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志木地区衛生組合

会議録

平成18年第4回志木地区衛生組合定例会 会議録

平成18年12月27日

 

目  次
招集告示
応召・不応召議員
議事日程
出席者等
議長あいさつ
議会運営委員会委員長報告
開会及び開議の宣告
議長報告
会議録署名議員の指名
会期の決定
管理者行政報告
決算審査特別委員会審査報告
一般質問 17番 高浦 康彦 議員
13番 天田 いづみ 議員
管理者あいさつ
閉会の宣告

参考資料




○ 招  集  告  示

志木地区衛生組合告示第13号

平成18年志木地区衛生組合議会第4回定例会を次のとおり招集する。

平成18年12月6日

志木地区衛生組合管理者  須 田 健 治




1 日 時   平成18年12月27日(水)午前10時

2 場 所   志木地区衛生組合会議室


○応招・不応招議員

平成18年志木地区衛生組合議会第4回定例会   12月27日(水)

○応招議員(16名)
1番 井 上 恭 子 議員
2番 梶   兼 三 議員
3番 関 野 兼太郎 議員
4番 瀬戸口 幸 子 議員
5番 藤 屋 喜代美 議員
6番 星 野 信 吾 議員
7番 朝 賀 英 義 議員
8番 滝 本 恭 雪 議員
9番 並 木   傑 議員
10番 並 木 平 八 議員
11番 平 野   茂 議員
13番 天 田 いづみ 議員
14番 磯 野 晶 子 議員
15番 香 川 武 文 議員
16番 斉 藤 幸 子 議員
17番 高 浦 康 彦 議員      

不応招議員(2名)
12番 平 松 大 佑 議員
18番 松 本 米 藏 議員
 
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平成18年志木地区衛生組合議会第4回定例会

平成18年12月27日(水曜日)

○議 事 日 程
開   会
議長報告
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 管理者の行政報告
日程第 4 決算審査特別委員会審査報告
日程第 5 一般質問   17番 高浦 康彦 議員
13番 天田いづみ 議員
閉   会 


○出席議員(16名)
1番 井 上 恭 子 議員
2番 梶   兼 三 議員
3番 関 野 兼太郎 議員
4番 瀬戸口 幸 子 議員
5番 藤 屋 喜代美 議員
6番 星 野 信 吾 議員
7番 朝 賀 英 義 議員
8番 滝 本 恭 雪 議員
9番 並 木   傑 議員
10番 並 木 平 八 議員
11番 平 野   茂 議員
13番 天 田 いづみ 議員
14番 磯 野 晶 子 議員
15番 香 川 武 文 議員
16番 斉 藤 幸 子 議員
17番 高 浦 康 彦 議員
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○欠席議員(2名)
12番 平 松 大 佑 議員
18番 松 本 米 藏 議員
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○説明のための出席者
管理者 須 田 健 治

副管理者 浦 野   清

副管理者 長 沼   明

常任副管理者 原 田 政 憲

収入役 金 子   進

監査委員 松 本 四 郎

事務局長 新 井 啓 司

総務課長 白 砂 一 男

企画業務課長 菊 池 直見津

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○職務のため議場に出席した者の職氏名
企画業務課長補佐 伊 藤   孝

