文字の大きさ

志木地区衛生組合

会議録

平成21年第1回志木地区衛生組合定例会 会議録

平成21年3月26日

 

目  次

招集告示
応召・不応召議員
議事日程
出席者等
議長あいさつ
議会運営委員会委員長報告
開会及び開議の宣告
議長報告
会議録署名議員の指名
会期の決定
管理者行政報告
一般質問 10番 白井 忠雄 議員

     18番 高浦 康彦 議員
第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任について
第2号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第3号議案 平成21年度志木地区衛生組合歳入歳出予算について
閉会の宣告

参考資料

 

○ 招  集  告  示

志木地区衛生組合告示第1号

平成21年志木地区衛生組合議会第1回定例会を次のとおり招集する。

平成21年3月4日

志木地区衛生組合管理者  長 沼   明



1 日 時   平成21年3月26日(木)午前10時

2 場 所   志木地区衛生組合会議室

○応招・不応招議員

平成21年志木地区衛生組合議会第1回定例会   3月26日(木)

応招議員(18名)

 1番 井 上 恭 子 議員  2番 梶   兼 三 議員
 3番 金 子 茂 一 議員  4番 瀬戸口 幸 子 議員
 5番 藤 屋 喜代美 議員  6番 星 野 光 弘 議員
 7番 朝 賀 英 義 議員  8番 島 田 久仁代 議員
 9番 嶋 野 加 代 議員 10番 白 井 忠 雄 議員
11番 滝 本 恭 雪 議員 12番 並 木 平 八 議員
13番 池ノ内  秀 夫 議員 14番 磯 野 晶 子 議員
15番 伊地知 伸 久 議員 16番 内 山 純 夫 議員
17番 鈴 木   潔 議員 18番 高 浦 康 彦 議員

 

不応招議員(なし)

──────────────────────────────────────────────



平成21年志木地区衛生組合議会第1回定例会

平成21年3月26日(木曜日)

○議 事 日 程
開   会
議長報告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 管理者の行政報告
日程第 4 一般質問   10番 白井 忠雄 議員18番 高浦 康彦 議員
日程第 5 第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任について
日程第 6 第2号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する
条例の制定について
日程第 7 第3号議案 平成21年度志木地区衛生組合歳入歳出予算について
閉   会



○出席議員(18名)
1番 井 上 恭 子 議員
2番 梶   兼 三 議員
3番 金 子 茂 一 議員
4番 瀬戸口 幸 子 議員
5番 藤 屋 喜代美 議員
6番 星 野 光 弘 議員
7番 朝 賀 英 義 議員
8番 島 田 久仁代 議員
9番 嶋 野 加 代 議員
10番 白 井 忠 雄 議員
11番 滝 本 恭 雪 議員
12番 並 木 平 八 議員
13番 池ノ内 秀 夫  議員
14番 磯 野 晶 子 議員
15番 伊地知 伸 久 議員
16番 内 山 純 夫 議員
17番 鈴 木   潔 議員
18番 高 浦 康 彦 議員
────────────────────────────────────────
○欠席議員(なし)
────────────────────────────────────────
○説明のための出席者
管理者 長 沼   明 

