○ 招 集 告 示
志木地区衛生組合告示第14号
平成20年志木地区衛生組合議会第4回定例会を次のとおり招集する。
平成20年12月3日
志木地区衛生組合管理者 長 沼 明
記
1 日 時 平成20年12月24日(水)午前10時
2 場 所 志木地衛生組合会議室
○応招・不応招議員
平成20年志木地区衛生組合議会第4回定例会 12月24日(水)
応招議員(18名)
1番 井 上 恭 子 議員 2番 梶 兼 三 議員
3番 金 子 茂 一 議員 4番 瀬戸口 幸 子 議員
5番 藤 屋 喜代美 議員 6番 星 野 光 弘 議員
7番 朝 賀 英 義 議員 8番 島 田 久仁代 議員
9番 嶋 野 加 代 議員 10番 白 井 忠 雄 議員
11番 滝 本 恭 雪 議員 12番 並 木 平 八 議員
13番 池ノ内 秀 夫 議員 14番 磯 野 晶 子 議員
15番 伊地知 伸 久 議員 16番 内 山 純 夫 議員
17番 鈴 木 潔 議員 18番 高 浦 康 彦 議員
不応招議員(なし)
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平成20年志木地区衛生組合議会第4回定例会
平成20年12月24日(水曜日)
○議 事 日 程
開 会
議長報告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 管理者の行政報告
日程第 4 決算審査特別委員会審査報告
日程第 5 一般質問 18番 高浦 康彦 議員
日程第 6 第11号議案 志木地区衛生組合管理者、副管理者、収入役の報酬及び費用弁
償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
日程第 7 第12号議案 志木地区衛生組合監査委員、公平委員の報酬及び費用弁償に関
する条例の一部を改正する条例の制定について
日程第 8 第13号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)に
ついて
閉 会
○出席議員(18名)
1番 井 上 恭 子 議員
2番 梶 兼 三 議員
3番 金 子 茂 一 議員
4番 瀬戸口 幸 子 議員
5番 藤 屋 喜代美 議員
6番 星 野 光 弘 議員
7番 朝 賀 英 義 議員
8番 島 田 久仁代 議員
9番 嶋 野 加 代 議員
10番 白 井 忠 雄 議員
11番 滝 本 恭 雪 議員
12番 並 木 平 八 議員
13番 池ノ内 秀 夫 議員
14番 磯 野 晶 子 議員
15番 伊地知 伸 久 議員
16番 内 山 純 夫 議員
17番 鈴 木 潔 議員
18番 高 浦 康 彦 議員
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○欠席議員(なし)
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○説明のための出席者
管理者 長 沼 明
副管理者 星 野 信 吾
副管理者 須 田 健 治
常任副管理者 新 井 啓 司
監査委員 松 本 四 郎
事務局長 山 中 満
総務課長 白 砂 一 男
企画業務課長 菊 池 直見津
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
企画業務課長補佐 伊 藤 孝
企画業務課長補佐 荒 井 正 夫
総務課主任 時 田 英 司
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午前10時03分 開 会
◎議長あいさつ
○議長(鈴木 潔) 皆さん、おはようございます。
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◎議会運営委員会委員長報告
○議長(鈴木 潔) 開会に先立ちまして議会運営委員会が開催されましたので、議会運営委員会委員長より会議の結果の報告をお願いいたします。
議会運営委員長、伊地知伸久議員。
○議会運営委員会委員長(伊地知伸久) おはようございます。
平成20年志木地区衛生組合議会第4回定例会に当たりまして、本日9時半より議会運営委員会を開会いたしましたので、その結果をご報告申し上げます。
まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をしました。
次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配付いたしております議事日程のとおりで、日程第1、会議録署名議員の指名から日程第8、第13号議案までということで決定をいたしました。
なお、地方自治法の一部改正が行われたことにより、志木地区衛生組合議会特別委員会条例中の収入役に関する規定の整備をしたいので、日程第5、一般質 問が終了をした後に日程第6、議第2号議案 志木地区衛生組合議会特別委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議員提案により日程に追加すること といたしました。以下、日程を繰り下げ、日程第9、第13号議案までといたしました。
次に、配付資料につきましては、お手元に決算審査特別委員会審査報告書を配付いたしましたが、そのほかとして志木地区衛生組合の概要の冊子ができまし たので、あわせて配付をさせていただきました。また、高浦康彦議員の一般質問に対する資料請求がございましたので、会議の中でお諮りをし、配付するものと いたしました。
以上、議会運営委員会の報告をさせていただきました。どうぞ最後までよろしくお願い申し上げます。
○議長(鈴木 潔) ただいまの委員長の報告のとおりご了承願います。
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◎開会及び開議の宣告
○議長(鈴木 潔) ただいまの出席議員は18名でございます。定足数に達しております。よって議会は成立しましたので、平成20年志木地区衛生組合議会第4回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
