会議録(令和6年決算審査特別委員会)
令和6年志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会 会議録
志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会次第
日時:令和6年11月15日(金)午前10時
場所:志木地区衛生組合リサイクルプラザ研修室
1 開 会
2 決算審査議事
(1) 会議録署名委員の選任について
(2) 配布資料の説明
(3) 質 疑
(4) 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について
(討論、採決)
3 閉 会
○出席委員(6名)
2番 木 村 邦 憲 議員
5番 関 野 兼太郎 議員
7番 黒 田 実 樹 議員
12番 谷地田 庸 子 議員
13番 天 田 いづみ 議員
14番 安 藤 圭 介 議員
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○欠席委員(なし)
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○説明のための出席者
常任副管理者
本 多 忠 嗣
事務局長
玉 井 晶 子
総務課長
寺 島 暁 恵
企画業務課長
瀬 本 裕 志
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
事務局主幹
時 田 英 司
企画業務課長補佐
嶋 田 靖
総務課総務係長
比 嘉 隆 之
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午前 9時55分 開会
○委員長(関野兼太郎) おはようございます。定刻前ですけれども、皆さんおそろいですので始めさせていただきたいと思います。着座のまま失礼いたします。
ただいまから志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会を開会いたします。
当委員会に付託されました案件は、さきの第3回定例会において閉会中の継続審査となりました第9号議案 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についての1議案でございます。
それでは、本日の日程でありますが、お手元に配布いたしました次第のとおり進めていきたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(関野兼太郎) ご異議なしと認め、日程につきましては次第のとおりといたします。
それでは、ただいまから決算審査の議事に入ります。
初めに、会議録署名委員の選任についてでありますが、各市の議席番号の若い委員さんということで、2番、木村邦憲委員、7番、黒田実樹委員、13番、天田いづみ委員にお願いしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(関野兼太郎) では、そのように決定いたします。
次に、執行部より決算内容の説明をお願いいたします。
事前に送付した決算審査特別委員会資料について、執行部より説明をお願いいたします。
なお、説明及び答弁については、職名及び氏名を述べてから説明及び答弁をいただくようにお願いをいたします。
それでは、説明をお願いいたします。
寺島総務課長。
○総務課長(寺島暁恵) 総務課長の寺島でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、事前に配布いたしましたA4判横長の資料、こちらの資料のほうでご説明させていただきます。
恐れ入りますが、着座にて説明させていただきます。
主に3款の衛生費を中心に説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、資料の1ページをご覧ください。
令和5年度の一般廃棄物処理フローについてご説明申し上げます。
可燃ごみにつきましては、構成3市からの搬入量が合計6万9,642トンでございました。また、朝霞地区一部事務組合からのし渣につきましては4トン搬入されております。
さらに、粗大ごみ・ビン処理施設からの可燃ごみが2,655トン、プラスチック分別処理施設からの可燃ごみが389トンとなっております。
これらの可燃ごみ総合計7万2,690トンが富士見・新座両環境センターに搬入されました。
可燃ごみを焼却した焼却灰等の最終処分の状況でございますが、富士見環境センターから排出された焼却灰は、埼玉県環境整備センターでは埋立て、ツネイシカムテックス株式会社では人工砂に資源化してリサイクルされております。
また、集じん灰につきましては、株式会社ウィズウエイストジャパンでは埋立て、株式会社築館クリーンセンターでは道路路盤材に資源化してリサイクルされております。
新座環境センターから出ました焼却灰につきましても、矢印で示しておりますとおり、ツネイシカムテックス株式会社では人工砂に、株式会社築館クリーンセンターでは道路路盤材に、また、渡辺産業株式会社では再生砕石にそれぞれ資源化してリサイクルされております。
また、新座環境センターから排出された集じん灰につきましては、グリーンフィル小坂株式会社及びジークライト株式会社では埋立て、株式会社築館クリーンセンターでは道路路盤材に資源化してリサイクルされております。
また、可燃ごみの焼却後に発生します磁性物は株式会社青木商店に、また、紙類も株式会社青木商店に有価物として売却しております。
焼却灰及び集じん灰の処分や運搬にかかりました経費につきましては、資料の左下の一覧のとおりでございます。
次に、2ページをご覧ください。
粗大ごみ、不燃ごみについてご説明申し上げます。
粗大ごみにつきましては、構成3市からの搬入量が2,654トン、不燃ごみにつきましては2,055トンでございました。
そのほか粗大ごみ・ビン処理施設のビン処理系統からの不燃ごみが43トン、プラスチック分別処理施設からの不燃ごみが9トンを含めまして、合わせて4,761トンが富士見・新座両環境センターに搬入されております。それらを選別し、大型金属や不燃アルミなどは株式会社スガワラに、また、中央の表にございますように不燃性有価物の小型家電は株式会社浜屋に、不燃性有価物の充電池類はレガシーメタル株式会社にそれぞれ有価物として売却しております。
なお、粗大・不燃残渣の755トンにつきましては、埼玉県環境整備センター及び株式会社ウィズウエイストジャパンで埋立てされております。
選別後の可燃ごみにつきましては、富士見・新座両センター合わせまして2,655トンとなり、1ページのほうにも記載していますとおり、焼却施設に搬入して焼却処分を行いました。
次に、3ページをご覧ください。
リサイクル資源ごみについてご説明申し上げます。
リサイクル資源となるビンについてですが、構成3市から2,220トン搬入されております。