副管理者 星 野 信 吾 

副管理者 須 田 健 治 

常任副管理者 新 井 啓 司 

監査委員 松 本 四 郎 

事務局長 山 中   満 

総務課長 白 砂 一 男 

企画業務課長 菊 池 直見津 

────────────────────────────────────────
○職務のため議場に出席した者の職氏名
企画業務課長補佐 伊 藤   孝 

企画業務課長補佐 荒 井 正 夫 

総務課主任 時 田 英 司 

──────────────────────────────────────────────

午前 9時59分 開 会

◎議長あいさつ
○議長(鈴木 潔) おはようございます。
富士見市選出の組合議員の皆さんにおかれましては、先に行われました市議会議員の選挙にめでたくご当選されましたことを心よりお祝い申し上げます。
開会に先だち議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議の結果の報告をお願いいたします。
議会運営委員長、伊地知伸久議員。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議会運営委員会委員長報告
○議会運営委員会委員長(伊地知伸久) おはようございます。
平成21年志木地区衛生組合議会第1回定例会に当たりまして、本日9時半より議会運営委員会を開催しましたので、その結果をご報告申し上げます。
まず、会期についてでございますが、本日1日といたしました。
次に、議事日程についてでございますが、皆様のお手元に配付してありますとおり、議事日程のとおりでございまして、日程第1、会議録署名議員の指名から日程第7の第3号議案までということで決定をいたしました。
次に、配付資料につきまして、白井忠雄議員の一般質問に対する資料請求がございましたので、会議の中でお諮りをしまして配付するといたしました。
以上、議会運営委員会の報告をさせていただきました。どうぞ最後までよろしくお願い申し上げます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎開会及び開議の宣告
○議長(鈴木 潔) ただいまの出席は18名でございます。定足数に達しておりますので、よって会議は成立いたしましたので、平成21年志木地区衛生組合議会第1回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議長報告
○議長(鈴木 潔) ここでご報告申し上げます。
監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会議録署名議員の指名
○議長(鈴木 潔) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第100条の規定により、議長において指名いたします。
会議録署名議員は、
9番 嶋 野 加 代 議員
10番 白 井 忠 雄 議員
11番 滝 本 恭 雪 議員
以上3名を指名いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会期の決定
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日としたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎管理者の行政報告
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第3、管理者の行政報告を行います。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 皆さん、おはようございます。開会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
本日は、平成21年組合議会第1回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方におかれましてはご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
始めに、去る3月22日投票の富士見市議会議員選挙におきまして、富士見市選出の組合議員の皆様におかれましては、全員がめでたく当選されましたことを、心よりお喜び申し上げます。
さて、本定例会に提案をしております議案は3件となっております。よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げます。
それでは、先の定例会以降の動向についてご報告申し上げます。
始めに、ペットボトルの売掛金の未回収についてご報告申し上げます。
株式会社ペットリバースの破産を受けまして、平成20年5月分及び6月分のペットボトル売却代金が未回収となっておりました案件につきましては、去る 平成21年1月14日付で18.54%の割合で債権を配当する旨の通知がありました。当組合におきましては、売掛債権580万3,245円のうち107万 5,921円を本年1月21日に受領したところであります。なお、残金472万7,324円につきましては、回収不能なため欠損金として処分いたしまし た。
次に、組合事務局の職員体制についてご報告申し上げます。
本年3月末日をもちまして、技術職員2名及び技能職員1名が定年退職することから、現行の職員体制を平成21年度から見直すことといたしました。
その内容でありますが、新座環境センターの職員配置を見直し、事務局に配置することとし、効率的な職員体制とするものであります。
また、現在、各構成市から主査級職員の派遣を受けておりますが、派遣職員の数が2名の年と1名の年があり、一定の職員体制となっておりませんでした。 そのため、平成21年度からは、常時2名の派遣職員を確保することといたしました。これにより、組合の職員体制は、常任副管理者及び事務局長職を除き11 名体制となるものであります。
次に、埼玉県環境整備センターの焼却灰搬入の再開について、ご報告申し上げます。
富士見環境センターから排出した焼却灰から、基準値を超過した鉛化合物が検出されたため、平成20年11月5日から搬入停止となっておりました。
その後、焼却灰の搬入再開に向け、埼玉県及び寄居町による富士見環境センター焼却施設の立入調査を受け、焼却灰のサンプル検査をした結果、鉛化合物は 測定可能な0.03ミリグラムという下限値以下であったことから、平成21年1月20日付で焼却灰の受け入れを再開する旨の通知を受けましたので、すで に、2月2日より搬入を開始しているところであります。
次に、(仮称)志木環境センター用地についてご報告申し上げます。