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◎議長報告
○議長(鈴木 潔) ここでご報告申し上げます。
監査委員から提出されました例月出納検査の結果の写しをお手元に配付しましたので、ご了承願います。
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◎会議録署名議員の指名
○議長(鈴木 潔) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第100条の規定により、議長において指名いたします。
会議録署名議員は、
6番 星 野 光 弘 議員
7番 朝 賀 英 義 議員
8番 島 田 久仁代 議員
以上3名を指名いたします。
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◎会期の決定
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第2、会期の決定を議題とします。
本定例会の会期は、先ほどの議会運営委員長報告のとおり、本日1日としたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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◎管理者の行政報告
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第3、管理者の行政報告を行います。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) おはようございます。開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、平成20年志木地区衛生組合議会第4回定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましてはご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本定例会に提案をしております議案は3件となっております。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。
それでは、先の定例会以降の動向についてご報告申し上げます。
始めに、アルミ缶及びスチール缶などの有価物の売却状況についてご報告申し上げます。
有価物の売却の価格につきましては、先の定例会までにおいては順調に推移してまいりました。しかしながら、世界的な金融危機、景気後退の流れの中で、 本年10月以降、国際的に金属資源が暴落状況にあり、とりわけ鉄くず等のスクラップ価格は大暴落となっている状況にあります。こうした状況のもと、今後は さらに価格が下落しますと、場合によっては逆有償の可能性も考えられるところであります。
この影響から、当組合におきましても、具体的に下半期の契約におきましてアルミ缶及びスチール缶はトン当たり以前は6万6,000円であったものが 350円に、大型金属でも同様にトン当たり3万500円から30円になるなど、有価物の売却価格につきましては大幅に落ち込んでおります。また、一般廃棄 物の搬入量におきましても、事業系可燃ごみの搬入量が上半期においておよそ40トン減少しており、今後も景気後退の影響を受け、減少化することが予測さ れ、当初予算で見込んで一般廃棄物処理手数料収入においておよそ1,200万円程度の減収が見込まれるものであります。
これらの状況を踏まえ、志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)を提案させていただいております。
また、今回の補正で不足が生じます財源は、財政調整基金からおよそ2,200万円を繰り入れることにいたしましたので、補正後の財政調整基金の残高はおよそ3,100万円余りとなるものであります。
なお、有価物の売却単価の著しい下落及び逆有償化などの見込みにより、来年度の予算編成においては雑入の著しい減少及び一般廃棄物の減少化による手数 料収入の落ち込みが予測されるなど、歳入の確保が大変厳しい状況となっているところであります。焼却施設の老朽化に伴う修繕など、焼却炉等の適正管理を図 るとともに、焼却施設の突発な事故等にも対応できるよう、一定の財政調整基金を積み立てておく必要があるものと認識しているところであります。
次に、埼玉県環境整備センターの焼却灰搬入の停止についてご報告申し上げます。
一般廃棄物の焼却灰の埋め立て処分先であります埼玉県環境整備センターにおいて、富士見環境センターから搬出した焼却灰を埼玉県が抜き取り検査をした ところ、検液1リットル当たり0.3ミリグラム以下の基準値に対し0.39ミリグラムの値となり、0.09ミリグラム超過した鉛化合物が検出されたため、 搬入を停止する旨、去る11月5日付により通知を受けたところであります。原因として考えられることは、廃乾電池等のいわゆる有害ごみや、基盤のついてい る家庭電化製品及びおもちゃなどが可燃ごみに分別せずに混入され、焼却されたことによるものと分析しているところであります。
組合におきましては、広報紙「広がる輪」を通して分別の徹底を周知してまいる所存でありますが、市民の皆様にも構成市の広報紙などを通して、改めて分別排出の徹底をしっかりお願いしてまいりたいと考えております。
なお、現在は埼玉県環境整備センターに隣接しております焼却灰を人口砂にリサイクルしている民間施設に搬入しているところであり、業務に著しい支障は生じておりませんが、焼却灰の搬入再開に向け、早急に埼玉県との協議を進めてまいりたいと考えております。
以上で開会に当たりましてのあいさつ並びに管理者の行政報告を終わります。
○議長(鈴木 潔) 以上で行政報告を終わります。
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◎決算審査特別委員会審査報告
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第4、決算審査特別委員会審査報告を行います。
