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志木地区衛生組合

会議録

令和4年第3回志木地区衛生組合議会 会議録

令和4年9月29日(木)

 

○ 招  集  告  示

 

志木地区衛生組合告示第9号

 令和4年志木地区衛生組合議会第3回定例会を次のとおり招集する。

  令和4年9月1日

                      志木地区衛生組合管理者  星 野 光 弘

                    記

1 日 時   令和4年9月29日(木)午前10時

2 場 所   志木地区衛生組合リサイクルプラザ利彩館研修室



○応招・不応招議員
令和4年志木地区衛生組合議会第3回定例会   9月29日(木)

応招議員(18名)
      1番 今 成 優 太 議員      2番 木 村 邦 憲 議員
      3番 熊 谷   麗 議員      4番 斉 藤 隆 浩 議員
      5番 関 野 兼太郎 議員      6番 深 瀬 優 子 議員
      7番 白 井 忠 雄 議員      8番 石 島 陽 子 議員
      9番 助 川   昇 議員     10番 笠 原   進 議員
     11番 鈴 木 芳 宗 議員     12番 滝 本 恭 雪 議員
     13番 阿 部 竜 一 議員     14番 天 田 いづみ 議員
     15番 鈴 木   潔 議員     16番 岩 下   隆 議員
     17番 岡 島 貴 弘 議員     18番 吉 澤 富美夫 議員

不応招議員(なし)


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令和4年志木地区衛生組合議会第3回定例会

令和4年9月29日(木曜日)

○議 事 日 程
 開  会
 議長報告
 日程第 1 会議録署名議員の指名
 日程第 2 会期の決定
 日程第 3 管理者の行政報告
 日程第 4 第 9号議案 志木地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例及び志木地区
              衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を
              改正する条例の制定について
 日程第 5 第10号議案 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について
 閉  会

 

○出席議員(18名)
       1番 今 成 優 太 議員
       2番 木 村 邦 憲 議員
       3番 熊 谷   麗 議員
       4番 斉 藤 隆 浩 議員
       5番 関 野 兼太郎 議員
       6番 深 瀬 優 子 議員
       7番 白 井 忠 雄 議員
       8番 石 島 陽 子 議員
       9番 助 川   昇 議員
      10番 笠 原   進 議員
      11番 鈴 木 芳 宗 議員
      12番 滝 本 恭 雪 議員
      13番 阿 部 竜 一 議員
      14番 天 田 いづみ 議員
      15番 鈴 木   潔 議員
      16番 岩 下   隆 議員
      17番 岡 島 貴 弘 議員
      18番 吉 澤 富美夫 議員
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○欠席議員(なし)
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○説明のための出席者
管理者 星 野 光 弘
副管理者 並 木   傑
副管理者 香 川 武 文
常任副管理者 山 崎   仁
監査委員 松 本 四 郎
会計管理者 佐々木 恵 司
事務局長 本 多 忠 嗣
総務課長 阿 部 武 幸
企画業務課長 瀬 本 裕 志
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課長補佐 寺 島 暁 恵
企画業務課長補佐 時 田 英 司
総務課総務係長 高 橋 知 江
企画業務課企画業務係長 嶋 田   靖