平成15年2月に新座環境センター東工場の全面改修工事が完了したことにより、現在稼働している日量90トンの焼却炉4基で、構成3市から排出される 一般廃棄物については適正処理が対応可能となっております。今後における3市の一般廃棄物の搬出量を勘案しても、新たな施設整備の必要性はなくなっており ます。
このため、(仮称)志木環境センター用地については売却する方向で検討を進めてまいります。
今後は、この用地に隣接する一般国道254号和光・富士見バイパス事業の整備状況を踏まえ財産処分し、構成市の財政負担の軽減に資するよう、適正管理してまいります。
以上で、開会に当たりましてのあいさつ並びに管理者の行政報告を終わります。
○議長(鈴木 潔) 以上で行政報告を終わります。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎一般質問
○議長(鈴木 潔) 日程第4、一般質問を行います。
通告者は2名でございます。
質問の要旨については、お手元に印刷、配付しているとおりでございます。
始めに10番、白井忠雄議員の一般質問を許します。
○10番(白井忠雄) おはようございます。10番、白井忠雄です。
それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
先ほどの管理者行政報告にありましたように、今後の3市の一般廃棄物の排出量などを勘案すると、新たな施設整備の必要性がなくなっていることから、(仮称)志木環境センター用地については売却する方向で検討を進めていくとのことであります。
私自身、まだ用地を視察したこともなくイメージがわきませんが、内容についても分からない点が多いため、今回一般質問にて詳しくお伺いをさせていただきます。
1点目に、新たに施設整備の必要がなくなっているとの件につきまして、その根拠をお伺いします。
今後、日本は人口減少社会へと移行していくものとの統計も出ています。それにより社会構造も変化し、生産活動も下降していくものと思われます。組合構 成3市におきましては、今後の人口構成などを踏まえた上で、将来のごみ排出量についてはどのように予測されていますでしょうか、お伺いします。
2点目ですが、用地売却時期についてです。
100年に一度の経済危機に直面し、日本社会は厳冬の中におかれていて、経済、産業全般にわたり活動が滞っており、大変深刻であることはご承知のとお りであります。不動産市場においても、かなり流通取引が鈍くなっているようであります。そうした中で、売却検討であります。売却する方向で検討を進めると いうことですので、これから、時期等も含めての検討になるかと思います。貴重な公共用地でありますので、なるべく価値的な判断をお願いするものでございま すが、用地売却時期についての考え方についてお伺いをいたします。
3点目です。用地購入時の借入れ及び償還などの状況についてお伺いをいたします。
こちらの概要にも記されておりますけれども、平成8年3月に用地取得事業が完了し、24億904万9,001円で取得しています。財源内訳では、起債が24億880万円、一般財源が24万9,001円となっています。その後の償還の状況についてお伺いをいたします。
4点目です。土地利用状況についてお伺いします。
平成8年3月の用地取得から丸13年を迎えます。その間、用地は取得したものの、目的であった(仮称)志木環境センターは建設されずに今日に至ってお ります。1万9,805平米、約6,000坪、新座環境センター用地の1万940.03平米を上回る敷地を有しています。このまま眠らせておくには、余り にももったいない話であります。
ただ、現在、グラウンドとして活用されていることという話でございますので、これまでの土地利用状況と経緯についてお伺いをいたします。
5点目です。用地と一般国道254号和光・富士見バイパス整備事業との関連と、工事進捗状況についてお伺いします。
富士見有料道路の国道463号との突き当たりから、東京外環自動車道の和光北インターチェンジを結ぶ区間に当たりますが、同バイパスは、国道463号 と同254号の渋滞緩和策として大きな期待が寄せられているバイパスであります。用地は、このバイパス整備予定地に隣接しており、整備状況によっては、土 地自体の資産価値も上がる可能性もあります。
工事の進捗状況はどのように把握されていますでしょうか。
なお、資料を要求しております用地とバイパスの関係が分かる図面について、議長にてお取り計らいのほど、よろしくお願いいたします。
最後6点目は、売却費の考え方についてお伺いいたします。
管理者行政報告では、財産処分し、構成市の財政負担の軽減に資するよう適正管理してまいりますとありますように、厳しい財政状況の中で負担が軽くなるのは助かることであります。そうした観点から、売却費の取扱について、どのような形を考えているかお伺いいたします。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(鈴木 潔) お諮りいたします。
ただいま10番、白井議員から資料の提出要求がありました。これを管理者に求めることについて、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。よって、ただいま10番、白井忠雄議員からの提出請求のありました資料の提出を管理者に求めることに決しました。
ただいま請求されました資料送付がされましたので、これより配付させていただきます。
〔資料配付〕
○議長(鈴木 潔) 配付漏れございませんか。
配付漏れなしと認めます。
次に、答弁を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 白井議員のご質問にご答弁申し上げます。
(1)から(6)につきましては関連がありますので、一括してご答弁申し上げます。
(仮称)志木環境センター用地は、平成6年1月から用地取得に着手し、平成8年3月に面積およそ2万平方メートルの取得事業を完了したところであります。
この用地取得のため、先ほどお話にありましたように、およそ24億円の費用を要しましたが、平成14年度末をもって既に償還済みとなっているところであります。
さて、現在稼働している日量90トンの焼却炉4基の年間処理能力についてでありますが、新座環境センター東工場の全面改修工事を実施したことに伴い、 実処理能力上は日量およそ330トン程度でありますが、平成19年度に排出された焼却処理対象量はおよそ210トン弱であり、120トン程度の処理能力に 余裕があるということであります。
現状におきましても、仮にメンテナンス等で1炉が休止状態になっていたとしても、およそ240トンの処理能力を有しており、先ほど申しましたように平 成19年度に排出された焼却処理対象量がおよそ210トン弱でありますので、メンテナンスをしていても240トンの処理能力を有しているということであり ますので、処理能力に心配はないというふうに判断しているところであります。
