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志木地区衛生組合

会議録

令和6年第1回志木地区衛生組合議会 会議録

令和6年3月25日(月)

 

○ 招  集  告  示

志木地区衛生組合告示第1号

 令和6年志木地区衛生組合議会第1回定例会を次のとおり招集する。

  令和6年3月1日

                      志木地区衛生組合管理者  星 野 光 弘


                    記

1 日 時   令和6年3月25日(月)午後2時30分

2 場 所   志木地区衛生組合リサイクルプラザ利彩館研修室


○応招・不応招議員
令和6年志木地区衛生組合議会第1回定例会   3月25日(月)

応招議員(17名)
      1番 今 成 優 太 議員      2番 木 村 邦 憲 議員
      3番 熊 谷   麗 議員      4番 田 中 栄 志 議員
      5番 関 野 兼太郎 議員      6番 深 瀬 優 子 議員
      7番 黒 田 実 樹 議員      8番 佐 藤 重 忠 議員
      9番 島 田 久仁代 議員     10番 助 川   昇 議員
     11番 田 口 訓 子 議員     12番 谷地田 庸 子 議員
     14番 天 田 いづみ 議員     15番 鈴 木   潔 議員
     16番 岩 下   隆 議員     17番 岡 島 貴 弘 議員
     18番 吉 澤 富美夫 議員

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不応招議員(1名)
     13番 阿 部 竜 一 議員

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令和6年志木地区衛生組合議会第1回定例会

令和6年3月25日(月曜日)

○議 事 日 程
 開  会
 日程第 1 仮議席の指定
 日程第 2 議長選挙
 日程第 3 議席の指定
 日程第 4 会議録署名議員の指名
 日程第 5 会期の決定
 議長報告
 日程第 6 管理者の行政報告
 日程第 7 第1号議案 志木地区衛生組合監査委員条例の一部を改正する条例の制定につ
             いて
 日程第 8 第2号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の
             一部を改正する条例の制定について
 日程第 9 第3号議案 志木地区衛生組合会計年度任用職員の報酬等に関する条例及び志
             木地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する
             条例の制定について
 日程第10 第4号議案 令和6年度志木地区衛生組合歳入歳出予算
 閉  会

 

○出席議員(17名)
       1番 今 成 優 太 議員
       2番 木 村 邦 憲 議員
       3番 熊 谷   麗 議員
       4番 田 中 栄 志 議員
       5番 関 野 兼太郎 議員
       6番 深 瀬 優 子 議員
       7番 黒 田 実 樹 議員
       8番 佐 藤 重 忠 議員
       9番 島 田 久仁代 議員
      10番 助 川   昇 議員
      11番 田 口 訓 子 議員
      12番 谷地田 庸 子 議員
      14番 天 田 いづみ 議員
      15番 鈴 木   潔 議員
      16番 岩 下   隆 議員
      17番 岡 島 貴 弘 議員
      18番 吉 澤 富美夫 議員
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○欠席議員(1名)
      13番 阿 部 竜 一 議員
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○説明のための出席者
管理者 星 野 光 弘
副管理者 並 木   傑
副管理者 香 川 武 文
常任副管理者 本 多 忠 嗣
監査委員 成 田   茂
会計管理者 佐々木 恵 司
総務課長 阿 部 武 幸
企画業務課長 瀬 本 裕 志
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課長補佐 寺 島 暁 恵
企画業務課長補佐 時 田 英 司
総務課総務係長 高 橋 知 江
企画業務課企画業務係長 嶋 田   靖