平成20年第3回定例会において決算審査特別委員会に閉会中の継続審査として付託してありました第10号議案 平成19年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてを議題とし、委員長から報告を求めます。
決算審査特別委員会委員長、朝賀英義議員。
○決算審査特別委員会委員長(朝賀英義) おはようございます。朝賀英義です。
議長より指名をいただきましたので、志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会の審査報告をさせていただきます。
平成20年第3回定例議会において、本委員会に付託され、閉会中の継続審査となっていました議案について慎重に審査した結果を、志木地区衛生組合議会会議規則第67条の規定により報告をいたします。
審査した議案は、第10号議案 平成19年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてであります。
志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会委員については、私委員長のほか、瀬戸口幸子副委員長、梶兼三委員、白井忠雄委員、磯野晶子委員、伊地知伸久 委員、以上6名で審査を行いました。日程及び審査内容等につきましては、開催日時は平成20年11月14日金曜日、午前10時から11時6分まで、場所は 志木地区衛生組合会議室で行い、審査内容は決算概要の説明及び質疑応答であります。審査の結果につきましては、全会一致をもって原案のとおり認定すべきも のと決しました。審査経過及び指摘要望事項については、本委員会に付託された案件について事前に資料の配付を求め、執行部から詳細な説明を求めて、慎重か つ活発に審査した結果、指摘要望事項は特にありませんでした。
以上をもちまして報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(鈴木 潔) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑のある方はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
委員長さん、ご苦労さまでございました。
次に、討論を行います。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第10号議案 平成19年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、第10号議案は原案のとおり認定されました。
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◎一般質問
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第5、一般質問を行います。
通告者は1名でございます。
質問の要旨はお手元に配付してあるとおりでございます。
18番、高浦康彦議員の一般質問を許します。
高浦康彦議員。
○18番(高浦康彦) おはようございます。
議長より指名をいただきましたので、一般質問を行わせていただきたいと存じます。
通告どおりでございまして、大きい1番、焼却灰に含有する鉛化合物の規制値オーバー発生問題について管理者に質問をさせていただきます。
今ほど管理者行政報告にありましたように、富士見環境センターから排出した焼却灰から規制値オーバーの鉛化合物が検出されたということで、この件について質問をいたします。
(1)埼玉県の抜き取り検査について、詳細な説明を求めたいと思います。
そこで、後でデータ請求をしたいと思いますが、そこの中で検体の抜き取り方法、どういうような抜き取り検査がされたのか。
2つ目に、過去に当組合の焼却灰の抜き取り検査が行われたと思うんですが、そういう履歴もあわせてご報告いただければと思います。
3点目ですが、この規制値オーバーした検体、検液なんですが、富士見環境センターから搬出されたものということなんですが、特定されるんでしょうか。いつ搬出したものなのかとか等について特定できるものなのかどうか、お答えいただきたいと思います。
(2)原因調査についてであります。
ただいまの行政報告によりますと、原因については廃乾電池等の有害ごみや、また基盤のついている家庭電化製品及びおもちゃなど混入され、焼却されたと あります。本当にそうなのか。その原因の真相なんですが、そういうふうに分析をされるということでして、そういうふうに決めつけられるのかどうかなんです が、原因調査についてなんですが、どのような調査が行われたのか。その結果、はっきりとした真因は究明されたのでしょうか。ご説明を求めたいと思います。
(3)ですが、これからの対策についてですが、どのような対策を講じるのでしょうか。いろいろ先ほどPRだというようなことが一つの対策なんだという ことなんですが、既にそういう対策以外に何らかのPR以外の対策をお考えなんでしょうか、またはこれらの対策について具体的な、もう既にそういう動きがあ るのかどうか、その点についてご報告をいただきます。
それから、(4)焼却灰の処理方法についてであります。
規制値オーバーとなった焼却灰の処分についての報告の中では、埼玉県環境整備センターに隣接している民間施設で、この人口砂にリサイクルを依頼したと いうことであります。民間の業者名並びに人口砂にリサイクルする処理方法、どのような処理を行っているのか、説明をいただきたいと思います。
並びに、今後従来どおり埼玉県環境整備センターに処分できるように回復できる見通し、これについてもあわせてお答えいただきたいと思います。
以上、第1回目の質問でございますが、ここで資料請求をお願いしたいと思います。
1つは、埼玉県抜き取り検査結果の詳細について、2点目は富士見環境センターの各号炉別鉛化合物の溶出試験結果、平成16年から直近のデータについての資料請求をお願いいたします。
以上でございます。
○議長(鈴木 潔) お諮りいたします。