搬入されたビンの種類は、上段中央の表のとおり、一升瓶やビールビンのように繰り返し使用できる生きビンは、12万3,230本が株式会社スガワラに売却され、また、生きビン以外のその他のビンにつきましては、不適物や残渣等を取り除いた上で、白、茶色、その他の色に分けて、カレットの状態にしてそれぞれ資源化されております。
続きまして、4ページをご覧ください。
カンにつきましてご説明申し上げます。
カンは、構成3市から835トン搬入されております。搬入されたカンのうち、アルミ缶、スチール缶の847トンを有価物として株式会社スガワラへ売却いたしました。
次に、ペットボトルにつきましては、構成3市から1,426トン搬入されております。カンと同様に、有価物として1,435トンを株式会社スガワラに売却いたしました。
次に、5ページをご覧ください。
資源プラスチックについてご説明いたします。
資源プラスチックは、構成3市から2,793トンが富士見環境センターのプラスチック分別処理施設に搬入されております。搬入された資源プラスチックは、容器包装プラスチック、容器包装外プラスチックの区分で選別して搬出し、その後、再商品化事業者等により、それぞれ工場で使用するパレットやプラスチックの原料などに資源化されております。
次に、廃蛍光管、廃乾電池等についてご説明いたします。
構成3市から廃蛍光管が10トン、廃乾電池が80トン搬入され、合計90トンが富士見環境センターに保管され、廃蛍光管は埼玉県寄居町にあります株式会社ウム・ヴェルト・ジャパンへ搬出し、また、廃乾電池は茨城県神栖市にございますJFE条鋼株式会社に搬出し、それぞれガラス製品や鉄鋼製品に資源化されております。
5ページ左下の米印のほうにつきましては、それぞれの処理経費となっております。
また、その右の枠の記載につきましては、令和5年度における焼却灰、集じん灰等の廃棄物処理業務委託料の合計2億9,673万5,904円及び容器包装プラスチックとカレットの再商品化のための業務委託料の461万3,860円でございます。
次に、6ページをご覧ください。
令和5年度一般廃棄物のセンター別搬入量及び焼却灰等搬出量一覧についてご説明いたします。
まず、センター別搬入量及び焼却灰等の表でございますが、今までごみの種別ごとにご説明申し上げたものについて、それぞれセンター別に表記したものとなっております。
表の一番下の行をご覧ください。可燃ごみ、粗大・不燃ごみの搬入量に対する焼却灰等の割合となっております。可燃ごみにつきましては12パーセント、粗大・不燃ごみにつきましては16パーセントで、全体では11.2パーセントという割合になっております。
次に、7ページをご覧ください。
センター別総ごみ搬入量・最終処分量についてご説明申し上げます。
富士見環境センター、新座環境センター東工場、西工場、それぞれのセンターへ搬入される構成市ごとのごみの搬入量及び最終処分量などとなっております。
家庭系ごみの搬入量は、合計で6万4,229.3トン、事業系ごみの搬入量は、合計で1万7,395.42トン、最終処分量は、焼却灰、集じん灰、粗大残渣の合計で9,146.94トンでした。
次に、8ページをご覧ください。
搬出先別残渣処分場一覧についてですが、焼却灰等は寄居町にあります埼玉県環境整備センターをはじめとして、合計7か所の処分場へ搬出しております。それぞれの処分場ごとの施設別搬入量は一覧のとおりでございます。
次に、9ページをご覧ください。
令和5年度センター別廃棄物処理経費につきましては、センターごとに消耗品費、燃料費など、どれくらいの経費がかかっているのかを示したものでございます。項目ごとに上から順にご説明させていただきます。
需用費の消耗品費については、ごみ焼却施設等を適切に維持管理していくため、老朽化等により劣化した機械部品を購入した経費となっております。
燃料費につきましては、富士見環境センター内の給湯設備等のガス代でございます。
印刷製本費につきましては、富士見・新座両環境センターで使用しております搬入伝票の印刷経費でございます。
光熱水費の電気料金、水道料金、下水道料金については、富士見・新座両センターの合計で2億7,975万4,684円となっております。
修繕費につきましては、ごみ焼却施設等それぞれの施設で総額8億2,909万9,211円となっており、各施設の定期オーバーホール修繕の費用が主なものとなってございます。
委託料につきましては、各施設の運転管理業務委託料や焼却灰等の最終処分に係る廃棄物処理業務委託料などで合計13億1,831万8,863円を支出いたしました。
次に、10ページ、11ページをご覧ください。
性質別決算額の推移についてご説明申し上げます。
令和5年度につきましては、歳入合計額が34億1,104万7,711円となっております。歳出合計額は32億3,069万1,864円で、差引き1億8,035万5,847円が実質収支額となっております。
歳入の主なものでございますが、分担金及び負担金は、構成3市からの負担金で25億7,674万9,000円でございます。
その下の使用料及び手数料につきましては、事業系可燃ごみや家庭系粗大ごみなどの廃棄物処理手数料でございます。
財産収入につきましては、富士見・新座両センターに設置しております自動販売機3台に係る貸付料及び車両売払収入として、粗大ごみ・ビン処理施設で30年以上使用しておりましたショベルローダーが老朽化により修理できない状態となったため売却いたしました売却代金収入となっております。
繰入金につきましては、新座市大和田二・三丁目地区土地区画整理事業の完了に伴う精算金の支払いのため、財政調整基金から一般会計へ1億2,714万8,053円を繰り入れたものとなっております。
下から3行目の諸収入につきましては、有価物の売却代金について、金属類の売却単価は横ばいとなっておりますが、ペットボトルにつきましては原材料価格の下落により売却単価が下がったことから、歳入金額が前年度比で35.9パーセントの減となりました。
次に、歳出の主なものについてご説明いたします。
人件費につきましては、令和5年度は常任副管理者が事務局長を兼ねる年度となったことなどから、前年度比で12.7パーセントの減となっております。
次に、物件費につきましては、5つのごみ処理施設に係る運転管理業務委託料の人件費が増額した一方、光熱水費の電気料金が国の激変緩和措置による燃料費調整単価の引下げに伴い値下がりしたことなどにより、前年度比7.9パーセントの減となりました。
次に、維持補修費につきましては、5つのごみ処理施設に係るものでございますが、各施設におきまして毎年実施しておりますオーバーホール修繕に加え、延命化を図るための懸案設備の修繕を実施していることなどから、前年度比14.4パーセントの増となりました。
補助費につきましては、新座市大和田二・三丁目地区土地区画整理事業の完了に伴う精算金1億2,714万8,053円と、例年の施設の火災保険料などとなっております。