企画業務課長補佐 荒 井 正 夫

総務課主任 時 田 英 司

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午前10時02分 開 会

◎議長あいさつ
○議長(星野信吾) 皆さん、おはようございます。
本年も残すところあと5日となったわけですけれども、年末の何かとお忙しい中、平成18年志木地区衛生組合議会第4回定例会にご出席をいただきまして、ありがとうございます。
昨日は気象台始まって以来の大雨ということで、各地で被害が出たところもあったようですけれども、富士見市においても先ほど議運の委員長から報告がありましたが、昨日1日で160ミリの雨が降ったということで、本当に大雨だったんだなというふうに思っております。また、今日は一転このような晴天で、気温も2カ月前にさかのぼってということで、18度か9度ぐらいまでいくであろうというふうに予想がされているわけですけれども、先般も報道がありましたように、地球もあと40年ぐらいでどうとかこうとかという話がひとり歩きをしているみたいですけれども、こういう異常気象を目の当たりにすると、やっぱりこれも現実がおりてきているのかなというふうに思っております。
そういった中、本衛生組合も可燃ごみを燃しているわけでございまして、煙突で毎日出しているわけでございますが、そういった意味で少しでも可燃ごみの量を削減していかなくてはいけないなということを改めて感じているところでございます。今日これから始めさせていただきますけれども、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。
なお、報告をさせていただきますが、去る平成12年4月25日から18年3月20日まで当組合議員でありました志木市議会議員選出の辻内弘輔議員が、12月21日に永眠をされましたので、ご報告をさせていただきたいと思います。心よりご冥福をお祈りいたします。
それでは、始めさせていただきます。
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◎議会運営委員会委員長報告
○議長(星野信吾) 開会に先立ち、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
議会運営委員会委員長。
○議会運営委員会委員長(関野兼太郎) おはようございます。
議長よりご指名いただきました。報告させていただきます。
平成18年志木地区衛生組合議会第4回定例会に当たりまして、本日9時半より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果を報告させていただきます。
まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
次に、議事日程でございますが、皆様のお手元に配付いたしております議事日程のとおりで、日程第1、会議録署名議員の指名から日程第5、一般質問までということで決定をいたしました。
なお、配付資料につきましては、お手元に決算審査特別委員会審査報告書を配付いたしました。その他といたしまして、志木地区衛生組合の概要の冊子ができましたので、あわせて配付することといたしました。
以上、議会運営委員会の報告とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
○議長(星野信吾) ただいまの委員長報告のとおりでご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(星野信吾) ご異議なしと認め、委員長報告のとおりご了承願います。
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◎開会及び開議の宣告
○議長(星野信吾) ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しております。
なお、私の方に18番、松本米藏議員、そして12番、平松大佑議員より欠席届が提出されておりますので、ご報告いたします。
よって、議会は成立いたしましたので、ただいまより平成18年志木地区衛生組合議会第4回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
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◎議長報告
○議長(星野信吾) ここでご報告申し上げます。
監査委員から例月出納検査の結果報告がありましたので、その写しを既にお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。
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◎会議録署名議員の指名
○議長(星野信吾) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第100条の規定により、議長において指名いたします。
会議録署名議員は、
15番 香 川 武 文 議員
16番 宮 川 幸 子 議員
17番 高 浦 康 彦 議員
以上3名を指名いたします。
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◎会期の決定
○議長(星野信吾) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日1日としたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(星野信吾) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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◎管理者の行政報告
○議長(星野信吾) 日程第3、管理者の行政報告を行います。
須田管理者。
○管理者(須田健治) 皆さん、おはようございます。
平成18年第4回定例会をお願いしたところでございますが、議員の皆様にはご多忙のところご出席をいただきました。誠にありがとうございます。
また、前当組合の議員でもございました辻内議員でございますが、ご逝去をされました。心からご冥福をお祈りしたいと思います。
それでは、先の定例会以降の動向につきましてご報告を申し上げたいと思います。
まず、(仮称)志木環境センター建設用地の野球グラウンドとしての利用について、経過をご報告申し上げたいと思います。
平成17年第2回定例会の行政報告で、利用条件を付けて利用許可する方針であることをご説明させていただきました。その後の進捗状況でございますが、平成17年4月に借用依頼がありまして、以降、志木市建築課及び関係各課、それから埼玉県朝霞県土整備事務所、西部環境管理事務所等々の関係機関との協議も重ねてまいりました。さらに、近隣住民の皆様へのお知らせ等、事前手続はすべて終了いたしまして、平成18年2月7日終わりましたので、2月21日付けで地方自治法第238条の4第4項の規定に基づくところの行政財産の目的外使用許可、これを出しまして、2月22日から現地の整備工事に着手をしていただいたと、こういう経過でございます。
その後、盛り土をしたり、あるいは雨水の抑制設備を整備したり、バックネット、植栽等を行って、すべての施設整備工事が10月31日に完了をいたしました。過日、志木市宅地等の開発及び中高層建築物に関する指導要綱、志木市にはこういう要綱があるわけでございます。これに準じた完成検査、これも受けまして、それも無事終了、野球グラウンドとしての使用が開始をされたと、こういう経過でございます。皆様にご報告を申し上げたいと存じます。
それから、今定例会に提案を予定しております議案、今回はございません。議案なしの議会でございます。そんな状況でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(星野信吾) 以上で行政報告を終わります。
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◎決算審査特別委員会審査報告
○議長(星野信吾) 日程第4、決算審査特別委員会審査報告を行います。
平成18年第3回定例会において、決算審査特別委員会に閉会中の継続審査として付託してありました第12号議案 平成17年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてを議題とし、委員長から報告を求めます。
決算審査特別委員会委員長、井上恭子議員。
○決算審査特別委員会委員長(井上恭子) おはようございます。