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午後 2時25分 開 会

◎副議長挨拶
○副議長(田中栄志) 皆様、こんにちは。
 まず初めに、新座市選出の組合議員の皆様におかれましては、さきの新座市議会議員選挙におきましてめでたく当選さ れましたことを心よりお祝い申し上げます。
 本定例会におきましては、新座市議会議員選挙に伴いまして、当組合議会の議長が空席となっておりますため、議長が選出されるまでの間、私、副議長が議長の職務を務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
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◎新議員の紹介
○副議長(田中栄志) ここで、新議員の紹介を行います。
 新座市議会におきまして、新たに組合議員に選出されました議員の方に自己紹介をお願いしたいと思います。
 黒田実樹議員、お願いします。
○7番(黒田実樹) 黒田実樹と申します。どうぞよろしくお願いします。
○副議長(田中栄志) 佐藤重忠議員、お願いします。
○8番(佐藤重忠) 佐藤です。よろしくお願いいたします。
○副議長(田中栄志) 島田久仁代議員、お願いします。
○9番(島田久仁代) 島田久仁代です。よろしくお願いいたします。
○副議長(田中栄志) 助川昇議員、よろしくお願いします。
○10番(助川 昇) 助川です。どうぞよろしくお願いします。
○副議長(田中栄志) 田口訓子議員、お願いいたします。
○11番(田口訓子) 田口訓子です。どうぞよろしくお願いいたします。
○副議長(田中栄志) 谷地田庸子議員、お願いいたします。
○12番(谷地田庸子) 谷地田です。よろしくお願いいたします。
○副議長(田中栄志) 以上をもちまして、新議員の自己紹介を終わります。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議会運営委員会委員長報告
○副議長(田中栄志) ただいま、ご紹介をいただきました組合議員の改選に伴いまして、新座市から議会運営委員会委員を、委員会条例第3条第1項ただし書の規定により、閉会中において議長が指名いたしましたので、ご報告を申し上げます。
 黒田実樹議員、谷地田庸子議員を指名いたしましたので、ご報告いたします。
 なお、先ほど議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
 議会運営委員会委員長、吉澤富美夫議員。
○議会運営委員会委員長(吉澤富美夫) こんにちは。
 令和6年志木地区衛生組合議会第1回定例会に当たり、本日午後2時より議会運営委員会を開催いたしました。副委員長に新座市の黒田実樹議員が就任いたしました。黒田副委員長に補佐をお願いいたしまして進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、早速議会運営委員会の会議結果を報告させていただきます。
 まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
 次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配布いたしております議事日程のとおりで、日程第1、仮議席の指定から、日程第10、第4号議案 令和6年度志木地区衛生組合歳入歳出予算までということで決定をいたしました。
 以上、議会運営委員会の会議結果を報告させていただきました。
 どうぞよろしくお願いします。
○副議長(田中栄志) ただいまの委員長報告のとおり、ご了承願います。
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◎開会及び開議の宣告
○副議長(田中栄志) ただいまの出席議員は17名です。
 なお、本日私のほうに13番、阿部竜一議員から欠席する旨の連絡が入っておりますが、定足数に達しております。よって、議会は成立いたしましたので、令和6年志木地区衛生組合議会第1回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎仮議席の指定
○副議長(田中栄志) 日程第1、仮議席の指定を行います。
 新議員の仮議席は、ただいまご着席の議席を指定いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議長選挙
○副議長(田中栄志) 日程第2、議長選挙を行います。
 お諮りいたします。
 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中栄志) ご異議なしと認めます。
 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 指名の方法につきましては、議会運営委員会委員長、吉澤富美夫議員において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中栄志) ご異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員会委員長、吉澤富美夫議員において指名することに決定いたしました。
 議会運営委員会委員長、吉澤富美夫議員。
○議会運営委員会委員長(吉澤富美夫) それでは、私のほうから指名させていただきます。
 議長に、島田久仁代議員を指名いたします。よろしくお願いいたします。
○副議長(田中栄志) お諮りいたします。
 ただいま、議会運営委員会委員長、吉澤富美夫議員において指名いたしました島田久仁代議員を議長の当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(田中栄志) ご異議なしと認めます。
 よって、島田久仁代議員が議長に当選されました。
 会議規則第27条第2項の規定により、告知いたします。
 ご協力ありがとうございました。
 暫時休憩いたします。
午後 2時32分 休 憩
午後 2時33分 再 開
○議長(島田久仁代) 休憩を閉じて、再開いたします。
 ただいま選挙におきまして、議長に選任されました島田でございます。この場をお借りいたしまして厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 議長という重責を担うわけでありますが、議員各位のご協力、また、星野管理者をはじめ、執行部のご協力を得ながら、円滑な議会運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 簡単ではございますが、就任の挨拶とさせていただきます。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎議席の指定
○議長(島田久仁代) 日程第3、議席の指定を行います。
 新議員の議席は、会議規則第3条第2項の規定により、議長において指名をいたします。