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午前 9時54分 開 会

◎議長挨拶
○議長(白井忠雄) 定刻前ではございますが、皆様おそろいでございますので、会議を始めさせていただきます。
 皆様、おはようございます。
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◎議会運営委員会委員長報告
○議長(白井忠雄) 開会に先立ちまして、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
 議会運営委員会委員長、滝本恭雪議員。
○議会運営委員会委員長(滝本恭雪) おはようございます。
 令和4年志木地区衛生組合議会第3回定例会に当たり、本日午前9時半より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について報告いたします。
 まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
 次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配布いたしております議事日程のとおりで、日程第1、会議録署名議員の指名から、日程第5、第10号議案までということで決定をいたしました。
 次に、令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてでありますが、例年と同様に各市2名ずつ計6名からなる決算審査特別委員会を設置の上、閉会中に審査をお願いし、次回第4回定例会において審査結果の報告をしていただくということで決定をいたしました。
 以上、議会運営委員会の会議結果をご報告させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(白井忠雄) ただいまの委員長報告のとおりご了承願います。
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◎開会及び開議の宣告
○議長(白井忠雄) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しております。よって、議会は成立いたしましたので、令和4年志木地区衛生組合議会第3回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
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◎議長報告
○議長(白井忠雄) ここでご報告申し上げます。
 監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配布いたしましたので、ご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎会議録署名議員の指名
○議長(白井忠雄) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により議長において指名いたします。
 会議録署名議員は、
   8番 石 島 陽 子 議員
   9番 助 川   昇 議員
  10番 笠 原   進 議員
 以上、3名を指名いたします。
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◎会期の決定
○議長(白井忠雄) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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◎管理者の行政報告
○議長(白井忠雄) 日程第3、管理者の行政報告を行います。
 星野管理者。
○管理者(星野光弘) 改めまして、おはようございます。
 開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。
 本日は、令和4年組合議会第3回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方にはご多様な中ご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 去る8月20日から、前任の管理者、香川志木市長の後任といたしまして、私、星野が管理者に就任させていただきました。
 当組合では、構成3市、35万5,000人の市民から排出されますごみ処理を担っております。ごみ処理は、行政サービスの中でも市民生活に密着した大変重要な業務でございますことから、香川志木市長、並木新座市長とともに引き続き適正かつ円滑なごみ処理を行ってまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
 なお、本定例会に提案しております議案は2件となっております。よろしくご審議をいただきますようお願いを申し上げます。
 それでは、さきの定例会以降の動向といたしまして、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の進捗状況についてご報告申し上げます。
 本工事は、前定例会で報告申し上げました1号炉のバグフィルタや排ガス洗浄装置本体及び附帯設備の据付け工事に加え、8月からはガス冷却室の耐火物工事を始めており、着実にその工程を進捗させているところでございます。今後とも引き続き施工業者との連絡調整を密にしながら、安全に工事を進めてまいりたいと考えております。
 次に、組合における労働災害防止の取組につきましてご報告申し上げます。
 組合では、毎年度、職員及び施設運転管理業務従業者に対しまして安全教育研修会を実施しております。過去2年は新型コロナウイルス感染症感染防止対策のため、書面の配布により実施いたしましたが、本年度は7月26日に感染対策を徹底した上で、災害を防ぐために墜落転落という題目で安全講習会を開催いたしました。また、同29日には、高層階での工事作業中に誤って墜落するというバーチャルリアリティを活用した研修も行い、安全対策及び事故防止を今一度徹底するよう周知を図ったところでございますが、引き続き労働災害防止対策に注力することで、安全で安心な職場づくりを推進してまいります。
