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志木地区衛生組合

会議録

平成20年第1回志木地区衛生組合定例会 会議録

平成20年3月27日

 

目  次
招集告示
応召・不応召議員
議事日程
出席者等
議長あいさつ
議会運営委員会委員長報告
新議員の紹介
開会及び開議の宣告
議長報告
議席の指定
会議録署名議員の指名
会期の決定
管理者行政報告
第1号議案 志木地区衛生組合監査委員の選任について
第2号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出予算について
管理者あいさつ
閉会の宣告

参考資料



○ 招  集  告  示

志木地区衛生組合告示第1号

平成20年志木地区衛生組合議会第1回定例会を次のとおり招集する。

平成20年3月7日

志木地区衛生組合管理者  須 田 健 治




1 日 時   平成20年3月27日(木)午前10時

2 場 所   志木地区衛生組合会議室


○応招・不応招議員

平成20年志木地区衛生組合議会第1回定例会   3月27日(木曜日)

応招議員(17名)

  1番 井 上 恭 子  議員   2番 梶   兼 三   議員   3番 金 子 茂 一 議員
  4番 瀬戸口 幸 子 議員   5番 藤 屋 喜代美 議員   6番 星 野 信 吾 議員
  7番 朝 賀 英 義  議員   8番 島 田 久仁代  議員   9番 嶋 野 加 代  議員
10番 白 井 忠 雄  議員 11番 滝 本 恭 雪   議員 12番 並 木 平 八 議員
13番 天 田 いづみ 議員 14番 磯 野 晶 子  議員 15番 香 川 武 文 議員
16番 金 子 邦 男  議員 17番 高 浦 康 彦 議員


不応招議員 (1名) 18番 松 本 米 蔵 議員

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平成20年志木地区衛生組合議会第1回定例会


平成20年3月27日(木曜日)

○議 事 日 程
開   会
議長報告
日程第 1 議席の指定
日程第 2 会議録署名議員の指名
日程第 3 会期の決定
日程第 4 管理者の行政報告
日程第 5 第1号議案 志木地区衛生組合監査委員の選任について
日程第 6 第2号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出予算について
閉   会



○出席議員 (17名)

  1番 井 上 恭 子  議員   2番 梶   兼 三   議員   3番 金 子 茂 一 議員
  4番 瀬戸口 幸 子 議員   5番 藤 屋 喜代美 議員   6番 星 野 信 吾 議員
  7番 朝 賀 英 義  議員   8番 島 田 久仁代  議員   9番 嶋 野 加 代  議員
10番 白 井 忠 雄  議員 11番 滝 本 恭 雪   議員 12番 並 木 平 八 議員
13番 天 田 いづみ 議員 14番 磯 野 晶 子  議員 15番 香 川 武 文 議員
16番 金 子 邦 男  議員 17番 高 浦 康 彦  議員

 


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○欠席議員 (1名)
18番 松 本 米 蔵 議員        
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○説明のための出席者

管理者  須 田 健  治
副管理者 浦 野     清
副管理者 長 沼     明
常任副管理者 新 井  啓 司
収入役 金 子     進
監査委員  松本  四 郎
総務課長 白 砂 一  男
企画業務課長 菊 池 直見津

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○職務のため議場に出席した者の職氏名
企画業務課長補佐 伊 藤   孝
企画業務課長補佐 荒 井 正 夫
総 務 課 主 任 時 田 英 司

