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志木地区衛生組合

会議録

平成23年第2回志木地区衛生組合定例会 会議録 

平成23年6月28日

 

目  次
招集告示
応召・不応召議員
議事日程
出席者等
議長あいさつ
議会運営委員会委員長報告
新議員の紹介
開会及び開議の宣告
議長報告
議席の指定
会議録署名議員の指名
会期の決定
副議長選挙
管理者行政報告
一般質問
第3号議案 志木地区衛生組合監査委員の選任について
閉会の宣告

参考資料


 

         

○ 招  集  告  示

志木地区衛生組合告示第8号

平成23年志木地区衛生組合議会第2回定例会を次のとおり招集する。

平成23年6月1日

志木地区衛生組合管理者  星 野 信 吾




1 日 時   平成23年6月28日(火)午前10時

2 場 所   志木地区衛生組合会議室


○応招・不応招議員

平成23年志木地区衛生組合議会第2回定例会   6月28日(火)

応招議員(18名)

 1番 吉 田 和 江 議員  2番 鈴 木 光 男 議員
 3番 関 野 兼太郎 議員  4番 根 岸   操 議員
 5番 篠 田   剛 議員  6番 藤 屋 喜代美 議員
 7番 石 島 陽 子 議員  8番 中 村 和 平 議員
 9番 細 田   健 議員 10番 白 井 忠 雄 議員
11番 森 田 輝 雄 議員 12番 並 木 平 八 議員
13番 池 田 則 子 議員 14番 河 野 芳 徳 議員
15番 小 山 幹 雄 議員 16番 内 山 純 夫 議員
17番 吉 川 義 郎 議員 18番 高 浦 康 彦 議員

 

不応招議員(なし)

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平成23年志木地区衛生組合議会第2回定例会

平成23年6月28日(火曜日)

○議 事 日 程
開   会
議長報告
日程第 1 議席の指定
日程第 2 会議録署名議員の指名
日程第 3 会期の決定
日程第 4 副議長選挙
日程第 5 管理者の行政報告
日程第 6 一般質問  10番 白井 忠雄 議員
18番 高浦 康彦 議員
日程第 7 第3号議案 志木地区衛生組合監査委員の選任について
閉   会

○出席議員(18名)
1番 吉 田 和 江 議員
2番 鈴 木 光 男 議員
3番 関 野 兼太郎 議員
4番 根 岸   操 議員
5番 篠 田   剛 議員
6番 藤 屋 喜代美 議員
7番 石 島 陽 子 議員
8番 中 村 和 平 議員
9番 細 田   健 議員
10番 白 井 忠 雄 議員
11番 森 田 輝 雄 議員
12番 並 木 平 八 議員
13番 池 田 則 子 議員
14番 河 野 芳 徳 議員
15番 小 山 幹 雄 議員
16番 内 山 純 夫 議員
17番 吉 川 義 郎 議員
18番 高 浦 康 彦 議員
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○欠席議員(なし)
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○説明のための出席者
管理者 星 野 信 吾

副管理者 須 田 健 治

副管理者 長 沼   明

常任副管理者 丸 山 晴 雄

監査委員 松 本 四 郎

会計管理者 須 澤   隆

事務局次長兼総務課長 白 砂 一 男

企画業務課長 菊 池 直見津

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○職務のため議場に出席した者の職氏名
企画業務課長補佐 山 崎   仁