議長よりご指名をいただきましたので、志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会審査報告をさせていただきます。
平成18年第3回定例会において、本委員会に付託をされました閉会中の継続審査となっていた議案について、慎重に審査をした結果、下記のとおり決しましたので、志木地区衛生組合議会会議規則第67条の規定により報告をさせていただきます。
記として、審査した議案でありますけれども、第12号議案 平成17年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてでございます。志木地区衛生組合議会決算審査の特別委員については、私委員長でございますが、副委員長に天田いづみ議員、委員に藤屋喜代美委員、滝本恭雪委員、平野茂委員、高浦康彦委員、このメンバーで審査を行わせていただきました。
日程及び審査内容等でありますけれども、開催日時は平成18年11月15日水曜日午前10時から11時45分まで、場所はここ志木地区衛生組合会議室で行いました。審査内容、決算概要説明及び質疑応答であります。
審査結果につきましては、全会一致をもって原案のとおり認定すべきものとして決しました。
また、審査結果及び指摘・要望事項でありますけれども、本委員会に付託をされた案件については、事前に資料の配付を求め、執行部から詳細な説明を求めて、慎重かつ活発に審査をし、次の点について検討すべき事項として要望することといたしました。
(1)として、可燃ごみが増加傾向にあるので、原因を分析し、分別の徹底等、ごみ減量に取り組まれたい。
(2)有価物の売却については、市場価格の動向を把握し、より適正な価格で売却するよう努められたい。
(3)として、広報等により、焼却灰の最終処分にかかる経費など、廃棄物処理の実態について市民にPRをされたい。
(4)多量排出事業者等のごみ量の増減理由を分析し、構成市と連携のもと、事業系ごみの減量に努められたい。
以上であります。よろしくお願いいたします。
○議長(星野信吾) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。
質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(星野信吾) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を行います。
討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(星野信吾) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第12号議案 平成17年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(星野信吾) ご異議なしと認めます。
よって、第12号議案は原案のとおり認定されました。
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◎一般質問
○議長(星野信吾) 日程第5、一般質問を行います。
通告者は2名でございます。
質問の要旨については、お手元に印刷配付してあるとおりでございます。
17番、高浦康彦議員の一般質問を許します。
17番、高浦康彦議員。
○17番(高浦康彦) おはようございます。
指名をいただきましたので、一般質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
質問は1つでございます。大きな1、可燃ごみのリサイクル資源化について。(1)と(2)ございまして、いずれも管理者に質問をさせていただきます。
先ほど議長のお話にもありましたように、地球温暖化現象という中で、国際的に京都議定書などで二酸化炭素、メタン、二酸化窒素など、いろいろ世界各国で削減量が決められているわけです。日本では平成20年から24年までの5年間で、平成2年度比でマイナス6%の削減ということが義務付けられております。環境省はこの約束を達成するために、地球温暖化対策推進法を決めまして、非エネルギー起源とする二酸化炭素、メタンなどはマイナス0.5%分の削減ということを目標としております。
この非エネルギー起源の二酸化炭素の削減についてですが、廃棄物処理法、リサイクル関連法による廃棄物の減量化、それから木材、木質の利用拡大、農地における緑地栽培だとか堆肥還元、こういうことが促進を図るとされております。また、メタン等については食品リサイクル法による廃棄物の直接埋め立ての半減などを進めるとしています。
さて、志木地区衛生組合におきましては、国の基準に基づいて温暖化対策として、平成19年度の温室効果ガスの排出量を組合全体で平成14年度比6%削減することを目標としております。今回質問の趣旨は、地球温暖化対策として廃棄物のリサイクル資源化促進を図る上での検討課題について質問といたします。
具体的な質問に入りますが、質問(1)ですが、可燃ごみの中にどんなものが含まれているのか、お答えいただきたいと思いますが、志木地区衛生組合の統計データを見ますと、当組合での廃棄物のリサイクル率、平成16年度で27.6%、全国では17.6%、埼玉県では23.2%、これと比べますと当組合のリサイクル化は進んでいる方だと評価できるかと思いますが、分別収集については住民並びに事業者の方々の理解と協力があっての効果につながるというふうに判断します。
しかしながら、分別回収について全国平均より上回っているとはいえ、まだまだ改善の余地は多々見られるわけです。例えば、可燃ごみの内訳を見ますと、紙、布、ビニール類、生ごみ、木片、その他、こういうふうに分別されてあるわけですが、この中に明らかに資源ごみとして再利用できるものがたくさん含まれているということが伺えます。
具体的に質問の1つとして、現状、可燃ごみの中にどのようなものが、どういう割合で含まれているか、お答えいただきたい。
2つ目ですが、紙、布やビニール類の廃棄物の中で、資源ごみとして分別可能な比率について把握されているのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
それから、3つ目の質問ですが、可燃ごみの処理に要した経費、平成17年度幾らかかっているのか。
以上3点について、(1)についてのお答えをいただきたいと思います。
続きまして、(2)今後の資源化への改善についてであります。
可燃ごみに含まれるごみの中で、資源ごみとして再利用するための方策として、どのような改善策があるとお考えでしょうか。そして、その改善策の具体化に向けて今後の取り組みについてお答えいただきたいと思います。
1回目の質問、以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(星野信吾) 須田管理者。
○管理者(須田健治) それでは、高浦議員のご質問にお答えを申し上げます。
ご案内のとおり、年に2回「広がる輪」というのを当組合は発行させていただいておりまして、5月と11月に発行でございますが、こちらの方で今回特集記事といたしまして、「ちょっとした行動でごみは減らせます」と、出されているごみの中、可燃ごみの中にリサイクルできるものがまだありますよと、さらなるご協力をという、そういう趣旨で今回出させていただいたところでございます。
そこで、ご質問をいただいた中身についてお答えいたしますけれども、可燃ごみの中にどんなものが含まれているかということでございますが、今日お配りいたしました志木地区衛生組合の概要、こちらの方の21ページをご覧いただきますと、過去5年間、年度ごとにごみの性状分析結果、この一覧表も載せさせていただいておりますので、こちらの方をご覧いただけるとありがたいと思いますが、これを見ていただきましてもおわかりのとおり、可燃ごみの中には紙・布類、これが過去のデータでは少ないときは47.7%、多いときで57.6%、ビニール類、これは少ないときで18.4%から多いときで20.1%、それから厨芥類、生ごみの方でございますが、4.6%から9.1%、それから木ですとか竹類、これが6.1から11.5%、不燃物もまじっておりまして、1から4.6%、こういう状況で排出をされているという結果が出ているわけでございます。
組合といたしましても、燃やしてしまう可燃ごみの中にまだまだリサイクルとして可能なものが含まれていると、さらに分別の徹底をすることによってごみ量の削減が図れるのではないかと考えているわけでございます。今後とも努力をしてまいりたいと思っております。
それから、今後の資源化への改善についてでございますけれども、資源化率は先ほどお話しいただきましたけれども、埼玉県内でも大変少ない地域になっているわけでございます。お話しいただきましたので、よろしいかと思いますが……