このようなことから、当該用地につきましては、適正な財産管理をするとともに、その有効な活用策について検討してきたところであります。
一方、当該用地につきまして、民間団体から公式少年野球の練習用グラウンドとして借りたいとの申出がありましたことから、平成18年2月から青少年健全育成を観点に行政財産の目的外使用の許可をしてきているところであります。
今後につきましては、新たな施設整備の必要性はなくなったことから、この用地に隣接する一般国道254号和光・富士見バイパス事業の整備状況を踏まえ 財産処分し、先ほど申し上げましたとおり、その財源につきましては、構成市の財政負担の軽減に資するよう適正管理していくこととしたところであります。
なお、一般国道254号和光・富士見バイパス事業の工事進捗状況等につきましては、埼玉県朝霞県土整備事務所によりますと、和光北インターチェンジか ら主要地方道朝霞蕨線までの第1期整備区間は、用地取得率およそ98%、工事進捗率およそ91%であり、また主要地方道朝霞蕨線から一般国道463号線ま での第2期整備区間につきましては、用地取得率がおよそ53%というふうに聞いているところであります。
以上です。
○議長(鈴木 潔) これより再質問に入ります。
白井議員。
○10番(白井忠雄) 答弁ありがとうございます。
概要をざっとご説明いただきまして、分かりました。
将来的に、施設的には処理能力は十分あるということで心配はないということであります。
それから、現在の土地利用につきましては、目的外使用により少年野球のほうに貸出しをしているということであります。
次に、再質問をさせていただきたいんですが、まず、少年野球につきましては、これは、使用料等についてはどのようになっているのかということを確認を させていただきたいのと、それから、資料をいただきましてありがとうございます。この図面をちょっと拝見いたしまして、この敷地のほうですね、ピンクの枠 で囲っていただいておりまして、右側に道路計画線ということであります。実際これは、敷地と道路とは、隣接というか接点の部分というのはあるんでしょう か。この図面を見る限り、若干離れているような気がいたすんですが、その辺ちょっと確認をさせていただきたいと思います。
それから、和光・富士見バイパスの進捗状況は、新座の議会などでも質疑等がありまして、状況はお聞きした上で改めてお聞きいたしました。かなり工事のほうは進捗のほう、この用地に隣接する部分については、まだ時間がかかるかなという気がいたします。
売却時期のほうにつきましては、改めてどれぐらいの時期というか、その辺も今後の検討課題なのかと思うんですが、再度確認をさせていただきたいと思います。
○議長(鈴木 潔) 答弁を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 再質問にご答弁申し上げます。
最初に、使用料の関係でありますけれども、これにつきましては、志木地区衛生組合行政財産使用料条例に基づき免除しているところであります。
2点目の(仮称)志木環境センター用地と、いわゆる254バイパスの接道する面積の関係ですけれども、ご指摘のように、必ずしも十分な形で接していな いということがありますので、今後、これにつきましては、正副管理者で十分協議しまして、必要な措置を講ずることによって、より付加価値が増すような形に していきたいというふうに考えております。
あわせまして、売却時期ということでありますけれども、まず、当衛生組合が売却するという方針を出さないことには、売却時期も定まってこないというこ とでありますので、今回はまず売却するという意思表示をして、今後はそれを踏まえた時期が定まってくるものというふうに認識しているところであります。
○議長(鈴木 潔) 白井議員。
○10番(白井忠雄) はい、分かりました。
用地につきましては、この図面でも分かるように、当然環境センター用地として取得した土地ですので、それについては、土地の形等は関係なかったのかと 思いますけども、いざ、これをまた売却となると、ある程度変形的な地形ですので目的がかなり限定されてきてしまうという気もいたしますし、またこれだけ大 きな道路計画ですね、バイパス計画がすぐわきにあって、今のところまだ接道部分というのがなかなかないということで、今、管理者の報告にございましたよう に、今後はそういった土地の資産価値を多少でも上げて、幅広い形で活用できるような土地にした上で売却等も考えたほうが、より資産価値としては高くなるの かなという気もいたしますし、その辺も含めてぜひ検討をお願いいたします。
以上で終わります。
○議長(鈴木 潔) 以上で、10番、白井忠雄議員の一般質問を終わります。
次に、18番、高浦康彦議員の一般質問を許します。
高浦議員。
○18番(高浦康彦) おはようございます。
議長からの指名がございましたので、一般質問をさせていただきたいと思います。
質問内容につきましては、(仮称)志木環境センター用地の売却検討について、管理者にお尋ねします。
ちょっとここの誤字があるようでございます。「(仮称)環境センター用地の売却する方向で討討を進める」と書いていますが、「検討を進める」と管理者行政報告にありました、この件について詳細な説明を求める質問でございます。
ただいま、白井議員から同じような内容の質問がございました。ダブる点についてはご容赦いただきたいと思いますが、できる限りダブらないような内容での質問をさせていただきたいと思います。
1点目について、3点ほど具体的な質問を設けたわけなんですが、将来的な排出量の問題については、先ほどの白井議員の質問に対しての答弁で分かりました。
問題の中心点として絞っての質問なんですが、ここで、254バイパスとの関係でございます。
行政報告では、254バイパスの整備状況を踏まえてと報告にございました。この点で、先ほど提示されました図面資料を見ましても、右側のところが道路 計画線であります。左側が新河岸川になっています。川と254バイパスに挟まれた約2万平米の土地になっています。13年前に購入をしたわけでございます けれども、この当時さかのぼって、過去の会議録をひもといてみますと、購入に至るまでの経過並びに購入後のセンターの焼却炉の建設計画の中止に至る経過な どが触れられておるわけですが、今日に至っているわけです。
今回、売却の方向の検討を示されたことについて、過去の組合議会の経過を見ても、慎重なる検討が必要ではないかと思います。
ここで売却の方向と、方向付けがされたわけなんですが、今日の組合の貴重な財産を処分するとなりますと、慎重な対応が求められます。高く売れればいい ということではなくて、やはり衛生組合にふさわしい処分のあり方なども考慮に加える必要があります。環境問題、また地球温暖化対策などを重視しました売却 方法の検討が、非常に重要だというふうに考えます。