 7番、黒田実樹議員、8番、佐藤重忠議員、9番、島田久仁代議員、10番、助川昇議員、11番、田口訓子議員、12番、谷地田庸子議員。
 以上のとおり議席を指定いたしました。
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◎会議録署名議員の指名
○議長(島田久仁代) 日程第4、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により、議長において指名いたします。
 会議録署名議員は、
  10番 助 川   昇 議員
  11番 田 口 訓 子 議員
  12番 谷地田 庸 子 議員
 以上、3名を指名いたします。
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◎会期の決定
○議長(島田久仁代) 日程第5、会期の決定を議題といたします。
 今定例会の会期は、先ほど議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) ご異議なしと認めます。
 よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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◎議長報告
○議長(島田久仁代) ここで、ご報告申し上げます。
 監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配布いたしましたので、ご了承願います。
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◎管理者の行政報告
○議長(島田久仁代) 日程第6、管理者の行政報告を行います。
 星野管理者。
○管理者(星野光弘) こんにちは。
 管理者を務めております富士見市長、星野でございます。新座市議会議員の皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 それでは、開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。
 本日は、令和6年組合議会第1回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方にはご多用の中ご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 初めに、先ほど新たに組合議会議長にご就任されました、新座市の島田久仁代議長、組合の議会運営委員会副委員長にご就任されました黒田実樹副委員長におかれましては、本組合行政進展のため、よろしくご指導、ご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
 また、新たに組合議員となられました新座市の議員の皆様におかれましても、各般にわたりご指導、ご協力賜りますようお願いを申し上げます。
 なお、本定例会に提案をしております議案は4件となっております。よろしくご審議をいただきますようお願いを申し上げます。
 それでは、さきの定例会以降の動向といたしまして、2件ご報告を申し上げます。
 初めに、消防訓練の実施につきましてご報告申し上げます。
 組合では、事故や火災などの不測の事態に備え、各種講習や訓練を実施しておりますが、本年度は2月に富士見環境センターにおいて消防訓練を、管轄消防署の指導の下、組合職員及び施設運転管理業務従事者が参加し、実施をしたところでございます。
 消防訓練では、施設内での火災発生を想定し、発災時に適切かつ迅速な行動が行えるよう、初期消火訓練や消火栓操作訓練などを実施いたしました。
 今後におきましても、継続的に各種講習や訓練を実施することで、防災力の維持向上を図ってまいります。
 次に、新座環境センター敷地内の新座市所有地の組合への無償譲渡の完了についてご報告申し上げます。
 新座環境センターは、新座市が推進しております大和田二丁目・三丁目地区土地区画整理事業施行地区内にございますが、当該事業に伴う新座環境センターの敷地の取扱いを施行者である新座市と協議する中で、新座環境センター敷地内に新座市が国より法定外公共物として譲与された約960平方メートルの水路敷につきましては、組合が新座環境センター開設時より施設敷地の一部として継続的に維持管理してきた経緯があることを踏まえて、土地区画整理事業の完了を機に、新座市より組合へ無償譲与いただくこととなっておりました。
 つきましては、このたび、当該事業完了に伴う清算金の支払いを終え、改めて新座市と土地無償譲与契約を締結し、仮換地処分後面積972.48平方メートルの当該地の土地名義を新座市から組合名義へと所有権移転登記が完了いたしましたので、ご報告を申し上げます。
 以上、開会に当たりましての挨拶並びに行政報告とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(島田久仁代) 以上で行政報告を終わります。
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◎第1号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(島田久仁代) 日程第7、第1号議案 志木地区衛生組合監査委員条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
○議長(島田久仁代) 議案の朗読を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 星野管理者。
○管理者(星野光弘) 第1号議案 志木地区衛生組合監査委員条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
 本案は、地方自治法の一部改正に伴い、所要の規定の整備をしたいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(島田久仁代) 提案理由の説明が終わりました。
 内容説明を求めます。
 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) 第1号議案 志木地区衛生組合監査委員条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、新旧対照表をご覧ください。
 今回の条例改正につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、志木地区衛生組合監査委員条例が引用している同法の規定に条ずれが生じるため、条例の該当箇所を改めるものです。
 具体的には、公金事務の私人への委託に関する制度の見直しに関する事項が地方自治法第243条の2から第243条の2の6へ新たに規定されることにより、現行の同条例第4条第1項に規定してあります第242条の2の2職員の賠償責任の規定が第243条2の8へ繰り下がることに伴う一部改正でございます。
