会議録
令和3年第3回志木地区衛生組合議会 会議録
令和3年9月28日(火)
○ 招 集 告 示
志木地区衛生組合告示第7号
令和3年志木地区衛生組合議会第3回定例会を次のとおり招集する。
令和3年9月2日
志木地区衛生組合管理者 香 川 武 文
記
1 日 時 令和3年9月28日(火)午前10時00分
2 場 所 志木地区衛生組合リサイクルプラザ利彩館研修室
○応招・不応招議員
令和3年志木地区衛生組合議会第3回定例会 9月28日(火)
応招議員(18名)
1番 今 成 優 太 議員 2番 木 村 邦 憲 議員
3番 熊 谷 麗 議員 4番 斉 藤 隆 浩 議員
5番 関 野 兼太郎 議員 6番 深 瀬 優 子 議員
7番 池 田 貞 雄 議員 8番 石 島 陽 子 議員
9番 上 田 美小枝 議員 10番 笠 原 進 議員
11番 佐 藤 重 忠 議員 12番 滝 本 恭 雪 議員
13番 阿 部 竜 一 議員 14番 天 田 いづみ 議員
15番 安 藤 圭 介 議員 16番 岩 下 隆 議員
17番 岡 島 貴 弘 議員 18番 吉 澤 富美夫 議員
不応招議員(なし)
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令和3年志木地区衛生組合議会第3回定例会
令和3年9月28日(火曜日)
○議 事 日 程
開 会
議長報告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 管理者の行政報告
日程第 4 第6号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について
日程第 5 議第1号議案 志木地区衛生組合議会会議規則の一部を改正する規則の制定に
ついて
閉 会
○出席議員(18名)
1番 今 成 優 太 議員
2番 木 村 邦 憲 議員
3番 熊 谷 麗 議員
4番 斉 藤 隆 浩 議員
5番 関 野 兼太郎 議員
6番 深 瀬 優 子 議員
7番 池 田 貞 雄 議員
8番 石 島 陽 子 議員
9番 上 田 美小枝 議員
10番 笠 原 進 議員
11番 佐 藤 重 忠 議員
12番 滝 本 恭 雪 議員
13番 阿 部 竜 一 議員
14番 天 田 いづみ 議員
15番 安 藤 圭 介 議員
16番 岩 下 隆 議員
17番 岡 島 貴 弘 議員
18番 吉 澤 富美夫 議員
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○欠席議員(なし)
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○説明のための出席者
管理者 香 川 武 文
副管理者 並 木 傑
副管理者 星 野 光 弘
常任副管理者 山 崎 仁
監査委員 松 本 四 郎
会計管理者 磯 谷 雅 之
参事兼企画業務課長 末 永 隆 宏
総務課長 阿 部 武 幸
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○職務のため議場に出席した者の職氏名
総務課長補佐 寺 島 暁 恵
企画業務課長補佐 時 田 英 司
総務課総務係長 高 橋 知 江
企画業務課企画業務係長 嶋 田 靖
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午前 9時55分 開 会
◎議長挨拶
○議長(安藤圭介) おはようございます。
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◎議会運営委員会委員長報告
○議長(安藤圭介) 開会に先立ちまして、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より、会議
結果の報告をお願いいたします。
議会運営委員会委員長、今成優太議員。
○議会運営委員会委員長(今成優太) おはようございます。
令和3年志木地区衛生組合議会の第3回定例会に当たり、本日午前9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたの
で、その結果について報告いたします。
まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配付いたしております議事日程のとおりで、日程第1、会議録
署名議員の指名から、日程第2の第6号議案までということで決定をいたしました。
次に、令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてでありますが、例年と同様に各市2名ずつ計6名から
なる決算審査特別委員会を設置の上、閉会中に審査をお願いし、次回第4回定例会において審査結果の報告をしていただ
くということで決定をいたしました。
また、日程第4、第6号議案が終了した後に、標準会議規則の一部改正に伴い本会議等への欠席事由の明示や請願書に
係る署名押印の見直しを図るため、日程第5、議第1号議案 志木地区衛生組合議会会議規則の一部を改正する規則の制
