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志木地区衛生組合

会議録

平成21年第3回志木地区衛生組合定例会 会議録

平成21年10月5日

 

目  次
招集告示
応召・不応召議員
議事日程
出席者等
議長あいさつ
議会運営委員会委員長報告
開会及び開議の宣告
議長報告
会議録署名議員の指名
会期の決定
管理者行政報告
一般質問 18番 高浦 康彦 議員
第6号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について
閉会の宣告

参考資料

 

         

○ 招  集  告  示

志木地区衛生組合告示第11号

平成21年志木地区衛生組合議会第3回定例会を次のとおり招集する。

平成21年9月2日

志木地区衛生組合管理者  長 沼   明



1 日 時   平成21年10月5日(月)午前10時

2 場 所   志木地区衛生組合会議室

○応招・不応招議員

平成21年志木地区衛生組合議会第3回定例会   10月5日(月)

応招議員(18名)

 1番 井 上 恭 子 議員  2番 鈴 木 光 男 議員
 3番 関 野 兼太郎 議員  4番 根 岸   操 議員
 5番 深 井 平 次 議員  6番 藤 屋 喜代美 議員
 7番 朝 賀 英 義 議員  8番 島 田 久仁代 議員
 9番 嶋 野 加 代 議員 10番 白 井 忠 雄 議員
11番 滝 本 恭 雪 議員 12番 並 木 平 八 議員
13番 池ノ内  秀 夫 議員 14番 磯 野 晶 子 議員
15番 伊地知 伸 久 議員 16番 内 山 純 夫 議員
17番 鈴 木   潔 議員 18番 高 浦 康 彦 議員

 

不応招議員(なし)

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平成21年志木地区衛生組合議会第3回定例会

平成21年10月5日(月曜日)

○議 事 日 程
開   会
議長報告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 管理者の行政報告
日程第 4 一般質問   18番 高浦 康彦 議員
日程第 5 第6号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について
閉   会



○出席議員(18名)
1番 井 上 恭 子 議員
2番 鈴 木 光 男 議員
3番 関 野 兼太郎 議員
4番 根 岸   操 議員
5番 深 井 平 次 議員
6番 藤 屋 喜代美 議員
7番 朝 賀 英 義 議員
8番 島 田 久仁代 議員
9番 嶋 野 加 代 議員
10番 白 井 忠 雄 議員
11番 滝 本 恭 雪 議員
12番 並 木 平 八 議員
13番 池ノ内 秀 夫  議員
14番 磯 野 晶 子 議員
15番 伊地知 伸 久 議員
16番 内 山 純 夫 議員
17番 鈴 木   潔 議員
18番 高 浦 康 彦 議員
────────────────────────────────────────
○欠席議員(なし)
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○説明のための出席者
管理者                 長 沼   明 

副管理者              星 野 信 吾 

副管理者              須 田 健 治 

常任副管理者        山 中   満 

会計管理者           加 藤 恭 己

総務課長              白 砂 一 男 

企画業務課長        菊 池 直見津 

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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課総務係長     髙 村 俊 晃 