 また、同条第2項につきましては、監査の公表等について条文の文言整理を行うものです。
 なお、施行日でございますが、この条例の施行については、令和6年4月1日からとしております。
 説明は以上でございます。
○議長(島田久仁代) 内容説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 次に、討論を行います。
 討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) 討論なしと認めます。
 よって、本件を採決いたします。
 第1号議案 志木地区衛生組合監査委員条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) ご異議なしと認めます。
 よって、第1号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第2号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(島田久仁代) 日程第8、第2号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 星野管理者。
○管理者(星野光弘) 第2号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
 本案は、人事院の報告を踏まえ、夏季休暇の使用可能期間の見直しをしたいので、地方公務員法第24条第5項の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(島田久仁代) 提案理由の説明が終わりました。
 内容説明を求めます。
 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) 第2号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、新旧対照表をご覧ください。
 今回の条例改正につきましては、令和5年人事院勧告・報告を踏まえ、職員のワークライフバランスを図るため、夏季休暇の使用可能期間を改正するものでございます。
 具体的には、現行の夏季休暇の使用可能期間である7月から9月までを6月から10月までとし、前後各1か月間の拡大を図るものでございます。
 なお、施行日でございますが、この条例の施行については、令和6年4月1日からとしております。
 説明は以上でございます。
○議長(島田久仁代) 内容説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 次に、討論を行います。
 討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) 討論なしと認めます。
 よって、本件を採決いたします。
 第2号議案 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) ご異議なしと認めます。
 よって、第2号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第3号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(島田久仁代) 日程第9、第3号議案 志木地区衛生組合会計年度任用職員の報酬等に関する条例及び志木地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 星野管理者。
○管理者(星野光弘) 第3号議案 志木地区衛生組合会計年度任用職員の報酬等に関する条例及び志木地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明を申し上げます。
 本案は、地方自治法の一部改正に伴い、会計年度任用職員に対し勤勉手当を支給することとしたいので、地方自治法第203条の2第5項の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(島田久仁代) 提案理由の説明が終わりました。
 内容説明を求めます。
 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) 第3号議案 志木地区衛生組合会計年度任用職員の報酬等に関する条例及び志木地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、新旧対照表をご覧ください。
 今回の条例改正につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、会計年度任用職員に勤勉手当の支給に関し、条例改正するものでございます。
 具体的には、第1条関係といたしまして、志木地区衛生組合会計年度任用職員の報酬等に関する条例の一部改正につきましては、第2条第1項におきまして短時間勤務会計年度任用職員に支給する報酬等の規定に勤勉手当の支給を追加するものでございます。同条第9項では、勤勉手当は、期末手当と同様に一般職の常勤職員の例により支給することとするものです。ただし、任期が6月未満の者などには勤勉手当は支給しないとするものでございます。
 第3条につきましては、報酬、期末手当の特例に勤勉手当を追加するものでございます。
 第5条第1項につきましては、常勤の会計年度任用職員に支給する給料等の規定に勤勉手当を追加するものでございます。同条第4項では、勤勉手当は、期末手当などと同様に一般職の常勤職員の例により支給することとするものです。ただし、任期が6月未満の者などには勤勉手当は支給しないとするものでございます。
 続いて、裏面2ページの第2条関係といたしまして、志木地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、現行の同条例第6条中に、基準日に育児休業取得中の職員に対する勤勉手当の支給対象に会計年度任用職員は除くと規定されておりますが、職員と同様に基準日以前6か月以内の期間において勤務した期間がある会計年度任用職員についても勤勉手当の支給を可能とする改正でございます。
 なお、施行日でございますが、この条例の施行については、令和6年4月1日からとしております。
 説明は以上でございます。
○議長(島田久仁代) 内容説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 次に、討論を行います。
 討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) 討論なしと認めます。
 よって、本件を採決いたします。
 第3号議案 志木地区衛生組合会計年度任用職員の報酬等に関する条例及び志木地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) ご異議なしと認めます。