ただいま18番、高浦議員から資料の提出要求がありましたが、これを管理者に求めることについてご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認め、よってただいま18番、高浦康彦議員から提出請求のありました資料の提出を管理者に求めることに決しました。
ただいま請求されました資料が送付されましたので、配付させていただきます。
〔資料配付〕
○議長(鈴木 潔) それでは、順次答弁を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 高浦議員のご質問にご答弁申し上げます。
(1)から(4)につきましては関連がありますので、一括してご答弁申し上げます。
まず、抜き取り調査につきましては、埼玉県が年1回受け入れの全事業所の焼却灰を無作為に抜き取り検査したものであります。また、いつごみピットに搬入されたのかということにつきましては、特定はできません。
また、原因につきまして考えられるのは、先ほど管理者の行政報告で申し上げましたとおり、廃乾電池等のいわゆる有害ごみや基盤のついている家庭電化製品及びおもちゃなどが可燃ごみに分別せずに混入され、焼却されたことによるものと分析しているものであります。
また、対策につきましても先ほど行政報告で申し上げましたとおり、市民の皆様にも構成市の広報などを通しまして改めて分別排出の徹底をしっかりとお願いしてまいりたいというふうに考えております。
なお、焼却灰の処理につきましては、民間施設、株式会社埼玉ヤマゼンでありますけれども、この民間施設の焼成炉において再度高温による無害化処理された後、人口砂にリサイクルされているところであります。
なお、今、資料を配付させていただきましたように、当衛生組合で焼却灰の溶出試験をした結果といたしましては、ごらんのとおり、平成20年度においては鉛については基準値をオーバーしておりません。
○議長(鈴木 潔) これより再質問に入ります。
18番、高浦議員。
○18番(高浦康彦) それでは、順次再質問します。
まず(1)ですが、県、年1回無作為抽出での抜き取り方法だということなんで、この無作為抽出ということなんですが、たまたま富士見環境センターから のものをやったのか、それとも各排出センター、各行政からの、組合からの排出物については必ず年1回無作為に行われるものなのか、その辺ちょっと補足説明 をいただきたいと思います。
あわせて、この規格値オーバーになった際に関係機関からどのような指導を受けたのか、指導内容についてご説明をいただきたいと思います。
それから(2)ですが、廃乾電池等家電製品、おもちゃなどと分析しているということなんですが、確かに鉛ですから乾電池等々の使用されている基盤類の ハンダなど、鉛が含まれているわけですから、そういうものから原因だというふうに分析するのは自然であります。しかし、本当にそうなのかという点での解明 について追求すべきではないかなというふうに思う次第でございます。
今、資料請求で、この平成16年からのデータ、かなり細かいんで見にくいんですが、この5年間のデータを見ますと検出物質が13種類あるわけですが、 その中で鉛だけが過去にかなり規制値に近い値になったデータがあります。例えば平成16年の、鉛を見ますと4月28日でしょうか、0.16というような データがあり、2号炉で8月16日に0.22というのがありますね。それから平成18年3月15日というのがありますでしょうかね。鉛がちょっと読み取り にくいんですが、過去の組合概要を見まして、平成18年3月15日に0.29というデータがあるんですよね。余りにも小さくて、ちょっとこの表で読み取れ ないんですが、かなり規制値0.3というところにもあと0.01に迫っているという、もう限界ぎりぎりのときがありました。それから、平成20年3月11 日に0.21と、これまた近いデータも見受けられます。
きょう配付されましたこの志木地区衛生組合の概要を見ますと、富士見環境センター以外にも新座環境センター、例えば東工場、今日のこの概要の29ペー ジを見ますと、平成19年5月22日に新座環境センターでも0.11というデータがあります。過去にも新座の東工場で0.1を超えたデータも見受けられま した。
このように、定期的に可燃物に含まれているものの性状分析、今日のこの概要書の21ページには可燃ごみに含まれているいろいろ分析をしていますが、不 燃物等が一定の割合で出ています。そうすると、不燃物に例えばこのような先ほど言った乾電池だとかおもちゃ類等々の混入されている比率、混入率など、デー タとして把握されているんではないかなと。そういうところから一定のそういうおもちゃだとか乾電池が分析されると思われるというようなことでの結果、結論 を見出しているのかどうか、その辺の状況をどのようにこのような分析を見出したのか、説明を求めたいと思います。
また、なおかつ先ほど富士見環境センターでの平成18年3月15日で0.29と、今年に入って3月11日に0.21ということで、規制値0.3に対し て規制値に近い値が生じていたわけです。そういう際に成分分析などをしていないのかどうか、あわせてお答えいただきたいと思います。
続いて、(3)ですが、対策についてでございます。
改めて分別の徹底をお願いするということなんですが、広報「広がる輪」、また構成団体でのPRをするということになっておりますが、その際に具体的に 鉛化合物が可燃物に混入されているという従来の分析のデータなどもきちんと示して、規制値をオーバーした今回の事例を組合員に明らかにして、警鐘を鳴らす 必要があると思います。PRの仕方について所見をお聞かせいただきたい。それが1点です。
それから、性状分析をする頻度を上げて、実態把握について強化すべきではないかと考えます。いかがでしょうか、お答え願いたい。
それから3点目ですが、当面焼却灰溶出試験について、このサイクルを見ますと大体2カ月に一遍ぐらいかと思うんですが、試験頻度を上げて検査を行うということが必要ではないかというふうに考えます。(3)については、以上3点にわたりましての答弁を求めます。
それから(4)ですが、規格外の焼却灰の処分、埼玉ヤマゼンという民間業者に人口砂にリサイクルされるということです。従来この埼玉ヤマゼンさんに焼 却灰等を処理しているという実績もあるようであります。1トン当たり幾らの処理代なのでしょうか。あわせて、今、埼玉県整備環境センターで廃却処分する場 合の1トン当たり幾らなのか。その辺、比較をお願いしたいと思います。