総務課総務係長 髙 村 俊 晃

企画業務課主査 内 田 武 二

企画業務課主任 嶋 田   靖
 

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午前 9時55分 開 会

○議長(森田輝雄) 皆さん、おはようございます。
時間より5分ほど早いんですが、皆さんおそろいですので、開会させていただきます。
開会に先立ちまして、任期満了に伴い各市から議会運営委員会の委員を推薦していただきましたので、ご報告を申し上げます。
富士見市から根岸 操議員、篠田 剛議員、新座市から中村和平議員、白井忠雄議員、志木市から小山幹雄議員、内山純夫議員の6名が選出されてございますので、ご報告いたします。
なお、先ほど議会運営委員会が開催され、委員長に志木市の小山幹雄議員、副委員長に新座市の白井忠雄議員が選出されました。
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◎議会運営委員会委員長報告
○議長(森田輝雄) それでは、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
議会運営委員会委員長、小山幹雄議員。
○議会運営委員会委員長(小山幹雄) おはようございます。
平成23年志木地区衛生組合議会第2回定例会に当たり、本日9時30分より議会運営委員会を開催いたしまして、私志木市の小山幹雄が委員長に就任いたしました。重要な役職でございますので、副委員長の白井忠雄議員に補佐をお願いいたしまして進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
それでは、早速、議会運営委員会の会議結果を報告させていただきます。
まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配布しております議事日程のとおりで、日程第1、議席の指定から日程第7、第3号議案までということで決定いたしました。
次に、配布資料につきまして、お手元に夏期の電力供給不足に対する節電対策として、平成23年度夏期節電対策の冊子ができましので、配布することといたしました。
次に、白井忠雄議員の一般質問に対する資料要求がございましたので、会議の中でお諮りをし、配布するものといたしました。
以上、議会運営委員会の会議の結果を報告させていただきました。どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(森田輝雄) ただいまの委員長報告のとおりご了承願います。
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◎新議員の紹介
○議長(森田輝雄) ここで新議員の紹介を行います。
富士見市議会におきまして組合議員の改選が行われましたので、新たに組合議員に選出されました議員の方に自己紹介をお願いしたいと思います。
吉田和江議員、お願いいたします。
○1番(吉田和江) 吉田和江でございます。改めておはようございます。
私もようやく議員生活に入って半分というところで、このような役を仰せつかりまして、先輩議員の皆様に続いて勉強させていただきたいと、そんなふうに思っておりますが、よろしくどうぞお願いいたします。
○議長(森田輝雄) 以上をもちまして、新議員の紹介を終わります。
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◎開会及び開議の宣告
○議長(森田輝雄) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しております。よって、議会は成立いたしましたので、平成23年志木地区衛生組合議会第2回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
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◎議長報告
○議長(森田輝雄) ここでご報告申し上げます。
監査委員から提出されました例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配布いたしましたので、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議席の指定
○議長(森田輝雄) 日程第1、議席の指定を行います。
新議員の議席は、会議規則第3条第2項の規定により、議長において指定いたします。
1番、吉田和江議員。
以上のとおり議席を指定いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────

◎会議録署名議員の指名
○議長(森田輝雄) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第100条の規定により、議長において指名いたします。
会議録署名議員は、
15番 小 山 幹 雄 議員
16番 内 山 純 夫 議員
17番 吉 川 義 郎 議員
以上3名を指名いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会期の決定
○議長(森田輝雄) 次に、日程第3、会期の決定を議題といたします。
今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎副議長選挙
○議長(森田輝雄) 次に、日程第4、副議長選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定いたしました。
お諮りいたします。
指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決定いたしました。
副議長に3番、関野兼太郎議員を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました3番、関野兼太郎議員を副議長の当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
よって、3番、関野兼太郎議員が副議長に当選されました。
会議規則第27条第2項の規定により告知いたします。
それでは、新副議長に就任のごあいさつをお願いいたします。
3番、関野兼太郎議員。
○副議長(関野兼太郎) おはようございます。
ただいまは、ご指名いただき、かつご同意をいただきありがとうございます。富士見市から出ております関野と申します。どうかよろしくお願い申し上げます。
私、1期のときから、議員にお世話になってから、この志木地区衛生組合の構成市に大変関心がございまして、富士見市は入間地区というところに存在しているわけですが、それを越えて、いわゆる南部地区と一緒に一部事務組合をやっていることに興味あり、1期目から出させてくださいということでお願いして出させていただいた記憶がございます。
本当にこういう広域行政、将来的な広域行政を考えたとき、この3市の組合せというのは、大変私はこれから意味があるんじゃないかというふうに考えております。
私は、本当に未熟で大したこともできませんけれども、森田議長を支えて、志木地区衛生組合議会の運営に微力ながら役目を果たしてまいりたいと思います。
どうか皆様のご指導よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
○議長(森田輝雄) ありがとうございました。