 よって、第3号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第4号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(島田久仁代) 日程第10、第4号議案 令和6年度志木地区衛生組合歳入歳出予算を議題といたします。
 議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) ご異議なしと認めます。
 よって、議案の朗読は省略いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 星野管理者。
○管理者(星野光弘) 第4号議案 令和6年度志木地区衛生組合歳入歳出予算についてご説明申し上げます。
 本予算は、歳入歳出それぞれ35億986万2,000円といたしたく、地方自治法第211条第1項の規定により、この案を提出するものであります。
○議長(島田久仁代) 提案理由の説明が終わりました。
 内容説明を求めます。
 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) 第4号議案 令和6年度志木地区衛生組合歳入歳出予算につきましてご説明申し上げます。
 恐れ入りますが、資料1、令和6年度志木地区衛生組合歳入歳出予算概要をお願いいたします。
 初めに、1の予算規模ですが、令和6年度予算の歳入歳出総額は、35億986万2,000円となり、前年度と比べ8,350万3,000円の減、率にして2.3パーセントの減となっております。
 前年度と比べ減額となった主な要因は、電気料金については、燃料費等調整単価が値下がり、前年度と比べ3億6,913万2,000円の減と見込んだことや、事業終了により土地区画整理事業清算金の1億2,714万9,000円が皆減となったことや、粗大ごみ・ビン処理施設の火災対策改造工事が完了したことにより、工事請負費が前年度と比べ4,504万円の減となったことなどによるものです。
 一方、増額要因として、修繕費については、新座環境センター西工場の延命化修繕やそのほかの施設の懸案設備の修繕等により、前年度と比べ2億309万4,000円の増となったことや、公債費については、基幹的設備改良事業債の元金償還が始まることから、前年度と比べ1億9,629万4,000円の増となったことや、運転管理業務委託料については、人件費や焼却施設で使用する薬剤価格の上昇により、前年度と比べ3,900万5,000円の増と見込んだことなどによるものです。
 次に、2のごみの搬入量見込みと処理経費でございますが、令和6年度のごみの総搬入量は8万3,320トンと見込み、前年度と比べ3,250トンの減、率にして3.8パーセントの減と見込んでおります。うち、家庭系ごみについては、物価高騰による食料品等の消費の影響を踏まえ、前年度と比べ2,450トン減の6万6,290トンと見込み、事業系ごみについては、社会経済の状況によりごみの総量が減少傾向にあることから、前年度と比べ800トン減の1万7,030トンと見込んでおります。
 また、1トン当たりの処理経費については、予算総額は減額となるものの、ごみの総搬入量が減少すると見込んでいることから、前年度と比べ1,132円増の4万2,080円と見込んでおります。
 次に、3の歳入予算の主な特徴につきましてご説明申し上げます。
 (1)分担金及び負担金の構成市負担金につきましては、財政調整基金繰入金を前年度より減額したことなどにより、前年度と比べ6,350万1,000円増の26億4,025万円を見込んでいます。
 続きまして、2ページをお願いいたします。
 (2)使用料及び手数料の一般廃棄物処理手数料につきましては、事業系ごみの搬入量を前年度と比べ800トン減の1万7,030トンと見込むことから、前年度と比べ1,483万4,000円減の3億8,744万4,000円を見込んでいます。
 (3)繰入金の財政調整基金繰入金につきましては、令和5年度末時点での財政調整基金残高は11億9,449万3,000円と見込んでおりますが、令和6年度以降、新座環境センター西工場の延命化修繕による修繕費の増加や公債費の支出の増加が見込まれることから、構成市の負担金の平準化を図るため、令和4年度に借り入れた埼玉県ふるさと創造貸付金の3億7,980万円を繰り入れ、構成市の負担軽減を図ります。
 繰入れ後の令和6年度末時点での財政調整基金残高見込みは、8億1,505万2,000円となります。
 (4)諸収入の有価物売却代金は、金属類、スチール・アルミ缶及びペットボトル等の売却実績や市況を踏まえ、前年度と比べ37万4,000円減の6,767万4,000円を見込んでいます。
 続きまして、3ページをお願いいたします。
 4の歳出予算の主な特徴につきましてご説明申し上げます。
 第1目清掃総務費のうち、(1)職員給与費につきましては、令和6年度は構成市から事務局長の派遣を受ける年度となることから、職員給与費は、前年度と比べ1,368万円増の8,063万9,000円を見込んでいます。
 次に、第2目塵芥処理費の(2)光熱水費のうち電気料金につきましては、燃料費等調整単価が大幅に下落していることなどを踏まえ、前年度と比べ3億6,913万2,000円減の3億6,193万2,000円を見込み、上下水道料金は、前年度と比べ160万円減の3,495万6,000円を見込んでいます。
 (3)修繕費につきましては、施設の安定稼働と延命化を図るため、富士見環境センター焼却施設、粗大ごみ・ビン処理施設、プラスチック分別処理施設、新座環境センター東工場、西工場の5施設及び施設共通管理について、定期オーバーホールなど施設の修繕経費や新座環境センター西工場の延命化修繕として、前年度と比べ2億309万4,000円増の10億994万9,000円を計上しています。
 主な修繕項目といたしましては、富士見環境センターでは、減温塔ダストコンべヤの更新や余熱利用設備ポンプの更新等、新座環境センター東工場では、灰クレーンの整備や飛灰混練機更新等、西工場では、ごみ投入扉の更新や灰クレーンの更新等の延命化修繕などを予定しています。
 4ページに施設別の主な修繕内容と金額を記載しております。
 続きまして、5ページをお願いいたします。
 (4)運転管理業務委託料につきましては、施設の適切な運転や維持管理のため、富士見環境センター焼却施設、粗大ごみ・ビン処理施設、プラスチック分別処理施設、新座環境センター東工場、西工場の5施設について、運転管理業務委託料として、前年度と比べ3,900万5,000円増の10億6,587万5,000円を計上しています。
 増額要因といたしましては、全国都市清掃会議の積算要領に基づく労務単価の上昇や、各焼却施設で使用する薬剤価格の上昇の影響によるものでございます。
 なお、富士見環境センター焼却施設につきましては、令和5年度当初予算において使用薬剤の量を最大値で計上しておりましたことから令和6年度予算では減となっております。
 次に、(5)廃棄物処理業務委託料につきましては、焼却灰等の最終処分経費として、前年度比1,529万8,000円増の3億6,923万1,000円を計上しています。増額要因といたしましては、人件費及び燃料価格の上昇により処理単価の値上げによるものでございます。