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午前10時04分 開 会
◎議長あいさつ
○議長(金子茂一) 皆さん、おはようございます。
本日は、平成20年志木地区衛生組合議会第1回定例会ということで、大変皆さんにはお忙しい中ご参集いただきまして、誠にご苦労様でございます。ま た、議員各位におかれましては、志木地区衛生組合発展のために多大なるご尽力をいただいておりますことを心より感謝とお礼を申し上げる次第でございます。
本日は、人事案件、当初予算の2件でございますが、市民生活に係る重要な案件でございますので、慎重なるご審議をいただけますようお願い申し上げまして、開会前のごあいさつとさせていただきます。
また、新座市選出の組合議員の皆様におかれましては、先に行われました新座市議会議員選挙にめでたく当選されましたことを心よりお祝いを申し上げる次 第でございます。なお、新座市議会議員におきましては、組合議員の改選が行われまして、議会運営委員会の委員に滝本恭雪議員、並木平八議員の2名が選出さ れましたので、ご報告をいたします。
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◎議会運営委員会委員長報告
○議長(金子茂一) 開会に先立ち、議会運営委員会が開催されましたので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願い申し上げます。
議会運営委員会委員長、並木平八議員。
○議会運営委員会委員長(並木平八) 皆さん、おはようございます。
平成20年志木地区衛生組合議会第1回定例会に当たり、本日9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたが、委員長が欠員となっておりましたので、始めに委員長の互選を行いましたところ、引き続き、私、新座市の並木平八が委員長に就任いたしました。
このたび、議会運営委員会の委員長という大変重要な役職を担うことになり、副委員長の星野信吾議員にもお力をお借りいたしまして進めてまいりたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
それでは、早速、議会運営委員会の会議結果を報告させていただきます。
まず、会期についてでございますが、本日1日ということで決定をいたしました。
次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配付いたしております議事日程のとおりで、日程第1、議席の指定から日程第6、平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてまでということで決定をいたしました。
以上、議会運営委員会の報告をさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金子茂一) ただいまの委員長報告のとおりご了承願います。
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◎新議員の紹介
○議長(金子茂一) ここで新議員のご紹介を行います。
新座市議会議員におきまして、組合議員の改選が行われましたので、自己紹介をお願いしたいと思います。
新座市議会議員、朝賀英義議員より順次お願いいたします。
〔新議員順次自己紹介〕
○議長(金子茂一) 以上をもちまして、新議員の自己紹介を終わります。

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◎開会及び開議の宣告
○議長(金子茂一) ただいま出席議員は17名です。定足数に達しております。よって、議会は成立いたしましたので、平成20年志木地区衛生組合議会第1回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
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◎議長報告
○議長(金子茂一) ここで報告申し上げます。
監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。

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◎議席の指定
○議長(金子茂一) 日程第1、議席の指定を行います。
新議員の議席は、会議規則第3条第2項の規定により、議長において指定をいたします。
7番、朝賀英義議員、8番、島田久仁代議員、9番、嶋野加代議員、10番、白井忠雄議員、11番、滝本恭雪議員、12番、並木平八議員。
以上のとおり議席を指定いたしました。

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◎会議録署名議員の指名
○議長(金子茂一) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第100条の規定により、議長において指名をいたします。
会議録署名議員は、
14番 磯 野 晶 子 議員
15番 香 川 武 文 議員
16番 金 子 邦 男 議員
以上3名を指名いたします。

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◎会期の決定
○議長(金子茂一) 日程第3、会期の決定を議題といたします。
今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日1日としたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子茂一) ご異議なしと認め、よって、会期は本日1日と決定をいたしました。
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◎管理者の行政報告
○議長(金子茂一) 日程第4、管理者の行政報告を行います。
須田管理者。
○管理者(須田健治) 皆様、おはようございます。
本日は、平成20年第1回定例会をお願いしたところでございますが、大変お忙しい中、各議員の皆様にはご出席をいただきまして、まことにありがとうございました。
また、先ほど自己紹介がございましたが、新たに組合議員となられました新座市の議員の皆様には、これまでの議員と同様、どうぞ当組合発展のためにご指導、ご協力をお願い申し上げたいと存じます。
先の定例会以降の動向でございますけれども、ごみ処理につきましては順調に推移をいたしておりますので、今回も特に報告する事案はございません。
なお、今定例会に提案をさせていただいております議案ですが、志木地区衛生組合監査委員の選任についてと平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についての2議案でございます。よろしくご審議賜りますようにお願いを申し上げましてあいさつとさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金子茂一) 以上で行政報告終わります。