それから2点目ですが、先ほどの説明で熱処理をしている。規制値オーバーされた焼却灰、熱処理を行って人口砂にリサイクルをするということでありま す。今回のように規格外の廃却灰をリサイクル、たとえ熱処理したといっても規制はかなり厳しいようであります。そういう人口砂の回収した、熱処理した鉛検 体が含まれたものを熱処理した後の品質面は問題ないという、データ的にきちんと管理されているのか、お答えいただきたい。
以上について再質問といたします。お願いします。
○議長(鈴木 潔) 答弁を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 高浦議員の再質問にご答弁申し上げます。
抜き取り調査の関係につきましては、先ほどご答弁申し上げましたとおり、すべての事業所において年1回埼玉県が無作為に抜き取り検査をしているもので ありまして、そのようにご理解を賜りたいと存じます。あわせまして、その結果受けた措置というのが搬入停止ということでありますので、そのようにご理解を いただきたいと思います。
また、先ほど配付させていただきました焼却灰溶出試験結果一覧をごらんになっていただければわかりますように、平成16年度から20年度まですべて基 準値以下ということでありまして、例えば平成16年度、鉛化合物が4月28日のところで0.16というふうに出ております。0.16ですから0.3以下と いうことであります。また、5月27日については0.03以下ということは、検出可能な値以下のものしか出ていないということでありまして、これだけ鉛の 検出が出ていないということでありますので、資料を正しくお読み取りいただきたいというふうに考えております。
あわせまして、ごみの性状分析につきましては年6回行っているということでありまして、したがいまして、これを今後とも続けてまいりたいというふうに考えております。
また、民間施設に搬入している金額ですけれども、これは埼玉県環境整備センターに搬入している価格と同じで、トン当たり1万8,000円で、運搬費が 2,500円ということでありますので、ご理解を賜りたいと思います。あわせまして、高温によって焼成炉におきまして再度高温による無害化処理をされてお りますので、問題ないというふうに認識しております。
○議長(鈴木 潔) よろしいですか。
高浦議員。
○18番(高浦康彦) 指導内容について搬入停止という指導というか通告で、これに伴って再開に向けての県としての対応は今後どういうことをクリアすれば再開が許可されるのか、その点についてお答えください。
それから、(2)については0.3以下だったということで、今回だけだという答弁ですが、それではやはり問題ですね。平成18年3月15日、0.29 というデータもあります。かなり鉛が同一けたに、0.1けたのライン、0.1をクリアすると、オーバーしているというのは時々見られる状況であります。有 害物質として、これも規制値以下だからということではなくて、やはり今回のような規制値オーバーになり得る状況にあるわけですから、善後策をきちんと今後 とるべきではないかと。そのために一定の経費をもって性状分析をしているわけですから、この性状分析の中で鉛化合物がどの程度含まれているのか。現在所有 しているデータについての報告を求めたいと思います。
それから、PRの点についてですが、今回の広報をきちんとするということは当然だと思います。それをかなり実効性ある、組合員にきちんとこの実態を報告して、警鐘を鳴らすという必要があるかと思います。この点についての所見、再度お聞かせいただきたいと思います。
そして、性状分析についての実態把握についての評価、この点についてどのようにお考えか、お答えいただきたいと思います。
○議長(鈴木 潔) 長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 高浦議員の再々質問にご答弁申し上げます。
県との搬入再開に向けての協議についてのお尋ねでありますけれども、これにつきましては埼玉県のほうで当衛生組合の焼却炉から焼却灰を抜き取り検査し て、そこで検出されないという結果が出た後に再開されるというふうに認識しているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。
あわせまして、ごみの性状分析で鉛がどの程度含まれているのかというお尋ねでありますけれども、これは緑の表紙の資料21ページ、ごらんいただけると わかるんですけれども、これはごみの種類の組成分析でありますので、ここから鉛がどれだけ入っているというものは分析できないものでありますので、さよう ご理解を賜りたいと存じます。
いずれにいたしましても、ごみの分別排出の重要性を構成市の市民の皆様方に地道に根気よく訴えてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(鈴木 潔) 以上で18番、高浦康彦議員の一般質問を終わります。
以上で一般質問を終結いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎日程の追加
○議長(鈴木 潔) お諮りいたします。
伊地知伸久議員ほか4名から議第2号議案 志木地区衛生組合議会特別委員会条例の一部を改正する条例の制定についてが提出されました。
この際、所定の手続が調いましたので、本案を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、本案を日程第6に追加し、議題といたします。
以下、日程を繰り下げます。
ただいま追加されました議案を配付いたさせます。
〔追加議案配付〕
○議長(鈴木 潔) 配付漏れはございませんか。
配付漏れなしと認めます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第2号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第6、議第2号議案 志木地区衛生組合議会特別委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
