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志木地区衛生組合

会議録

令和6年第3回志木地区衛生組合議会 会議録

令和6年10月7日

 

 

 

○ 招  集  告  示

志木地区衛生組合告示第9号

 令和6年志木地区衛生組合議会第3回定例会を次のとおり招集する。

  令和6年9月4日

                      志木地区衛生組合管理者  並 木   傑

                     
                    記

1 日 時   令和6年10月7日(月)午前10時

2 場 所   志木地区衛生組合リサイクルプラザ利彩館研修室


○応招・不応招議員
令和6年志木地区衛生組合議会第3回定例会  10月7日(月)

応招議員(18名)
      1番 今 成 優 太 議員      2番 木 村 邦 憲 議員
      3番 熊 谷   麗 議員      4番 田 中 栄 志 議員
      5番 関 野 兼太郎 議員      6番 深 瀬 優 子 議員
      7番 黒 田 実 樹 議員      8番 佐 藤 重 忠 議員
      9番 島 田 久仁代 議員     10番 助 川   昇 議員
     11番 田 口 訓 子 議員     12番 谷地田 庸 子 議員
     13番 天 田 いづみ 議員     14番 安 藤 圭 介 議員
     15番 今 村 弘 志 議員     16番 岡 島 貴 弘 議員
     17番 小 池 真由美 議員     18番 吉 澤 富美夫 議員

不応招議員(なし)

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令和6年志木地区衛生組合議会第3回定例会

令和6年10月7日(月曜日)

○議 事 日 程
 開  会
 議長報告
 日程第 1 会議録署名議員の指名
 日程第 2 会期の決定
 日程第 3 管理者の行政報告
 日程第 4 第9号議案 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について
 閉  会

○出席議員(18名)
       1番 今 成 優 太 議員
       2番 木 村 邦 憲 議員
       3番 熊 谷   麗 議員
       4番 田 中 栄 志 議員
       5番 関 野 兼太郎 議員
       6番 深 瀬 優 子 議員
       7番 黒 田 実 樹 議員
       8番 佐 藤 重 忠 議員
       9番 島 田 久仁代 議員
      10番 助 川   昇 議員
      11番 田 口 訓 子 議員
      12番 谷地田 庸 子 議員
      13番 天 田 いづみ 議員
      14番 安 藤 圭 介 議員
      15番 今 村 弘 志 議員
      16番 岡 島 貴 弘 議員
      17番 小 池 真由美 議員
      18番 吉 澤 富美夫 議員

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○欠席議員(なし)
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○説明のための出席者
管理者
並 木   傑
副管理者
香 川 武 文
副管理者
星 野 光 弘
常任副管理者
本 多 忠 嗣
事務局長
玉 井 晶 子
監査委員
成 田   茂
会計管理者
佐々木 恵 司
総務課長
寺 島 暁 恵
企画業務課長
瀬 本 裕 志
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
事務局主幹
時 田 英 司
総務課長補佐
高 橋 知 江
企画業務課長補佐
嶋 田   靖
総務課総務係長
比 嘉 隆 之