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◎管理者の行政報告
○議長(森田輝雄) 次に、日程第5、管理者の行政報告を行います。
星野管理者。
○管理者(星野信吾) 皆さん、おはようございます。
開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、平成23年組合議会第2回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方におかれましては、ご多用の中、ご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
初めに、先ほど新たに組合議会副議長にご就任をされました富士見市の関野兼太郎副議長におかれましては、本組合行政進展のためよろしくご指導とご協力をお願いをしたいと思います。
また、組合議員の交代によりまして、このたび新たに組合議員となられました富士見市の吉田和江議員におかれましては、当組合発展のためにご指導いただければというふうに思います。
さて、本定例会に提案しております議案は1件となっております。よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。
それでは、さきの定例会以降の動向について、既に配布させていただいております管理者行政報告に1件追加し、併せて3件ご報告を申し上げます。
初めに、平成22年度のごみ処理についてご報告申し上げます。
昨年度1年間に搬入されましたごみの総量は8万3,599トンで、対前年度比マイナス0.75%、629トンの減となっております。その主な要因は、可燃ごみの減少で、対前年度比マイナス1.22%、879トンの減となっております。この内訳でございますが、家庭系の可燃ごみは、対前年度比マイナス1.78%、1,010トンの減でありますが、事業系可燃ごみは、対前年度比プラス0.85%、131トンの増となっております。
また、ビン・ペットボトルなどの資源ごみにつきましては、7,512トンで対前年度比プラス0.76%、57トンの微増となっております。
今後も、分別の徹底とごみの減量化・資源化への取組を、構成3市と連携を保ちつつ積極的に進めてまいりたいと思います。
次に、上半期の有価物売却状況についてご報告申し上げます。
アルミ及びスチール缶などの有価物の売却価格につきましては、東北地方太平洋沖地震による影響もあり、依然不安定な状況が続いております。
具体的には、不燃アルミ・非鉄は、昨年度下期よりそれぞれ下落したものの、アルミ及びスチール缶は、トン当たり3万8,325円から4万3,050円に、大型金属は1万3,650円から1万6,800円とそれぞれ上昇いたしました。
また、ペットボトルにつきましては、他の主要な有価物と同様に契約期間を1年から半年に変更いたしましたが、昨年度売却単価トン当たり4万7,355円から7万770円と大幅に上昇いたしました。
次に、夏期の電力供給不足に対する節電対策についてご報告を申し上げます。
平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は、原子力発電施設等にも甚大な被害を及ぼし、東京電力及び東北電力管内においては、夏期の電力供給不足が懸念されております。
このため、東京電力管内では、電力需要がピークを迎える7月1日から9月22日までの期間、土日、祝日を除く平日の午前9時から午後8時まで、大規模停電を回避するため、契約電力500キロワット以上の大口需要家に対して、電力使用量の制限策が実施されることとなりました。
経済産業省では、電力の使用を制限する需要設備のうち、使用制限が生命、身体の安全確保に影響を及ぼす医療機関や福祉施設など30の分野については、3段階の緩和措置を設けておりますが、当組合は当該施設に該当しないことから、昨年の7月から9月22日までに使用した電力を基準値として、その85%を超えない範囲で施設を稼働することが求められております。
今回の電力制限策は、電気事業法第27条による使用制限であり、故意に使用制限範囲を超えた場合には、その都度罰則の対象となる大変厳しいものであることから、施設周辺の住民を始めとする構成市34万市民及び運転管理委託業者等の協力がなければ実施できないものでございます。
以上のことから、環境及び機器への負荷等を極力回避しつつ、計画的かつ実効性のある節電対策を進めるために「平成23年度 夏期節電対策」を策定し、構成3市と住民の方の協力の下、組合と運転管理委託業者等が一体となって実施することといたしました。