今後売却方向での検討を進める際の留意点について、どのようにお考えかお聞かせいただきたいと思います。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(鈴木 潔) 答弁を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 高浦議員のご質問にご答弁申し上げます。
ただいま高浦議員のほうからお話がありましたのは、売却の際の留意点ということでございますけれども、当然ながら法を遵守して売却していくということであります。
○議長(鈴木 潔) 再質問に入ります。
高浦議員。
○18番(高浦康彦) 法を遵守するという答弁でございますが、この土地は、先ほどのご答弁にありますように、254と隣接、つなげるということも含めて 検討し、有効活用を図るというような内容でありますが、非常に254と接するということの活用となりますと、例えば、想定するには、パーキングエリアなど を誘致するということが、単純に思いうかがえるわけでございます。
そういう場合と仮定しまして、やはり近隣住民等と、この図面の中の道路計画線がございます、右側にね。その反対側に宗岡第二中学校があります。非常に地域住民、また新河岸川の朝霞側に住宅が広がっているわけでございます。
そういう面で、非常に環境問題に相当影響を及ぼすことが懸念されるわけですね。ですから、254バイパスの建設につきましては、非常に当該志木市の地 域、とりわけ宗岡地域におきましては、2年前に住民側から道路は地下にしてほしいと、地上は緑にしてほしいという陳情書が、1万5,694筆の署名をもっ て県へ提出された経過がございます。自然環境や生活環境を壊さないでほしいという運動が、約20年前から今日に至っているわけでございます。
先ほど、今後この売却については、法に基づいてという一言での答弁でありましたが、そうではなく、やはり環境センターの売却を検討する際には、近隣住民への説明会など、また住民の意見を尊重すると、こういうことが非常に重要ではないかなというふうに思います。
この点について、今後の売却を検討する際の留意点、先ほどそこを聞きたかったんですね。
この点について、どのように検討を進めていくのか、改めてお答えいただきたいと思います。
○議長(鈴木 潔) 答弁を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 高浦議員の再質問にご答弁申し上げます。
留意点ですから、留意点につきましては、法を遵守して売却するということであります。
○議長(鈴木 潔) 高浦議員。
○18番(高浦康彦) 本当に、何か法を遵守すると、その一言での答弁で、到底私は納得できません。オウム返しの答弁になってしまっておりますので、やは り、具体的にどういう、自然環境や住民の気持ち、そういうものをきちんと説明をするということが必要ではないかなというふうに、私は思います。
今後、そういう点を含めて、売却につきましては、住民の合意を十分図られるよう要望しまして、私の質問とさせていただきます。
○議長(鈴木 潔) 以上で、18番、高浦康彦議員の一般質問を終わります。
以上で、一般質問を終結いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第1号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第5、第1号議案 志木地区衛生組合議会常任副管理者の選任についてを議題といたします。
ここで、事務局長の退席を求めます。
〔事務局長 山中 満 退席〕
○議長(鈴木 潔) 議案の朗読を省略することに、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任についてご説明申し上げます。
本案は、平成19年4月より常任副管理者としてご尽力をいただいてまいりました新井啓司氏が、平成21年3月末日をもちまして退職することに伴い、後 任として、ただいま退席をしております局長の山中 満を選任することにつきまして同意を得たいので、志木地区衛生組合規約第8条第3項の規定により、この 案を提出するものであります。
○議長(鈴木 潔) 提案理由の説明は終わりました。
これより、議案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
議長から申し上げます。第1号議案は人事案件のため、討論を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認め、第1号議案の採決を行います。
第1号議案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、第1号議案は原案のとおり同意されました。
事務局長の復席を求めます。
〔事務局長 山中 満 復席〕
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第2号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第6、第2号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたしました。
提案理由の説明を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 第2号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
本案は、人事院勧告に準拠することにより職員の勤務時間を変更したいので、地方公務員法第24条第6項の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(鈴木 潔) 提案理由の説明が終わりました。
常任副管理者より内容説明を求めます。
新井常任副管理者。
○常任副管理者(新井啓司) それでは、第2号議案の内容についてご説明申し上げます。
この議案につきましては、人事院勧告に準拠し、組合の勤務時間を週40時間から週38時間45分に改めるものであります。また、併せて裁判員の参加す る刑事裁判に関する法律が平成21年5月21日から施行することに伴い、特別休暇に裁判員として出頭する期間を加えるものであります。
第2条、第3条第2項、第6条第2項及び第14条第5項の改正については、勤務時間の改正、第14条第2項第2号の改正につきましては、裁判員の出頭 の改正を行っております。附則第2項の改正につきましては、育児休業等に関する条例第10条に規定する育児短時間勤務の時間数の調整及び第13条に規定す る給与条例の条例中に規定する勤務時間数を改正するものです。