 以上、開会に当たりましての挨拶並びに行政報告とさせていただきます。
○議長(白井忠雄) 以上で、行政報告を終わります。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第9号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(白井忠雄) 日程第4、第9号議案 志木地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例及び志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 星野管理者。
○管理者(星野光弘) 第9号議案 志木地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例及び志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
 本案は、人事院の報告等を踏まえ、妊娠、出産、育児等と仕事の両立を支援するため、非常勤職員の育児休業の取得要件の緩和等をしたいので、地方公務員法第24条第5項の規定によりこの案を提出するものであります。
○議長(白井忠雄) 提案理由の説明が終わりました。
 内容説明を求めます。
 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) 志木地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例及び志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、お配りしました議案書をお願いいたします。
 本議案は、人事院の報告等を踏まえ、妊娠、出産、育児等と仕事の両立を支援するため、育児休業の取得要件の緩和等をしたいので、地方公務員法第24条第5項の規定により提出するものです。
 新旧対照表をご覧ください。
 初めに、第1条関係ですが、志木地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する内容になっております。
 まず、条例第2条第3号ア(ア)につきましては、主に非常勤職員の育児休業の取得要件の緩和をするものです。
 具体的には、非常勤職員の育児休業の取得要件のうち、今までは今後の任用について子が1歳6か月に達する日までにその任期が満了することや、引き続いて任命権者を同じくする職に採用されないことが明らかである場合は、育児休業が取得できませんでしたが、子の出生日から57日以内に育児休業をしようとする職員に限り、子が1歳6か月に達する日までの期間を、子の出生日から57日目より6月を経過する日までに改正するものです。
 続いて、条例第2条第3号イにつきましては、次でご説明します第2条の3第3号関係の改正に伴い、既に育児休業を取得している非常勤職員が引き続き再度の育児休業を取得する際には、当初確認した取得要件については改めて確認を行わないという、現在と同様の取扱いとなるよう改正するものです。併せて、第2条第3号イの改正に伴い、現行の第2条第3号ウを削除します。
 2ページをご覧ください。
 第2条の3第3号につきましては、非常勤職員については原則1歳までが育児休業の取得期間となりますが、育児休業の対象期間の上限を子が1歳6か月到達日とする、子が1歳以降の育児休業の取得要件に関して、夫婦交替での取得や、特別の事情がある場合の柔軟な取得を可能とするなどの改正をするものです。
 次に、3ページをご覧ください。
 第2条の4につきましては、非常勤職員について育児休業の対象期間の上限を子が2歳到達日とするものについて、先にご説明した子が1歳6か月到達日とする規定と同様に改正するものです。
 次に、4ページをご覧ください。
 条例第3条第5号及び第7号につきましては、主に育児休業の取得回数制限の緩和をするものです。
 具体的には、第5号については、地方公務員の育児休業等に関する法律において、育児休業が現行原則1回から原則2回取得可能となったことに伴い、再度取得が可能となる特別な事情として定められていた育児休業等計画書により申し出た場合の条文を削除するものです。
 第7号については、再度の育児休業取得に係る特別の事情に関し、任期付職員について、非常勤職員と同様に任期の更新等があった場合の規定を明文化するものです。
 次に、5ページをご覧ください。
 第2条関係ですが、志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する内容になっております。
 条例第14条第2項第14号につきましては、主に育児参加のための休暇の対象期間の拡大をするものです。
 具体的には、育児参加のための特別休暇について、その対象期間を現行では、子が産後8週間を経過する日までであったところを、1歳に達する日までに拡大するものです。
 なお、施行日でございますが、この条例の施行については、令和4年10月1日とし、第2項において経過措置を定めております。
 説明は以上でございます。
○議長(白井忠雄) 内容説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
 14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ) 1点、簡単なことを伺わせていただきます。
 本条例の中に非常勤職員というのがありますけれども、これは実質的には当組合においては会計年度任用職員という理解でよろしいですか。
○議長(白井忠雄) 答弁を求めます。
 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) ご答弁申し上げます。
 当組合においては、会計年度任用職員がその対象になるものでございます。
○議長(白井忠雄) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 次に、討論を行います。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) 討論なしと認めます。
 よって、本件を採決いたします。