以上、開会に当たりましてのごあいさつ並びに管理者の行政報告といたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(森田輝雄) 以上で行政報告を終わります。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎一般質問
○議長(森田輝雄) 次に、日程第6、一般質問を行います。
通告者は2名でございます。
質問の要旨については、お手元に印刷配布してあるとおりであります。
10番、白井忠雄議員の一般質問を許可いたします。
10番、白井忠雄議員。
○10番(白井忠雄) おはようございます。10番、白井忠雄です。
議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従って一般質問をさせていただきます。
まず、1点目です。
未曾有の被害をもたらした東日本大震災から3か月半が経過しました。死者、行方不明者が2万2,000人を超す大惨事に対しまして、改めて被災地の皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
東京電力福島第一原子力発電所での大事故の発生では、いまだ収束の見通しが立たない状況です。電力依存型の社会構造となっている中、これから迎える夏場の電力消費にどう対応していくか。近年の猛暑では、夏場の生活において熱中症などをしのぐため、エアコンや冷却機器の使用は欠かせません。
本格的な夏場を前に、電力不足にかかわる節電で、国の方針では、ごみ焼却施設でも15%の電力制限があるとのことです。国民、産業界が一丸となって、この夏を乗り切るとのことであります。
これまでも当組合では、自助努力により省エネルギーに努めてきた上、更に15%の節電を図るには、相当具体的な削減計画を立てた中で実行しないと、ごみ処理を担う施設だけに、さまざまな影響が懸念されます。
そこで、以下の点についてお伺いをします。
国などから電力制限についての通知、連絡等は、いつごろ、どういった内容で来たのでしょうか。
電力による稼働する設備も多い当組合では、現在どれくらいの電力消費をしているのでしょうか。削減の基準となる電力量を示していただきたいと思います。また、その中で一番電力消費をしている設備は何でしょうか。
構成3市のごみ処理を担う当組合として、今回の電力制限が結果として市民生活に影響しないかが心配されるところです。一般廃棄物や事業処理による産業廃棄物、粗大ごみなど、回収持込みがこれまでどおりスムーズな受入処理が継続できるのでしょうか。その影響について、どのように考えているかお伺いをいたします。
そうしたところ、本日の定例会におきまして、「平成23年度 夏期節電対策」の資料が配布されましたので、これに沿ってご答弁をいただければというふうに思います。
今回の事態では、まずは構成3市の市民の皆様へごみの減量、リサイクルのさらなる徹底、周知を図るとともに、当組合ではあらゆる知恵と工夫と努力により削減目標を達成して乗り切っていくべきであるというふうに思います。当組合での対応策についてお伺いをさせていただきます。
次に、2点目です。
この夏は、節電への取組をどのように実行するかが国全体の課題でございますが、今年だけ乗り切ればいい話ではなく、エネルギー全体にもかかわり、今後の自給自足体制に向けての大きな転換点であると思います。
施設内の設備機器などの動力も、節電と併せて多少なりとも自給自足に向けた方策を考えていかなければなりません。
後ほど資料でいただきますが、当組合では既に活用している状況もあるとお聞きをしております。豊富にあるクリーンエネルギーをどう取り込み、有効活用するかを、今後十分に研究、研究を重ねるべきではないでしょうか。
例えば太陽光、太陽熱の活用では、施設内の建物や敷地などに発電パネルの設置の検討が考えられます。風力の活用では、従来の大きなウイングが回るイメージのものだけではなく、最近は家庭用やマイクロ型のものなど、研究、開発が進み、コンパクト化により実用化をされています。雨水の活用では、大規模な工事を伴わなくとも、貯留タンクを設置して竪樋をつなげば、雨水が自然流下し、簡単にタンクにたまります。プランターや花壇の水やり、また、ほこりの防止の散水など、施設内でもさまざまな用途があります。
今回の大震災を受けまして、これまでの生活スタイルを大きく見直さなければならないときであります。解決策の一環として、自然エネルギーの活用に向けた設備への予算化を今後検討すべきであるというふうに考えます。
当組合施設内で太陽光、太陽熱、風力、雨水などのクリーンエネルギーの有効活用が図られるよう研究し、省電力・環境配慮型の施設整備を進めるよう更に努めるべきではないでしょうか、お伺いをいたします。
資料を要求しております。現在のクリーンエネルギーの活用状況を議長にてお取り計らいをよろしくお願いいたします。