公債費につきましては、令和3年度に借入れいたしました焼却施設基幹的設備改良事業債の元金償還及び令和4年度に借入れいたしました焼却施設基幹的設備改良事業債の利子償還が始まったことから、前年度比155.4パーセントの増となりました。
次に、積立金につきましては、令和5年度歳入歳出補正予算(第2号)におきまして、前年度繰越金や有価物売却代金の増額補正及び歳出の減額補正などにより、歳入歳出差引残額の2億2,904万8,000円を財政調整基金に積み立てたこと並びに財政調整基金の運用利子分を積み立てたものでございます。
建設事業費につきましては、リチウムイオンバッテリーによる発火対策として粗大ごみ・ビン処理施設に火災対策工事を、また、浸水対策として富士見環境センターで止水板設置工事を、また、安全に清掃、点検を行うため、粗大ごみ・ビン処理施設に集じんダクト点検歩廊設置工事を実施し、支出したものでございます。
次に、下の段のごみ総排出量及び年度末人口の表ですが、こちらは歳出合計額から積立金の金額と建設事業費の金額及び補助金のうち新座市大和田二・三丁目地区土地区画整理事業精算金の1億2,714万8,053円を除いた金額を、ごみ総排出量及び年度末人口でそれぞれ割った数値となっております。
次に、12ページをご覧ください。
ごみ処理施設等の運転管理委託費について、それぞれの施設の委託先ごとに、令和2年度から令和5年度までの経年変化を表したものでございます。
こちらは5つのごみ処理施設に係るものですが、令和5年度の支出済額は合計で9億9,910万8,000円となり、前年度に比べ9,570万円の増となっております。これは、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良事業完了に伴い、焼却施設の運転時間の増加及び労務単価の上昇が主な要因となっております。
次に、13ページをご覧ください。
令和5年度廃棄物処理業務委託料一覧につきましては、焼却灰等の廃棄物別、搬出先別に、それぞれ搬出量や単価及び委託金額の一覧となっております。
次に、14ページをご覧ください。
令和2年度から令和5年度までの最終処分委託単価の推移となっております。
続きまして、15ページをご覧ください。
ダイオキシン類調査結果一覧表でございます。令和5年度に実施いたしました測定におきましても、富士見・新座両環境センターともに、排ガス等全てにおいて国や組合が定める基準値以下の数値となっております。
次に、16ページ、17ページをご覧ください。
有価物売却代金の推移となっております。令和5年度の有価物の売却代金は、16ページ中段のアルミ・スチール缶などの金属類の売却単価はほぼ横ばいでしたが、17ページの上段のペットボトルの売却単価が値下がりしたため、一番下の行になります歳入金額が大幅に減額となり、前年度に比べ6,781万8,142円の減、率にして36.4パーセントの減となっております。
次に、18ページをご覧ください。
こちらは、構成市からの報告データを基にまとめたものですが、一定量以上のごみを排出している多量排出認定事業所につきまして、それぞれ構成市ごとに可燃ごみの搬出量が多い順に一覧にしたものでございます。
説明については以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(関野兼太郎) ありがとうございました。お疲れさまでした。
ちょっと外が騒がしくて、皆さん集中できない部分もあったかと思いますけれども、これ以上騒がしかったら何らかの注意をしていただければというふうに思います。
それでは、早速質疑に入りたいと思います。歳入と歳出を分けて質疑を進めたいと思います。なお、質疑は一問一答形式でお願いします。また、ページ数を指定して質疑していただければ、分かりやすい答弁ができると思いますのでよろしくお願いいたします。
質疑が終了いたしましたら、認定についての採決を行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(関野兼太郎) ありがとうございます。
それでは、歳入についての質疑を受けます。質疑がございましたらお願いいたします。いかがでしょうか。
天田委員。
○委員(天田いづみ) 決算書と両方見ればいいのでしょうけれども、今日ご説明いただいたほうの資料で、大変恐縮なのですけれども、ご説明いただきましたのでそれに基づいてお伺いできればと思います。
17ページで、今ご説明いただきましたペットボトルの、何回かお話の中に出てきましたけれども、ペットボトルの売却単価がかなりぶれているというか、増減が激しく、この経年の表を見ると分かりやすいのですけれども令和4年度が飛び抜けて高いですよね、単価がトン当たり4万1,750円、その前が令和3年度は5,600円、令和5年度は1万7,250円ということで、令和6年度はどうなのかなと思うんですけれども、その辺のぶれというか、その辺の要因ですとか、決算を踏まえて、に関連して今後の見通しだとかが分かれば、ちょっとお伺いできばというふうに思います。
○委員長(関野兼太郎) 一問一答ですから、今の件について答弁を求めます。
瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本と申します。本日はよろしくお願いいたします。
ただいまの天田委員のペットボトルの単価の推移ということでお答えをさせていただきます。
まず、ペットボトルが石油由来の製品になりますので、原油価格というものが影響している可能性が考えられます。令和4年2月にロシアとウクライナの戦争が始まり、原油価格が上昇基調に転じ、売却価格も上昇しているというような状況でございます。しかしながら、ペットボトルは新たに作るのとリサイクルでどれほど石油使用の差があるのかが確たる理由は不明ですので、この石油価格が一因とも考えられるのですが、すみません、確たる理由は不明という形になります。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 天田委員。
○委員(天田いづみ) ありがとうございます。すみません、令和4年度の話をしてしまったから、それをお答えくださったのだと思うんですけれども、ありがとうございます。令和4年度は上がったのだけれども、令和5年度がまた下がってきて、それの影響で6,781万円ですか、いわゆる歳入が減っているという、それはやむを得ないことではあるのですけれども、令和4年度でぽんと上がって令和5年度がまた下がったというあたりは、確たる理由はというお話もありましたけれども、何かお伺いできる点があれば。また、今後の見通しというか、今後というよりも令和6年度はちなみにどんな感じになっているのか、決算ですので概要でいいのですけれども、お伺いできればと思います。よろしくお願いします。