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午前 9時53分 開 会

◎議長挨拶
○議長(田中栄志) 皆様、おはようございます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議会運営委員会委員長報告
○議長(田中栄志) 開会に先立ちまして、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
  議会運営委員会委員長、深瀬優子議員。
○議会運営委員会委員長(深瀬優子) おはようございます。
  令和6年志木地区衛生組合議会第3回定例会に当たり、本日午前9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について報告いたします。
  まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
  次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配布いたしております議事日程のとおりで、日程第1、会議録署名議員の指名から、日程第4、第9号議案 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定までということで決定をいたしました。
  次に、令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてでありますが、例年と同様に各市2名ずつ計6名からなる決算審査特別委員会を設置の上、閉会中に審査をお願いし、次回第4回定例会において審査結果の報告をしていただくということで決定をいたしました。
  次に、志木地区衛生組合議会の個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例について、改正理由並びに改正案の説明の後、協議の結果、本条例に罰則規定が設けられていることから、お手元にお配りいたしました改正案により、今後、さいたま地方検察庁との事前協議に諮り、本条例の一部改正に向け、事務手続を進めることを了承するということで決定いたしました。
  以上、議会運営委員会の会議結果を報告させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(田中栄志) ただいまの委員長報告どおりご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎開会及び開議の宣告
○議長(田中栄志) ただいまの出席議員は18名です。定足数に達しております。よって、議会は成立いたしましたので、令和6年志木地区衛生組合議会第3回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議長報告
○議長(田中栄志) ここで、ご報告申し上げます。
  監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配布いたしましたので、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会議録署名議員の指名
○議長(田中栄志) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により議長において指名いたします。
  会議録署名議員は、
   16番 岡 島 貴 弘 議員
   17番 小 池 真由美 議員
   18番 吉 澤 富美夫 議員
  以上、3名を指名いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会期の決定
○議長(田中栄志) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
  今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中栄志) ご異議なしと認めます。
  よって、会期は本日1日と決定いたしました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎管理者の行政報告
○議長(田中栄志) 日程第3、管理者の行政報告を行います。
  並木管理者。
○管理者(並木 傑) みなさん、おはようございます。
  開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。
  本日は、令和6年組合議会第3回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方にはご多用の中ご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
  去る8月20日から、前任の管理者でありました星野富士見市長の後任といたしまして、私、並木が管理者に就任させていただきました。当組合では、構成3市、35万5,000人の市民から排出されますごみの処理を担っております。ごみ処理は、行政サービスの中でも市民生活に密着した大変重要な業務でございますことから、星野富士見市長、香川志木市長とともに、引き続き適正かつ円滑なごみ処理を行ってまいりますので、ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げる次第でございます。
  本定例会に提案しております議案は1件となっております。よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げる次第でございます。
  それでは、さきの定例会以降の動向といたしまして、一般廃棄物の排出量についてご報告申し上げます。
  埼玉県における令和4年度の確定値になりますが、県内では集団資源回収も含め、222万3,988トンの一般廃棄物が排出されました。内訳は、家庭系ごみが165万2,151トンで、前年度に比べ4万6,365トンの減少、事業系ごみが49万5,559トンで、3,522トンの増加、集団資源回収が7万6,277トンで、2,581トンの減少でございました。このように、家庭系ごみが減少して、事業系ごみが増加した動きは、新型コロナウイルス感染症の流行により規制されていた飲食店などの営業時間や、生活様式の変化が戻りつつあることが影響しているものと考えており、組合の集計とも一致するところであります。
