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志木地区衛生組合

会議録

平成16年第4回志木地区衛生組合定例会 会議録

平成16年12月22日

 

目  次
招集告示
応召・不応召議員
議事日程
出席者等
議長あいさつ
議会運営委員会委員長報告
開会の宣告
議長報告
会議録署名議員の指名
会期の決定
管理者行政報告
決算審査特別委員会審査報告
第10号議案 平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について

一般質問
第11号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第12号議案 専決処分の承認を求めることについて
管理者あいさつ
閉会の宣告

参考資料




○ 招  集  告  示

志木地区衛生組合告示第9号

平成16年志木地区衛生組合議会第4回定例会を次のとおり招集する。

平成16年12月1日

志木地区衛生組合管理者  浦 野   清




1 日 時   平成16年12月22日(水)午前10時 

2 場 所   志木地区衛生組合会議室


○応招・不応招議員

平成16年志木地区衛生組合議会第4回定例会   12月22日(水)

応招議員 (18名) 
1番 石 川 新一郎 議員      2番 梶   兼 三 議員
3番 斉 藤 重 治 議員      4番 細 田 英 夫 議員
5番 竹 村 正 彦 議員      6番 柳 田 政 男 議員
7番 朝 賀 英 義 議員      8番 川 上 政 則 議員
9番 嶋 野 加 代 議員     10番 並 木 平 八 議員
11番 羽 根 善 保 議員     12番 三 村 邦 夫 議員
13番 青 野 文 雄 議員     14番 天 田 いづみ 議員
15番 小 山 幹 雄 議員     16番 辻 内 弘 輔 議員
17番 松 本 米 藏 議員     18番 水 谷 利 美 議員

不応招議員 (なし) 

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平成16年志木地区衛生組合議会第4回定例会


平成16年12月22日 (水曜日) 

○議 事 日 程
開   会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 管理者の行政報告
日程第 4 決算審査特別委員会審査報告
日程第 5 一般質問  18番 水谷 利美 議員
14番 天田いづみ 議員
日程第 6 第11号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の
制定について
日程第 7 第12号議案 専決処分の承認を求めることについて
閉   会



○出席議員 (18名) 
1番 石 川 新一郎 議員
2番 梶   兼 三 議員
3番 斉 藤 重 治 議員
4番 細 田 英 夫 議員
5番 竹 村 正 彦 議員
6番 柳 田 政 男 議員
7番 朝 賀 英 義 議員
8番 川 上 政 則 議員
9番 嶋 野 加 代 議員
10番 並 木 平 八 議員
11番 羽 根 善 保 議員
12番 三 村 邦 夫 議員
13番 青 野 文 雄 議員
14番 天 田 いづみ 議員
15番 小 山 幹 雄 議員
16番 辻 内 弘 輔 議員
17番 松 本 米 藏 議員
18番 水 谷 利 美 議員

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○欠席議員 (なし)         
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○説明のための出席者
管理者  浦 野   清 君
副管理者  穂 坂 邦 夫 君
副管理者  須 田 健 治 君
常任副管理者  原 田 政 憲 君
収入役  渋 谷 義 衛 君
監査委員  松 本 四 郎 君
事務局長  西 川 雄 二 君
総務課長  白 砂 一 男 君
企画業務課長  菊 池 直見津 君

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○職務のため議場に出席した者の職氏名
企画業務課長補佐  伊 藤   孝 君
企画業務課長補佐  荒 井 正 夫 君
総務課主任  時 田 英 司 君