〔「資源化率が違います」と呼ぶ者あり〕
○管理者(須田健治) 資源化率は高いということですね。すみません、逆を言ってしまいました。申しわけございません。資源化率は非常に高い地域と、市民の皆様のご協力をいただいているということでございます。
しかしながら、平成17年度以降は可燃ごみの量、これが増加をしているところもございます。そういう意味で、リサイクルが進んではおりますけれども、さらにごみの減量を推し進めていくために、可燃ごみの性状に着目をして、さらにリサイクルできるものについては分別の徹底を図っていくことは重要だ、こんなふうに思っているわけでございます。
ご指摘の可燃ごみの中に多く含まれている紙・布類、あるいはビニール類、こういったもの、非常に率が高いわけでございますので。ただ、汚れてリサイクルできないもの、こういったものもたくさんあろうかと思いますが、注意して分別をしていただければさらにリサイクルに回すこともできると考えておりますので、さらに市民の皆様へのご理解、ご協力をいただく努力をしてまいりまして、ごみの減量に努力をしていきたい、このように考えているわけでございます。
ちょっと参考までに申し上げますと、まだ平成16年の統計しかないわけでございますけれども、県内41市中、市民1人当たり、1日当たりのごみの排出量、新座市が最低でございます。41位ということでございます。富士見市が40位ということでございます。大変申しわけありません。志木市が29位ということでございます。
〔「39位だったらさ」と呼ぶ者あり〕
○管理者(須田健治) ただ、これは16年でございまして、今年に入りまして、18年度の4月から10月までの市民1人当たりのごみ量でまいりますと、可燃ごみ、事業系ごみを除いて家庭ごみだけ見ますと、志木市が市民1人当たり、今年の10月まででございます。市民1人当たり501グラム、新座市が496グラム、富士見市が504グラムということでございまして、志木市の家庭ごみの減量が大変進んでいるということでございまして、一応ご報告を申し上げておきます。
なお、さらに参考までに申し上げますと、実は16年版の全国の統計が出ておりまして、人口10万以上50万未満の市では1人当たりの1日当たりのごみ量、我が新座市は少ない方から全国第3位ということでございます。ごみ量の少ない市ということでございまして、すみません、3位までしかわかりませんので、ちょっと富士見市さんの方は申しわけございませんが、一応申し上げておきたいと思います。
そんな状況でございます。今後ともごみ減量へ向けまして努力をさせていただきたいと思います。
可燃ごみの処理に要した費用等の質問がございましたので、担当の方からお答えを申し上げます。
○議長(星野信吾) 常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲) 可燃ごみの処理経費につきましてお答えいたしますが、現在統一されたというか、国及び県レベルでのきちんとした統一された算式が出されておりませんので、なかなか難しいところで、一定の条件で試算してございますが、組合職員の人件費、また公債費、起債の償還の方の公債費をまず外しております。それから、構成市で負担しております収集運搬にかかわる経費も直接可燃ごみの分だけの算出が困難であるということで、算入をしてございません。という条件でございますけれども、1トン当たり1万5,334円の経費がかかってございます。17年度ベースでございます。1万5,334円でございます。
以上です。
○議長(星野信吾) 高浦議員。
○17番(高浦康彦) それじゃ、再質問させていただきます。
今お答えいただきました。いろいろ全国的な状況の中で、当組合の分別率、リサイクル率というのは進んでいるということを報告いただきましたが、しかしながら今お答えの中での分別の徹底と、まだまだ十分改善の余地があるわけでございます。
今、数値の中で資源ごみの分別回収ができるものは紙類、ビニール類です。この2種類を合算しますと約70%、この2種類だけで70%を占めております。大変な量が、中身の分析というのがまだ具体的な、分別可能な、汚れがあるということは承知しますけれども、やはり分別しようと思えばできる、資源ごみとして回せるというものの分析、それが現状では把握できていないようでございます。ぜひ資料として資源回収可能な物がどのぐらい含まれているのかということをきちんと把握していただきたい。ぜひ分析をすることを要望いたします。
可燃ごみの処理に要する経費、いろいろ公債費、運搬費除いて、1トン当たり1万5,330円。これは全体で幾らぐらいになるのかというと、掛け算でざっと見ると10何億となると思うんですが、非常に大変な処理費がかかるわけですね。
例えば、分別の徹底ということで、資源可能なごみが大量にある。そこに例えば1割削減できたとすると、1億以上の削減ということになるわけですね。経費の削減と、あわせて地球温暖化への二酸化炭素の削減という二重の効果になるわけですね。これが本当に一番重要なことだなと。
ちなみに、当組合で今、温室効果ガスの総排出量の削減目標が決められているわけですね。その目標は平成14年度の二酸化炭素の換算、これは志木地区衛生組合のホームページに掲載されています。その目標ですと、4万6,242トンを平成19年度までに6%削減するというふうに目標を決めております。平成17年度の達成状況ですが、どのような状況になっているのか、お答えいただきたいと思います。それが1つです。
それから、また可燃ごみの分別の徹底ということで先ほどお答えいただいたんですが、その徹底を図るためにどうすればいいのかという、いろいろ改善が住民の意識改革が必要であると。そのために活発な啓蒙活動を通して住民の協力が得られれば、可燃ごみの削減による大幅な経費削減と二酸化炭素の削減目標も、目標を十分達成できるんだというふうに考えますが、いかがでございましょうか。今後、具体的にどのような検討を図ろうとされているのか、お答え願います。
以上、2点について再度。
○議長(星野信吾) 須田管理者。
○管理者(須田健治) それでは、再質問にお答え申し上げます。
まず、基本的な部分でお答え申し上げますが、当組合議会でございますので、やはり当組合の業務と申しますか、職務というのは、まず第1には3市から出たごみを適切に処理する。そのごみ減量の問題はもちろん組合としても大きな課題ではありますけれども、やはり3市それぞれがしっかりそれぞれの市でごみ減量について努力をしていただくことが大事なのであって、組合としてもちろんいろいろと相談し、協議して、努力することはさせていただきますが、これは3市の問題でございますので、当組合でどういうふうにごみ減量についてやっているんだと言われても、これ3市でそれぞれ努力をしていただくようにお願いをしているという立場でございますので、その辺をご理解いただきたいと思っております。
もちろん、密接な関係がございますから、連携を図って、ごみの減量へ向けて今後とも努力をさせていただく、これはもう当然のことでございます。まずそういう姿勢でごみ処理を行っているということを答弁させていただきたいと思います。
市民1人当たりの組合のごみ量は、当然先ほど申し上げたような数字でございますので、県下では最低と、当組合としてはごみ量としては最低でございます。これは誇れるのではないかと思っております。さらに努力をしていかなければというふうに思っております。
それから、リサイクルの率でございますが、高浦議員、先ほどお話しされましたように、国の平均では17.6%というリサイクル率が出ております。埼玉県の平均が23.2%、当組合の3市合計は27.6%、国の平均、県の平均よりもはるかにリサイクルが進んでいる地域というふうに県からも評価をいただいております。ただ、さらに努力をしていかなければということで、先ほどご指摘ございました紙・布類、あるいはビニール類がまだまだ入っているという状況がございますので、今後とも努力をさせていただきたい、このように考えているわけでございます。
○議長(星野信吾) 常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲) 1点、地球温暖化防止実行計画の達成率についてお答えいたしますが、14年度に制定いたしまして、15年度から16年度、17年度まで順調におおむね1%ずつ達成をしてきております。
以上でございます。
〔発言する者あり〕
○常任副管理者(原田政憲) 17年度まで3年度連続で1%、おおむね3%の達成率でございます。
○議長(星野信吾) 答弁終わりましたか。終わったようです。
〔「1%削減した数字を入れる」と呼ぶ者あり〕
○議長(星野信吾) 暫時休憩します。