 焼却灰等の主な搬出先は、青森県、秋田県、山形県、宮城県、栃木県、埼玉県などでございます。
 また、当組合では、最終処分場を保有しないことや循環型社会を形成するため、焼却灰等の再資源化割合を前年度と同様に予算上63パーセントとしております。
 (6)工事請負費につきましては、富士見環境センター止水板設置工事に343万6,000円計上しています。
 富士見環境センター止水板設置工事は、焼却施設東側の開口部6か所に設置できるよう工事を行うものでございます。
 続きまして、6ページをお願いいたします。
 (7)公債費につきましては、富士見環境センター基幹的設備改良事業債及び埼玉県ふるさと創造貸付金の元金償還が始まることから、前年度比1億8,816万9,000円増の4億2,739万3,000円を計上しています。
 次に、5の債務負担行為の自動燃焼・データ処理装置交換修繕につきましては、新座環境センター西工場の延命化修繕に伴うものですが、機械の納期に時間を要することから債務負担行為を設定するものでございます。期間は令和6年度から令和7年度まで、限度額は1億2,969万円でございます。
 最後に、6の行財政改革等の取組につきましては、(1)の富士見環境センター止水板設置工事につきまして、343万6,000円計上しております。富士見環境センターは、平成28年及び令和元年に水害があり、施設の復旧までごみの搬入を停止したこともありますことから、令和5年度から被害の大きかった箇所を優先に止水板設置工事を実施しております。構成市の財政負担を平準化するため、順次、富士見環境センターに止水板設置工事を行い、施設の安定稼働に努めてまいります。令和6年度については、焼却施設の東側に設置いたします。
 (2)のこれまでの取組につきましては、今後も引き続き継続して取り組んでまいります。
 説明は以上でございます。
○議長(島田久仁代) 内容説明が終わりました。
 これより議案に対する質疑を行います。
 質疑ございませんか。
 14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ) では、大きく2点質疑をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 まず、修繕費、今、予算概要説明でご説明いただきましたけれども、予算書上では3款衛生費、2目塵芥処理費、10節需用費の修繕費、これ、修繕費として合計で約10億ということで計上されております。
 まず、お伺いしたいのは、新座環境センター西工場の延命化修繕ということで、予算書上の10億の修繕費の中には、先ほどご説明がありましたとおり、新座環境センター西工場の延命化修繕だけではなくて、その他の施設の懸案設備の修繕による増ということで、その他もろもろが入っているわけです。なので、まず新座環境センター西工場の延命化修繕単独では幾らかかるのかということについてお伺いをしたいと思います。
 併せて、すみません、私の勉強不足で申し訳ないかなと思いますけれども、西工場のただの修繕ではなくて、延命化修繕という位置づけになっております。私、初めてこの延命化修繕という用語をちょっとお伺いしたので、前にもご説明いただいていたら本当に申し訳ないんですけれども、一方では、基幹的設備改良工事をずっと富士見環境センターのほうではしてきましたよね。でも、西工場のほうは延命化修繕でやっていきますよということなのか、その辺の経緯も含めて、また今後も毎年毎年その延命化修繕ということで少しずつやっていく方向性なんですよということなのか、その辺が分かるようにご説明いただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
 それから、大きく2点目、今の質疑にも関連してくるのかなというふうに思いますけれども、説明資料の2ページの財政調整基金の関係です。ここにも書いてあるとおり、令和5年度末時点での財政調整基金残高見込みが11億9,000万円ですから、約12億弱ですよね。それで、令和6年度末時点での財政調整基金残高見込みが8億1,000万円ですから、約8億ということで、何年前ですかね、もう随分長く組合議員になる前から傍聴もさせていただいてきていますので、もう長いこと、当組合ではいわゆる財調の必要な額がおおむね2億から3億というふうに言われてきました。
 しかしながら、基幹的設備改良工事等で、やはり大きな工事がありますと、やはり突発的な事故があったら大変ですけれども、事故等でやはり大きな額が必要になったときに、その都度構成市から負担金を集めるということをしていられないですから、やはりしっかりと地方自治法に位置づけられた特別地方公共団体としての当志木地区衛生組合としての財政の自立化、自立的な財政運営という意味でも、2億から3億ということではなくて、もっと大きい額の財政調整基金を持っている必要があるだろうということで、近年来ているかなというふうに理解しております。
 この8億が適切なのか、どうなのかは分からないですけれども、現時点で当組合として、1点目でご説明いただく新座西工場の延命化修繕等の政策等も、方向性等も含めて、財政調整基金についてどのように考えていらっしゃるか、お伺いをさせていただきます。
 以上です。
○議長(島田久仁代) 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) それでは、ただいまのまず1点目の新座環境センター西工場の修繕費についてご答弁申し上げます。
 西工場につきましては、6年度予算で4億2,958万3,000円計上してございます。
 続きまして、西工場の延命化となった経緯でございますけれども、西工場につきましては、令和4年3月改訂の一般廃棄物処理基本計画におきまして、延命化を実施した場合と基幹的設備改良工事を実施した場合の費用対効果の分析を行いました。その結果、延命化した場合のほうが安価で済むということが分かりましたので、延命化の方針としたところでございます。
 続いて、2点目の財政調整基金の考え方でございますけれども、今年度、令和6年度の予算総額が35億986万2,000円となりまして、今後も新座環境センター西工場の延命化修繕の実施や、あと基幹的設備改良事業債の元金償還が始まりまして、公債費の増額が見込まれますことから、構成市の負担金の平準化を図るため、今年度は3億7,980万円借り入れることとしたところでございます。
 過去にも、組合では突発的な故障に備えるということで、財政調整基金を位置づけしておりますことから、これまでは2億円から3億円程度は留保していきたいと答弁しておりましたけれども、近年の物価の高騰や労働賃金の上昇などを考慮いたしますと、将来的には令和6年度末で8億2,000万弱、残高を見込んでおりますけれども、将来的には3億円程度の基金は確保してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(島田久仁代) 14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ) ありがとうございます。