○委員長(関野兼太郎) 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) 令和5年度のペットボトルの状況ですけれども、令和4年度が過去最高の金額になってございます。その後、令和5年度に入りまして、ペットボトルの原材料価格が下がったというところで売却単価も下がっております。ただ、令和6年度も、もう既に2回の入札が終わっておりまして、これが今度は逆に再生樹脂の需要の高まりの影響がございまして上昇基調にございます。ちなみに申しますと、令和6年度の上期が2万4,500円、下期が5万5,100円という状況でございます。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 天田委員。
○委員(天田いづみ) ありがとうございます。そうしますと、様々な原材料の状況に、要するに需要と供給等の状況により、やはりその影響を受けて組合の売却単価等にも多大に影響してくるということが分かりましたので、歳入ですので、堅く見積もって来年度の予算も見ていくということではあろうかとは思いますけれども、間違っても穴が空くということがないように、そこは慎重にしていただければと思います。
歳入は以上です。
○委員長(関野兼太郎) ほかに歳入について質疑はございますか。
黒田委員。
○委員(黒田実樹) 黒田です。よろしくお願いします。
令和5年度の決算事項別明細書の8ページからなのですけれども、再生家具売上金について、何点ぐらい出して、何点ぐらい売れているのかとか状況をお聞きしたいと思っていて、あと、抽選によるものと展示販売による売上げなどもあると思うんですけれども、そのあたりの状況をお聞かせください。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの黒田委員の質問にお答えいたします。
歳入のうち再生家具売上金でございますが、令和5年度決算額117万8,250円、件数として1,628件を売却いたしました。前年度と比較いたしますと、件数は136件増加し、金額は15万7,670円の増となっております。この増の要因でございますが、売却件数が増加したことはもとより、最高値の単価が7,000円のものが複数売却されたなど、比較的高値をつけることができた良品の物品が廃棄物として出されたことが大きいと思います。
その中身ですが、抽選売上げ257件、38万7,500円、展示品である即売の売上げ1,221件、72万3,150円、あと、リプラ祭というものがございまして、こちらのリプラ祭での売上げが150件、6万7,600円、合計1,628件、117万8,250円になります。
なお、抽選品でございますが、年間で542点を展示させていただきました。617件の申込みがあり、257点が抽選品として販売をされております。抽選の倍率が1.14倍になっております。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 黒田委員。
○委員(黒田実樹) 詳細ありがとうございます。展示品の販売がすごく多いのだなというのがなるほどと思ったのですけれども、私はなぜこの質問をしたかというと、ホームページも見たのですけれども、再生家具販売をしていて、その次に売れなかったものに対して販売コーナーで売っているということだと思うんですけれども、ちょっと分かりにくいなと思って、要は、行けばすぐ買えるものと抽選しなければいけないものと両方あるということについて、例えばの一例なのですけれども、蕨戸田の衛生組合のほうでは展示入札がありますよ、その次に売れなかったものは先着販売しますよ、次にインターネットもやられているみたいなのでインターネットもやりますよというふうにいって、何点販売しましたけれども、入札で幾つでした、その残ったものについては即売で来た順で買えますよというのが分かりやすかったので、もしよければ改善なんかも検討してもらいたいなと思うんですけれども、この数字について、この間電話で聞いたときにはそんなに上下というか、推移があまり変わらないとおっしゃっていたのですけれども、すごくいい取組だと思うので、もうちょっと増えるような工夫はできないかなと思うんですけれども、どうでしょうか。
○委員長(関野兼太郎) 決算と若干ずれてきてしまうかもしれませんけれども、ご答弁大丈夫ですか。
瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの黒田委員の質問にお答えいたします。
この件数が増えるような施策ということでよろしいでしょうか。ホームページでも、抽選の売上げに関してはお勧め品としてアップさせていただいております。また、ちょっと今とどまっているところもあるのですが、Xによるつぶやきとかもしておるところもございます。伸ばすとしては、それぐらいの方法かなと考えております。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) ほかにございますか。
木村委員。
○委員(木村邦憲) 歳入に関して、決算審査特別委員会資料の中で、有価物売却代金の推移ということで、これは16ページになります、すみません。それで、いろんな変動があるのですが、非鉄に関して言えば、令和2年度はかなり少ない売却代金だったのですが、どんどん増えていって、令和5年度がかなり減っているという状況に見てとれるのですが、非鉄に関してだけ言えば、この理由がもし分かったらお聞かせ願いたいと思います。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの木村委員の質問にお答えいたします。
非鉄のほうは、2年度から見ると増えていっているということなのですが、金額としては増えてはいっているのですが、量としては減っている状態かと思われます。この金額、単価自体が、非鉄のほうは4年度に比べると5年度の単価が下がってしまった上に、また、この数量自体も減っているので金額が減っているという形でございます。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 木村委員。
○委員(木村邦憲) 単価の変動はどのところにもあるとは思うんですが、これに関して単価が下がった理由というのは、もしお答え願えれば、不明ならそれでいいです。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
単価が下がった要因は一つに絞るのは難しい、やはりこちらのほうに関しては需給の関係でございますので、こちらでコントロールできるものではございませんので、需給の関係ということでご承知おきいただければありがたいです。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) ほかにございますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(関野兼太郎) ないようでしたら、歳入の質疑はこれで終了いたします。
続きまして、歳出について質疑を受けたいと思いますので、質疑がありましたらお願いいたします。
天田委員。
○委員(天田いづみ) よろしくお願いいたします。