なお、この条例の施行につきましては、勤務時間に係る部分は4月1日から、裁判員に係る部分は法施行に併せて5月21日から施行といたします。
この改正により、組合の勤務時間については、現在午前8時30分から午後5時30分までとなっておりますが、終了時間を午後5時15分までといたす考えであります。
以上です。
○議長(鈴木 潔) 内容の説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第2号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、第2号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第3号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(鈴木 潔) 次に、日程第7、第3号議案 平成21年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
長沼管理者。
○管理者(長沼 明) 第3号議案 平成21年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてご説明申し上げます。
本予算は、歳入歳出それぞれ23億8,757万7,000円といたしたく、地方自治法第211条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(鈴木 潔) 提案理由の説明が終わりました。
常任副管理者より内容の説明を求めます。
新井常任副管理者。
○常任副管理者(新井啓司) それでは、私のほうから内容説明させていただきます。
平成21年度予算についてでありますが、予算書及び予算概要という資料がありますが、予算概要のほうをご覧いただきたいと存じます。
概要の1ページに記載してありますが、平成21年度の予算規模につきましては、先ほど管理者が申し上げました23億円となっておりまして、前年度比で2億8,214万1,000円、率で10.6%の減となっております。
各構成市の負担金については、表に示すとおりとなっております。
次に、3ページをご覧いただきたいと存じます。
目的別の比較表になっておりますが、歳入につきましては、その主となりますものは、構成市からの負担金で、20億2,810万1,000円、前年比1,300万6,000円、率で0.6%の減となっております。
そのほかでは、手数料ですが、3,951万1,000円、10.8%の減、繰入金は、財政調整基金からの取り崩しはありませんので、皆減となっております。
繰越金につきましては、2,000万円を見込みまして、前年と同額と見込んでおります。
諸収入でありますが、これは、有価物の売却代金が主なものですが、1億449万4,000円、90.1%の減となっております。
歳出につきましては、総務費で2,139万3,000円、124.9%の増、衛生費で2,407万9,000円、1.4%の減、公債費で2億 7,941万円、31.2%の減となっており、4ページの性質別で見ますと、義務的経費が7億4,481万9,000円となりまして、2億9,619万 2,000円、28.5%の減、消費的経費が16億1,036万3,000円、0.5%の減となっております。投資的経費につきましては、前年同様支出は 予定しておりません。
なお、今後の公債費の支出予定につきましては、8ページに償還表を掲載しておりまして、平成20年度以降減少していく状況となっております。
なお、財政調整基金につきましては、3ページの下の表に、参考として各年度末現在の額を記載しております。
以上、概要ではございますか、何点か予算書のほうでご説明させていただきます。
恐れ入りますが、予算書の6、7ページをご覧ください。
歳入の款2使用料及び手数料ですが、12月補正で補正減させていただきましたが、ごみ量が今後も減少していくことが考えられますので、それを見込みま して3,951万1,000円減額いたしました。その下の繰越金でありますが、昨年12月の議会において補正させていただきましたので、平成20年度と同 額の2,000万円を措置いたしました。
次に、雑入のうち有価物売却代金でありますが、昨年来の金属資源の暴落の状況を踏まえ、20年度当初予算との比較で1億341万円の減を見込んだもの であります。売却単価の見込みでありますが、大型金属がトン当たり、昨年の当初で1万9,000円あったものが、トン当たり9円です。大幅に落ちていま す。それから、スチール・アルミ缶がトン当たり105円です。それから、不燃物アルミが2,040円に、不燃物磁性物が9円に、非鉄が4,095円に見込 むなど、昨年の補正時よりも更に下落するものと見込んだところであります。
ペットボトルにつきましても、売却単価の落ち込みが見られますことから、トン当たり、昨年当初ですと3万1,500円見込んでおりましたが、本年度につきましてはトン当たり5,000円で見込ませていただきました。
このペットボトルにつきましては、これまでトン当たり3万7,700円程度の費用をかけて圧縮減容化、圧縮して四角にまとめる圧縮減容化を行った上で 売却しておりましたが、売却単価より圧縮減容化の費用が大きく上回ることとなりますことから、調整をする中で、丸ボトルのまま売却が可能となったところで あります。圧縮減容化したほうが高く売却できますが、それでも1万円程度の見込みしかございませんので、丸ボトルのまま売却する方向とさせていただきまし た。
また、このほかの有価物といたしましては、平成20年度に試行的に売却し、今後も安定的に売却可能となりましたものとして、ポリプロピレン製の結束バ ンド、ちょっと硬いプラスチック製の平べったいひも状の結束するバンドなんですが、これも売却できるようになりました。それから、布団も売却できるように なりました。結束バンドについては、量は少ないんですが、トン当たり1万5,750円、布団につきましては3,150円を見込んで措置しております。さら に、容器包装外のプラスチックについても、トン当たり1,050円で売却できる見込みとなりましたので、組み込まさせていただきました。
続いて、8ページ以降の歳出でありますが、款1議会費及び款2総務費、項1総務管理費につきましては、例年どおりの内容であります。
9ページの目2財政調整基金費でありますが、12月補正において基金から2,238万6,000円を取り崩しましたが、施設の緊急修繕の発生等への対応のため、一定額の基金額を確保しておく必要がありますので、取り崩し額と同額を積み立てるものであります。
9ページからの款3衛生費の清掃総務費でありますが、平成20年度末において定年退職する職員3名に係る給料等の人件費を減額するとともに、19節の総合事務組合負担金に退職手当特別負担金分として1,376万2,000円を措置しております。