定についてを、議員提案により日程に追加することといたしました。
以上、議会運営委員会の報告といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(安藤圭介) ただいまの委員長報告のとおりご了承願います。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎開会及び開議の宣告
○議長(安藤圭介) ただいまの出席議員は18名です。定足数に達しております。よって、議会は成立いたしましたので、
令和3年志木地区衛生組合議会第3回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
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◎議長報告
○議長(安藤圭介) ここでご報告申し上げます。
監査委員から提出された例月出納検査の結果報告の写しをお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。
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◎会議録署名議員の指名
○議長(安藤圭介) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第106条の規定により議長において指名いたします。
会議録署名議員は、
12番 滝 本 恭 雪 議員
13番 阿 部 竜 一 議員
14番 天 田 いづみ 議員
以上、3名を指名いたします。
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◎会期の決定
○議長(安藤圭介) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日1日といたしたいと思います。これにご異議
ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎管理者の行政報告
○議長(安藤圭介) 日程第3、管理者の行政報告を行います。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 皆さん、おはようございます。
開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。
本日は、令和3年組合議会第3回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方にはご多用の中ご出席を賜り、厚
く御礼を申し上げます。
本定例会に提案をしております議案は1件となっております。よろしくご審議をいただきますようお願い申し上げま
す。
それでは、さきの定例会以降の動向といたしまして、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の進捗状況につ
いてご報告申し上げます。
本工事は、6月から2号炉関係の排ガス洗浄装置及び空気予熱器と加熱器並びにガス冷却室の据付工事を、7月からは
バグフィルタ及び誘引通風機の据付工事を始めております。また、据付工事が完了する10月からは、2号炉の試運転を開
始する予定であります。
このように、本工事を順調に進めていたところでありますが、お盆休み明けの8月16日から8月25日までの間に、現場
作業員11名が新型コロナウイルスへの感染が判明するという事案が発生いたしております。このような状況から、本工事
を8月末まで一時中止しておりましたが、保健所の指示に基づき作業所内の消毒を実施した上で、9月1日から工事を再
開いたしております。
なお、一時中止に伴う工事進捗等への影響につきましては、2号炉関係の工程に若干の遅れが生じておりますが、全体
の工程には影響が及ばないよう、引き続き施工業者との連絡調整を密にしながら、安全な工事を進めてまいりたいと考え
ております。
次に、本組合の運転管理業務委託事業者の従業員が新型コロナウイルスに感染した件につきましてご報告を申し上げま
す。
本年8月17日に、本組合の運転管理業務委託事業者の従業員1名が、新型コロナウイルスに感染するという事案が発生
いたしました。幸いにして、他の従業員への感染はないとされましたことから、当該施設におけるごみの受入れにつきま
しては大事には至りませんでした。
しかしながら、今後とも一人一人が一層の危機感を持って感染防止を徹底するとともに、業務継続に向けて万全の体制
を維持してまいりたいと考えております。
以上、開会に当たりましてのご挨拶並びに行政報告とさせていただきます。
○議長(安藤圭介) 以上で行政報告を終わります。
ここで暫時休憩いたします。
午前10時01分 休 憩
午前10時02分 再 開
○議長(安藤圭介) 休憩を閉じ再開いたします。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎第6号議案の上程、説明、質疑、委員会付託