15番、伊地知伸久議員。
○15番(伊地知伸久) 議第2号議案 志木地区衛生組合議会特別委員会条例の一部を改正する条例の制定についてご説明を申し上げます。
本案は、地方自治法の一部改正並びに志木地区衛生組合規約の変更に伴い、収入役が廃止をされ、代わりに会計管理者を置くことが規定をされましたことか ら、収入役に関する規定の整備を行うものであります。皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(鈴木 潔) 提案理由の説明は終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
議第2号議案 志木地区衛生組合議会特別委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、議第2号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第11号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第7、第11号議案 志木地区衛生組合管理者、副管理者、収入役の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 第11号議案 志木地区衛生組合管理者、副管理者、収入役の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
本案は、地方自治法の一部改正並びに志木地区衛生組合規約の変更に伴い、収入役が廃止され、代わりに会計管理者を置くことが規定されたことから、収入役に関する規定の整備等をしたいので、地方自治法第14条第1項の規定によりこの案を提出するものであります。
○議長(鈴木 潔) 提案理由の説明が終わりました。
常任副管理者より内容説明を求めます。
新井常任副管理者。
○常任副管理者(新井啓司) それでは、私のほうから第11号議案の一部改正の条例の内容についてご説明申し上げます。
この一部改正につきましては、平成18年に改正されました地方自治法の一部改正法に伴い、収入役制度が廃止され、会計管理者が置かれましたが、組合に おきましては収入役の在職期間のみなし規定の特例を適用し、法改正に伴う条例等の改正を留保してきたところです。このたび収入役の退任に伴い、組合規約の 変更が必要になり、各構成市の12月定例会において規約変更の協議へと経て、その後、埼玉県の許可を得る手続を進め、12月11日付で許可を得たところで あります。この地方自治法の一部改正法並びに志木地区衛生組合規約の変更を受け、関係する条例5本をまとめて改正するものであります。
新旧対照表のほうを見ていただきたいと思います。
まず、志木地区衛生組合管理者、副管理者、収入役の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正でありますが、題名を改めるとともに、第1条及び第2条の収入役に関する部分を削除し、あわせてこの条例の根拠条文が変更になっておりますので、改正するものであります。
次に、志木地区衛生組合監査委員条例の一部改正でありますが、監査委員の定数が法規定されたことから、第1条の根拠条文及び定数を定める趣旨を削除するとともに、定数を定めております第2条を削除して、以下の条文を1条ずつ繰り上げるものであります。
次に、証人等の実費弁償に関する条例の一部改正でありますが、第1条に規定している実費弁償を支給する場合の根拠条文に項ずれが発生しておりますの で、改正するものです。また、地方公務員法の根拠条文にも項ずれが生じておりますことから、あわせて改正するものであります。
次に、志木地区衛生組合行政財産使用料条例の一部改正でありますが、第1条に規定しております根拠条文に項ずれが発生しておりますので、改正するものであります。
次に、志木地区衛生組合職員等の旅費に関する条例の一部改正でありますが、第11条の条文中の収入役を会計管理者に改めるものであります。
次に、議案の附則のほうでありますが、この条例につきましては規約変更を受けて改正しますことから、規約の施行日にあわせて平成21年1月1日から施 行するものです。ただし、収入役に関する以外の部分につきましては、上位法が既に改正施行されておりますので、公布の日から施行するものといたしました。
以上であります。
○議長(鈴木 潔) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第11号議案 志木地区衛生組合管理者、副管理者、収入役の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、第11号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第12号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第8、第12号議案 志木地区衛生組合監査委員、公平委員、報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 第12号議案 志木地区衛生組合監査委員、公平委員、報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
本案は、地方自治法の一部改正に伴い、所要の規定の整備をしたいので、地方自治法第14条第1項の規定によりこの案を提出するものであります。
○議長(鈴木 潔) 提案理由の説明が終わりました。
常任副管理者より内容の説明を求めます。
新井常任副管理者。
○常任副管理者(新井啓司) それでは、第12号議案の条例の一部改正の内容説明をさせていただきます。
議会活動の範囲の明確化及び議員の報酬について、他の行政委員会委員の報酬を明確にするため、規定条項を分離するための地方自治法の一部を改正する法 律が平成20年6月18日に公布されましたが、この改正に伴い、この条例の根拠条文に項ずれが発生しておりましたので、改正するものであります。