企画業務課主査     内 田 武 二 

企画業務課主任     嶋 田   靖 

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午前 9時57分 開 会

◎議長あいさつ
○議長(鈴木 潔) おはようございます。定刻前でございますが、始めさせていただきます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議会運営委員会委員長報告
○議長(鈴木 潔) 開会に先立ちまして、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
議会運営委員会委員長、関野兼太郎議員。
○議会運営委員会委員長(関野兼太郎) おはようございます。
平成21年第3回志木地区衛生組合議会定例会に当たり、本日9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果をご報告いたします。
まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配布いたしております議事日程のとおりで、日程第1、会議録署名議員の指名から日程第5、第6号議案までということで決定をいたしました。
次に、平成20年度決算についてでありますが、例年どおり各市2名ずつ計6名からなる決算審査特別委員会を設置の上、休会中に審査をお願いし、次回12月定例会において審査結果の報告をいただくということで決定いたしました。
以上、議会運営委員会の報告とさせていただきました。どうかよろしくお願いいたします。
○議長(鈴木 潔) ただいまの委員長報告のとおりご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎開会及び開議の宣告
○議長(鈴木 潔) ただいまの出席議員は18名です。定足数に達しておりますので、よって議会は成立いたしましたので、平成21年志木地区衛生組合議会第3回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
また、松本代表監査委員から欠席の届出が提出されておりますので、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議長報告
○議長(鈴木 潔) ここでご報告申し上げます。
監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配布いたしましたので、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会議録署名議員の指名
○議長(鈴木 潔) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第100条の規定により、議長において指名いたします。
会議録署名議員は、
2番 鈴 木 光 男 議員
3番 関 野 兼太郎 議員
4番 根 岸   操 議員
以上3名を指名いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会期の決定
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第2、会期の決定を議題とします。
今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日としたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎管理者の行政報告
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第3、管理者の行政報告を行います。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) おはようございます。開会に当たりまして一言ごあいさつ申し上げます。
本日は、平成21年組合議会第3回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方におかれましてはご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本定例会に提案をしております議案は1件となっております。よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。
それでは、さきの定例会以降の動向についてご報告申し上げます。
(仮称)志木環境センター用地の行政財産の使用許可についてでありますが、平成18年2月から民間団体の硬式少年野球チームの練習用グラウンドとし て、行政財産の目的外使用許可をしてきているところであります。平成21年組合議会第1回定例会において、行政報告で申し上げましたとおり、一般廃棄物の 排出量の現状及び将来見込みを踏まえますと、新たな施設整備の必要性はなくなっております。あわせまして所有する目的もなくなっておりますので、公有財産 を適正に管理する立場から、引き続き売却する方向で検討を進めているところであります。
以上、開会に当たりましてのあいさつ並びに管理者の行政報告を終わります。
○議長(鈴木 潔) 以上で行政報告を終わります。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎一般質問
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第4、一般質問を行います。
通告者は1名でございます。
質問の要旨については、お手元に配布しておるとおりでございます。
18番、高浦康彦議員の一般質問を許可いたします。
高浦康彦議員。
○18番(高浦康彦) おはようございます。
議長よりご指名をいただきましたので、通告順に従いまして質問させていただきます。