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◎第1号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(金子茂一) 日程第5、第1号議案 志木地区衛生組合監査委員の選任についてを議題といたします。
ここで、9番、嶋野加代議員の退席を求めます。
〔9番 嶋野加代議員 退席〕
○議長(金子茂一) 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子茂一) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読を省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
須田管理者。
○管理者(須田健治) それでは、第1号議案 志木地区衛生組合監査委員の選任についてでありますが、新座市議会議員選挙に伴いまして、組合議員の監査委 員が欠員となりましたので、嶋野加代議員を選任することにつきまして同意を得たいので、志木地区衛生組合規約第12条第2項の規定によりこの案を提出する ものでございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金子茂一) 提案理由の説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子茂一) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
議長から申し上げますが、第1号議案は人事案件のため、討論を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子茂一) ご異議なしと認め、第1号議案の採決を行います。
第1号議案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子茂一) ご異議なしと認めます。
よって、第1号議案は原案のとおり同意されました。
嶋野加代議員の復席を求めます。
〔9番 嶋野加代議員 復席〕
○議長(金子茂一) ただいまの志木地区衛生組合監査委員に同意されました、9番、嶋野加代議員にごあいさつをお願い申し上げます。
○9番(嶋野加代) たった今、選出されました嶋野でございます。未熟ではございますが、誠心誠意頑張ってまいりますので、監査委員のお仕事を先生と一緒にさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(金子茂一) どうもありがとうございました。