まず、先ほどご説明いただきました決算審査特別委員会資料に基づいて順次、ごめんなさい、委員長、一問一答。ではまず一問一答ということで1ページ、令和5年度の一般廃棄物処理フローの中で、可燃ごみ左上のほうで、可燃ごみの下のところにし渣がありますよね、朝霞地区一部事務組合で汚泥を処理するときに出てくる、いわゆる可燃物というのを、いわゆる事業系の廃棄物という扱い、でも、事業系なら事業系というくくりになると思うんですけれども、この朝霞地区一部組合ということで独自の扱いというのですか、私も長年議員をやっていても、ちょっとこの辺の位置づけのところをあまり気にしてこられなかった、し渣が搬入されているということは承知していましたけれども、位置づけをきちんと把握できてこなかったので、通常の事業系ごみとは違う、例えば搬入単価ですとか、ごめんなさいね、歳入ということではなく、あくまでも一般廃棄物の処理の流れという意味でお聞きしたいのですけれども、違う位置づけということになっているのか。あわせて、その位置づけということが1つと。
○委員長(関野兼太郎) このことだけでまず答弁をもらいましょうか。
○委員(天田いづみ) し渣に関してもう1点あるのですが。
○委員長(関野兼太郎) 1つずつやりましょう。
○委員(天田いづみ) 分かりました。お願いします。
○委員長(関野兼太郎) 休憩いたします。
(午前10時38分)
──────────────────────────────────────────
○委員長(関野兼太郎) 再開します。
(午前10時39分)
──────────────────────────────────────────
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの天田委員の質問にお答えいたします。
し渣の位置づけということなのですが、朝霞地区と申しますと、こちらの衛生組合に関しては志木市、新座市、富士見市のごみを処理する組合になるのですが、朝霞地区一部事務組合は志木市、新座市のほかに朝霞市、和光市のし渣が入っております。こちらの管轄は、朝霞市、和光市に関しては管轄外の廃棄物になりますので、覚書という形で締結をさせていただいて、ごみとしては当然事業系のものとして認識はしております。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 天田委員。
○委員(天田いづみ) ありがとうございます。覚書を締結していると、そうしますと、事業系のいわゆる料金体系は、通常の事業系と同じということなのか、多少違うということなのか、その辺をお伺いしたいというふうに思います。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの天田委員の質問にお答えいたします。
通常の事業系の可燃ごみになりますと、20キロ当たり460円を頂戴しております。こちらのし渣のほうですが、トン当たり4万6,000円を頂戴しております。比較すると、20キロで460円ですので、100倍にすると2トンで4万6,000円という形になるかと思います。通常ですと2トン4万6,000円のところを、し渣に関しては1トン4万6,000円で受託しているというところになります。
答弁は以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 天田委員。
○委員(天田いづみ) ありがとうございます。非常に公共性が高いということの配慮かなというふうに理解いたしました。もうかなり昔からというか、何十年間もそのようにされているのだと思いますが、了解いたしました。
し渣に関してもう1点、その状況についてお伺いしたいのですけれども、私の記憶も正しいかどうかなのでちょっとご確認いただきたいのですけれども、朝霞地区一部事務組合は今、工場を建て替えていると思うんですけれども、以前の古い工場ラインを見学させていただいたときに、たしか廃棄物として出すものを、濡れたままということではなくて、きちんと乾燥というか、水分を絞って、できる限り減容化して出すようにされていたかなというふうな記憶で、ただ、今のラインが分からないので何とも言えないのですが、その辺がどのような状況で搬入されてくるのでしょうか。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの天田委員の質問にお答えいたします。
委員がおっしゃるとおり、乾燥した状態で搬入していただいております。委員がおっしゃったとおり、施設が更新されまして、その乾燥具合もさらによくなっているという状況でございます。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 天田委員。
○委員(天田いづみ) ありがとうございます。
それから、同じ1ページの集じん灰、今度は別件です、集じん灰の資源化で、例えば築館クリーンセンターでは路盤材に再生されているというご説明がありました。ご承知のように、集じん灰というのはダイオキシン類ですとか、いろいろな有害物質を集めて別に処理しているということで、コストもかかっているというふうに認識しております。当然、安全性については大丈夫ということでなければ路盤材に使えないというふうには思うんですけれども、その辺、具体的にどのように安全性が担保されているのかというところを確認させてください。
以上です。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの天田委員の質問にお答えいたします。
委員がおっしゃるとおり、集じん灰は道路路盤材にして使用しておりますが、この集じん灰に関してですが、異物の除去を行った後に、セメントや砂、水、そこに無害化処理剤、薬剤をミキシングして、これを固定化して道路路盤材にしております。また、これらに使う原料の品質や無害化の確認に関しましては検査も日々行われておりますので、環境汚染がないようにはしております。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 天田委員。
○委員(天田いづみ) 分かりました。この辺は何年か前は、すみません、私もホームページをちゃんと見られていなくて、少なくとも年に一度ですとか、いろいろと組合のほうでも他にこういうふうに委託で出して終わりということではなくて、それぞれ再生だったり、資源化でしたり、埋立て処分場等の状況は確認されていることと思うんですけれども、その辺はどのような状況ですか。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの天田委員の質問にお答えいたします。
組合のほうでは、年に1回、実地のほうへ行って視察をしております。そちらのほうできちんとこちらの出しているものが処理されているとか、埋立てされているかというものは確認をさせていただいております。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 天田委員。