○議長(安藤圭介) 日程第4、第6号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてを議題といたしま
す。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
香川管理者。
○管理者(香川武文) 第6号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてご説明申し上げます。
本案は、地方自治法第233条第3項の規定により、令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出決算を別紙監査委員の意見を
添えて議会の認定に付するものであります。
○議長(安藤圭介) 提案理由の説明が終わりました。
これより決算審査の監査報告を求めます。
松本監査委員。
○監査委員(松本四郎) おはようございます。
それでは、令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出決算審査の概要を述べさせていただきます。
審査の対象は、令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出決算でございます。審査につきましては、令和3年8月16日、当
志木地区衛生組合にて審査をさせていただきました。審査の方法につきましては、管理者より提出されました歳入歳出決
算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書並びに決算審査のために提出されました
各種帳簿に基づき、関係職員の説明を求め聴取いたしました。会計管理者より所管事務等に係る帳簿類を確認しながら各
種照合しまして、審査をさせていただきました。
審査の結果、審査に付されました歳入歳出決算書等、先ほど申し上げました書類等につきましては、金額等が正確であ
ったことから当年度決算を適正に表しているという観点から確認をさせていただきました。
また、歳入の収入済額及び予算現額につきまして執行率は100.3パーセントでありました。歳出につきましては、支出済
額及び予算現額に対する執行率は98.2パーセントでございます。予算措置された目的に沿って適正に執行されていると認
められました。
最後に、令和2年度から令和4年度までの継続事業でございます富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事に係
る費用及びその他の施設の老朽化に伴う維持補修等費用の負担が今後見込まれることから、計画的な事業運営及び効率的
な財政運営に努められるとともに、施設の突発的な故障や災害に備え、財政調整基金の残高を適切な水準を保持される必
要があると考えております。
以上でございます。
○議長(安藤圭介) 監査報告が終わりました。
内容説明を求めます。
山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) 第6号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げ
ます。
恐れ入りますが、令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出決算及び事項別明細書の1ページ、2ページをお願いいたしま
す。
歳入につきましては、予算現額25億1,846万3,000円に対し、調定額、収入済額ともに25億2,492万7,937円となり、収
入率は100.3パーセントとなっております。
次に、3ページ、4ページをお願いいたします。
歳出決算につきましては、予算現額25億1,846万3,000円に対し、支出済額は24億7,379万4,967円となり、執行率は
98.2パーセントとなっております。
歳入歳出差引残額につきましては5,113万2,970円となり、翌年度へ繰り越すべき財源はないことから、この額が実質収
支額となります。
なお、令和2年度の歳出決算額は、各種委託料及び富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事などにより増とな
り、前年度に比べ5.1パーセントの増となっております。
続きまして、5ページ、6ページからの歳入歳出決算事項別明細書をお願いいたします。
初めに、歳入の主な内容につきましてご説明申し上げます。
第1款分担金及び負担金、第1項負担金につきましては、構成3市からの負担金ですが、前年度に比べ2.4パーセントの
増となっております。
次に、第2款使用料及び手数料、第2項手数料につきましては、粗大ごみや事業系ごみの受入れに係る処理手数料です
が、前年度に比べ7.3パーセントの減となっております。ごみ搬入量から傾向を分析しますと、家庭系の粗大ごみは前年度
に比べて4.9パーセント増加しましたが、事業系可燃ごみは前年度に比べて8.9パーセント減少しております。これは、コ
ロナ禍の影響で、緊急事態宣言中に自宅で過ごした市民の方が自宅の片づけを行ったために、家庭系粗大ごみが増え、一