以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(鈴木 潔) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第12号議案 志木地区衛生組合監査委員、公平委員、報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、第12号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第13号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第9、第13号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)を議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 第13号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ1,562万9,000円を増額し、予算総額を26億8,534万7,000円とするもので、地方自治法第218条第1項の規定によりこの案を提出するものであります。
○議長(鈴木 潔) 提案理由の説明が終わりました。
常任副管理者より内容説明を求めます。
新井常任副管理者。
○常任副管理者(新井啓司) それでは、補正予算の内容についてご説明させていただきます。
予算書の6、7ページをお開きいただきたいと存じます。
まず歳入からでありますが、衛生手数料ですが、事業系可燃ごみの当初搬入量見込みにつきましては、昨年度の搬入量1万5,805トンより1.1%多い 1万5,982トンの搬入を今年度見込んだところでありますが、10月末現在で昨年同期比0.38%減少しており、今後は景気後退の影響を受けてさらに減 少することが考えられますことから、当初比較で529トンが減少するものとし、年度末に向けての搬入量を1万5,453トンに見込んだところであります。
また、粗大ごみの直接搬入量につきましても、10月末現在では当初見込んだ数量がほぼ搬入されておりますが、今後年末に向けて耐久消費財の買い控えが 考えられますことから、当初比較で66トンが減少するものとし、年度末に向けての搬入量を1,013トンに見込んだところであります。この減量見込みに伴 い、手数料収入が減額となりますことから補正減させていただくものであります。
内訳につきましては、事業系可燃ごみが1,163万8,000円の減、粗大ごみが79万2,000円の減となっております。
次に、繰入金でありますが、このたびの補正に伴い、歳入額が不足することとなりますので、歳入歳出の差額分2,238万6,000円を財政調整基金から繰り入れるものであります。
なお、この繰り入れにより財政調整基金の年度末見込み額は3,169万6,000円となります。
次に、繰越金ですが、平成19年度の決算で生じております繰越金2,288万4,948円から当初予算に計上いたしております2,000万円の差額288万4,000円を補正増するものです。
次に、諸収入の預金利子でありますが、今後金利が下がる可能性がありますため、あらかじめ補正減させていただくものであります。
次に、雑入でありますが、有価物売却代金の単価が確定いたしましたので、年度末の売却量を見込み、補正をするものであります。
なお、有価物の売却単価につきましては、管理者の行政報告で申し上げた以外の価格単価を申し上げますと、不燃物アルミが今年の前期トン当たり13万円 だったものが6,800円、それから不燃磁性物につきましては4万2,500円だったものが30円、非鉄につきましては12万円だったものが1万 3,650円という単価になっております。その結果、311万9,000円を補正増するものであります。ペットボトルの分が増えておりますので、それを見 込んだ中で補正増ということになります。
次に、歳出でありますが、光熱水費ですが、電気料金の単価アップや燃料調整費のアップにより、年度末に向けて予算額に不足する見込みでありますので、2,144万7,000円を増額させていただくものであります。
次に、委託料ですが、運転管理業務委託料等に契約差金が発生しておりますので、581万8,000円を補正減するものであります。
以上、補正予算の説明とさせていただきます。以上です。
○議長(鈴木 潔) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
7番、朝賀議員。
○7番(朝賀英義) 何点か質問したいと思いますが、1点は手数料の減額、搬入量が減るということで、今、議案と一緒に配付していただきましたこのごみの 処理量で見てみますと、10月まで前年度と比較してもそんなに数値的には変わりがないようなんですが、それ以降に変化が激しく、さっきアルミとか鉄の売却 の関係とかの変動のお話がありましたけれども、ごみの量もこの11月っていうんですか、10月以降に大きく変動しているということでいいんでしょうか。
それから、先ほどの管理者報告の中に財政調整基金のことに触れまして、一定の額を確保していく必要があると認識しているということがありまして、基金 の今回取り崩して残り3,100万だという話がありました。それから、今の有価物の売却代金、それから塵芥処理の手数料等も減っていくということで、来年 度の歳入の見込みが厳しいというのも管理者報告にありました。その辺で、今の補正予算書でいきますと4ページのところに使用料及び手数料と、それから諸収 入というところで、補正を受けての総額が出ていますけれども、来年度の現時点での見込みで使用料及び手数料での額の見込みとか、諸収入の額の見込み等は現 時点でどんな状況になっているんでしょうか。予算もそろそろ検討していかなくちゃいけない時期でありますし、そのところをお聞かせ願いたいと思います。
そういう歳入との関係で、財政調整基金が老朽化とか突発的な事故に備えていく必要があるという状況で、財調については来年度についてどのぐらい確保していこうというふうに考えておられるのか、現時点の考え方をお聞かせ願いたいと思います。