○委員(天田いづみ) ありがとうございました。
ほかにもありますけれども、続けてしまってよろしいですか。続けてほかの質疑もしてよろしい。
○委員長(関野兼太郎) ほかの方はいらっしゃいますか。
〔発言する者なし〕
○委員長(関野兼太郎) いいそうです。
○委員(天田いづみ) 申し訳ございません。
それから、3ページのリサイクル資源ごみのビンですけれども、生きビン、リターナブルビン、要するにビンとして洗浄して、またビンとして使っていくというものが、多分どんどん減っているのかなと、今、回収率が4.4パーセントということで、それでも黄色い籠で本当に重くて、回収の業者さんは大変なことと思うんですけれども、丁寧に大切に回収していただいて、カレットとリターナブルビンをこれだけ資源化、この本数だけちゃんと資源化していただいているのだなと思うと、本当に委託の業者の方々や運搬業者の方々には頭が下がる思いです。やはりどんどん減っているというふうな理解でいいのか、生きビンの状況についてお伺いします。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの天田委員の質問にお答えいたします。
ビン自体が、ペットボトルやプラスチックボトルへの置き換えなどで漸減傾向が続いております。したがって、今後も減少が続くことを見込んでおります。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 挙手をしてお願いします。できるだけ簡潔にお願いいたします。
天田委員。
○委員(天田いづみ) これで最後になるかなと思うんですけれども、8ページ、搬出先別残渣処分場一覧でそれぞれ所在地が、環境センターとツネイシカムテックスは寄居町で埼玉県内なのですけれども、それ以外のところは全て県外の自治体です。ごみを燃やすと1割が焼却灰ということで、組合のホームページでは出していると思うんですが、やはり各市のホームページでも折に触れて出していただいて、結局県内で完結できない、最終処分場が他県頼み、例えば、そこが満杯になるならないもあるのですけれども、震災等で道路が寸断されるですとか、そういった状況になったときに非常にリスクが高いかなというふうに思います。申し訳ないのですが、それぞれの他県の最終処分場のほうの、いつまでこれを入れることができるお約束になっているのかというところをお伺いできますでしょうか。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの天田委員の質問にお答えいたします。
各処分場の今後の見通しということになりますが、まず、埼玉県環境センターでございます。こちらは地元との公害防止協定期間がございまして、令和13年3月まで受入れが可能となっております。
続きまして、青森県三戸町のウィズウエイストジャパンさんでございますが、こちらに関しては令和20年3月まで受入れ可能と見込んでおります。
続きまして、山形県米沢市のジークライト株式会社でございますが、こちらはおよそ20年後、2044年まで受入れ可能と見込んでおります。
最後に、秋田県小坂町のグリーンフィル小坂になりますが、今から9年後の2033年まで受入れ可能と見込んでおります。このグリーンフィル小坂でございますが、現在拡張工事中でございます。そちらの工事終了後に受入れの申請をして、承認をいただければ、さらに13年ほど受入れ可能となると見込んでおります。
答弁は以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 天田委員。
○委員(天田いづみ) ありがとうございます。本当に青森県、山形県、秋田県と非常に遠いところまで運んで、それだけコストもかかるというふうに認識しております。
いずれにしても、かなり先々までジークライトさんとグリーンフィル小坂さんは受け入れるよということではあるのでしょうけれども、様々な状況を考えますと、決してそれで安心ということでは到底ないと思いますので、ぜひ引き続き普及啓発等に、構成市と力を合わせて力を入れていただければと思いますのでよろしくお願いします。
以上です。委員長、ありがとうございました。
○委員長(関野兼太郎) ほかにございますか。
黒田委員。
○委員(黒田実樹) 歳入歳出決算の主要な施策の成果説明書及び説明資料の4ページからなのですけれども、修繕費についてですけれども、この修繕費の支出状況で200万円以上ということで修繕名が書いてあるのですけれども、この中でもともと予定されていたものと緊急にやらなければいけなかったものがあると思うんですけれども、緊急に対応されたものはどれなのか教えてください。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの黒田委員の質問にお答えいたします。
まず、表の上から順に説明させていただきたいと思います。まず、緊急の修繕は8件ございました。1件目が上から5行目、灰クレーン走行レール修繕、2点目がその3段下、バグフィルタ温風循環用出口ダンパ取替修繕、3件目がそのさらに2つ下、灰出コンベヤテークアップ部補修、4点目がその2段下、ごみピットALC調査・補修、5件目がその下の焼却施設定期オーバーホール追加修繕、6件目がその下のボイラ底部ブロー水配管補修、7件目がその下の粗大ごみ・ビン処理施設定期オーバーホール追加修繕、最後8件目が一番最下段の2号炉減温塔減温水リングマニホールド部分交換修繕、以上の8件が緊急修繕したものになります。
答弁は以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 黒田委員。
○委員(黒田実樹) ありがとうございます。この8件が緊急だったというところでは、例年がどうなのかは分からないのですけれども、これは何かその理由といいますか、予定できなかった想定外のことが起きたということなのかどうなのか。
○委員長(関野兼太郎) その1つにしましょう。まずそのことについて。
瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの黒田委員の質問にお答えいたします。
まず、この緊急修繕でございますが、当然緊急でございますので予見できなかったものという形になります。一番多いのがオーバーホール中に不具合が発見されて緊急修繕というものが多いかと思います。さらに、オーバーホール後にも立ち上げしたときに、やはりちょっとここが不具合があるというようなところを緊急修繕したというところもございます。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 黒田委員。
○委員(黒田実樹) 私は、この委員会に、組合に来るのが初めてなので、これが普通に起こることなのかどうかなのですけれども、この8件というのをどう見ているのか。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの黒田委員の質問にお答えいたします。