方、事業系可燃ごみは、店舗などにおける営業自粛の影響で減少したものと推測しております。
次に、第3款国庫支出金、第1項国庫補助金の二酸化炭素排出抑制対策事業費交付金につきましては、富士見環境セン
ター焼却施設基幹的設備改良工事に対する交付金です。
続きまして、7ページ、8ページをお願いいたします。
第5款繰入金、第1項基金繰入金につきましては、年度末の資金収支の状況を踏まえ、財政調整基金から9,244万3,000
円の繰入れを行いました。
次に、第7款諸収入、第2項雑入のうち、有価物売却代金につきましては、スチール、アルミなどの金属類やペットボ
トルなどの有価物が世界経済の影響を受け、売却単価が大きく下がったことから、歳入金額が大幅に減額し、前年度に比
べ1,876万9,179円減の3,587万4,911円となっております。なお、これは余談でございますが、令和3年度は売却単価が
回復してございます。
また、新たな試みとしては、小型家電が有価物として売却できずに、逆に処理費用が発生するという厳しい状況となっ
たために、ほかの処理方法を検討したところ、小型家電の一部や、粗大、不燃ごみの一部をリユース品として引き取る業
者と契約し、令和2年9月から搬出を始めて、61万1,585円の収入を得たところでございます。
また、再生家具売上金ですが、69万3,810円と前年度に比べて1万5,030円の減となっています。これは、新型コロナ
ウイルス感染症対策で令和2年3月4日から5月31日までの間、利彩館を休館した影響と考えております。しかしなが
ら、再生家具売上金の増を目指して、即売家具の展示コーナーを広げたり、SNSを活用した情報発信を始めたところで
ございます。
また、再商品化合理化拠出金につきましては、令和元年度分の拠出の確定に伴うものでございます。内訳は、プラスチ
ック製容器包装に対するものであり、ガラスびんに係る拠出はありませんでした。
次に、第8款組合債につきましては、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の令和2年度進捗分に関する起
債となっております。
続きまして、歳出の主な内容につきましてご説明申し上げます。
少し飛びまして、13ページ、14ページをお願いいたします。
第3款衛生費、第1項清掃費、第1目清掃総務費につきましては、職員の人件費や事務経費などであります。
支出済額は、1億1,662万1,039円となり、前年度に比べて424万1,671円の増となっております。
増となった主な要因は、令和2年度は職員1名が4月中に退職した一方、その対応で会計年度任用職員を採用し、また
新たに事務局長の派遣があったことなどにより、人員体制に変更が生じたため、結果として給料及び職員手当が増額とな
ったものであります。
また、令和2年度は、職員任用計画に基づく職員採用試験を実施し、令和3年4月1日付けで2名の職員を採用いたし
ました。
続きまして、15ページ、16ページをお願いいたします。
19節負担金、補助及び交付金の新型コロナウイルス感染症PCR検査補助金でございますが、昨年度組合内で感染が発
生したときに、業務継続の観点から、濃厚接触者のPCR検査に付随する費用や、濃厚接触者とは認定されなかったもの
の、検査の必要性があると判断された者の検査費用を補助したものであります。対象は5名で、7万8,974円でありまし
た。
第2目塵芥処理費につきましては、組合の主たる業務であるごみの中間処理及び最終処分に関する経費であります。
支出済額は、22億5,165万15円となり、前年度に比べ1億1,559万2,958円の増となっております。
増となった主な要因は、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事や、運転管理業務委託料の人件費などの増
額、廃棄物処理業務委託料の増額などによるものであります。
16ページ下段の11節需用費の光熱水費につきましては、2億4,240万3,423円となり、前年度に比べ2,258万8,172円の
減となっております。これは、電気料金の燃料費調整額が下がったことが主な要因です。
次に、修繕費につきましては、5つのごみ処理施設に係るものでございますが、支出済額が7億1,189万2,736円とな
り、前年度に比べ4,399万6,500円の減となっております。
これは、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事を行っていることから、オーバーホールの対象が、基幹的設
備改良工事の対象外に限定されたことが主な原因であります。
次に、18ページ上段の13節委託料の備考欄2段目、運転管理業務委託料につきましては、5つのごみ処理施設に係るも
のでありますが、支出済額が8億8,523万1,600円となり、前年度に比べ1億2,781万9,921円の増となっております。こ
れは、平成29年度から3か年の長期継続契約であったために、3年分の人件費の増があったことと、経費率などの見直し
を行ったことが主な原因であります。