また、11節の需用費の印刷製本費でありますが、昨年の決算審査特別委員会において、組合広報の「広がる輪」を事業系廃棄物の排出事業者にも配付すべきとのご意見がありましたので、2,000部を増刷することといたしました。
11ページの款3衛生費の塵芥処理費、11節需用費の光熱水費ですが、前年と比較して2,400万1,000円増額となっておりますが、電気料金の燃料費調整額のアップなどに対応するため増額したものが、主なものであります。
その下の修繕費でありますが、新座環境センター西工場の運転管理のかなめであります計装制御システムや、富士見環境センターの噴射水加圧ポンプ、空気 予熱器スクレバー、これらの施設などの更新を行う必要がありますことから、前年と比較して3,682万6,000円増額しております。
次に、13節委託料の運転管理業務委託料でありますが、3つの焼却施設、粗大有価施設及びプラスチック分別処理施設の運転管理業務の委託料でありますが、前年度の契約実績を基本に計上いたしましたので、434万9,000円減額しております。
また、そのページの一番下の廃棄物処理業務委託料でありますが、可燃ごみの減少傾向に伴い、焼却灰等の発生も減少することを見込み、806万9,000円減額いたしております。
また、歳入でご説明いたしましたペットボトル圧縮減容化業務の廃止に伴い、委託料4,188万3,000円減額し、さらに、容器包装外プラスチックの売却により、その部分の再商品化業務委託料が不用になりますので、811万5,000円減額となっております。
次のページに、精密機能検査業務委託料を新たに計上いたしておりますが、この業務は、3年に一度実施する事業であります。
次に、その下の14節の有料道路使用料でありますが、富士見川越有料道路が今年の8月から無料化となりますため、740万円減額しております。
以上、簡単ではございますが、平成21年度予算の内容をご説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
○議長(鈴木 潔) 内容説明は終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
7番、朝賀議員。
○7番(朝賀英義) 何点か質問したいと思います。
まず、歳入の関係で、ページでいくと6ページになりますが、先ほど常任副管理者は、繰越金については、12月補正を行ったので前年度と同額を補正した という簡単な説明だったんですけど、さっき有価物の売却などが大幅に減ったりしていて、この2,000万というのは、当然確保できるから計上したんでしょ うけど、見込みで大丈夫なのかという確認をしておきたいと思います、確保ね。
それから、有価売却の代金については説明があったのであれなんですが、数字がかなり多いんで、参考のためにも概要とか何かに入れてもらえればありがた かったなと、メモをとるのが結構大変だから。額が大きく変わったというのはよく分かったんですけれど、それは、また考えていただければと思いますが。
あと、管理者報告にもあったんですが、9ページの職員数なんですけれども、技術、技能の関係の方が定年で3名辞められるということで、そういった職員 の方の確保はどうなのかなというのが、14名だったのが11名で、事務局体制の強化というんですか、そういうのは図られるというのは管理者の説明の中にも あったんですが、技能職とかそういった方の確保の問題では、この一部事務組合を運営していくに当たって確保が必要なんじゃないかなというふうに思うんです けれども、その点はどんなふうに考えられたのでしょうか。
それから、11ページの修繕費で説明がありまして、幾つか主なものがあって、今、説明いただいたところが、金額的に大きな金額が必要になるところだと 思うんですが、3,680万から増えるということで、すみません、この修繕費の額の多い部分、さっき幾つか説明されましたけれども、もう少し説明していた だければと思います。
以上です。
○議長(鈴木 潔) 答弁を求めます。
新井常任副管理者。
○常任副管理者(新井啓司) まず、歳入6ページの繰越金2,000万円の関係でございますが、昨年、平成19年度も12月に補正させていただきまして、 それで、最終的には繰越金2,300万円ほど確保ができました。今年度も昨年12月に補正させていただきましたが、それでも2,000万円の確保はできる ものと考えております。
それから、有価物の単価につきましては、ちょっと細かくて申し訳ございません。今後の検討課題とさせていただきます。
それから、職員数の確保の関係でございますが、技能職につきましては、これから委託の業務の中に含めてまいりますので、技能職については、今後とも確 保という考え方はございません。技術職2名、今回3月末で定年退職ということで2名減になりますが、業務量等を調整する中で、11名あれば組合の業務につ いてはやっていけるという、これは庁内の職員全体と検討した結果、それから各市の部長さんも交えての検討を加えた中での結論ということで、11名の判断、 やっていけるだろうということで。それから、1つの改革といたしまして、新座環境センターの職員を1か所に集めることによって、効率的な職員の運用を図れ ば十分、11名切ってもできるんではないかという見込みで行っております。
それから、修繕費の額の多い分をもう少し詳しくということですので……。
○7番(朝賀英義) 中身、これとこれとこれって、多い順から主立ったものを幾つか言ってもらえればいいです。
○常任副管理者(新井啓司) それでは、来年度の工事、大きなもの、主なものを言いますと、富士見の焼却施設につきましては、1号クレーンバケットの更新、それから、先ほど言いました噴射水加圧ポンプの更新、それから空気予熱器のスクレバーの更新等がございます。
それから、新座西につきましては、バグフィルター5基の更新、それから、大きなものといたしまして、計装制御システム、これは燃やすためのコンピュー ターの制御システムなんですが、これは、既に部品交換ができない状況になっておりますので、更新させていただくというものでございます。
それから、新座東につきましては、炉内の耐火物の交換修繕とか、それから、空気予熱器の更新が大きなものとして出てくる計画であります。
以上です。
○議長(鈴木 潔) 再質問に入ります。
朝賀議員。
○7番(朝賀英義) 人員のことは大丈夫じゃないかということであるんですけれども、私も、技術職とかそういう方々が実際どういう関係だったのかという か、組合の中での仕事の量とか、そういったものとかはよく分からない部分があるんですけれども、ここで3名も退職されるということで、大変ではないかなと いうふうに考えているので質問しました。