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◎第2号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(金子茂一) 日程第6、第2号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子茂一) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
須田管理者。
○管理者(須田健治) 第2号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてでございますが、予算総額を歳入歳出それぞれ26億6,971万8,000円といたしたく、地方自治法第211条第1項の規定によりまして、この案を提案するものでございます。
よろしくご審議を賜りたいと存じます。
○議長(金子茂一) 提案理由の説明が終わりました。
常任副管理者より内容説明を求めます。
新井常任副管理者。
○常任副管理者(新井啓司) それでは、私のほうから第2号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出予算の内容についてご説明させていただきます。
平成20年度予算についてでありますが、予算書及び予算概要という資料がありますが、予算概要のほうをごらんいただきたいと存じます。
概要の1ページに記載してありますが、平成20年度の予算規模ですが、26億6,971万8,000円、前年度比で3,521万4,000円、率で1.3%の減となっております。各構成市の負担金については、表に示すとおりとなっております。
次に、3ページをごらんいただきたいと存じます。目的別の比較表になっておりますが、歳入につきましては、その主なものとなりますのは構成市からの負 担金で、20億4,110万7,000円、前年比7,853万4,000円、率で3.7%の減となっております。そのほかでは手数料ですが、3,595万 8,000円、8.9%の減、繰入金は財政調整基金から1億2,500万円を取り崩すものとしております。繰越金につきましては、2,000万円を見込み まして、前年と比較しますと9,000万円、81.8%の減、諸収入ですが、これは有価物の売却代金が主なものですが、4,311万4,000円、 59.1%の増となっております。
なお、財政調整基金につきましては、そのページの下の表に参考として各年度末現在の額を記載しております。
歳出につきましては、衛生費で1,920万7,000円、1.1%の増、公債費で5,498万5,000円、5.8%の減となっており、4ページの性 質別で見ますと、義務的経費が10億4,101万1,000円となりまして、4,749万2,000円、4.4%の減、消費的経費が16億1,789万 9,000円、0.7%の増となっております。投資的経費につきましては、前年同様支出は予定しておりません。
なお、今後の公債費の支出予定につきましては、8ページに償還表を掲載しておりまして、平成20年度以降減少していく状況となっております。
以上、概要のほうの説明でございますが、何点か予算書で説明させていただきます。
恐れ入りますが、予算書のほうをごらんいただきたいと思います。予算書の6ページをごらんください。
歳入の款2使用料及び手数料ですが、昨年の12月補正で補正減をさせていただきましたが、ごみ量が減少傾向にありますので、それを見込みまして3,595万8,000円減額いたしました。
次に、財政調整基金繰入金でありますが、平成19年度予算で財政調整基金の積立金1億2,563万6,000円を措置しておりますが、そのうち1億2,500万円を繰り入れるものであります。
その下の繰越金でありますが、昨年12月議会におきまして補正させていただき、有価物等の売却に伴う増分、それから契約差金等の歳出減を財政調整基金積立金として措置いたしましたので、昨年と比較して大幅な減となっております。
次に、雑入のうち有価物売却代金でありますが、19年度の実績それから市場の動向等を加味いたしまして、19年度の当初予算比で4,785万 5,000円の増を見込んでおります。売却単価の見込みでありますが、大型金属がトン当たり昨年が3,000円というものが今回は1万9,000円に、ス チール・アルミ缶につきましては1万3,200円から3万1,800円に、不燃物アルミが6万円から9万9,700円に、不燃物の磁性物が4,500円か ら2万2,300円に、非鉄が2万8,000円から15万3,900円に見込むなど、最大限見込んだところであります。
続いて、8ページ以降の歳出でありますが、施設の大規模整備等を予定しておりませんので、おおむね19年度と同様の内容となっております。
款1議会費、款2総務費については、内容は例年どおりであります。11ページの款3衛生費の塵芥処理費、11節需用費の光熱水費ですが、例年と比較い たしまして1,500万8,000円増額となっておりますが、電気料金の単価アップや電気料金における燃料費の調整額の徴収などに対応するため、増額した ものが主なものであります。
その下の修繕費でありますが、2年に1度のトラックスケールの法定検査がありますので、それにかかる点検修繕費84万円を増額し、それ以外の修繕につきましては、前年同額を見込んでおります。
次に、13節委託料の運転管理業務委託料でありますが、3つの焼却施設と粗大有価施設及びプラスチック分別処理施設の運転管理業務の委託料であります が、新座環境センター西工場の運転管理業務につきましては、前年度から株式会社日立造船の100%出資の子会社である日神サービス株式会社に業務移管さ れ、直接日神サービス株式会社と契約することができますので、計量業務等において効率的な管理業務が可能になると考え、156万円を減額して計上いたしま した。
そのほかの施設につきましては、これまでの経過を踏まえ、前年度据え置きといたしました。また、その行から8行ほど下の廃棄物処理業務委託料でありま すが、可燃ごみの減少傾向に伴いまして焼却灰の発生も減少いたしますことを見込みまして、441万8,000円を減額いたしております。
次のページのペットボトル圧縮減容化業務委託料及び再商品化業務委託料につきましては、ペットボトル及び資源プラスチックの搬入量の増加を見込みまして、それぞれ162万6,000円、111万4,000円増額いたしております。
以上、簡単ではございますが、平成20年度予算の内容をご説明申し上げました。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
以上です。
○議長(金子茂一) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございますか。
天田いづみ議員。
○13番(天田いづみ) 2点お伺いさせていただきます。
1点目は、先ほど歳入のほうの有価物の売却単価に係る部分を常任副管理者からご説明をいただきました。かなり実績をふまえて増になっているというふう に認識しております。これにつきまして、私も契約方法の見直し等に関してもいろいろと提案をさせていただいてきましたけれども、20年度については、ス チール・アルミについては、従来どおりということなのか、あるいは何らかの見直しがされる見込みがあるということなのか、その辺についてお伺いします。
それから、関連して金属類ではないんですけれども、ペットボトルの売却代金については先ほどご説明がなかったと思うんですけれども、19年度、20年 度で予算上はどのような差異が見られるのか、その辺をご説明いただきたいと思います。   それから、大きく2点目ですけれども、先ほども常任副管理者のほうから平成20年度以降公債費の支出は減になっていくというふうなお話がありました。 8ページの表で見ましてもわかるとおり、20年度はおおむね8億9,000万円、そして21年度は6億1,000万円というふうなことで、20年度、21 年度を見ますと、約2億8,000万円公債費の負担については減になっていくというふうな見通しであります。