 第9号議案 志木地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例及び志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、第9号議案は原案のとおり可決されました。
 ここで暫時休憩いたします。
午前10時08分 休 憩
午前10時09分 再 開
○議長(白井忠雄) 休憩を閉じて会議を再開いたします。
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◎第10号議案の上程、説明、質疑、委員会付託
○議長(白井忠雄) 日程第5、第10号議案 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 星野管理者。
○管理者(星野光弘) 提案理由を申し上げます。
 第10号議案 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、ご説明申し上げます。
 本案は、地方自治法第233条第3項の規定により、令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算を別紙監査委員の意見を添えて議会の認定に付するものであります。
 よろしくお願いします。
○議長(白井忠雄) 提案理由の説明が終わりました。
 これより決算審査の監査報告を求めます。
 松本監査委員。
○監査委員(松本四郎) 皆さん、おはようございます。代表監査委員の松本でございます。
 それでは、決算審査に関しまして簡単に説明をさせていただきます。
 詳しくは審査報告書がお手元に配布されておりますので、それをご一読いただきますようお願いいたします。
 まず、去る8月17日に、当志木地区衛生組合会議室で決算審査を行わせていただきました。
 対象は、令和3年度の決算に係る歳入歳出決算書並びにその附属書類及び財産に関する調書でございます。
 審査の方法は、地方自治法及び同施行令に従いまして審査をさせていただきました。
 まず、担当者より各書類の説明、並びに私どもからの質問、そして会計管理者が所管する帳簿書類の突合を行いました。これらの結果、各書類は議会の決議をいただきました予算に従い支出及び収入は計上されておりました。
 したがいまして、令和3年度歳入歳出決算書並びにその附属書類及び財産に関する調書は適正に処理されていると認められました。
 なお、当志木地区衛生組合は設備等の老朽化が進んでいると思われます。ここでお話をいただいた大規模な修繕等を行っておりますが、それらの運営を適切にするために、また、突然とした災害に備えるために財政調整基金を末永く積み立てていくようにしていただきたいということを付記いたしました。
 以上でございます。
○議長(白井忠雄) 監査報告が終わりました。
 内容説明を求めます。
 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) 第10号議案 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算及び決算事項別明細書の1ページ、2ページをお願いいたします。
 歳入につきましては、予算現額49億9,237万6,000円に対し、調定額、収入済額ともに50億1,396万9,192円となり、収入率は100.4パーセントとなっております。
 次に、3ページ、4ページをお願いいたします。
 歳出決算につきましては、予算現額49億9,237万6,000円に対し、歳出決算は48億4,953万8,163円となり、執行率は97.1パーセントとなっております。
 歳入歳出差引残額につきましては1億6,443万1,029円となり、翌年度へ繰り越すべき財源はないことから、この額が実質収支額となります。
 なお、令和3年度の歳出決算額は、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事などの増により、前年度に比べ96.0パーセントの増となっております。
 続きまして、5ページ、6ページからの歳入歳出決算事項別明細書をお願いいたします。
 初めに、歳入の主な内容につきましてご説明申し上げます。
 第1款分担金及び負担金、第1項負担金につきましては、構成3市からの負担金ですが、前年度に比べ29.9パーセントの増となっております。
 次に、第2款使用料及び手数料、第2項手数料につきましては、粗大ごみや事業系ごみの受入れに係る処理手数料ですが、家庭系粗大ごみの搬入量は2,683.14トンで、前年度に比べて203.54トンの減、率にして7.1パーセント減少し、自己搬入分の手数料も1,933万8,000円と、前年度に比べて215万8,000円の減、率にして10パーセント減少しています。これは、令和2年度にはコロナ禍の影響で、緊急事態宣言中に自宅で過ごした市民が自宅の片づけを行ったために、家庭系粗大ゴミが増えましたが、令和3年度には一段落したものと考えております。
 また、事業系可燃ゴミの搬入量は1万6,955.66トンで、前年度に比べて263.46トンの増、率にして1.6パーセントの増、手数料も3億9,004万1,360円と、前年度に比べて607万8,440円の増、率にして1.6パーセントの増となっておりますが、コロナ禍以前の令和元年度と比較すると、搬入量が1,357.08トンの減、手数料が2,651万6,120円の減となっており、これは新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言等による営業時間の短縮などにより、引き続き営業活動が制限されていたためと考えております。
 次に、第3款国庫支出金、第1項国庫補助金の二酸化炭素排出抑制対策事業費交付金につきましては、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に対する交付金です。
 続きまして、7ページ、8ページをお願いいたします。
 第5款繰入金、第1項基金繰入金につきましては、財政調整基金繰入金を当初予算では9,216万1,000円を計上しておりましたが、埼玉県ふるさと創造貸付金3億710万円を借り入れたために、補正予算でゼロとしたものです。