1回目は以上です。
○議長(森田輝雄) お諮りいたします。
ただいま10番、白井忠雄議員から資料の提出要求がありましたが、これを管理者に求めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま10番、白井忠雄議員から提出要求のありました資料の提出を管理者に求めることに決定いたしました。
ただいま提出要求のありました資料が送付されましたので、配布いたします。
〔資料配布〕
○議長(森田輝雄) 配布漏れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) 配布漏れなしと認めます。
答弁を求めます。
星野管理者。
○管理者(星野信吾) それでは、白井議員のご質問に対しましてご答弁を申し上げます。
初めに、この夏の節電対策についてでございますが、当組合では、夏期の電力供給不足が新聞等で報道される中、節電に向けた協議を4月中旬より、プラントメーカーや運転管理委託業者などと進めてまいりました。
6月に入り、経済産業省からの電力使用制限に関する通知が正式に届きましたので、先ほど行政報告で追加して報告させていただきましたとおり、夏期節電対策を策定し、実施することといたしました。
この対策にのっとって節電を実施した場合、経済産業省から示された最大電力の範囲内で当組合の業務継続が可能と考えております。
策定に当たっては、環境への負荷や節電による機器への過度な負担を極力回避すること、また、市民生活に影響を及ぼさないことなど、6つの基本的な事項を掲げ遵守することといたしました。
節電対策の概要を申し上げますと、常時1基の焼却炉を停止する輪番休炉と施設ごとの電力削減策を併せて実施することで、組合全体の使用電力を目標値まで削減することとしたものでございます。
なお、機器の運転を抑制するためにも、市民に水切りの徹底等、ごみの減量化と分別のご協力を7月の3市広報でもお願いしたところでございますが、このような構成3市と住民の方の協力の下、電力の使用制限内で業務を継続するよう努めてまいりたいと考えております。
次に、2のクリーンエネルギーの活用についてでございますが、当組合のクリーンエネルギー有効活用の現状につきまして、施設ごとにご説明を申し上げます。
リサイクルプラザにつきましては、屋上にソーラーパネルを設置し、太陽光発電による電力を2階市民開放施設展示スペースの照明に使用しており、発電量は年間約6,000キロワットで、リサイクルプラザ全体電力量の約1.5%を占めております。
また、雨水利用につきましては、リサイクルプラザ屋上からの雨水を施設内トイレ及び床洗浄用水として活用しており、使用量は年間約200立方メートルで、リサイクルプラザ全体の年間水使用量のおよそ22%を占めております。
さらに、富士見環境センター及び新座環境センター東工場においては、焼却炉の余熱を利用した温水を場内外で活用し、富士見環境センターはおよそ6%、新座環境センター東工場はおよそ21%の熱回収を行っております。新座環境センター西工場におきましては、蒸気タービンなどに利用し、およそ11%を活用しております。
今回の福島第一原子力発電所の事故により、自然エネルギーの導入の促進が求められていることもあり、白井議員ご指摘の省電力、環境配慮型の施設整備を進めることにつきましては、今後、老朽化が進む焼却施設等の機器更新時期に併せ、焼却炉のさらなる余熱利用や自然エネルギーの活用について積極的に研究、検討を進めてまいりたいと考えております。
あわせまして、ご提言にあります身近にできる自然エネルギー利用についても検討をさせていただきたいと考えております。
以上です。
○議長(森田輝雄) 10番、白井忠雄議員。
○10番(白井忠雄) 1回目の答弁ありがとうございます。
こちらの「平成23年度 夏期節電対策」の資料のほうに細かく先ほど質問した内容等も示されておりますので、また後ほどゆっくり拝見をさせていただきたいというふうに思います。
ご確認を再度させていただきたいのは、この施設内におけるごみの搬入等における影響というのは、今のところ考えられないというふうに思ってよろしいのでしょうか。
○議長(森田輝雄) 丸山常任副管理者。
○常任副管理者(丸山晴雄) ご答弁申し上げます。
今回の節電対策では、焼却炉につきましては、常時3基を稼働させることとしております。7月から9月22日の間、1つの焼却炉を停止しまして、残りの3炉で焼却します。そうした場合でも、ごみの搬入に関しては、市民の方にご迷惑をかけるということはございません。
ただし、24時間運転している焼却炉ですので、夜間や平日へのシフトができません。
したがいまして、電力制限使用内とするために、通常は、平日9時から4時半まで稼働しております粗大ごみの破砕処理施設を早朝の6時から9時までの間稼働させることといたしました。