休憩 午前10時34分
再開 午前10時35分

○議長(星野信吾) 再開いたします。
常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲) 失礼いたしました。
15年度、16年度につきましては、1%ずつ削減をされましたが、17年度につきましては逆に2%の増というような形になっております。
以上でございます。すみません。
○議長(星野信吾) 数値的なものは。
常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲) 排出量につきましては、CO2換算で4万7,188トンでございます。
以上です。
○議長(星野信吾) 高浦議員。
○17番(高浦康彦) 先ほど数値、CO2換算で、平成14年度を基準とすると、そして6%削減と、平成19年度です。繰り返しますが、平成14年は4万6,242トンです。それがベースです。今ご報告いただいた平成17年度、昨年度、4万7,188トンです。逆に2%増えているというのが直近の現状であります。6%目標、どのように削減をしておる。平成19年度ですから、達成すると、近々の課題であるというふうに思う次第でございます。
先ほどご答弁のように、各行政の連携、これが重要な、組合との連携を図るということが基本だというふうに思います。6%の削減というにもかかわらず、昨年度は2%増えたという状況を見ますと、何としても具体的な対策が求められるわけでございます。
衛生組合としてできることは何かということで、いろいろ削減計画など示されておりますが、やはり削減効果も実効性が伴う具体的な計画が、その充実が必要だというふうに思います。ぜひ各行政との連携を強めて、掲げております数値目標に具体的に取り組んでいただきたいというふうに思います。そのためにどうするかということ。やはり各行政の中での住民や事業所の協力等々が必要なことであり、いろいろ協力して、組合として、また行政として、一つの一大キャンペーンを張ってみてはどうかなというふうに、提案でございますけれども、考える次第でございます。
やっぱり意識の改革ということ1つで地球温暖化対策というものが、本当に身近なところから改善が図られるんだと。この意識が全組合の共通認識につながればということを強くお願いをしたい。改めて減量化に向けての具体的な決意といいましょうか、組合としての思いについてどのように考えているか、最後にお答えいただければと思います。
以上です。
○議長(星野信吾) 須田管理者。
○管理者(須田健治) ご指摘のとおり、平成17年に入りましてからごみ量が増えております。ただ、一番大きい要因というのは、経済活動と非常に密接な関係がございまして、事業系ごみが非常に増えてきた。それだけ景気がよくなったのかなと、消費の分野でも大分経済成長等々とも関連いたしまして、景気回復が顕著になってきているのかなというのは、ごみ量等にも非常に顕著に出ていると思うんですが、いずれにしても経済活動が活発になればなるほどごみ量が増えてしまう、事業系ごみが増えてしまうという、そういう状況になります。
ですから、今後につきましては、事業系ごみをどう削減するか。コンビニの弁当等についても、いろいろ国でも方針を出してきているようでございます。まだ法的な規制までには至っておりませんけれども、いずれにしても飼料化を図るとか、いろいろな方策を構じていかない限り、この経済活動が活発になるとどうしても事業系ごみが増えてしまうという悪循環がございますので、市民の努力だけではない、事業系ごみの削減に向けてどういう対策、対応をしていくかということが、当組合としても大きな課題だろうと思います。そうなりますと、各市の事業系ごみ排出の事業所に対しての指導、こういったものの徹底等も図っていただかなければならない。各市と組合との連携をしっかり図りまして、ごみ減量へ向けまして、特に事業系ごみの減量へ向けまして努力をさせていただくということと、ごみの分別、さらなるリサイクル化を図ってごみ減量を進めていく。もって温暖化へ向けての、温室効果ガス、CO2削減へ努力したいと、こういう考え方でございます。
○議長(星野信吾) 以上で17番、高浦康彦議員の一般質問を終わります。