 次に、第7款諸収入、第3項雑入について、有価物売却代金につきましては、スチール、アルミなどの金属類やペットボトルなどの有価物は、世界経済の影響を受け、売却単価が大きく上がったことから、歳入金額が大幅に増額し、前年度に比べ5,328万9,233円の増となっております。
 また、再生家具売上金ですが、103万9,610円と、前年度に比べて34万5,800円の増となっております。これは令和2年度中から即売家具の展示コーナーを拡張、SNSを活用した再生家具の情報発信、売れ筋品の情報共有、販売価格の見直しなどを行ったものです。
 次に、第8款組合債につきましては、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の令和3年度の進捗分に関する起債となっております。内訳につきましては、一般廃棄物処理事業債として12億2,200万円、埼玉県ふるさと創造貸付金として3億710万円となっております。
 続きまして、歳出の主な内容につきましてご説明申し上げます。
 少し飛びまして、13ページ、14ページをお願いいたします。
 第3款衛生費、第1項清掃費、第1目清掃総務費につきましては、職員の人件費や事務経費などであります。
 支出済額は1億900万3,593円となり、前年度に比べ761万7,446円の減となっております。
 減となった主な要因は、令和3年度は常任副管理者が事務局長を兼ねる年度であったことです。また、人事関係では、令和3年4月1日付で2名の職員を採用いたしました。
 続きまして、15ページ、16ページをお願いいたします。
 第2目塵芥処理費につきましては、組合の主たる業務であるごみの中間処理及び最終処分に関する経費です。
 支出済額は、43億6,883万5,588円となり、前年度に比べ21億1,718万5,573円の増となっています。増となった主な要因は、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の工事請負費が令和3年度の進捗率44.5パーセントで、20億1,949万7,000円となり、前年度に比べて19億7,475万4,000円の増となったことや、廃棄物処理委託料が富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に伴い、可燃ごみを外部処理委託したために5億3,666万449円となり、前年度に比べ2億2,486万6,519円の増となったことによるものです。
 16ページ下段の10節需用費の光熱水費につきましては、2億2,092万2,239円となり、前年度に比べ2,148万1,184円の減となっています。これは富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に伴い、焼却炉の運転日数が減少したために、電気代等が減となったことが主な原因です。
 次に、修繕費につきましては、5つのごみ処理施設に係るものでございますが、支出済額は6億6,163万5,480円となり、前年度に比べ5,025万7,256円の減となっております。これは富士見環境センター焼却施設が基幹的設備改良工事を行っていることから、オーバーホールの対象が、基幹的設備改良工事の対象外に限定したことが主な原因です。
 次に、18ページ上段の13節委託料の備考欄2段目、運転管理業務委託料につきましては、5つのごみ処理施設に係るものですが、支出済額は8億7,816万9,600円となり、前年度に比べ706万2,000円の減となっております。これは労務単価は上昇したものの、富士見環境センター焼却施設の運転管理において基幹的設備改良工事の進捗によって生じる1号炉、2号炉の共通休炉期間は、夜間の運転員の人数を減じたことが主な要因です。
 次に、備考欄中段の廃棄物処理委託料につきましては、焼却灰等の最終処分に係るものですが、支出済額が5億3,666万449円と、前年度に比べ2億2,486万6,519円の増となっております。これは富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に伴い、可燃ごみの一部を外部処理委託したことが主な要因であります。詳細につきましては、さいたま市、所沢市、ふじみ野市及び成田市の民間施設に合計で6,498.08トンの可燃ごみの処理をお願いし、2億6,501万5,253円要したものであります。
 なお、当組合では最終処分場を保有しないことや循環型社会の実現に向けて、令和3年度は焼却灰等の62.8パーセントを人工砂や砕石などへ再資源化を図りました。
 続きまして、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の関係でありますが、設計施工監理業務委託料について1,202万800円支出いたしました。
 また、工事請負費として20億1,949万7,000円を支出いたしました。これは令和3年度の進捗率44.5パーセントに対応したものとなっております。工事の進捗状況につきましては、本年4月14日に行いました現場視察会でご確認をいただいたところですが、3月15日には2号炉の部分引渡しに伴う構成市合同検査を行っております。
 次に、19ページ、20ページをご覧ください。
 公債費につきましては、粗大ごみ・ビン処理施設建設事業債の元金8,100万8,199円、また、粗大ごみ・ビン処理施設建設事業債及び基幹的設備改良事業債の利子375万2,483円を支出したものです。
 第5款予備費につきましては、令和3年度は、充当案件はございませんでした。
 少し飛びまして、23ページをお願いいたします。
 財産に関する調書の下段の3の基金ですが、財政調整基金の決算年度末現在高は4億6,848万9,227円となりました。これは富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の令和3年度進捗分について、一般財源負担分について埼玉県ふるさと創造貸付金を3億710万円借り入れることができたために財源振替を行い、一般財政調整基金に積み立てたものです。
 現在、突発的な設備の故障や災害などに備えて、一定程度基金残高を留保し、残りを令和5年度の構成市負担金で調整すべく構成市と調整中です。
 なお、各費目の詳細な内容につきましては、別に配布させていただきました令和3年度歳入歳出決算の主要な施策の成果説明書及び説明資料に記載させていただいております。
 説明につきましては以上でございます。