大きな1番ですが、(仮称)志木環境センター用地の売却処分について、(1)(2)とも管理者に質問させていただきます。
(1)売却時期の見通しについてでありますが、本年第1回の定例会の際、白井議員の一般質問で、一般国道254の和光富士見バイパス事業の整備状況を 踏まえて財産処分をすると述べられております。また、第2回定例会では根岸議員の一般質問で、売却方法については事務レベルで検討している段階と述べられ ております。
これらの答弁を踏まえて質問なんですが、1点目は254バイパスの完成時期は何年後と見込んでおられますでしょうか。
また、2点目ですが、現時点で事務局レベルで検討した内容についてお答えいただきたいと思います。
(2)ですが、民間団体の硬式野球、具体的には硬式少年野球チームの練習グラウンドとしての使用許可の延長についてであります。
前回の第2回定例会の後、事務局のご案内をいただきまして、希望する議員のメンバーが現地を視察いたしました。実に整然と整備されたグラウンドであり ました。予想するんですが、新河岸川、当時川辺の荒れた土地を何千台も、3,000台相当と言われておりますが、大変な土を運び整備された様子が目に浮か びます。平成18年2月から青少年野球の練習場として、青少年健全育成を観点に貸与していることは非常に貴重な財産として有効活用されているわけです。今 日に至って、利用してから約4年、ここで利用できなくなるとなれば、本当に青少年のことを思えば心が痛む次第です。この貸与期間の延長はできないものなの か、お答えいただきたいと思います。
続きまして、大きな2番ですが、改正容器包装リサイクル法についてであります。
平成18年度に公布されました改正容器包装リサイクル法によるその後の当組合への影響について、管理者に質問をいたします。
平成19年度の第1回定例会の際、私は同様の質問をしたんですが、当時はまだ改正容器包装リサイクル法は施行直前で、その影響についての質問だったん ですが、当時まだ政省令が示されていないという答弁でした。そして、今後の国・県の動向を見るというご回答をいただいております。その後、現在に至って、 実際施行されているわけです。国・県からの具体的な政令、指針、指導などを、当組合に関係する内容について説明を求めたいと思います。そして、平成19年 4月から施行された当法律の下で、当組合への影響についてお答えください。
以上、第1回目の質問とさせていただきます。
○議長(鈴木 潔) 答弁を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 高浦議員のご質問にご答弁申し上げます。
初めに、1の(1)についてでありますが、現在売却できる条件が調い次第、売却することができるよう、正副管理者会議において引き続き検討を進めているところであります。
次に、(2)についてでありますが、行政財産の目的外使用許可の期間につきましては、地方自治法第238条の4第7項の規定に基づき、平成22年3月31日までということで使用許可を出しているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。
次に、2の(1)についてでありますが、平成7年にいわゆる容器包装リサイクル法が制定され、法施行後10年が経過した平成18年に改正容器包装リサ イクル法が成立し、平成20年4月から完全施行されたところであります。これを受けまして、組合を構成する3市におきましても平成20年度を初年度とする 分別収集計画を策定したと伺っているところであります。あわせまして、一定の要件の下に容器包装廃棄物を分別処理し、再商品化に取り組んだ自治体に対して は、特定事業者から資金が拠出される仕組みが創設されたところであります。したがいまして、当組合におきましては、改正容器包装リサイクル法を踏まえた適 正な分別処理をしているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。
○議長(鈴木 潔) これより再質問に入ります。
再質問ありますか。
18番、高浦議員。
○18番(高浦康彦) 順番に従って再質問なんですが、1の(1)なんですが、条件が調い次第売却の準備を進めていくということなんですが、まず1点、254のバイパスは何年後と見込んでおられるのかについてお答えいただけておりません。その点について。
また、事務レベルで検討しているということで、条件が調い次第と。その条件という中身について、どのような条件を考えられているのか、条件の内容についてお答えいただきたいと思います。
現在、254バイパス建設計画については、県側と一部志木の住民代表との間でバイパスの環境緩衝帯の整備検討協議会という協議会が開かれて、いろいろ この地域の環境問題などを協議されております。今後更に詳細に地域住民から住民説明をという要望が非常に多うございまして、県側も詳細な話し合いはこれか らという段階であります。
また、志木市内での用地買収の取得状況、五十二、三%という段階でありまして、今日の経済、政治情勢も絡んで、完成見通しが立っていないというのが現 状じゃないかなというふうに思うんですね。そういう状況の中でこの売却を進めるというのは、その条件というものがどういう内容なのか、お答えいただきたい と思います。
それから、(2)ですが、平成22年3月31日が貸与期間の期限だというお考えのようなんですが、(1)との関係もありますが、今早急に来年3月で貸 与をやめるということは、本当に子供たちのことを思えば、やはりもっと可能な限り延長を図るべきではないかなというふうに思うんですね。そういう観点で、 貸与期間がさらに延長することの検討について、お考えを改めてお答えいただければと思います。
それから、大きい2ですが、平成20年4月から完全施行されたということで、既に一部、平成19年4月からは分別等、また20年から事業者等の資金拠出制度というのがあるわけですが、これが実施されたのが20年4月からであり、完全施行になったわけであります。