次に、13番、天田いづみ議員の一般質問を許します。
13番、天田いづみ議員。
○13番(天田いづみ) 答弁よろしくお願いいたします。
1点ですけれども、予算編成について、平成19年度の予算編成方針について管理者にお伺いをしていきます。
当組合の財政規模なんですけれども、皆さんのお手元にも配付されております志木地区衛生組合概要、これは決算ベースなわけですけれども、それを見ますと、平成15年度、16年度、17年度と増加しているわけですね。15年度が約24億、16年度が約25億、17年度が約27億というふうになっておりまして、これはとりもなおさず大変大きな割合を占めております公債費の量ということが一つの要因と言えるのではないかというふうに考えております。
公債費につきましては、15年度、16年度、17年度というふうに増になっておりまして、17年度、18年度、19年度についてはまさにピークということで、9億5,000万円の、同じ額ですけれども、公債費を負担しなければいけないということで、投資的な経費にかかわる要因は見込めないものの、そこが大変に負担となっているという中で、私が決算審査の特別委員会での審査も踏まえまして、私、引用させていただきましたので、大変評価しておりますのは、財政的には17年度については大きな割を占めます運転管理費、これにつきましては17年度の予算上では5%の削減を行ったわけです。これは従来別々に計上しておりました薬剤費等を運転管理業務に組み入れることで、予算上5%削減を行い、さらに入札の結果、全体で1.27%予算より落ちたために、結果的に6.6%強の削減が16年度に比べてできたということで、これについては努力を評価するものであります。
さらに、18年度の予算上でも努力をいたしまして、さらに17年度に組み込んでいなかった排ガスの分析、あるいはダイオキシン類の測定、さらに排水処理にかかわる検査に伴う委託を組み込むことによって、予算上でさらに17年度よりも5%削減の予算を計上したということで、これは運転管理業務委託料に関してですけれども、大変評価しているものです。
財政的な予算の規模で見ましても、17年度と18年度を比較しますと、先ほど申し上げたように公債費が同額であるにもかかわらず、予算上で組合全体で約1億削減したということですね。このことによって負担金はどうかというふうに見てみますと、決算ベースでは15年度、16年度、17年度と毎年負担金は増になってきていたわけですけれども、予算上で各市に対する負担金につきましては、削減が図られております。こういった努力を大変評価しております。
さらに、歳入の確保という観点でもいろいろと組合頑張っておりまして、例えば金属類もより細かく分別することによって新たな自主財源を17年度については確保できたと。さらにペットボトルを適正に環境に配慮した形で処理することによって、協会ルートでゼロ円なわけですけれども、歳入として計上できたと。
さらに私が大変感心しましたのは、先ほど高浦議員のご質問の中にもいわゆる紙類の問題が出てきたわけですけれども、組合に持ち込まれております中から分別というか回収できるものをして、職員が自ら青木商店までトラックに載せて持っていくということで、段ボール、雑誌、新聞等の売却益も、わずかながらでありますけれども、17年度決算に計上したと、歳入に計上できたというふうな、大変これでもかというふうな努力をし、頑張っていると、努力をされているということを大変評価しているわけです。
そうした中で、19年度の予算編成方針についてお伺いするわけですけれども、私は予算、あるいは予算の執行にかかわる決算等を見ていく観点として、一義的に大変重要なのは、当然のことながら安全管理、安全で適正な管理という点です。特に焼却炉等、危険を伴うものもありますので、本当に365日休みなく稼動しているという意味での安全というのが観点として1点目です。それから当然財政的な削減、効率的な執行ということがございます。これは先ほど申し上げたとおりであります。
さらにもう1点目の観点として、環境負荷の低減、これは環境問題の取り組み等、組合としては当然なことであるわけですけれども、場合によっては他の自治体等ではプラスチック類も経費がかからないで燃やしてしまうというふうなところもある中で、非常にまじめに、やはりそういう意味では多少のコストはかかっても社会的にみんなで負担をしていくことによって環境を守っていくんだという強い信念を持って取り組んだ結果、先ほど申し上げたように、ペットですとか、あと容リ協会ではなくて独自ルートも探して、一生懸命そこを開拓していくことによって経済的なランコストも配慮しながらも、発生抑制、そして適正な処理・処分をしていくというふうなことが大変重要であるというふうに考えます。
それらの観点から、平成19年度の予算編成方針についてはどのようにお考えになっていらっしゃるのか、もう出されているかと思いますけれども、管理者にお伺いをおります。
以上です。
○議長(星野信吾) 須田管理者。
○管理者(須田健治) それでは、天田議員のご質問にお答えを申し上げます。
ご質問の中で大変職員の努力については評価をいただきまして、管理者として厚く御礼を申し上げたいと思います。本当に職員、常任を始め、みんな頑張ってくれておりまして、先ほど高浦議員にもお答え申し上げましたけれども、やはり当組合の職務、職責というのは、出されたごみを適切に環境センターの管理運営を行う中で処理をしていく、これがもう一番の職責だと思うんですが、のみならず、そういう中にあってもなおかつ経費の節減を図ったり、あるいはいろいろな形での各種の負担金減に向けて努力をしているということについては、大変頑張っていると私自身も思っておりますし、またそれを評価いただいたことに感謝を申し上げたいと思います。そんな中で、ご質問にご答弁を申し上げます。
まず、平成19年度の予算編成方針でございますけれども、三位一体の改革等で、いわゆる3市とも大変厳しい財政状況にあるということは事実でございまして、今後ともこの状況は続くと思いますので、より一層の当組合としての歳出の抑制、経費の削減、これについては努力をしていきたいというふうに、まず基本的に考えております。