次に、備考欄中段にございます廃棄物処理業務委託料につきましては、焼却灰などの最終処分に係るものであります
が、支出済額は3億1,179万3,930円となり、前年度に比べ1,188万4,438円の増となっております。これは、粗大残渣、
廃乾電池、容器包装外プラスチックの搬出量が増加したことと、容器包装外プラスチックの処理単価が増加したことが主
な原因であります。
なお、当組合では、最終処分場を保有しないことや循環型社会の実現に向けて、令和2年度は、焼却灰などの63.9パー
セントを人工砂や再生砕石などへ再資源化を図りました。
続きまして、富士見環境センター焼却施設基幹的設備改良工事の関係でありますが、設計施工監理業務委託料について
1,089万円支出いたしました。また、工事請負費として4,474万3,000円を支出いたしました。これは、令和2年度の進捗
率1.2パーセントに対応するものとなっております。
次に、19ページ、20ページをご覧ください。
公債費につきましては、粗大ごみ・ビン処理施設建設事業債の償還をしており、前年度と同額の8,475万1,160円を支出
いたしました。
第5款予備費につきましては、充当案件はございませんでした。
少し飛びまして、23ページをお願いいたします。
財産に関する調書の下段の3の基金ですが、財政調整基金の決算年度末残高は2億194万6,236円となりました。
今後におきましても、年度間の財源調整のほか、突発的な施設の故障などにどのように備えるのか、課題であると考え
ております。
説明につきましては以上でございます。
○議長(安藤圭介) 概要説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
14番、天田議員。
○14番(天田いづみ) ただいま、常任副管理者から大変詳細で丁寧な説明をいただき、ありがとうございました。
歳入の確保というところで、より細やかに努力されているといったことが伝わってきましたので、こういう状況で刻々
変わってきますので、それに対応する今回のような努力を人が代わっても進めていかれるように、それは当然のこととし
ていただけますようにご努力お願い申し上げます。
質疑に入ります。1点は、先ほど常任副管理者のご説明の中で、廃棄物処理の委託料に関して、焼却灰の再資源化を
63.9パーセントされたということでありました。私、今手元に資料がないので、これ一般廃棄物処理基本計画の中で、年
度ごとの目標値があったと思うんですね。それに沿っていきたいというふうな方針で、ご努力を続けてこられたと思うん
ですけれども、これ一般廃棄物処理基本計画の目標値に対応してどのような状況であったのか、そこをお伺いしたいとい
うふうに思います。
それから、最後にご説明がありました、財政調整基金に関してです。先ほど、松本代表監査委員のご報告の中で、意見
書などの報告の中で、施設の突発的な故障や災害に備え、財政調整基金残高を一定程度確保しておく必要があると考えら
れると、適切な水準を保持されるようというふうな話があったところだというふうに思います。ただいま山崎常任副管理
者のほうから、基幹的設備改良工事等もある中で、適切な規模を保持していくということが課題であると考えているとい
うふうなご発言がありました。
令和2年度末の現在高は約2億ということで、ここに歳入歳出差引残高が約5,000万ということで、12月に補正もあり
ますので、ちょっと今の段階で年度末に保持できるか、なかなか見えないわけですけれども、これから来年度の予算編成
に入っていくことと思いますけれども、改めて来年度については、基幹的設備改良事業の継続費の一般財源見ますと、令
和3年度が約3億ですね、一方で令和4年度については、3億8,500万円ということで、さらに膨らんでいるわけです。そ
ういった中で、事業費が膨らんでいくということは、それだけやはりリスクも想定していかなければならないというふう
に考えますので、それを入れての運営管理、適切な財政調整基金を維持できるような予算編成のご努力が、ご苦労が多い
と思いますけれども、していただけたらいいと思いますけれども、そのお考えについてお聞きいたします。
○議長(安藤圭介) 答弁を求めます。
山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) ご答弁申し上げます。
まず、廃棄物の資源化につきましては、確か1人あたりの最終処分量が目標として決まったというふうに記憶しており
ますが、今我々が一番気にしているのは搬出先を、また処分の方法、埋立てなのか再資源化なのかというところを、なる
べく分散化させたいということで考えております。
これは、東日本大震災の教訓で、元々、西日本に搬出していた部分が全く出せなくなってしまいまして、焼却灰の搬出
先と、処分方法を分散させていくのかバランスを取って、どこかが何か問題が発生したとしても常に搬出できるように、
ということは、ここの事業を継続できるようにということを念頭に調整を行っております。
続きまして、財政調整基金につきましては、組合の財政調整基金の意味合いとしては、やはり過去にも粗大施設で爆発