この当組合についての影響なんですが、分別については構成団体それぞれご努力されているということは理解しました。
もう一点、事業者へ向けての資金拠出制度についてでありますが、この件について、当組合との関係なんですが、一つはリサイクル商品に、実際再商品化す る際にかかった費用が、あらかじめかかるであろうと想定される額を下回った場合、その差額の2分の1が事業者側から還元されるというような内容でありま す。
例えば、この点ちょっと私も理解が不十分な点がありますので、お答えいただきたいと思うんですが、当組合では資源プラ、容器包装の分別収集を行ってい ますよね。リサイクル用として汚れたもの、またきちんとリサイクルできるというふうに、分類工程を設けて品質向上に努めているわけです。そうすると、当然 こういう工程を通してリサイクルする際の削減に寄与しているわけであります。そうなると、こういう工程に伴う影響というのは、当然その法の下において当組 合に対する何らかの影響、還元、メリットが生じるのではないかなというふうに考えた次第であります。この点についてのお答えをいただきたいと存じます。
以上でございます。
○議長(鈴木 潔) これより再質問に順次答弁を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 最初に、まず1の(1)についての再質問でありますけれども、現在、一般国道254号和光富士見バイパスにつきましては、埼玉県を中心に、国と連携を図りながら鋭意整備が進められているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。
あわせまして、現在、正副管理者会議におきまして売却できる条件を調えるよう協議を進めているところであります。
次に、(2)につきまして、ご質問の中に貸与期間の延長というお話がありました。(仮称)志木環境センター予定地につきましては、行政財産であります ので、普通財産ではありません。したがいまして、許可処分ということでありますので、そういう前提でご理解を賜りたいというふうに考えております。
次に、2の(1)についてでありますが、今回の法改正の中で、いわゆる指定ペットボトルにつきましては5品目が追加されたわけでありますけれども、そ の中で例えばしょうゆ加工品ですとか、みりん風味調味料などが新たに追加されました。しかしながら、これによって当組合の分別処理の工程に変更が生じたわ けではありません。あわせまして、先ほどお話がありました関係につきましては、品質を基準に基づく配分額ですとか、低減額・貢献度に基づく配分額が想定さ れておりますので、これらに基づいて今後適正な処理がなされ、議会に報告していくことができるものというふうに考えております。
○議長(鈴木 潔) 18番、高浦康彦議員。
○18番(高浦康彦) 私の質問に対しての答弁になっていないですね。条件が調い次第と。2回目の質問でその条件とはどういう条件、内容について質問した わけなんですね。その点が抜けておりますので、3回目となってしまいますが、条件の内容について再度お伺いしたいと思います。
それから、1の(2)ですが、行政財産で許可処分だと。それは今までも当然そうですよね。そのことは十分承知の上での質問であります。ですから、やは り(1)との関係で、整備される見通しが相当、例えば恐らく10年先程度の大事業計画ですよ。ずっと私もこの問題については関心を抱いておりますけれど も、そういう実態であります。そういうことから見ても、ここでやはり貴重な有効活用されている少年野球グラウンドとしての許可延長を図るべきだというふう に私は思います。かたくなにありきという行政じゃなくて、青少年たちの思いを是非かなえていただきたいと思いますので、その点についてお答えいただければ と思います。
それから、大きい2点目ですが、詳細に具体的な政省令だとか指導、趣旨など、資料を求めたんですが、その資料の提示をいただけなかったんですね。ない という話でありました。今のご答弁をいただくと、何か詳細な、容器包装でありますからもう資源プラ、まさに容器包装そのものですよね。それでそういう工程 をきちんと通しているというものが対象外だということの理解が私にはわからないです。きちんと品質向上のための工程を踏んだものに対しては国が2分の1の 還元をするという法律なんですね。なぜ適用外になっているのか、その点について説明をお願いします。
○議長(鈴木 潔) 答弁を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 最初の1の(1)についてでありますけれども、現在、正副管理者会議においてその売却できる条件について協議をしているところというふうにご答弁申し上げておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
あわせまして、(2)についてでありますけれども、1回目の答弁で申し上げたとおり、これは地方自治法第238条の4第7項の規定に基づく、いわゆる 目的外使用許可処分でありますので、原則として当然のことながら1年ということでありますので、ご理解を賜りたいというふうに申し上げているわけでありま す。
次に、大きい2番でありますけれども、1回目にご答弁申し上げましたとおり、一定の要件のもとに容器包装廃棄物を分別処理し、再商品化に取り組んだ自 治体に対しては特定事業者から資金が拠出される仕組みが創設されたということで、その中の要素として、いわゆる品質基準に基づく配分額ですとか、低減額・ 貢献度に基づく配分額が想定されているということでご理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(鈴木 潔) 以上で、18番、高浦康彦議員の一般質問を終わります。
以上で一般質問を終結いたします。
ここで暫時休憩いたします。