あと、年齢的にも、平均年齢で、たしか給与表のところに出ていまして、平均年齢が50歳代に入るみたいな感じになっているようなので、そういう業務の 引継ぎというか、経験とかそういうものがどういうものなのかというのも、私も詳しくは分からないんですけれども、そういうことも考えて、ぜひ対応していた だきたいと思います。これは、要望で結構です。
修繕費の関係なんですけれども、概要の中で、財調は今年度の、先ほどの積立てを入れて5,400万余りということなんで、ただ、修繕費との関係で、突 発的にというか、あと予備費は1,000万でしたか、あるわけですけれども、そういった設備の老朽度というんですか、先ほど修繕費で説明していただいたも ので、機能が果たせない状況になっているものもあるというか、部分的にですけれどもあったんですけれども、緊急の場合の心配をするわけなんですけれども、 今、5,000万ぐらいで、これは大丈夫なんですか。
あと、私も、今言ったいろんな設備がかなりあるんだと思うんですよね、これだけの設備がありますから。そうすると、耐用年数は恐らくそれぞれのところ である程度のものはすべてあるんだと思うんですけれども、よくこの財調の関係で、突発的な事故というか、そういうことが起きた場合にという表現をされるの で、設備の中の耐用年数とかの関係と、この財調でこれだけ確保していく金額との関係でどうなのかなというのは、その点はどういうふうに見ておられるんで しょうか。
○議長(鈴木 潔) 答弁を求めます。
新井常任副管理者。
○常任副管理者(新井啓司) 緊急のための場合の財調との絡みということでございますが、管理しているほうといたしましては、この修繕費につきましては、 先ほど予算で3年に一度予算化しております精密機能検査というのは、3年に一度実施してございます。これは、施設のそれぞれの状況を確認するためのもの、 それから、毎年のオーバーホール前に事前調査を行って、オーバーホールすべきもの、場所、その特定をいたします。実際は、そのオーバーホールを実施します と、中を開けますので、新たに出てくる部分は当然出てきております。そういう事前の調査する中で、事務局としては、特別大きなことは起きないという部分は 慎重に行っております。
それで、あと5,000万円との絡みでございますが、当然過去に破砕機の爆発事故が起きたような部分もありますけれども、そういう大きな突発的な事故 が起きますと、5,000万だと足りないということは当然出てきます。その際は、補正等で対応せざるを得ない。今現在は特別に、壊れた場合は5,000万 円でどうにか間に合えばという期待になっております。
以上です。
○議長(鈴木 潔) ほかにございませんか。
18番、高浦康彦議員。
○18番(高浦康彦) 新たに有価物で売却が可能となったという点が、何点かありました。
その中で、容器包装リサイクルが可能になったというふうな説明がありましたね。じゃなかったですか、トン当たり1,050円というような。
これについて、ちょっと詳細に説明を、ちょっと聞き漏らした点があったかと思いますので、ご説明いただければ。
○議長(鈴木 潔) 答弁を求めます。
新井常任副管理者。
○常任副管理者(新井啓司) 先ほどご説明したとおりなんですが、新たに売却できるものといたしまして、容器包装外のプラスチック、おもちゃなんかの硬質プラスチックですね、これが、本年度、21年度から売却できるという見込みとなったものでございます。
以上です。
○議長(鈴木 潔) 18番、高浦議員。
○18番(高浦康彦) ちょっと私も知識が不十分なんですが、容器包装についての今現在の扱い、包装プラスチックありますね、分別した。あの扱いはどのような、有価物として処理されているんでしょうか。その点について質問いたします。
○議長(鈴木 潔) 答弁を求めます。
新井常任副管理者。
○常任副管理者(新井啓司) ご質問の容器包装のプラスチックにつきましては、ここで分別いたしまして、容器包装リサイクル協会、こちらのほうに引き渡しております。
これにつきましては、処理費につきましては、基本的には容器包装リサイクル協会のほうで持つということになっております。
以上です。
○議長(鈴木 潔) よろしいですか。
18番、高浦議員
○18番(高浦康彦) となりますと、それは有価物という形では、今、売却にはなってないと。要するに、処理費の分は協会のほうで持つという形で、有価物 としてはされてないということだと思うんです。この点について、今後の有価物、いろいろこの点については検討されている内容もあろうかと思うんですが、今 後この辺について、有価物としての対応というのはできないのかどうか、これについてお答えください。
○議長(鈴木 潔) 答弁を求めます。
新井常任副管理者。
○常任副管理者(新井啓司) 容器包装リサイクルにつきましては、容器包装リサイクル法に基づきまして全国的に展開されておりまして、その法律に基づきま して、容器包装部分についてはリサイクル協会のほうに引き渡すということになっておりますので、これは、有価物としての対応は、特別に売り出せば別なんで しょうけれども、対応はしていないということです。
以上です。
○議長(鈴木 潔) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
次に、討論を行います。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第3号議案 平成21年度志木地区衛生組合歳入歳出予算について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木 潔) ご異議なしと認めます。
よって、第3号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎閉会の宣告
○議長(鈴木 潔) 今定例会の議事録の調製については議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
よって、平成21年志木地区衛生組合議会第1回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
本日はお疲れさまでした。ありがとうございました。
午前11時04分 閉 会



──────────────────────────────────────────────

参考資料

平成21年志木地区衛生組合議会第1回定例会議案等一覧及び審議結果
平成21年3月26日

議案番号       件 名 審議結果 採択の状況 議決等年月日
第1号議案 志木地区衛生組合常任副管理者の選任について  原案可決 全会一致 H21.3.26
第2号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定について  原案可決 全会一致 H21.3.26
第3号議案 平成21年度志木地区衛生組合歳入歳出予算について 原案可決 全会一致 H21.3.26