○議長(鈴木 潔) 答弁を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) ご質問にご答弁させていただきます。
まず最初に、個別の単価の関係につきましては常任副管理者のほうから後ほどご答弁させていただきます。
来年度におけるところの手数料収入ですとか雑入の関係なんですけれども、現在市況等が大変低迷しているということでありまして、これらの動向を踏まえて積算をしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
あわせまして、財政調整基金なんですけれども、正副管理者で話し合った中で、おおむね5,000万円程度は財政調整基金が必要であろうと。でないと、 何か突発的な事故があったときに構成3市から補正予算をしていただいて、負担金をいただくというのでは時間的に間に合わないということで、現段階ではおお むねその程度が妥当な金額であろうというふうに見込んでいるところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。
○議長(鈴木 潔) 次に、答弁を求めます。
新井常任副管理者。
○常任副管理者(新井啓司) 手数料の減で、処理量、10月末まではそんなに減っていないが、その後変動はあるのかというお話であります。
先ほどご説明申し上げたとおり、10月末までは0.38%の減ということでありますので、昨年度と比較して処理量はそんなに減っているわけではありま せん。ただ、年度当初、見込みが昨年度より多い、トン数でいえば177トン多い数量で見込んでおりますが、その分がまず減るということです。
それから、11月以降、まだ数値は出ておりませんが、事業系可燃ごみは搬入の動向を見てみますと相当減っているという状況でありますので、この見込み以内でおさまっていただければ事務局としてはありがたいということです。
以上です。
○議長(鈴木 潔) よろしいですか。7番、朝賀議員。
○7番(朝賀英義) 状況は今まあ動いている状況なんでわかりましたが、財調と来年度の使用料や諸収入の見込みとかという、負担金との関係も出てきますの で、どんなふうに見込んでいるのかなというのを聞きたかったわけなんですが、そうすると今11月からかなり減っている状況があるということがありますし、 有価物の収入についても年度の前半と今では全然違う額になっているんで、なかなか難しいところがあると思うんですが、例えば今のこの補正でいけば諸収入は 1億1,800万余り、使用料でいけば3億5,000万余り見込んでいますけれども、現時点でのあれですか、来年度この額がどのくらいになるとかという予 測はまだ読み切れないというか、見切れないという状況だということでいいんですか。
○議長(鈴木 潔) 答弁を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 朝賀議員の再々質問にご答弁申し上げます。
お見込みのとおりであります。
○議長(鈴木 潔) よろしいですか。
○7番(朝賀英義) はい。
○議長(鈴木 潔) ほかに質疑ございませんか。
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第13号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、第13号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎閉会の宣告
○議長(鈴木 潔) 今定例会の議事録の調整については議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
よって、平成20年志木地区衛生組合議会第4回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
本日はお疲れさまでした。ありがとうございました。
午前11時05分 閉 会
──────────────────────────────────────────────
参考資料
平成20年志木地区衛生組合議会第4回定例会議案等一覧及び審議結果
平成20年12月24日
議案番号 |
件 名 |
審議結果 |
採択の状況 |
議決等年月日 |
第10号議案 |
平成19年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について |
認定 |
全会一致 |
H20・12・24 |
議題2号議案 |
志木地区衛生組合議会特別委員会条例の一部を改正する条例について |
原案可決 |
全会一致 |
H20・12・24 |
第11号議案 |
志木地区衛生組合管理者、副管理者、 収入役の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例について |
原案可決 |
全会一致 |
H20・12・24 |
第12号議案 |
志木地区衛生組合監査委員、公平委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部 を改正する条例について |
原案可決 |
全会一致 |
H20・12・24 |
第13号議案 |
平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出補正予算(第1号)について |
原案可決 |
全会一致 |
H20・12・24 |
平成20年志木地区衛生組合議会第4回定例会一般質問通告一覧
順位 |
質問者及び質問要旨 |
答弁者 |
1 |
18番 高浦康彦 議員
1 焼却灰に含有する鉛化合物の規制値オーバー発生問題について
(1)埼玉県の抜き取り検査結果について
(2)原因調査について
(3)これからの対策について
(4)焼却灰の処理方法について
資料請求
1 埼玉県抜き取り検査結果の詳細について
2 富士見環境センターの各号炉別 鉛化合物の溶出試験結果
平成16年から直近のデータ |
管理者 |
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