○議長(白井忠雄) 内容説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
 14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ) では、1点質疑をさせていただきます。
 先ほど、代表監査委員のほうからご報告の中で、意見書にもありますけれども、財政調整基金は一定程度確保しておく必要があるのかなと。今、提案理由の説明の中で常任副管理者からも、同じく財政調整基金については一定程度留保し、来年度の負担金に反映させていきたいというお話がありました。
 私は、議員になったのは平成8年ですね。その前から傍聴などさせていただく中で、長年、おおむね3億円、財政調整基金というのはそのくらいは必要ですというふうなことが言われてきたかなというふうに記憶しております。
 先ほど代表監査委員のお話と常任副管理者のお話の中であった一定程度という内容ですね、どのように考えていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。
○議長(白井忠雄) 答弁を求めます。
 山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) 財政調整基金の有効活用につきましては、先ほど一定程度という答弁をさせていただきました。組合のほうにおきましてはここ数年の流れを見てみますと、約2億円から3億円程度が、万が一故障等が発生した場合に必要になるということでご説明をさせていただいておりますので、その間で調整を図っていきたいというふうに考えてございます。
○議長(白井忠雄) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 第10号議案 令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定の件については、6人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定の件については、6人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第3条の規定により、次のとおり指名いたします。
 1番、今成優太議員、2番、木村邦憲議員、10番、笠原進議員、11番、鈴木芳宗議員、13番、阿部竜一議員、16番、岩下隆議員、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、決算審査特別委員会の委員は、ただいま指名したとおり決定いたしました。
 直ちに委員会条例第5条の規定により、正副委員長互選等のため、決算審査特別委員会を招集しますので、暫時休憩いたします。
午前10時31分 休 憩
午前10時45分 再 開
○議長(白井忠雄) 休憩を閉じて会議を再開いたします。
 ただいま決算審査特別委員会の正副委員長が互選されましたので、報告いたします。
 委員長、16番、岩下隆議員、副委員長、11番、鈴木芳宗議員が互選されましたので、報告いたします。
 それでは、ここで正副委員長からご挨拶をお願いいたします。
 岩下委員長。
○決算審査特別委員会委員長(岩下 隆) ただいま休憩中に決算審査特別委員会を開催いたしまして、私、志木市の岩下隆が委員長を務めることとなりました。
 委員会の開催日につきましては、11月7日月曜日、午後2時と決定しましたので、委員の皆様方のご協力を得まして、活発なご意見、そして慎重な審査を行いたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げまして、挨拶といたします。
○議長(白井忠雄) ありがとうございました。
 続いて、鈴木副委員長、お願いいたします。
○決算審査特別委員会副委員長(鈴木芳宗) ただいま決算審査特別委員会におきまして、私、新座市の鈴木芳宗が副委員長を務めることとなりました。
 委員長を補佐いたしまして、皆様のご協力をいただきまして慎重な審査に努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。
○議長(白井忠雄) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
 なお、ただいま決算審査特別委員会委員長から、会議規則第64条の規定により、閉会中の継続審査の申出がありました。
 お諮りいたします。
 ただいまの委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査を承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(白井忠雄) ご異議なしと認めます。
 よって、閉会中の継続審査を承認することに決定いたしました。
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◎閉会の宣告
○議長(白井忠雄) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
 よって、令和4年志木地区衛生組合議会第3回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
 本日は大変にお疲れさまでした。
午前10時48分 閉 会
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参考資料

 

令和4年志木地区衛生組合議会第3回定例会議案等一覧及び審議結果
令和4年9月29日

 

 

 

議案番号

件名

審 議

結 果

採択の

状況

議決等

年月日

第9号議案

志木地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例及び志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定について

原案可決 全会一致 R4・9・29
第10号議案
令和3年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について

継続審査

決算審査特別
委員会付託
全会一致 R4・9・29