やはり施設が建ってから年数が経過しておりますので、だんだん老朽化が進んでおります。そうすると、やはり予見できない修繕というものが発生してしまうのは致し方ない部分もございますので、これが多いかと言われると、特にこちらの組合としては件数として多いとは感じておりません。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 黒田委員。
○委員(黒田実樹) 分かりました。
次に、主要な成果説明書の9ページ、10ページ、11ページにも関連するのですけれども、例えば10ページの家庭系ごみについては、その合計のところを見ると、粗大ごみを除いて全部減っているんだなという、前年度より減少しているんだなと分かるのですけれども、その次のページの事業系ごみについては、可燃ごみや不燃ごみは増えていまして、合計も1.63パーセント増というふうになっているのですけれども、この事業ごみの減量についてなどはどのように考えているのかということと、取り組まれているのかというのをお聞きします。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの黒田委員の質問にお答えいたします。
まず、事業系ごみが増えているということなのですが、内訳を見てもらえば分かるかと思いますが、志木市、新座市に関しては減っております。富士見市だけが増えているのですが、富士見市の事業系ごみに関してなのですが、令和4年度まではこちら富士見環境センターで焼却施設の基幹的設備改良工事を行っておりました。この期間中、ららぽーと富士見さんに協力いただきまして、そちらの事業系ごみを外部のほうで処理していただいておりましたので、令和5年度は工事が終わって、こちらのららぽーと富士見のごみを受入れいたしましたので増えているという形になります。この分が組合としては合計として増えたという形になります。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 黒田委員。
○委員(黒田実樹) そうしますと、基幹設備の改良工事がもう終わったので、今回は特別だったと、そういう認識でいいのかどうか、お願いします。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本でございます。
おっしゃるとおり、令和5年度に関して増えたのはこの要因だと思っておりますので、今後に関しては大きな増減はないとは思うんですが、志木市、新座市においては減っていっておりますので、今後は減らしていきたいとは思っております。ただ、事業系ごみですので、新しい施設等ができてしまうとどうしても増えるという形があるかと思いますので、その辺はそのような施設ができるかどうかにかかってくるかと思います。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) ほかにございますか。
木村委員。
○委員(木村邦憲) よろしくお願いいたします。
それでは、何点かお聞きしたいと思うんですが、まず、主要な施策の成果説明書の4ページで、200万以上の修繕費の支出状況という欄についてなのですが、業者名が書いてありますが、この業者を選定する基準についてお聞きしたいと思います。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本でございます。
ただいまの木村委員の質問にお答えいたします。
こちらの業者の選定ということなのですが、どうしても建てたプラントメーカーでないと中のものが分かっていない、よく精通しないというものもございますので、建てたプラントメーカーのほうを選定させていただいているという形になっております。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 木村委員。
○委員(木村邦憲) 随意指定みたいな、そういうようなイメージでしょうか。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの木村委員の質問にお答えいたします。
今、木村委員がおっしゃったとおりでございます。
○委員長(関野兼太郎) 木村委員。
○委員(木村邦憲) それでは、特殊な修繕なので、このことを分かっている業者がやはりどうしても絞られてしまう、もう大体ピンポイントでこの業者だという、だから、そこ以外の業者はちょっと参入できないというような、そういうイメージでしょうか。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの木村委員の質問にお答えいたします。
おっしゃるとおり、なかなか建てたプラントメーカーでないと中のものが分かっていないという形になりますので、おっしゃるようにピンポイントでというような形になってしまいます。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 木村委員。
○委員(木村邦憲) それでは、同様に主要な施策の成果説明書の8ページなのですが、先ほど黒田委員からも質疑があったのですが、ららぽーと富士見についてです。これは今回協力いただいたのが制限が解除されて事業系ごみが増えたという状況になっているのですが、事業系ごみに関しては、家庭ごみはどんどん減っているのですが、事業系ごみがどうしても増えてしまうという中で、ららぽーと富士見に何らかの協力をしてもらうことが、減らすという協力をしてもらうこととか連携が大事だと思うんですが、それについては令和5年度はどのような申し送りみたいなことは、取組みたいのはしてきたのか、お聞きしたいと思います。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの木村委員の質問にお答えいたします。
特に令和5年度は、受入れを再開するに当たっては、当然受入れ制限をしたことに関してお礼をしてまいりました。ただ、そのときに特に受入れ量を何かしてというようなことは伝えておりませんので、特に何かしたということはございません。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 木村委員。
○委員(木村邦憲) それでは、同じページの1人当たりの処理経費についてです。これは前年度に比べて240円増加の7,964円というふうになっているのですが、これもやはり物価高騰というか、燃料費の高騰が背景にあると見てよろしいのでしょうか。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいま1トン当たりの処理経費が増加しているということでございますが、こちらは予算に対してそのごみ量がという話になりますので、ごみ量自体が減ってきているのですが、それに対する予算の減り具合がそこまで及んでいないということで、1トン当たりの処理経費が増加するという形になっております。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 木村委員。