こういった状況を踏まえまして、予算編成方針でございますけれども、当組合の予算規則で、予算編成方針については管理者の決裁を得て事務局長が通知すると、こういうふうになっているわけですね。だから、これは古い予算規則でございますから、こういう予算規則は変えた方がいいのかな、もう管理者がみずから予算編成方針を出していくということが大事なんだろうと思うんですが、今まで慣例に従いまして、この予算規則でできるだけ管理者ずっとやってきておりますので、次年度へ向けましても管理者の決裁を得て、事務局長通知ということでやらせていただきました。
そんな中で、管理者といたしましては、ごみの適正処理を基本と、それから施設の維持管理等の既存の業務の事業効果を見きわめながら、限られた財源の効率的・効果的な運営を図っていくことと、こういう趣旨で指示をいたしまして、事務局長通知になっているというふうにまずお答えをしておきたいと思います。
そこで、具体的な予算編成の方針でございますけれども、歳入につきましては、経済動向に留意した的確な把握による財源確保、これは当然のことでございます。
それから、歳出でございますけれども、平成17、18と5%のマイナスシーリングということで、経費についてはパーセントの指示もいたしておりました。これは前管理者のもとでございますけれども、行われました。2年間続いて5%のマイナスシーリングでということにいたしましたので、今年はまた5%というのはきついだろうということで、マイナスシーリングでやりなさいということにはいたしましたけれども、数値目標については掲げませんでした。今後の内部努力によって、どの程度減ができるのか、これは様子を見ていきたいというふうに考えているところでございます。
それから、ペットボトルについてのご指摘もございましたけれども、ペットボトルについては売却を決めたのは県内でトップでございます。しかもペット・ツー・ペットということで、何かペットボトルは中国の方に大分高く買い取って流れているということも言われておりますけれども、そういったやり方ではなくて、あくまでもペットボトルからペットボトルを再生していくという、そういったルートにおける競争見積もり合わせということも行っております。県内ではこれはトップで始めました。
そんな中で、実は今年の競争見積もり合わせでは当初900万ぐらいでしたでしょうか、985万ですか、予算計上いたしましたけれども、これは今年の例ですが、18年度985万の予算計上をいたしましたが、競争見積もり合わせの結果として6,060万の売り上げになりそうだということでございまして、これだけでも5,000万円の収入増が見込まれます。来年はどうなるか、競争見積もりでやりますので、ちょっとまだわかりませんが、いずれにしても今年はペットボトルが大変高く入札されまして、また3市の市民の皆様のご協力もいただく中で、ペットボトルの分別のラベルをはがして中を洗いキャップを外して出していただくという、このやり方が非常にいいペットだという評価もいただいておりまして、高い入札結果になっているようでございます。市民の皆様のご協力には感謝を申し上げたいと思います。
いずれにいたしましても、今申し上げましたように、厳しい財政状況の中、出された予算編成の方針に従いまして、次年度の予算編成、今いたしているところでございます。しっかりと各市の負担が少しでも減るような努力をしていきたいと考えております。
ご質問の中で、公債費の増についてのご指摘がございましたが、これはダイオキシンの恒久対策事業ということで行いました。その借り入れのピークが平成20年、21年を迎えます。この辺になりますと、あとはどっと返済が……
〔「17、18」と呼ぶ者あり〕
○管理者(須田健治) 19年ぐらいがピークでしたか。私20年ぐらいって、うちの議会ではいつも言っていました。申しわけございません。
いずれにしても、返済が終わりますとぐっと楽になります。あとは今度はまた改修の費用がかかってくるかなと思いますが、いずれにしても19、20ぐらいからを過ぎますとどっと負担が軽減されますので、組合運営も楽になるかなというふうに思っているところでございます。
そんな状況でございますが、何しろ効率的な組合運営に向けまして努力をさせていただきたいと考えております。
○議長(星野信吾) 天田議員。
○13番(天田いづみ) ただいま須田管理者から、2年間続けて5%削減という数値目標を添えて頑張ってきたので、なかなかさらに何%、数値目標というわけにはいかないけれども、マイナスシーリングで努力を続けていきたいということでありました。具体的に18年度の細部にかかわるペットの売却益にかかわるご答弁いただきまして、ありがとうございました。本当にこれはいいニュースで、市場の動向等もあるのかもしれないですけれども、ぜひこういった具体的な皆さんの各家庭から排出するときの努力がこういった形で経済情勢が厳しい各市でも、大変財政が厳しいときに効果につながるんだというようなことをまたわかりやすく組合広報「広がる輪」等で伝えるとか、また各市の広報に掲載するとか、そういった形でこういった直近のニュースも効果的に活用していっていただきたいということで、よろしくお願いをいたします。
それから、1点再質問をさせていただきますけれども、先ほどマイナスシーリングというのはわかったんですけれども、先般の決算審査の特別委員会の中で、17年度の繰越金が1億5,000万円弱発生しておりまして、一方で18年度当初予算では繰越金を6,000万円予算として計上していると。差し引きで8,700万円ほど差異が生じるというふうなことで、そのあたりについてお伺いいたしましたところ、常任副管理者の方から8,000万円ほどの部分については19年度の予算編成の際に各市の負担金がふえないような形で使っていきたい、流用していきたいというふうに検討しているというふうなご答弁があったところであります。
そうですね、財政調整基金に積み立てるという形ではなくて、負担金の方で調整していきたいと。先ほどペットの収入増のお話もありましたので、さらに18年度の状況も踏まえて19年度に反映されるといいかなというふうに思うところですけれども、現段階で全体的な財政規模まではなかなかちょっと予算編成の途上なのでおっしゃれないのかもしれませんけれども、負担金についてはどのように考えていらっしゃるのか、改めてお伺いをさせていただきます。