ただ、しかしながら、20年度予算についても財政調整基金を取り崩して予算に充てているということも含めまして、またさらに従来から計画的な修繕とい うふうな課題もあるというふうに認識しております。この修繕については、修繕計画は内部でつくっているというふうにお聞きしているんですけれども、我々そ うしたことをある程度構成3市とも相談しながら計画的に進めていく必要があるのかなというふうに考えております。やはり安全、また環境面にかかわるとこ ろ、万が一事故等があってからでは大変ですし、そういったところを財政的に大きく負担が減ったからといって直ちに各市の負担金を軽減云々と、もちろんそう いった要素も必要ではありますけれども、まずは組合として安全な運転管理にかかわる修繕計画をきちっと計画的に執行していくというふうなところについて、 20年度は実務的に留意していく必要があるのではないかというふうに考えますけれども、その考え方についてお伺いします。
○議長(金子茂一) 答弁願います。
新井常任副管理者。
○常任副管理者(新井啓司) まず、1点目の歳入の絡みの有価物の売却の関係ですが、金属類の契約の関係で検討をしているかという部分の関係でございます が、有価物、金属物につきましては、入札して実施しているところでございます。年2回の入札で組合に指名参加いただいておる全社に声をかけてやっておりま すので、今現在では売却の内容は適正かなと考えております。
ただ、今後におきましてもなるべく組合としては1円でも高い単価で売却したいと考えておりますし、なるべく透明な入札をしていきたいと思っております ので、これはまだ検討中でございますが、例えば、今一括して金属類は入札しておりますが、分割する方法もあるんではないかとそういうことも今検討しており ます。このほかに、例えば入札回数を年2回やっていますが、3回にふやすとか、そういう部分を今検討しておりまして、平成20年度に反映できるかどうか ちょっとわかりませんが、入札までまだ1カ月程度ありますので、今後も検討してまいりたいと考えております。
それから、ペットボトルの関係の単価、先ほど説明をいたしておりませんが、ペットボトルにつきましては、昨年3万5,700円で売却しておりますが、 今回予算としては3万1,500円ということで、値を下げてございます。この価格につきましては、組合ではペットボトルの部分につきましては、容器包装リ サイクル協会のほうには出しておりませんで、直接売却しております。
その観点におきましても、ボトル・ツー・ボトルを基本に他の団体に先んじて行っておりますが、現在ボトル・ツー・ボトルでリサイクルできる業者が全国 で2社に限られております。他の団体も追随してくる可能性もありますし、また原油価格の動向等不確定要素がありますので、確実である部分で見込んでおりま す。実際、一昨年から比較しても単価は下がっておりますので、来年度も多少下がっていくのではないかなと考えております。
それから、公債費についてのご質問でありますが、今年度から公債費は減少の傾向になってくるということでご説明しております。今年度については、平成 19年度と比較して5,500万円弱の減がされております。21年度になりますと、先ほどご質問のありました2億8,000万弱ですが、減になります。そ の次の年は2億2,600万程度の減が見込まれております。
この部分が負担金に反映して全部減になればよろしいんですが、これまで各市の財政状況厳しい中で修繕の先送りできる部分は先送りしてきたという実態が ございます。公債費が減になっていますが、今後修繕等も計画的に進めていかなければいけませんので、これすべて負担金の減につながるかというと、ちょっと 厳しい面があるかなと考えております。
今後の修繕計画につきましては、各市の例えば部長会議とかございますので、そこのほうに提示する中で、ご理解をいただく中で計画的な修繕計画を練っていきたいと思っております。
以上です。
○議長(金子茂一) 天田いづみ議員。
○13番(天田いづみ) ありがとうございました。
金属類については、できる限り今後も1円でも高く売れるような入札方法を検討しているということなので、先ほどちょっとよく聞き取れなかったんですけれども、多分、年2回今入札しているけれども、その回数もまたさらに増やしていくということなんですよね。
前にも申し上げましたけれども、自治体によっては年4回入札をしているところもあるというふうな状況もありますので、その辺一層努力していただきたいと思います。
それから、ペットボトルについては、市場の動向が段々市場の供給がふえているということなのでしょうか。その辺を反映したものになっているということでわかりました。
それで、もう1点の公債費についての負担が減になるけれども、常任副管理者のお話ですと、直ちに負担金の減に反映されるものではないと。先ほど、私、 負担金を減にせよというふうな趣旨、もちろんそれは市レベルではありがたいことではあるけれども、何よりも組合の主体性という意味で、また安全運転管理と いう意味で、先ほどのご答弁にもありました。まさに各市の財政状況も踏まえて修繕を先送りにされてきた部分については、計画的にやっていきたいんだという お話で、全く、私もそのとおりに進めていくべきであろうというふうな趣旨で1回目質問させていただきましたので、それはご理解いただきたいと思います。
ぜひ、部長会議等にも諮りながら、各市の協力をいただきながらやっていくというふうな趣旨のご答弁だったと思います。当然のことながら、計画的に、そ ういう意味では負担金が例えば21年度はどんと増て。失礼しました。その修繕費が21年度はどんと一気に増て22年度は少ないと。でっこみ、引っ込みがな るべくないような形で、そういう意味では負担金についても出していかれるような点にも配慮しつつ、計画的な執行をお願いいたします。
以上で結構です。
○議長(金子茂一) ほかに質疑ございますか。
朝賀議員。
○7番(朝賀英義) 2点お聞きしたいんですけれども、1点は、6ページの使用料及び手数料の関係で、常任副管理者からごみ量の減が見込まれるのでという ことで、約1割近く減額になっているわけですけれども、昨年度の当初と今年度の当初で、量としてはどのくらいの量になっているのか、ちょっと比較したいの でお聞かせ願いたいと思います。
それから、今も修繕の関係で質問のあったところですが、11ページの修繕費との関係になるかもしれませんが、経常費用は前年度と同じで見込んだという ことで、変わらない額だというふうに言われたんですけれども、大規模な改修がないのでという常任副管理者から説明があったんですが、今後の規模の大きい改 修、当面、どの年度で計画しているのか、わかれば明らかにしていただきたいと思います。
○議長(金子茂一) 答弁願います。
新井常任副管理者。
○常任副管理者(新井啓司) 使用料、手数料の絡みですが、量的には19年度予算では、事業系の可燃ごみになりますけれども、1万7,634トンを予定し ておりました。12月補正で減額させていただいた経過がございますが、当初予算ではその数値です。それから、20年度予算では、それが1万5,982ト ン、差としては1,652トン減ということで見込みをさせていただいております。
それから、修繕の今後の中身ということなんですが、今後20年度については、大規模な部分は極力抑えた中で、先送りできるものは先送りしたという形態 でありますが、21年度以降につきましては、内部で資料は持っているんですが、この部分についてはまだ固めている部分ではございませんので、特に21年度 はこれをやるんだ、22年度はこれをやるんだという部分まで精査されておりませんので、ご理解いただきたいと思います。
以上です。
○議長(金子茂一) ほかに質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子茂一) 質疑がなしと認め、質疑を終結いたします。
討論を行います。
討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子茂一) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第2号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(金子茂一) ご異議なしと認めます。
よって、第2号議案は、原案のとおり可決することに決定をいたしました。

