問題になっていますが、例えば当センターでこれを受け入れるというような、焼却能力的には今どういう状態になっているのかということも伺います。
それと12ページの放射性物質の濃度測定業務委託料なんですが、今2カ月に一回ということですが、直近の測定ではホームページを見ますと2月20日の焼却灰等の放射性物質濃度の測定結果というものが出ていましたが、それは400から500ベクレルに下がってはおりますが、この28万5,000円ですけれども、今、広域処理の問題が問題になっていますが、これについてはこの予算で、もし受け入れたりする場合にこれだけで十分なのかということと、去年7月から最終処分場に飛灰の持ち込みが見合わせをしていて、群馬県草津のほうにお願いしているというふうに書いてありましたが、そういった状態は今でもずっと変わらず、最終処分の灰についての扱いはそういう状態が24年度も続いていくのかという点を伺います。
以上です。
○議長(亀田博子) 常任副管理者。
○常任副管理者(丸山晴雄) まず、初めに財政調整基金の残高でございますが、24年度当初予算積立金が4億1,867万2,000円でございます。それで取り崩しが2億3,455万7,000円、残高として、24年度末の残高見込みが1億8,453万3,000円でございます。
次に、再生家具の売り上げにつきましては、議員ご指摘のように広報等、もう少し活用しましてお客様に来ていただくように努力したいと思いますが、組合のほうでもいろいろな再生家具を販売するために、家具以外にも、ギターとか、楽器類も磨いてお出ししています。再生家具といいましても、再生家具だけではなくて、小さなお茶碗とかいろいろなものもあるんです。使えるものはすべてリサイクルプラザに展示しております。そこに使えそうな楽器等も置いて─1つ1,000とか1,500円でございますけれども、販売促進をしているところでございます。
次に、修繕費の6億円、どんなものかというご質問でございますが、焼却施設の修繕につきましては、一般的に火格子、それから、耐火レンガ等の整備など毎年の定期的な補修がございまして、3施設合計で毎年およそ2億5,000万円ほどを要しております。そのほかに、その年度に必要とされる修繕を実施している状況でございます。
今年度必要とされる修繕につきまして、今後のメーカーとの交渉に影響があるために金額は申し上げられませんが、富士見環境センターにつきましては、計測制御装置、DCSの更新、いわゆる中央制御装置でございます。それから、2号炉の減湿塔ミストセパレータ交換、いずれも金額が結構高いものでございます。新座東工場につきましては、煙をろ過する施設ですが、バグフィルターのろ布の交換、それとコンベアの整備、また、新座環境センターの西工場につきましてはガス冷却室の更新、それとここはボイラーを積んでおりますので、ボイラー水管壁の耐火物補修工事、こういうものでございますので、よろしくお願いいたします。
次に、瓦れきの処分につきましては、被災地の現状を考慮しますと、災害廃棄物の処理にご協力すべきかと考えますが、当組合は最終処分場を有しておりません。したがいまして、灰を県外に搬出している状況ですが、先ほど議員からもお話があったように、放射性物質が多く吸着している集じん灰の搬出先、去年の途中までは2カ所ございましたが、そのうち1カ所からは既に搬入が断られております。また、残りの唯一の処分先からも災害廃棄物を処理した灰は放射性物質量が基準値以内であっても受け入れられないとの通知がきております。最終処分先自治体からお断りを受けておりますので、そういう災害廃棄物を受けた場合は、組合での瓦れきの受け入れ処理は難しい状況でございます。
次に、放射性物質の濃度測定につきまして、十分なのかというお話ですが、予算上は二月に一回、各施設測定する予算を取っておりますが、最終処分地からもここで2カ月に1度でいいというお話も受けていますし、こちらとしても放射性物質濃度が下がってきておりますので、二月に1度、各施設の集じん灰を測れば、それで十分かなというふうに考えております。
以上でございます。
○議長(亀田博子) ほかに質疑はございますか。
10番、滝本恭雪議員。
○10番(滝本恭雪) 10番、滝本です。
1点、確認なんですが、6ページの歳入の国庫支出金の循環型社会形成推進交付金の304万5,000円なんですが、これは先ほど行政報告の中にありました粗大ごみの処理施設ということで、これは5年間、この金額が交付されるという理解でよろしいでしょうか。その確認をさせてください。
○議長(亀田博子) 常任副管理者。
○常任副管理者(丸山晴雄) これは先ほどの資料のほうで、歳出の欄に、3ページでございますが、生活環境影響調査業務委託料210万円、それから、基本設計業務委託料703万5,000円というのがあると思うんですけれども、この支出に対して、24年度、国庫補助が3分の1くるということで、これは5年間続くものではございません。
○議長(亀田博子) ほかに質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(亀田博子) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(亀田博子) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第1号議案 平成24年度志木地区衛生組合歳入歳出予算を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(亀田博子) ご異議なしと認めます。
よって、第1号議案は、原案のとおり可決されました。
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◎閉会の宣告
○議長(亀田博子) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
よって、平成24年志木地区衛生組合議会第1回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
本日は大変にお疲れさまでございました。
午前10時47分 閉 会
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参考資料
平成24年志木地区衛生組合議会第1回定例会議案等一覧及び審議結果
平成24年3月28日
議案番号 |
件 名 |
審議結果 |
採択の状況 |
議決等年月日 |
第1号議案 |
平成24年度志木地区衛生組合歳入歳出予算 |
原案可決 |
全会一致 |
H24・3・28 |
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