また、プラスチック分別処理施設も電力の使用量が大きく、毎時190キロワット程度使用しますが、これも朝の6時から9時までの稼働といたしました。両施設とも、平日に処理できない分を土日の朝9時から5時まで稼働させ、処理することとしておりますが、このような理由から、市民の方には、ご迷惑をおかけしますが、粗大ごみの搬入を若干でも10月以降にしていただくということをお願いできれば助かるなと思っております。
なお、近隣住民の方と、富士見環境センター管理運営協議会の委員さんには、早朝に稼働するということを説明して、ご理解をいただいているところです。
以上でございます。
○議長(森田輝雄) 10番、白井忠雄議員。
○10番(白井忠雄) いずれにいたしましても、構成市の皆様のご理解、ご協力と、施設内に従事されている皆様の協力があってこそ成り立つことであるというふうに思いますので、よろしくお願いします。
2点目のエネルギーの活用状況ということで資料をいただきました。ありがとうございます。
この資料を拝見しましても、現状の有効活用を見ましても、やはり使用比率というものは、これは積み重ねるごとに大きな影響を及ぼすというふうに思いますので、大変大事な部分であるというふうに思います。
したがいまして、今後とも、先ほど前向きな答弁もございましたので、研究を重ねて実用化をしていただくとともに、この比率が更に伸びることを望んでおりますので、よろしくお願いいたします。
以上で終わります。
○議長(森田輝雄) 以上で、10番、白井忠雄議員の一般質問を終わります。
続きまして、18番、高浦康彦議員の一般質問を許可いたします。
18番、高浦康彦議員。
○18番(高浦康彦) ただいま議長よりご指名をいただきましたので、通告に従いまして一般質問を行わせていただきます。
まず、東日本大震災におきまして犠牲となられた方に対し、心よりお悔やみ申し上げるとともに、被災者の皆様にお見舞いを申し上げます。
白井議員と若干ダブる質問になっておりますが、ご容赦くださいませ。
福島原発のこの事故は、国民生活に大変な影響を及ぼしております。先ほど当組合からも夏期の節電計画が提示されましたように、国全体として、東北・東京電力を中心として15%以上の電力の抑制ということも、政府の基本方針として出されているわけでございます。
このエネルギー問題なんですけれども、やはり原発の事故による脱却、今後の再生可能エネルギーへの転換というものが重要視されております。太陽光を始め、地熱、風力、小水力、当組合でも廃棄物の有効利用、発電など、こうしたエネルギー資源というものは、国内には40倍あると政府の見解でも示されているわけでありまして、またそれに加えて、コージェネレーションというエネルギーの効率的利用によって、エネルギー資源は更に拡大されるわけであります。
そこで、当組合としてコージェネレーションのエネルギーの効率的な利用についてなんですけれども、この再生利用ということ、また、この効果は節電並びに地球温暖化防止対策につながるわけでございます。
そこで、ごみ焼却によって発生する余熱エネルギーの利用について、(1)、(2)とも管理者に質問させていただきます。
(1)の余熱エネルギー利用の現状について質問いたします。
その際、当組合には3つの工場がございますが、富士見環境センター、新座環境センター東工場、同じく西工場の利用状況と、その利用比率、そういう違いは何なのかというところを、相違点をご説明に加えていただければと思います。
それから、(2)の余熱エネルギーの今後の有効活用についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。
以上です。1回目の質問とさせていただきます。
○議長(森田輝雄) 答弁を認めます。
星野管理者。
○管理者(星野信吾) それでは、高浦議員のご質問に対しましてご答弁を申し上げます。
初めに、当組合施設の焼却炉から発生する余熱エネルギー利用の現状についてでございますけれども、富士見環境センター焼却炉から発生する総余熱量は、平成22年度実績で年間およそ4億243万メガジュールであり、このうち場内給湯におよそ214万メガジュール、白煙防止機器におよそ2,120万メガジュール利用しており、総余熱量に対する利用比率は、およそ6%となります。
新座環境センター東工場の総余熱量は、年間およそ2億7,921万メガジュールであり、新座市第2老人福祉センター等への給湯におよそ396万メガジュール、白煙防止機器におよそ5,392万メガジュール利用しており、総余熱量に対する利用比率は、およそ21%となります。