○議長(星野信吾) 須田管理者。
○管理者(須田健治) ご指摘のとおり、平成17年度の繰越金1億4,700万円発生をいたしております。当初予算、平成18年度の当初予算では6,000万円の繰越金の計上をさせていただきましたので、差額、別に隠しているわけではありませんけれども、隠し金ではありませんが、現在8,700万円程度の預貯金があるということでございます。
実は、今ちょっとその前に申し上げましたが、ペットボトルの売却益が5,000万円ほど、当初予定が985万で予算組みまして、6,000万強で売れそうでございますので、5,000万円ぐらい出そうでございます。となりますと、さらに本年度の繰越金がふえまして、1億3,700万円ぐらい繰り越せそうだということでございます。ただ、これから正副管理者で協議をいたしますが、これは全部負担金を減にすると、やはり危険もございますので、多少内部留保と申しますか、応急の改修工事等が出た場合等も考え合わせますと、やはり全部負担金減に使ってしまうというわけにはいかないと思いますけれども、いずれにしてもこれから正副管理者でよく協議をさせていただて、各市とも厳しい財政状況でございまして、うちの市も予算が今組めないような状況でございます。頭の痛いところでございますから、当志木地区衛生組合への負担金が減になることは喜ばしいことでございますので、この辺はまた協議をさせていただいて、各市の財政状況との兼ね合いも見ながら、負担金についてはどのようにしていくか決めていきたいと。具体的には3月議会でお示しをしたいというふうに考えております。
いずれにしても、余剰金と申しますか、繰越金の分が相当出そうだということで検討はさせていただきたいと思っております。
○議長(星野信吾) 天田議員。
○13番(天田いづみ) ただいま18年度の余剰金が1億3,700万円余り出そうであるというふうなことでありました。私は以前に組合議員のときにも、再三そのときも須田管理者にかなり議論させていただいた記憶が今よみがえってまいりましたけれども、本当にどの程度財政調整基金を持つのがいいのかというのは非常に難しい問題であると思います。ただ、私も2年ぶりにこの組合に戻ってまいりまして、本当に財政調整基金が現時点で5,000万円余りしかないということに非常に驚いております。
確かに各市の財政状況は厳しい。ペットの売却益が生じて繰越金が多く出そうだ。しかしながら、先ほど須田管理者がまさにご答弁されたとおりで、ただただそれを各市の財政状況を踏まえてその調整に充てるということではなくて、あくまでも当組合の財政運営を含めた適正な執行という観点から、よくよく正副管理者で協議していただいて、どの程度財政調整基金を持つのが適切なのか、また負担金はどうかというところを、先ほど私が1回目に申し上げました3つの観点も踏まえながら検討していただきたいということをお願いしておきます。
それから、決算審査の委員会の中で、17年度の繰越金が1億超生じたので、その辺を年度途中で各市に戻したらというふうな議論があったんでしょうが、そういうようなところがあったんだけれども、当組合としてはそういうことではなくてやってきたので、翌年度の予算の中で反映していきたいというふうなところがありまして、私もこれは非常に気になるところで、間違っても年度途中で各市に返すというふうなことではなくて、当初予算の段階できちっと適正に計上するという考え方で今後もやっていただきたいということをお願いいたしまして、私の一般質問を終わります。
ありがとうございました。
○議長(星野信吾) 以上で、13番、天田いづみ議員の一般質問を終わります。
以上で一般質問を終了いたします。
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◎管理者あいさつ
○議長(星野信吾) 管理者からあいさつの申し出がありますので、これを許します。
須田管理者。
○管理者(須田健治) それでは、議長のお許しをいただきましたので、閉会に当たりまして一言お礼のごあいさつを申し上げたいと存じます。
平成18年第4回定例会を開催させていただきましたが、議員の皆様には慎重なるご審議をいただきましてまことにありがとうございました。また、井上委員長を初めとする決算審査特別委員会の皆様には、閉会中熱心なご審議をいただいたところでございます。また、決算につきましてもお認めをいただきまして、ありがとうございました。
決算審査特別委員会の委員長の報告にもございました。いろんなご意見、要望等もいただきました。また、一般質問等でもご意見、ご提言もちょうだいをしたところでございます。これらのご意見、ご提言等につきましては、今後の組合運営に生かしてまいりたいと、努力をすることをお約束申し上げたいと存じます。
本年も残りわずかとなりました。きょうは暖かいようでございますが、明日から何かさっき雪が降るとかという、そんなことはないかなとは思いますが、いずれにしても寒さがますます厳しくなる折でございます。どうぞご健勝にてお過ごしをいただきまして、よい年をお迎えいただきますようにお祈りを申し上げたいと存じます。
1年間お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
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◎閉会の宣告

○議長(星野信吾) 本定例会の議事録の調整につきましては、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
平成18年志木地区衛生組合議会第4回定例会は以上をもって閉会といたします。お疲れさまでした。
午前11時05分 閉 会



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参考資料 


平成18年志木地区衛生組合議会第4回定例会議案等一覧及び審議結果
平成18年12月27日

順位 質問者及び質問要旨 答弁者

17番 高浦康彦 議員                  

改正容器リサイクル法改正による影響について

管理者 常任福管理者

13番 天田いづみ 議員                    

予算編成について

管理者