  また、1人1日当たりのごみ排出量は、全国平均が880グラムのところ、埼玉県の平均は825グラムと全国で第6位の少なさとなっております。その中でも、富士見市においては689グラムと県内63市町村の中で一番少ない排出量となっております。また、志木市が730グラムで県内6位、新座市が747グラムで県内11位となっており、いずれも県内平均より大幅に少ない排出量となっているところであります。
  これもひとえに、市民の皆様や事業者の方々がごみの減量化に取り組んでいただいているものと御礼を申し上げる次第でございます。今後も引き続き、構成市と連携を図りながら、ごみの減量化と、その再資源化に努めてまいりたいと考えております。
  加えまして、9月12日に発生いたしました新座環境センター東工場定期オーバーホール修繕中の作業員の転落事故についてご報告申し上げます。
  本件は、新座環境センター東工場焼却施設の焼却炉内において作業をしていたオーバーホール下請業者の67歳男性が、作業範囲外の再燃焼室に転落して、お亡くなりになられたものであります。被災者の方には、改めてご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様には心からお悔やみを申し上げます。
  この事故の経緯でございますが、当日は被災者の方を含め、7名で足場を組んで焼却炉の壁に付着している灰の塊を剥離する作業をしておりましたが、休憩時に被災者の方がいなかったため確認したところ、再燃焼室の約7メートル下のシュートに被災者が転落していることを確認したものであります。被災者の方は、足場の上から2段目で作業をしておりましたが、持ち場の場外である最上段の足場まで上がり、さらに足場の囲いを乗り越えて、3メートル先の再燃焼室まで移動し、転落したものと推測しております。
  警察の現場検証等は終了しておりますが、焼却炉内や再燃焼室への経路は投光器で明るく照らされておりまして、被災者の方がなぜ持ち場の場外である再燃焼室へ向かったのか、理由は判明しておりません。
  組合といたしましては、このたびの事故を受け、発注者である荏原環境プラント株式会社に対し、作業の中に潜んでいる危険を全て洗い出し、対策を講じるよう指示したところでございます。
  なお、9月17日に労働基準監督署による現場確認が行われ、再発防止策を講じ、労働災害再発防止対策書などの書類を提出し、9月23日から修繕を再開しております。
  今後におきましては、二度とこのような事故が起きぬよう、安全管理の徹底に努めてまいります。
  以上、開会に当たりまして、挨拶並びに行政報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(田中栄志) 以上で行政報告を終わります。
  ここで暫時休憩いたします。
午前10時05分 休 憩
午前10時06分 再 開
○議長(田中栄志) 休憩を閉じて会議を再開をいたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第9号議案の上程、説明、質疑、委員会付託
○議長(田中栄志) 日程第4、第9号議案 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
  議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中栄志) ご異議なしと認めます。
  よって、議案の朗読は省略いたします。
  提案理由の説明を求めます。
  並木管理者。
○管理者(並木 傑) 第9号議案 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、ご説明申し上げます。
  本案は、地方自治法第233条第3項の規定により、令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算を別紙監査委員の意見を添えて議会の認定に付するものであります。
○議長(田中栄志) 提案理由の説明が終わりました。
  これより決算審査の監査報告を求めます。
  成田監査委員。
○監査委員(成田 茂) おはようございます。
  それでは、令和5年度志木地区衛生組合の歳入歳出決算審査についてご報告をいたします。
  審査は、令和6年8月23日、志木地区衛生組合会議室において実施をいたしました。管理者から提出された歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書並びに決算審査のために提出された資料に基づき、関係職員の説明を聴取するとともに、会計管理者所管に係る各種帳簿類を確認し、照合するなどの方法により審査を実施いたしました。審査の結果、歳入歳出決算その他関係書類については、いずれも関係法令に準拠して作成されており、かつ記載金額等計数は正確で、当年度における決算を適正に表示しているものと認められました。
  したがいまして、令和5年度の決算状況は適正な予算の執行により目的を達成したものと認めます。
  なお、今後につきましても、各施設の老朽化に伴う維持補修等の費用負担が想定されることから、引き続き計画的な事業運営や効率的な財政運営に努められるとともに、災害や突発的な緊急の修繕等に備え、一定程度の財政調整基金の確保をしておく必要があると考えております。
  以上、報告といたします。よろしくお願いします。
○議長(田中栄志) 監査報告が終わりました。
  内容説明を求めます。
  本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) おはようございます。よろしくお願いいたします。
  それでは、第9号議案 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。
  恐れ入りますが、令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算及び決算事項別明細書の1ページ、2ページをお願いいたします。
  歳入決算につきましては、予算現額33億6,706万6,000円に対し、調定額、収入済額ともに34億1,104万7,711円となり、収入率は101.3パーセントとなっております。
  次に、3ページ、4ページをお願いいたします。
  歳出決算につきましては、予算現額33億6,706万6,000円に対し、支出済額は32億3,069万1,864円となり、執行率は95.9パーセントとなっております。
  歳入歳出差引き残額につきましては1億8,035万5,847円となり、翌年度へ繰り越すべき財源はないことから、この額が実質収支額となります。