休憩 午前10時23分
再開 午前10時24分

○議長(鈴木 潔) 休憩を閉じ、再開いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第6号議案の上程、説明、質疑、委員会付託
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第5、第6号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 第6号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。
本案は、地方自治法第233条第3項の規定により、平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を添えて議会の認定に付するものであります。
○議長(鈴木 潔) 提案理由の説明が終わりました。
これより決算審査の監査報告を求めます。
深井監査委員。
○監査委員(深井平次) 皆さん、おはようございます。本日、松本監査委員さんが所用により欠席しておりますので、代わりまして私から決算審査の監査報告をさせていただきます。
平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出決算審査の意見について。
地方自治法第233条第2項の規定により、審査に付された平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出決算について審査をした結果、次のとおり意見を提出いたしました。
審査の対象は、平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出決算でございます。
審査した日時、場所は、平成21年8月20日午前9時より、志木地区衛生組合小会議室において行いました。
審査の方法は、管理者から提出された歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書並びに決算審査のために提出 された資料に基づき、関係職員の説明を聴取するとともに、関係管理者所管に係る各種帳簿類により計数の確認、照合等を行い、会計の経理手続の適否について 審査を実施いたしました。
審査の結果は、審査に付された歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書は、地方自治法に準拠して作成されており、記載金額等計数は正確であり、当年度における決算を適正に表示しているものと認められました。
また、歳入の収入済額は26億9,478万5,246円で、予算現額26億8,534万7,000円に対する執行率は100.4%であり、歳出の支出 済額は26億6,291万9,437円で、予算現額に対する執行率は99.2%であり、予算措置された目的に沿い、適正に執行されているものと認められま した。
平成20年度決算状況は、適正な予算の執行により目的を達成したものと認めました。
なお、今後施設の老朽化による緊急的な維持補修費の増大が考えられ、突発的な費用負担をかんがみると、財政調整基金の積み増しを検討すべきと考えます。
以上で報告を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(鈴木 潔) 監査報告が終わりました。
内容説明を求めます。
山中常任副管理者。
○常任副管理者(山中 満) 平成20年度決算についてご説明申し上げます。
平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出決算書及び決算事項別明細書をごらんいただきたいと存じます。
まず、見開きになっております1ページ、それから2ページをお願いいたします。
歳入についてでありますが、一番下の歳入合計欄にありますように、予算現額26億8,534万7,000円に対しまして、調定額26億9,951万 2,570円で、不納欠損額472万7,324円が年度中に発生いたしましたので、収入済額は26億9,478万5,246円となりました。予算現額と収 入済額との比較では943万8,246円、率にして0.4%の増となりました。収入のうち、収入全体のおよそ76%、およそ20億4,000万円が組合を 構成する3市からの負担金で充当されております。そのほかが組合独自の収入ということでございます。
主な増要因ですが、第2款の使用料及び手数料で、これは一般廃棄物処理手数料でありますが、およそ300万円の増、それから第3款の財産収入の財産運用収入でおよそ100万円の増、第6款の諸収入の預金利子及び雑入でおよそ500万円の増によるものであります。
3ページから4ページをごらんいただきたいと存じます。続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
一番下の歳出合計欄にありますように、予算現額26億8,534万7,000円に対しまして、支出済額は26億6,291万9,437円で、執行率は99.2%となりました。
欄外に記載してありますが、この結果、歳入歳出差引残額は3,186万5,809円となり、この額が19ページに記載してございます。実質収支額となっております。
初めに歳入の増要因となった明細でございますが5ページ、6ページをごらんいただきたいと存じます。