事故があったという経験があるというふうに聞いておりますので、そういうときに緊急対応するために必要であると理解
をしております。
ただ、今、構成3市がコロナ禍対応で非常に厳しい財政状況にあるため、組合だけが財調に貯めていけるのかというの
はなかなか難しいところではございます。けれども、やはり工夫をしながら少しでも、組合の自主財源としては有価物の
売却であったり、あるいは廃棄物処理手数料でございますので、そういうこともしっかり確保できるように努力をしてい
きたいというふうに思いますとともに、また、トラブルについても、短期的な対応と中長期的な対応というのをしっかり
意識しながら、今後も構成市と調整を図っていきたいというふうに考えてございます。
以上です。
○議長(安藤圭介) 14番、天田議員。
○14番(天田いづみ) ありがとうございました。
まず、再資源化の件については、状況を踏まえて出し先と処分方法の分散をしっかりしていきたいということでござい
ますが、大変リスク管理、危機管理としても重要なことですので、ぜひお願いします。
それから、財政調整基金についても理解いたしました。もちろん、一定程度の財政調整基金は必要という考えは現在一
致しているところだと思いますけれども、一方で、組合の財政の自主性ということは、やはりその歳入を確保していただ
く、また適切に執行しつつ、歳出を抑制していく努力ということも併せてしっかりと行っていきたいという姿勢が見受け
られましたので、ぜひそういうご努力をしつつ予算編成に反映していただけたらと思います。よろしくお願いします。
以上です。
○議長(安藤圭介) ほかに質疑ございますか。
10番、笠原議員。
○10番(笠原 進) 2点、質問いたします。
1点目は、成果説明資料があります。その8ページに一番最後のほうですけれども、4番目のごみ処理の状況というと
ころで、家庭ごみが増えて、一方、事業系ごみが減った要因としては、新型コロナウイルス感染症の流行に伴うというお
話がありました。また、先ほどの歳入についても、清掃手数料については、家庭ごみと事業系ごみの増減がコロナによる
ものではないかという話がありました。これは私もそう思います。
それで、これに代わってお聞きしたいのは、コロナウイルスの流行に伴って、その他の問題、さっき補助金の話がPC
Rの補助金の話がありましたけれども、そういうような歳出が増えたとか、逆に歳出の不用額が非常に増えたとか、そう
いうものがあるのかどうかということをお聞きしたい。
新座の議会は昨日終わったんですけれども、思った以上に、当然、市の仕事とこの衛生組合の仕事は違うので、市の場
合にはコロナで行事も随分なくなった、医療費関係も減ったとかいう格好で、思った以上に不用額が多かったという展開
になりましたけれども、ここの予算については、そういう影響が同じようにある程度あったのか、全くそういうのは普段
と変わらないというふうになるのか、この点をお聞きしたいというふうに思います。
2点目は、同じくこの資料ですけれども、資料の4ページに修繕費の支出状況ということで、一覧表を出していただい
ております。私、聞きたいのは、2点目は新座西の工場の様子です。
2番目にオーバーホールが2億2,000万あって、このオーバーホールの細かい内容については、次の5ページに2億
2,000万の内訳が出されています。4ページへ戻ると、新座西の施設のところが幾つか出てきますけれども、当然、ここの
基幹型の工事は、表にもありましたけれども、ここはまず最も古いから一番早くやって、その次に新座西工場も結構古く
なってきていて、ここもやはり手を打たなきゃならないんではないかと、私は思っているんですけれども。
実際に、この新座西工場関係の修繕費なのか、いろんな経費というものが、だんだん毎年のように古くなって増えてき
ているのか、そうではなくて、ある程度一定程度横ばいで、急いでそういうことをしなくてもいい状況なのかということ
を、年度決算を見てどう感じておられているのかということをお聞きしたいと。
以上でございます。
○議長(安藤圭介) 答弁を求めます。
山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) ご答弁申し上げます。
まず、家庭系が増えて事業系が減ったというところで、予算執行への影響はどうだったのかというところでございます
けれども、まず、歳出については特段の影響はなかったのですが、ただ、先ほど申し上げましたとおり、PCR検査の補
助をしたりとか、国のほうが現場で使うようなマスクの購入を斡旋していただきましたので、そういうのを購入したりと
かというのはございましたけれども、全体としては大きな影響はなかったと思います。
ただ、歳入に関しましては、事業系が減ったということは手数料収入がかなり落ちましたし、また、コロナ禍の影響で
世界経済が停滞したために、有価物が大きく金額を落としまして収入が減ったというのが、組合としての大きな影響だっ
たというふうに考えてございます。
続きまして、西工場の修繕でございますけれども、組合といたしましては、今年度、一般廃棄物処理基本計画の改訂を