○委員(木村邦憲) 分かりました。
それと、同じく主要な施策の成果説明書の10ページ、家庭系ごみの資源プラが前年度に比べて減っているという状況なのですが、資源プラが家庭ごみの中で減ってしまった理由について、主な原因がもし分かれば、不明ならばそれでいいのですが、お聞かせ願いたいと思います。単なる変動なのかもしれないですけれども、それについて何かあればお聞かせ願いたいと思います。
○委員長(関野兼太郎) 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) 常任副管理者の本多です。
家庭系ごみが全体的に減っておりますので、これが比例して資源プラにも影響を及ぼしていると思います。その原因として考えられるのが、近年の物価高騰が影響しているのかなというふうに最近は考えてございます。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 木村委員。
○委員(木村邦憲) それでは、決算審査特別委員会資料の中で5ページなのですが、前回はPPバンドについてはお聞きしたのですが、容器包装外プラが回収率が低いという中で、これは回収がどうしてもしにくいということなのでしょうか、部分の構成上どうしても低いという、そういうことが原因なのでしょうか。
○委員長(関野兼太郎) 暫時休憩します。
(午前11時 4分)
──────────────────────────────────────────
○委員長(関野兼太郎) 再開します。
(午前11時 5分)
──────────────────────────────────────────
○委員長(関野兼太郎) 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) 常任副管理者の本多です。
こちらは、容器包装プラが毎年多い状態でして、容器包装外プラは製品のプラになりますので、あまり排出がないのかなというふうに感じております。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) 木村委員。
○委員(木村邦憲) 最後にお聞きしたいのですが、主に家庭ごみで、水分が多い中で多くのごみが捨てられていることが傾向としてあると思うんですが、その水分を水切りをするという取組について令和5年度はどのような取組をしたのか、お聞きしたいと思います。
○委員長(関野兼太郎) 本多常任副管理者。
○常任副管理者(本多忠嗣) 組合としては特に何もしておりませんが、構成市のほうで担当部長会議がある中で、そういったお話は会議の中では出てございます。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) ほかにございますか。
谷地田委員。
○委員(谷地田庸子) 1点だけお聞きします。
先ほどご説明いただきました決算審査特別委員会資料の一番最後の18のところで、参考資料としてつけていただいているところなのですけれども、事業所の排出量の順位ランキングでありまして、志木市とか新座市のところの前年度から差引きでかなり減となっているところがあるのですけれども、何か工夫された点があったら、また、要因として何かあるのかというところで教えていただければと思います。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの谷地田委員の質問にお答えいたします。
組合としてこちらのほうに何か取り組んだというところは特にはないのですが、減っているという理由というところに関しましては、先ほど常任からも答弁がございましたように、物価が高くなっているということもございますので、その分、出るごみ量も減っているかということが考えられます。あと、新座市の1位のイオンについてでございますが、こちらは年度途中で閉店したというのもございます。そちらが減っているというところもあるのかなと考えておりますが、組合として特に何かをしたということはございません。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) ほかにございますか。
安藤副委員長。
○委員(安藤圭介) 決算審査特別委員会資料の11ページ、建設事業費のところで、止水板工事というところで先ほど説明があったと思うんですけれども、この止水板工事なのですけれども、どのように行ったかという、そこをどのように行ったかというところというよりは、今年に入って集中的な豪雨が多々あると思うんですけれども、その集中的な豪雨があったときにこの止水板を工事した成果というか、効果みたいなものというのは実際現状はあったのかどうか、お聞かせください。
○委員長(関野兼太郎) 瀬本企画業務課長。
○企画業務課長(瀬本裕志) 企画業務課長、瀬本です。
ただいまの安藤副委員長の質問にお答えいたします。
こちらの止水板の設置工事でございますが、令和5年度から開始をしております。設置場所に関してですが、順々にやっておりまして、まず、令和5年度に関しましては管理棟の正面北側の自動ドア、東側の自動ドア、職員玄関、さらにこちらの利彩館の西側の電気室ドア、入り口の自動ドア、再生家具の搬出扉、一時貯留庫で計7か所に設置させていただきました。
使用実績といたしましては、こちらは大雨が想定されるときに設置はいたしましたが、特にそれが活躍したということはなかったという形になります。
以上でございます。
○委員長(関野兼太郎) ほかにいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(関野兼太郎) ないようですので、質疑なしと認め、質疑を打ち切りたいと思います。
では、ただいまから討論を求めます。討論のある方はいらっしゃいますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(関野兼太郎) 以上で討論を終了いたします。
それでは、令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、採決を行います。
第9号議案 令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○委員長(関野兼太郎) 挙手全員であります。
よって、令和5年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定するものと決しました。
それでは、審査報告につきましては、本日の委員会での審議結果を踏まえ、正副委員長で協議の上、取りまとめさせていただきます。
以上をもちまして決算審査特別委員会を閉会いたします。
ご協力ありがとうございました。
午前11時10分 閉会