新座環境センター西工場の総余熱量は、年間およそ2億8,486万メガジュールであり、場内給湯におよそ270万メガジュール、白煙防止機器におよそ2,409万メガジュール、誘引送風機の駆動力として蒸気タービンにおよそ463万メガジュール利用しており、総余熱量に対する利用比率は、およそ11%となっております。
次に、余熱エネルギーの今後の有効活用についてでありますが、今後、重要な設備や機器の更新の際は、エネルギー回収の視点も含めて研究、検討してまいりたいと考えております。
なお、簡易な設備追加による効率的な余熱利用につきましても、併せて検討してまいりたいと考えております。
以上です。
○議長(森田輝雄) 18番、高浦康彦議員。
○18番(高浦康彦) 再質問させていただきますが、まず(1)の各施設の利用比率ご説明いただきました。
富士見環境センターでは、約6%の再利用、利用比率であると。それから、新座の東工場では21%、それから同じく西工場では11%ということで、全体にちょっと東工場の活用が21%、この富士見環境センターの約4倍近い利用になっていますが、その辺の主なこの違いというのは、装置的なものなのか、目的的には温水給湯と白煙防止、同じ利用方法なんですが、その開きはどのような要因によってもたらされているのかお答えいただきたいと思います。
それから、全体的にこれならしますと、利用比率が11.6%ぐらいになるのかなというふうに思うわけでございますが、政府もこの地球温暖化効果に伴う廃却施設の補修改善ということで、積極的な補助体制もしかれていると思いますが、この利用率11%という点での評価について、(1)についてお答えいただければと思います。
(2)につきましてですが、今後、前向きなご検討をしていくというご答弁をいただきました。それぞれ余熱の利用という点では、電力、例えばなんですが、小規模の発電装置というようなケースが考えられないか。
または、それぞれそういうような発想がどのような観点から研究をされるのか、ちょっとその辺お考えをお聞かせいただければと思います。
この余熱エネルギーは、先ほど申しましたように、地球温暖化防止策としても非常に効果があるわけでございます。ご存じのように当組合においては、地球温暖化防止実施計画というものが平成14年度を起点として、平成19年の5か年計画として計画が立てられました。19年度までにマイナス6%という削減を目標に掲げましたが、実績はマイナス1.1%にとどまっているわけです。
それから、平成20年度から新たに5か年計画が24年までの間の計画が示されております。引き続き目標については、平成14年度を基準にして、同じマイナス6%ということにされておるんですが、現状、先ほどの管理者からの報告もありますが、若干昨年からごみの焼却量が減ったとはいえ、直近のデータ、平成21年度の決算時点で見ますと、平成14年度と比較して4万6,936トンということで、平成14年が4万6,242トンですから、残念ながら約700トン増えているんですね。14年ということで、9年ほど前と比べて、温室効果ガス、CO2が増えているというのが当組合の現状なんです。そういう観点からも、マイナス6%という目標は、並大抵の目標ではない値だというふうに思います。
そういう意味で、ごみ焼却の削減、分別の徹底、そしてエネルギーの再生という観点から、どのように取り組むのか、併せてご答弁いただきたいと思います。
以上です。
○議長(森田輝雄) 星野管理者。
○管理者(星野信吾) それでは、11%の評価について、私のほうから答弁させてもらいます。
この数値は決して高い数値ではないというふうには思います。それぞれ施設の内容等もありますので、今後、そういった状況も研究をさせていただいて、少しでも高められるように努力はしていきたいというふうに思います。
詳細につきましては、常任副管理者のほうから答弁をさせていただきます。
○議長(森田輝雄) 丸山常任副管理者。
○常任副管理者(丸山晴雄) それでは、東工場における余熱の利用率が高い理由についてですけれども、各焼却炉の余熱利用の程度は、焼却炉の規模とごみの発熱量に加えて、余熱を利用する機器によってそれぞれ異なることから、各施設のごみの焼却量が同じような場合でも、余熱を利用する機器の設計上のごみ発熱量が他の施設より高い値である東工場においては、余熱の利用率が高くなっているものでございます。
それから、地球温暖化の関係ですが……
〔「通告していないんだから、温暖化のほうはいいんじゃないの」「温暖化は通告とは違いますよ」「関連しているから」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) 関連質問はちょっと。
通告の範囲内で答弁。