 まず、1点目ですけれども、令和6年度については、西工場の延命化修繕に4億2,900万円程度、予算を計上されているということが分かりました。
 そうしますと、すみません、令和4年3月に改訂された一般廃棄物処理基本計画において、延命化の方向でいきましょうと、基幹的設備改良工事ではなくて、延命化の方向でいきましょうということになって、今この予算ということが分かりました。
 そうしますと、今度、おおむね少しずつ、少しずつ、一気には大変ですから、少しずつやっていくんだろうというふうに思うんですけれども、今後大体おおむね何年ぐらいかけて、この延命化の修繕ということをしていくのだろうかというところと、財政的な負担ですよね。令和6年度は4億2,900万円計上されていますけれども、多少の出っ込み引っ込みは工事の内容にもよるから変わってくる部分もあろうかとは思いますけれども、おおむねどの程度の予算規模で毎年毎年計上していくのだろうかというところをお伺いさせていただけたらと思います。
 それと、今の延命化修繕というのは、あくまでも建屋ではなくて、中身の機械、機械と言っていいんですかね、いわゆる焼却に関わる機械ですとか設備に関わるものなのかなと思ったときに、じゃ、西工場の建屋についても、その建物の寿命というのはどのぐらいなのか、その辺に関わっていつぐらいにはその辺を検討しなければいけないということなのか、その辺も次期一般廃棄物処理基本計画の見直しでは、8年度ですかね、その辺でまた検討していきますよということなのか、ちょっとその辺の当組合の方向性、方針についてお伺いをさせていただければというふうに思います。それが、大きく1点目です。
 それから、財政調整基金、今のご答弁ですと、将来的には3億程度というお話でしたけれども、私も本当に素人だから分からないですよ、ですけれども、延命化の工事が、2回目のご答弁でこれからお伺いしますけれども、4億2,900万円、例えばこの程度の額が経常的にかかっていくということになると、果たして3億で大丈夫なんだろうかというふうに一抹の不安は拭えません。
 ただ、構成3市も非常に財政厳しい中、一生懸命予算編成に取り組んでいることはもう重々承知しておりますので、その辺のバランスなのかなとも思いますし、本当に今3億というふうに言い切ってしまわれるかと、私はちょっと想定していなかったので、ちょっと大丈夫なんだろうかというふうに。もちろん、正副管理者がいらっしゃいますのでね、私がこれ以上申し上げるのも大変僭越なのかなとは思いますけれども、大丈夫なんだろうかというところはちょっと気になるので、もう一度お伺いします。すみません。
○議長(島田久仁代) 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) ご答弁申し上げます。
 まず、西工場のほうですが、一応令和4年3月改訂の一般廃棄物処理基本計画の中で、長寿命化に要する費用合計で約36億円、延命化した場合には約34億ということで、2億円少なくなっているところで延命化としたところでございます。なので、修繕費、延命化するためには大体30億以上かかるというところで、これを令和19年度頃まで延命化修繕を実施、通常のオーバーホールも含めてですけれども、19年頃まで実施していくというところでございます。
 それから、2点目の建屋の状態ですけれども、こちらの現状の一般廃棄物処理基本計画では、富士見環境センターと新座環境センターの焼却施設につきましては、令和20年度頃まで運転することとしております。その後の施設の在り方につきましては、令和8年度に策定する一般廃棄物処理基本計画の中で、施設の統廃合や更新に向けた具体的なスケジュールや施設の整備方針を策定してまいりたいと考えております。
 それから、財政調整基金の3億程度で大丈夫かということですけれども、3億程度というのは突発的な事故とか故障に備えた額でございますので、例えば修繕費については毎年構成市のほうに負担金をお願いして、その中で実施しておりますので、特に問題はないと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
 以上でございます。
○議長(島田久仁代) 14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ) 申し訳ございません。すみませんね、一般廃棄物処理基本計画の中にも、統廃合云々という文言がもしかしたら出ていたんでしょうか。私のちょっと勉強が浅くて、本当に今頃申し訳ございません。
 本当にすみません、何か事前調査でお聞きしなきゃならないことで、本当にこの本会議場で申し訳ございません。当組合も、いわゆる公共施設等総合管理計画、いわゆる公共施設マネジメントというふうに言っておりますけれども、それの対象にはなっているのでしたっけ。すみませんね。
 それに、ちょっと特殊な施設で、欠くべからざる施設なので、なくてはならない施設なので、単純に構成市、一般的な自治体のように統廃合というのがマッチするのかどうかはともかくとして、対象になっているということであれば、当然やはりできる、できないではなくて、やっぱりそういったことも想定して考えなくてはならないんだろうというふうに。構成市の、やはりそうですね、お子さん、お孫さんたちの負担にならないようにという、将来にかかってきますのでね。ちょっとその辺を確認させていただければと思います。すみません、よろしくお願いします。
○議長(島田久仁代) 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) お答え申し上げます。
 市のほうの公共マネジメントの考え方とはまた違って、組合のほうの施設の整備の方針といたしましては、先ほど申しました一般廃棄物処理基本計画等の中で検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○14番(天田いづみ) ありがとうございました。
○議長(島田久仁代) ほかに質疑ございませんか。
 2番、木村邦憲議員。
○2番(木村邦憲) 2番、木村です。よろしくお願いいたします。
 それでは、ごみ処理量についてお聞きしたいと思います。
 今回頂いた資料の中で、ごみ総量が減っていくということは、大変成果としてよいことだなと思うんですが、減っていった理由と今後の見通しをお聞きできればと思います。
 あと、リサイクルについてなんですが、これもごみの総量が減っている中で減っているという、そういう認識でしょうか。今後の見通し、もしくは課題みたいなのがあればお聞きしたいと思います。
 その中で、プラスチックの処理量が、やはり前年度比マイナス67トンという、かなり多い、処理が減っているというのはどういう理由というか、あと理由、課題があれば、お聞きしたいと思います。
 取りあえず、以上です。
○議長(島田久仁代) 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) お答え申し上げます。