2款の使用料及び手数料については、事業系可燃ごみ及び家庭系粗大ごみの搬入量が、昨年12月に補正をお願いした際に景気後退の流れの中で減少するこ とが考えられましたので、およそ1,200万円の減額補正を行いました。決算においては景気後退の影響は受けたものの、補正時点の見込みには達しなかった ということで、減少幅が少なく済んだことによるものでございます。
次に、3款の財産収入の1項財産運用収入についてでありますが、平成5年に新座市から払い下げ取得した土地が、東京電力株式会社の調査によりまして、高圧線下の補償に該当するということで遡及して支払いがあったこと、それで120万円が増という要因になっております。
続いて、7ページ、8ページをごらんいただきたいと思います。
6款の諸収入については、1目雑入の備考欄の3行目に記載がありますが、有価物売却代金であります。大型金属ですとか、スチール、アルミ、こういった ものの売却収入でございます。この収入の中で、特にペットボトルについてでありますが、株式会社ペットリバースに売却したものが会社の倒産によりまして売 却できなくなったということで、再度入札をいたしまして、ペットリバースから太誠産業という会社に搬出を移行しました。当時3万1,500円で売却してい たものが4万8,300円で売却できたということで、およそ150万円の収入増になったこと。それから、段ボール、雑誌、こういったものが260万円ほど の収入増につながったということが主な要因でございます。
なお、不納欠損欄に記載してありますが、472万7,324円が回収不能となったことで、欠損金として処分してございます。
次に、歳出について主な支出明細でございますが、11ページ、12ページをごらんいただきたいと思います。
支出のうちの支出全体のおよそ66%、およそ17億5,000万円が3款の衛生費でございます。その中で主な支出でございますが、第1目の清掃総務費、およそ1億4,500万円、職員14名分の給料を始めとした人件費でございます。
それから、13ページから14ページをごらんいただきたいと存じます。
2目の塵芥処理費、およそ16億円は、歳出全体のおよそ60%を占めてございます。その中で11節需用費、3,600万円ほどございます。焼却施設の機械部品、こういったものの購入費でございます。
次に、光熱水費のおよそ2億2,600万円ございます。富士見、新座、両センターの焼却施設の運転などに伴う電気、水道、下水道、そういったものの料金でございます。
それから、次に修繕費のおよそ3億4,200万円、これにつきましては廃棄物の中間処理に係る焼却施設の定期オーバーホール、こういったものの費用でございます。
主な施策で、説明資料、別冊ございますが、4ページをごらんいただきたいと思いますが、修繕費の主な支出を掲載しておりますので、ご参照ください。
続きまして、13節委託料の運転管理業務委託料、およそ6億6,300万円ございます。富士見、新座、両施設の運転管理、5業務あるんですが、その委託料でございます。これは資料のほうの5ページに委託料の主な支出を掲載してございますので、ご参照ください。
続いて、15、16ページ、決算書をごらんください。廃棄物処理業務委託料、およそ2億5,800万円は焼却灰、それから粗大残渣などの費用でございます。
次に、ペットボトル圧縮減量化業務委託料という欄がございます。およそ4,200万円、これはペットボトルを圧縮して、そしてベールにして売却するといった、容リ協のほうに出す作業のもので委託してございます。
続きまして、4款公債費、およそ8億9,500万円についてですが、支出のおよそ34%を占めてございます。11口の償還がありまして、20年度を もって2口償還を完了してございます。これについても資料の6ページ、7ページに掲載してございますので、ごらんください。
次に、21ページをお開きください。決算書です。
財産に関する調書の3の基金でございますが、財政調整基金につきましては年度中取り崩しがございましたので、決算年度末残高はおよそ3,200万円ということになりました。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(鈴木 潔) 内容の説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
18番、高浦議員。
○18番(高浦康彦) それでは、何点か。
まず、1ページの不納欠損です。472万7,000円、これの主たる内訳を。
〔「さっき言ったじゃない」と呼ぶ者あり〕
○18番(高浦康彦) それから、6ページです。繰越金について、これが昨年比よりも1億9,500万円相当減になっております。これの大きな要因についてお答えください。
それから、7ページです。有価物売却代金。先ほどペットボトルについて、また段ボールについての説明がありましたが、改めてその他の、今の売却単価当 たりの代金を教えていただきたいんですが、大型金属から、スチール、アルミ、不燃物等、このたぐいの単価を教えていただきたい。
それから16ページですが、ここでの再商品化業務委託、これが先ほど私が一般質問した分別のことなんでしょうか。ちょっとこの辺の内訳について説明をいただきたいと思います。