議論しておりまして、その中で、富士見の後に新座西工場をどうするのかというようなところを、しっかり今議論をして
いるところでございますので、どの程度のコストをかけて、どの程度の修繕を行って、どの程度延命させるのかというの
をしっかり計画の中で出していきたいというふうに考えているところであります。
以上でございます。
○議長(安藤圭介) 10番、笠原議員。
○10番(笠原 進) 1番めについては、ないということなので結構です。
2番目なんですけれども、お聞きしたいのは、十分検討して必要になるかどうかということは検討していただいて、ま
た議会にも報告があると思いますから、そのときに議論したいので、その点は結構なんですけれども、私は直接的な数字
をお聞きしたいのは、ちょっと古い29年度とか30年度とかというときと比べると、いろいろ経費が上がっているんですけ
れども、新座西工場は、経年変化的に見ると、結局オーバーホールしたり、いろんなあちこちが傷んできて修繕したりす
る、そういう修繕の経費というのは右肩上がりに上がってきているものなのか、例年あまり変わらないところでずっと推
移していますよということなのかということをお聞きしたいという意味ですので、再度お願いいたします。
○議長(安藤圭介) 答弁を求めます。
山崎常任副管理者。
○常任副管理者(山崎 仁) ご答弁申し上げます。
修繕費につきましては、大きく言えば上がってきております。これは、修繕する箇所が増えたりしておりますので、や
はり平成6年にオープンしてから、その当時から増えてきているのは間違いないものでございます。
ただ、部分的に見ますと、今年はここを修繕したけれども、今年は先送りできるというような年もございますので、年
度により増減するというのはありますけれども、大きく言えば増えてきております。
以上です。
○議長(安藤圭介) ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
第6号議案 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定の件については、6人の委員をもって構成する決算審査
特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
よって、令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定の件については、6人の委員をもって構成する決算審査特別
委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
お諮りいたします。
ただいま設置されました決算審査特別委員会委員の選任については、委員会条例第3条の規定により次のとおり指名い
たします。
5番、関野兼太郎議員、6番、深瀬優子議員、7番、池田貞雄議員、9番、上田美小枝議員、13番、阿部竜一議員、16
番、岩下隆議員。
これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
よって、決算審査特別委員会の委員は、ただいま指名したとおり決定いたしました。
直ちに委員会条例第5条の規定により、正副委員長互選等のため決算審査特別委員会を招集しますので、暫時休憩いた
します。
午前10時39分 休 憩
午前10時49分 再 開
○議長(安藤圭介) 休憩を閉じ、再開いたします。
ただいま決算審査特別委員会の正副委員長が互選されましたので、報告いたします。
委員長、5番、関野兼太郎議員、副委員長、13番、阿部竜一議員が互選されましたので、報告いたします。
それでは、ここで正副委員長からご挨拶をお願いいたします。
関野委員長。
○決算審査特別委員会委員長(関野兼太郎) 一言ご挨拶を申し上げます。
ただいま休憩中に決算審査特別委員会を開催いたしまして、私、富士見市の関野兼太郎が委員長を務めることになりま
したので、よろしくお願い申し上げます。
なお、委員会の開催日時については、11月11日木曜日、午前10時と決定いたしました。委員各位のご協力をいただきま
して、活発な意見、そして慎重な審査が行えますよう職責を果たしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(安藤圭介) ありがとうございました。
続いて、阿部副委員長、お願いいたします。
○決算審査特別委員会副委員長(阿部竜一) ご挨拶申し上げます。
ただいま決算審査特別委員会におきまして、私、志木市の阿部竜一が副委員長を務めることとなりました。
委員長を補佐し、皆様のご協力をいただきまして慎重な審査に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げ
ます。挨拶とさせていただきます。
○議長(安藤圭介) ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
なお、ただいま決算審査特別委員会委員長から、会議規則第64条の規定により閉会中の継続審査の申出がありました。