  なお、令和5年度の歳出決算額は、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の完了や財政調整基金積立金などの減額などにより、前年度に比べ44.8パーセントの減となっております。
  続きまして、5ページ、6ページの歳入歳出決算事項別明細書をお願いいたします。
  初めに、歳入の主な内容につきましてご説明申し上げます。
  第1款分担金及び負担金、第1項負担金につきましては、構成3市からの負担金ですが、前年度に比べ6.7パーセントの減となっております。
  次に、第2款使用料及び手数料、第2項手数料につきましては、粗大ごみや事業系ごみの受入れに係る処理手数料でございますが、前年度に比べ896万3,790円の増、率にして2.2パーセントの増となっております。
  これは、事業系可燃ごみの搬入量が、前年度に比べ280.7トン増加し、手数料が649万6,580円の増となっております。また、家庭系粗大ごみの自己搬入量につきましても、前年度に比べ182.56トン増加し、自己搬入手数料が249万5,750円増加しており、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事により、受入れを制限していたららぽーと富士見の事業系可燃ごみや家庭系ごみの自己搬入の制限を解除したことによるものと考えております。
  次に、第4款繰入金、第1項基金繰入金につきましては、新座市大和田二・三丁目地区土地区画整理事業清算金として1億2,714万8,053円を繰入れいたしました。
  次に、7ページ、8ページの第6款諸収入、第3項雑入のうち、備考欄の1項目めの有価物売却代金につきましては、スチール・アルミなどの金属類の売却単価はほぼ横ばいとなっておりますが、ペットボトルについては、原材料価格の下落により売却単価が大きく下落したことから、歳入金額が、前年度に比べ6,781万8,142円の減となっております。
  続きまして、歳出の主な内容につきましてご説明申し上げます。
  9ページ、10ページをお願いいたします。
  第2款総務費、第1項総務管理費、第2目財政調整基金費につきましては、令和5年度歳入歳出補正予算(第2号)におきまして、前年度繰越金及び有価物売却代金の歳入予算の増額補正及び電気料金及び運転管理業務委託料などの歳出予算の減額補正により、歳入歳出差引き残額の2億2,904万8,000円を財政調整基金に積み立てたことによるものでございます。
  続きまして、11ページ、12ページをお願いいたします。
  第3款衛生費、第1項清掃費、第1目清掃総務費につきましては、職員の人件費や事務経費などでございます。
  支出済額は1億441万9,605円となり、前年度に比べ1,395万1,104円の減となっております。
  減となった主な要因は、令和5年度は常任副管理者が事務局長を兼ねる年度となることと、令和5年2月末日で正規職員1名が退職したことによる人件費の減でございます。
  続きまして、13ページ、14ページをお願いいたします。
  第2目塵芥処理費につきましては、組合の主たる業務であるごみの中間処理及び最終処分に関する経費でございます。
  支出済額は、26億4,489万8,875円となり、前年度に比べ23億5,068万1,831円の減となっております。
  減となった主な要因は、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の完了に伴い、工事請負費が前年度と比べ24億2,519万円の減となったことによるものです。
  次に、第10節需用費のうち、備考欄の光熱水費につきましては、2億7,975万4,684円となり、国による激変緩和措置などによる燃料費調整額が下落したため、電気料金単価が値下がりしたことにより、前年度と比較して3,013万4,831円の減となっております。
  次に、同じく需用費の備考欄の最終項目の修繕費につきましては、8億2,909万9,211円となり、前年度に比べ1億392万7,441円の増となっております。これは、労務単価や資材価格が高騰していることと、各施設におきまして毎年度実施しているオーバーホールに加え、延命化を図るための懸案設備の修繕を実施していることから、修繕費が増加したものでございます。
  次に、第12節委託料の備考欄の2項目めの運転管理業務委託料につきましては、5つのごみ処理施設に係るものですが、支出済額は9億9,910万8,000円となり、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の完了に伴い、焼却施設の通常稼働により運転時間の増加や労務単価の上昇などに伴い、前年度に比べ9,570万円の増となっております。
  次に、16ページ、備考欄上から2項目めの廃棄物処理業務委託料につきましては、焼却灰などの最終処分に係るものですが、支出済額は2億9,673万5,904円と、前年度に比べ2億3,582万3,762円の減となっております。これは、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の完了に伴い、焼却灰等の処理量が増加しているものの、可燃ごみの外部処理委託費が皆減となったことが主な要因でございます。
  なお、当組合では最終処分場を保有しないことや循環型社会の実現に向けて、令和5年度は焼却灰等の62.7パーセントを人工砂や再生砕石などへ再資源化を図っております。
  続きまして、同じく委託料の備考欄の下から2項目めの将来ごみ処理体制に係る基礎調査業務委託料につきましては、現在の一般廃棄物処理基本計画は、計画期間を平成29年度から令和8年度までとしており、令和9年度以降の計画を令和8年度までに策定することとしております。現計画において、次期計画では、施設の統廃合・更新に向けた具体的なスケジュール等の検討を進める必要があるとしていますことから、次期計画を策定するための基礎調査といたしまして、ごみ量の将来推計やごみ処理体制の比較などの調査を実施したものでございます。この基礎調査結果を基に、次期基本計画の中で具体的な整備方針の検討をしてまいりたいと考えております。
  続きまして、第14節工事請負費の粗大ごみ・ビン処理施設火災対策改造工事につきましては、粗大ごみ・ビン処理施設において、リチウムイオンバッテリーによる発火が頻発していることから、既存の火災対策設備に追加して、炎検知器、消火散水、防塵散水を設置するため3,960万円を支出いたしました。また、富士見環境センター止水板設置工事につきましては、平成28年度及び令和元年度に台風による浸水被害があったことを受けて、事務所棟と利彩館のエレベーター機械室周りに止水板を設置するため、176万円支出いたしました。また、安全に清掃、点検を行うため、粗大ごみ・ビン処理施設に集じんダクトの点検歩廊を設置いたしました。