それから関連して、資源プラの件です。これについてのやはり売却をしている、売却というか、むしろ排出処分料という形でどういうところの項目なのか、ちょっとその辺、資源プラについての扱い、どこに入っているのかご説明いただきたいと思います。
以上、5点ほどの内容です。よろしくお願いします。
○議長(鈴木 潔) 答弁を求めます。
山中常任副管理者。
○常任副管理者(山中 満) 質問についてご答弁申し上げます。
まず、1点目の不納欠損でございますが、先ほど申し上げましたとおり、472万7,324円、これが決算書にも記載してございますが、この額となっております。
それから、2点目の繰越金の大きな要因ということでございますが、これにつきましては歳入歳出の関係で、それぞれの単年度の収支を出してございますので、その年度によって差があるというのはご存じのとおり、そういったところでのご理解を賜りたいと存じます。
それから、有価物売却代金の単価でございますが、これは昨年度、20年度の補正時でも申し上げましたが、大暴落によりまして、およそ99%ほど下落し てございます。1つ申し上げますと、大型金属は1万9,000円の予算に対しまして実質30円になったというふうな、こういう状況で、ほぼ全品がこういう 状況でございますので、よろしくお願いいたします。
それから、再商品化事業の内訳の説明ということでございますが、再商品化の委託料につきましては、先ほども申し上げましたとおり、決算書の16ページ の備考欄にありますペットボトル圧縮減量化業務ということと、それからその下に再商品化業務委託料という2つの欄がございます。今ご質問の再商品化業務委 託料というのはこの欄に入りますが、これを圧縮して、リサイクル業者に搬出しているということで、その費用がここに掲載してあります。
以上でございます。
〔「資源というのは何かわからないんだよ」と呼ぶ者あり〕
○18番(高浦康彦) 16ページの今のところまで質問していますよ。
〔「資源プラの歳入の話だったら歳入になっちゃうし。言っている意味がわからないんだよな」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) それでは、答弁を求めます。
山中常任副管理者。
○常任副管理者(山中 満) 再々質問にご答弁申し上げます。
再商品化業務委託料、この中にプラの製品が入っているわけです。ほかに売却しているのかどうかというのは、20年度とは関係が持たれていませんので、私のほうで20年度の状況を今ご説明したということになります。ご理解いただきたいと存じます。
○議長(鈴木 潔) 18番、高浦議員。
〔「4回目じゃん」と呼ぶ者あり〕
○18番(高浦康彦) 例えば、不納欠損の件ですが、項目を見れば、表を見ればわかるんですが、その中身について触れていないわけですよ。主たる要因は何 なのかということですね。そういう説明に対して是非誠意を持って、要因というか内容、そういう質問をしております。質問に対して誠意を持ってお答えいただ きたい。
○議長(鈴木 潔) 高浦議員、この関係はその会社が倒産したという話をしているんで、要因はそれなんですよ。
○18番(高浦康彦) それであれば、それは……
〔「一番最初に説明してるんじゃん」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) じゃ、そういう了解で次へ進めてください。
○18番(高浦康彦) それから、繰越金についての主たる要因、これについてお答えください。
〔発言する者あり〕
○議長(鈴木 潔) 静かにして。進めてください。
○18番(高浦康彦) 以上、その点についてお答えください。
○議長(鈴木 潔) じゃ、繰越金のほうお願いします。それを前提に置いてというね。
山中常任副管理者。
○常任副管理者(山中 満) 先ほど申し上げましたとおり、単年度収支でそれぞれの歳入歳出の関係がございますので、多い少ないにつきましてはその年度に 生じた金額で、前年度対比がどうかというのは一概に比較はできないということでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
○議長(鈴木 潔) よろしいですか。
○18番(高浦康彦) はい。
○議長(鈴木 潔) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
第6号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定の件については、6人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定の件については、6人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
お諮りいたします。
ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、特別委員会条例第2条の規定により、次のとおり指名いたします。
4番、根岸操議員、6番、藤屋喜代美議員、8番、島田久仁代議員、11番、滝本恭雪議員、14番、磯野晶子議員、15番、伊地知伸久議員、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、決算審査特別委員会の委員はただいま指名したとおり決定いたしました。
直ちに特別委員会条例第4条の規定により、正副委員長互選のため、特別委員会を招集しますので暫時休憩いたします。