お諮りいたします。
ただいまの委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査を承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
よって、閉会中の継続審査を承認することに決定いたしました。
お諮りいたします。
今成優太議員ほか5名から、議第1号議案 志木地区衛生組合議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてが提
出されておりますので、日程を変更して、志木地区衛生組合議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを日程に
追加し、議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
よって、志木地区衛生組合議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを日程第5に追加し、議題といたしま
す。
ただいま追加されました議案を配付いたします。
配付漏れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 配付漏れなしと認めます。
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◎議第1号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(安藤圭介) 日程第5、議第1号議案 志木地区衛生組合議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを議
題といたします。
提案理由の説明を求めます。
1番、今成優太議員。
○1番(今成優太) 議第1号議案 志木地区衛生組合議会会議規則の一部を改正する規則の制定につきまして、別紙のと
おり、志木地区衛生組合議会会議規則第12条第1項の規定により提出いたします。
提出者は私、今成優太、賛成者として、吉澤富美夫議員、深瀬優子議員、上田美小枝議員、笠原進議員、阿部竜一議員
にご賛同をいただいております。
それでは、提案理由の説明を申し上げます。
本案は、標準会議規則が改正されたことに伴い、本会議等への欠席事由として、傷病、育児、看護、介護等を明文化す
るとともに、出産について産前・産後期間にも配慮した規定の整備を図るほか、議会に対する請願に係る署名押印の見直
しを行うため、志木地区衛生組合議会会議規則の一部を改正したいので、この案を提出するものでございます。
恐れ入りますが、新旧対照表をご覧ください。
改正内容を申し上げます。
初めに、第2条は、議員の本会議等への欠席事由として、公務、傷病、出産、育児、看護、介護等を明文化するもので
ございます。
第2項では、議員の出産について、母性保護の観点から、産前・産後の欠席期間を規定するものでございます。
第77条では、請願者の利便性の向上を図るため、議会の請願に係る押印の義務づけを見直し、署名または記名押印に改
めるものでございます。
附則では、施行期日を公布の日からとしてございます。
説明は以上です。皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(安藤圭介) 提案理由の説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。
次に、討論を行います。
討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
議第1号議案 志木地区衛生組合議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(安藤圭介) ご異議なしと認めます。
よって、議第1号議案は原案のとおり可決されました。
─────────────────── ◇ ────────────────────
◎閉会の宣告
○議長(安藤圭介) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
よって、令和3年志木地区衛生組合議会第3回定例会を閉会し、直ちに散会いたします。
本日はお疲れさまでした。
午前10時57分 閉 会
─────────────────── ◇ ────────────────────
参考資料
令和3年志木地区衛生組合議会第3回定例会議案等一覧及び審議結果
令和3年9月28日
議案番号 |
件名 |
審 議 結 果 |
採択の 状況 |
議決等 年月日 |
第6号議案 | 令和2年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について |
継続審査
決算審査特別
委員会付託
|
全会一致 | R3・9・28 |
議第1号議案
|
志木地区衛生組合議会会議規則の一部を改正する規則の制定について | 原案可決 | 全会一致 | R3・9・28 |