  次に、第21節補償、補填及び賠償金の土地区画整理事業清算金につきましては、新座市大和田二・三丁目地区土地区画整理事業清算金として1億2,714万8,053円を支出いたしました。
  次に、17ページ、18ページをご覧ください。
  公債費につきましては、富士見環境センター基幹的設備改良事業債及び埼玉県ふるさと創造貸付金の元利償還が始まることから、前年度に比べ1億4,086万2,202円増の2億3,149万680円を支出したものでございます。
  第5款予備費につきましては、令和5年度は充当案件はございませんでした。
  少し飛びまして、21ページをお願いいたします。
  財産に関する調書の下段の3の基金ですが、財政調整基金の決算年度末現在高は11億9,449万2,674円となりました。
  今後におきましても、年度間の財源調整のほか、突発的な設備の故障や災害などに備えて、一定程度基金残高を留保すべく、構成市と調整してまいります。
  なお、各費目の詳細な内訳につきましては、別に配布させていただきました令和5年度歳入歳出決算の主要な施策の成果説明書及び説明資料に記載させていただいております。
  説明につきましては以上でございます。
○議長(田中栄志) 内容説明が終わりました。
  これより議案に対する質疑を行います。
  質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中栄志) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
  お諮りします。
  第9号議案 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定の件については、6人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中栄志) ご異議なしと認めます。
  よって、令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定の件については、6人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決定いたしました。
  お諮りいたします。
  ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第3条の規定により、次のとおり指名いたします。
  2番、木村邦憲議員、5番、関野兼太郎議員、7番、黒田実樹議員、12番、谷地田庸子議員、13番、天田いづみ議員、14番、安藤圭介議員、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中栄志) ご異議なしと認めます。
  よって、決算審査特別委員会の委員は、ただいま指名したとおり決定いたしました。
  直ちに委員会条例第5条の規定により、正副委員長互選等のため、決算審査特別委員会を招集しますので、暫時休憩いたします。
午前10時24分 休 憩
午前10時34分 再 開
○議長(田中栄志) 休憩を閉じて再開をいたします。
  ただいま決算審査特別委員会の正副委員長が互選されましたので、報告いたします。
  委員長、5番、関野兼太郎議員、副委員長、14番、安藤圭介議員が互選されましたので、報告いたします。
  それでは、ここで正副委員長からご挨拶をお願いいたします。
  関野委員長。
○決算審査特別委員会委員長(関野兼太郎) 皆様、こんにちは。
  ただいま休憩中に決算審査特別委員会を開催いたしまして、私、富士見市の関野兼太郎が委員長を務めることとなりました。よろしくお願い申し上げます。
  委員会の開催日時につきましては、11月15日金曜日、午前10時と決定いたしました。安藤副委員長のお力をいただきながら、また委員の皆様のご協力をいただきまして、活発な質疑かつ慎重な審査を行いたいと思います。改めまして、委員皆様をはじめとする各議員の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(田中栄志) ありがとうございました。
  続いて、安藤副委員長、お願いいたします。
○決算審査特別委員会副委員長(安藤圭介) 皆様、こんにちは。
  ただいま決算審査特別委員会におきまして、私、志木市選出の安藤圭介が副委員長を務めることとなりました。
  関野委員長をしっかりとお支えして、皆様のご協力をいただきまして慎重なる審査のほど、努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
  簡単ではございますが、副委員長の挨拶とさせていただきます。
○議長(田中栄志) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
  なお、ただいま決算審査特別委員会委員長から、会議規則第64条の規定により、閉会中の継続審査の申出がありました。
  お諮りいたします。
  ただいまの委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査を承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(田中栄志) ご異議なしと認めます。
  よって、閉会中の継続審査を承認することに決定いたしました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎閉会の宣告
○議長(田中栄志) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
  よって、令和6年志木地区衛生組合議会第3回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
  本日はお疲れさまでした。
午前10時39分 閉 会
─────────────────── ◇ ────────────────────

 

参考資料

 

令和6年志木地区衛生組合議会第3回定例会議案等一覧及び審議結果
令和6年10月7日

 

議案番号

件名

審 議

結 果

採択の

状況

議決等

年月日

第9号議案
 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について

継続審査

決算審査特別
委員会付託
全会一致 R6・10・7