○常任副管理者(丸山晴雄) 今後の熱利用施設の活用についてでございますが、施設を基幹的に更新する際には、焼却炉を現在の水噴射方式からボイラー方式に変更するなど、比較的簡易なやり方によりましても、毎時160キロワット程度の発電ができると聞いておりますので、設備の更新や機器等の入替えについては、省エネルギー型の機器を入れるなどの対処をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(森田輝雄) よろしいですか。終わりましたが。
○18番(高浦康彦) ありがとうございました。
○議長(森田輝雄) 以上で、18番、高浦康彦議員の一般質問を終わります。
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◎第3号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(森田輝雄) 日程第7、第3号議案 志木地区衛生組合監査委員の選任についてを議題といたします。
ここで、松本四郎監査委員の退席を求めます。
〔松本四郎監査委員 退席〕
○議長(森田輝雄) 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
星野管理者。
○管理者(星野信吾) それでは、第3号議案の提案理由を申し上げます。
監査委員松本四郎氏の任期が、平成23年6月29日で満了となりますので、引き続き松本四郎氏を選任することについて同意を得たいので、志木地区衛生組合規約第12条第2項の規定により、この案を提出いたします。
よろしくお願いいたします。
○議長(森田輝雄) 提案理由の説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
議長から申し上げますが、第3号議案は人事案件のため、討論を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認め、第3号議案の採決を行います。
第3号議案は、原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田輝雄) ご異議なしと認めます。
よって、第3号議案は原案のとおり同意されました。
松本四郎監査委員の復席を求めます。
〔松本四郎監査委員 復席〕
○議長(森田輝雄) ただいま志木地区衛生組合監査委員に同意されました松本四郎監査委員からごあいさつをお願いします。
○監査委員(松本四郎) 皆様、ただいまご採択いただきました監査委員の松本でございます。
私、志木地区衛生組合の監査委員になりまして、いろいろと勉強させていただきました。ごみの減量等々につきましても、知らないことをたくさん勉強させていただきました。本当に私の人生にとっても、大変有意義な場所に再度選任されたということで、大変光栄に思っております。
今後も誠実に自分の職務を、この監査委員という職務を実行させていただきたいと思います。皆様のご協力を切にお願いするものでございます。ありがとうございました。
○議長(森田輝雄) ありがとうございました。
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◎閉会の宣告
○議長(森田輝雄) 今定例会の議事録の調製につきましては、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
よって、平成23年志木地区衛生組合議会第2回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
本日は大変お疲れさまでございました。
午前10時44分 閉 会



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参考資料 

平成23年志木地区衛生組合議会第2回定例会議案等一覧及び審議結果
平成23年6月28日
 

議案番号       件 名 審議結果 採択の状況 議決等年月日
第3号議案 志木地区衛生組合監査委員の選任について 原案同意 全会一致 H23・6・28

 

 平成23年志木地区衛生組合議会第2回定例会一般質問通告一覧
 

順位 質問者及び質問要旨 答弁者
10番 白井忠雄 議員
1.この夏の節電対策について
この夏の電力不足に関わる節電で、ごみ焼却施設でも15%の
電力制限があるとのことですが、当組合ではどのような対応策
を考えているのでしようか。
2.クリーンエネルギーの有効活用について
当組合施設内で、太陽光・熱、風力、雨水などのクリーンエ
ネルギーの有効活用が図られるよう研究し、省電力・環境配
慮型の施設整備を進めるようさらに努めるべきではないでしょ
うか。
管理者
18番 高浦康彦 議員
1.ごみ焼却によって発生した余熱エネルギーの利用について
(1)余熱エネルギー利用の現状について
(2)余熱エネルギーの今後の有効利用について
管理者