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◎管理者あいさつ
○議長(金子茂一) 管理者からあいさつの申し出がありますので、お許しをいたします。
須田管理者。
○管理者(須田健治) それでは、議長の許可をいただきましたので、閉会に当たりまして一言お礼のごあいさつを申し上げたいと存じます。
本日は、平成20年第1回定例会に当たりまして、慎重なご審議をいただきました。また、当初予算もお認めをいただいたところでございます。厚く御礼を申し上げたいと存じます。
特に、当初予算の中でご意見いただきました。これから炉の延命効果と申しますか、延命策、これも当然オーバーホールも含めまして改修の予定も立てていかなければいけないというふうに思っております。
ただ、無理に修繕を延ばしているつもりはございませんので、必要な修繕はさせていただいておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
また、3市の財政状況も厳しい中で、やっと大規模な改修をいたしました。いわゆるダイオキシン対策という今まで経験したことのない改修工事もやってま いりまして、その起債償還がやっとここで楽になってきたところでございまして、天田議員からは22年の数字をお話されませんでしたけれども、22年からは 起債償還がぐんと落ちるわけでございまして、非常に各市とも楽になるということでございますが、そんなホッとしているのも束の間で、また改修をしていかな ければならないと。炉の延命を図って3市の市民のごみ処理、適切にやっていかなければならないと思っておりますけれども、おかげさまでごみの減量にも3市 とも取り組んでいただいておりまして、非常にごみ量の推移等も減量が功を奏しているというか、そういった状況もございます。今後とも3市の市民の皆様には ごみの減量にご協力をいただいて、炉の延命、そして経費の節減、図れるようなそういった組合の運営をしていければというふうに思っているわけでございま す。
これからも施設管理者、しっかり協議をさせていただきながら、この組合行政、しっかりと運営をしていきたいと思いますので、議員の皆様にもご協力方をお願い申し上げたいと思います。
また、4月6日でございますか、志木市の議員の皆様には市議会議員の選挙があるようでございます。また当選をされ、再びこの議場でお会いすることを楽しみにしております。ご活躍をお祈り申し上げまして、閉会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。
本日はありがとうございました。

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◎閉会の宣告
○議長(金子茂一) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承を願います。
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
平成20年志木地区衛生組合議会第1回定例会は、これをもって閉会をいたします。
ご苦労さまでした。
午前10時36分 閉 会

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参考資料

平成20年志木地区衛生組合議会第1回定例会議案等一覧及び審議結果
平成20年3月27日

議案番号       件 名 審議結果 採択の状況 議決等年月日
第1号議案 志木地区衛生組合監査委員の選任について  原案可決 全会一致 H20.3.27
第2号議案 平成20年度志木地区衛生組合歳入歳出予算について 原案可決 全会一致 H20.3.27