 ごみの総量の将来の見込みについては、今現在は、ここ数年、かなりの量が毎年減っております。ただ、将来的には、今の減っている原因が恐らく物価高騰による買い控え等が考えられますので、将来的には減っていけばいいんですけれども、増えていく可能性もないことはないかなと思っております。例えば人口とか増えると、その分、ごみも増えてきたりもしますし。
 あとは、リサイクルの減ということですけれども、こちらについても、ちょっと将来見込むのはごみの総量と比例していくものかなというふうに考えていますので、同じような理由なのかなと思います。
 同じく、プラスチックの量についても、ごみの総量と比例していくのかなと考えてございます。
 以上でございます。
○議長(島田久仁代) 2番、木村邦憲議員。
○2番(木村邦憲) それでは、今後そういう見通しだということなんですが、ごみが全体的に減っていけば、それは喜ばしいことなんですが、今後はゼロカーボンシティという目標もありまして、それに向けてやはり啓発という活動も大変大事になってくるし、様々な課題も生じてくると思うんですが、ゼロカーボンシティに向かった取組、あと啓発活動なり、来年度考えていることを、あればお聞きしたいと思います。
○議長(島田久仁代) 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) ゼロカーボンシティへの取組でございますけれども、富士見環境センター焼却施設では、基幹的設備改良工事を行いまして、高効率な設備とインバータ化を図った結果、計算値ではございますけれども、電力の使用料が33.8パーセント減少しております。
 そのほか、啓発の関係でございますけれども、毎年度ごみの性状分析を行っておりまして、その中で紙類、布類が全体の約51パーセントちょっとを占めております。こういうような情報を、構成市の担当課長会議の中で情報提供をして、啓発を図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(島田久仁代) ほかに質疑ございませんか。
 7番、黒田実樹議員。
○7番(黒田実樹) 2点お聞きしたいんですけれども、まず予算概要の1ページの、基本的なお話だったら申し訳ないんですけれども、2のごみの搬入量見込みと処理経費のところの下のほうなんですけれども、1トン当たりの処理経費は、予算額は減額で、ごみの総量が減少すると見込んでいるんだけれども、前年比で増加するというところのご説明をいただきたいというのと、あと5ページなんですけれども、廃棄物処理業務委託料のところで、焼却灰の最終処分経費として、これは増えているということなんですけれども、ごみの総量は現状は減っていくという中で、この焼却灰というのは減っていくのかなと単純に思ってしまうんですけれども、これはどういう見通しというか、考え方を教えてください。
○議長(島田久仁代) 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) ご答弁申し上げます。
 まず1点目の処理経費が前年度より増えた原因でございますけれども、1トン当たりの経費は、処理経費から、ごみの量で割って出すものですので、当然ごみの量が減ってくると、分母が小さくなりますので、当然多くなってしまうというところでございます。
 あと、灰の処分でございますけれども、確かに廃棄物処理委託の金額でございますけれども、1トン当たりの処理経費が、処理業者のやはり労働賃金の上昇とか、燃料価格の上昇などによって、1トン当たりの処理経費が上昇しております。
 それとあと、予算上で灰の処分量も若干は減らしているんですけれども、将来的にちょっとどうなるか分からないというところで、前年度並みに灰の量は見込んでおりますことから、金額が高くなっているというところでございます。
 以上でございます。
○議長(島田久仁代) 7番、黒田実樹議員。
○7番(黒田実樹) ごめんなさい。私のそこの理解が、分かっていなかったんですけれども、その1トン当たりのごみの量が減るということは、処理経費は増えていくと。ごめんなさい、ちょっとそれをもう一回。
 それと、後半については、その再資源化で、5ページのほうなんですけれども、再資源化が今年度予算で63パーセントということなんですけれども、この再資源化についてはここ近年の変動とか、推移のほうについてはどのようになっているのか、お伺いします。
○議長(島田久仁代) 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) 1点目の1トン当たりの処理経費については、予算総額については若干の減少ですけれども、ごみの量がかなり減っておりますので、1トン当たりの経費が高くなってしまうというところでございます。
 それとあと、灰の再資源化について、63パーセントですけれども、ここ近年ずっと予算上は63パーセントで見込んでおります。
 以上でございます。
○議長(島田久仁代) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 次に、討論を行います。
 討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) 討論なしと認めます。
 よって、本件を採決いたします。
 第4号議案 令和6年度志木地区衛生組合歳入歳出予算を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(島田久仁代) ご異議なしと認めます。
 よって、第4号議案は原案のとおり可決されました。
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◎閉会の宣告
○議長(島田久仁代) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
 よって、令和6年志木地区衛生組合議会第1回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
 本日はお疲れさまでした。
午後 3時26分 閉 会
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参考資料

 

令和6年志木地区衛生組合議会第1回定例会議案等一覧及び審議結果
令和6年3月25日

 

議案番号

件名

審 議

結 果

採択の

状況

議決等

年月日

第1号議案
 志木地区衛生組合監査委員条例の一部を改正する条例の制定について

原案可決

全会一致 R6・3・25
第2号議案

 志木地区衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定について

原案可決 全会一致 R6・3・25
第3号議案

 志木地区衛生組合会計年度任用職員の報酬等に関する条例及び志木地区衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

原案可決 全会一致 R6・3・25
第4号議案  令和6年度志木地区衛生組合歳入歳出予算 原案可決 全会一致 R6・3・25