休憩 午前10時47分
再開 午前11時01分

○議長(鈴木 潔) 休憩を閉じ、再開いたします。
ただいま決算審査特別委員会正副委員長が互選されたとの報告を受けました。それをもって報告いたします。
委員長には6番、藤屋喜代美議員、副委員長には15番、伊地知伸久議員が互選されましたので、報告いたします。
それでは、ここで正副委員長からごあいさつをお願いいたします。
藤屋喜代美議員、お願いいたします。
○決算審査特別委員会委員長(藤屋喜代美) 皆さん、こんにちは。ただいま決算審査特別委員会を開催いたしまして、互選の結果、私、富士見市の藤屋喜代美 が委員長として任用されました。重責でございますので、皆様と協力をして、副委員長含めまして各委員さんと協力をいたしまして、慎重審議、そして活発なる 審議を行っていきたいと思っております。どうぞご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(鈴木 潔) ありがとうございました。
続いて、副委員長に互選されました伊地知副委員長、ごあいさつお願いいたします。
○決算審査特別委員会副委員長(伊地知伸久) 皆さん、こんにちは。副委員長に選任されました志木市の伊地知と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
決算審査委員会におきましては、委員長を補佐しまして、活発で、そして厳正な審査がされておりますので、よろしくお願いします。
○議長(鈴木 潔) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
なお、決算審査特別委員会委員長より閉会中の継続審査の申出がありました。
お諮りいたします。
ただいまの委員長の申出のとおり、閉会中の継続調査を承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、閉会中の継続審査を承認することに決しました。
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◎閉会の宣告
○議長(鈴木 潔) 今定例会の議事録の調整については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
よって、平成21年志木地区衛生組合議会第3回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。本日はお疲れさまでした。ご苦労さまでした。
午前11時04分 閉 会



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参考資料

平成21年志木地区衛生組合議会第3回定例会議案等一覧及び審議結果
平成21年10月5日

議案番号       件 名 審議結果 採択の状況 議決等年月日
第6号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について 継続審査決算審査特別委員会付託 全会一致 H21.10.5

 

平成21年志木地区衛生組合議会第3回定例会一般質問通告一覧

順位 質問者及び質問要旨 答弁者
18番 高浦康彦 議員
1 (仮称)志木環境センター用地の売却処分について
(1)売却時期の見通しについて
(2)民間団体の硬式野球チームの練習グラウンドとしての使用許可の延長について
2 改正容器包装リサイクル法について
(1)平成18年に公布された改正容器包装リサイクル法によるその後の当組合への影響について
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