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午前 9時58分 開 会

◎議長あいさつ
○議長(三村邦夫議員) おはようございます。
時間が少し早いのですが、全員おそろいですので始めさせていただきます。
年末の何かとお忙しい中、平成16年志木地区衛生組合議会第4回定例会を招集いたしましたところ、ご出席いただきまして、厚く御礼申し上げます。
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◎議会運営委員会委員長報告
○議長(三村邦夫議員) 早速ではありますが、開会に先立ち議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
議会運営委員会委員長、朝賀英義議員。
○議会運営委員会委員長(朝賀英義議員) どうもおはようございます。ご苦労さまです。
平成16年志木地区衛生組合議会第4回定例会に当たりまして、本日9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果を報告いたします。
まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
次に、議事日程についてでありますが、皆様のお手元に配付いたしました議事日程のとおり、日程第1、会議録署名議員の指名から日程第7、第12号議案 専決処分の承認を求めることについてまでということで決定をいたしました。
なお、配付資料につきましては、お手元に決算審査特別委員会審査報告書を配付いたしましたが、その他として、志木地区衛生組合の概要の冊子ができましたので、あわせて配付することといたしました。
以上、議会運営委員会の報告をさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(三村邦夫議員) ただいまの委員長報告のとおりでご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認め、委員長報告のとおりご了承願います。
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◎開会及び開議の宣告
○議長(三村邦夫議員) ただいまの出席議員は18名です。 定足数に達しております。よって、議会は成立いたしましたので、平成16年志木地区衛生組合議会第4回定例会を開会し、直ちに会議を開きます。
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◎議長報告
○議長(三村邦夫議員) ここでご報告申し上げます。
監査委員から例月出納検査及び定例監査結果報告がありましたので、その写しを既にお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。
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◎会議録署名議員の指名
○議長(三村邦夫議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第 100条の規定により、議長において指名いたします。
会議録署名議員は
4番 細 田 英 夫 議員
5番 竹 村 正 彦 議員
6番 柳 田 政 男 議員
以上3名を指名いたします。
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◎会期の決定
○議長(三村邦夫議員) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり本日1日といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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◎管理者の行政報告
○議長(三村邦夫議員) 日程第3、管理者の行政報告を行います。
浦野管理者。
○管理者(浦野 清君) 皆さん、おはようございます。
本日は、平成16年第4回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様には大変ご多忙のところご出席を賜り、組合行政発展のためご審議をいただきますことに心より感謝を申し上げます。
今年は、台風による多くの被害が発生するとともに、先ごろの新潟中越地震では、阪神・淡路大震災よりも規模が大きく、甚大な被害が発生したところでございます。私も施設を預かる管理者として、組合の施設の安全を確保することの使命を改めて実感したところでございます。
それでは、先の定例会以降のごみ処理等の動向についてご報告申し上げます。
平成16年4月から10月まで搬入されましたごみの総量は5万90トンで、対前年度比マイナス1.74パーセント、 889トンの減となっております。その主な要因は、可燃ごみの減少で、対前年度比マイナス1.73パーセント、 758トンの減となっております。この内訳ですが、家庭系可燃ごみは、4月から10月までの対前年比でマイナス2.56パーセント、 896トンの減少傾向が見られておりますが、事業系可燃ごみは1.58パーセント、 138トンの微増となっております。
この傾向は、昨年同期と比較して逆転現象を示しておりますが、平成14年4月から平成16年10月までのごみ搬入量の推移を月別に見ますと、家庭系ごみと事業系ごみを合わせたごみ総処理量は 7,000トン前後で推移しておりますので、年度後半も、この範囲で推移していくものと考えております。
今後とも、構成市と連携を保ちつつ、適切な施設の維持管理に努めるとともに、更なる事業者のごみの分別・減量化の推進に努めてまいります。
なお、今定例会に提案をしております議案は、「志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」と「専決処分の承認を求めることについて」の2議案でありますので、どうぞよろしくご審議賜りますようお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 以上で行政報告を終わります。
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◎決算審査特別委員会審査報告
○議長(三村邦夫議員) 日程第4、決算審査特別委員会審査報告を行います。
平成16年第3回定例会において、決算審査特別委員会に閉会中の継続審査として付託してありました、第10号議案 平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてを議題とし、委員長から報告を求めます。
決算審査特別委員会委員長、辻内弘輔議員。
○決算審査特別委員会委員長(辻内弘輔議員) おはようございます。
ただいま議長からご説明ありましたように、志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会の審査報告を行います。
平成16年第3回定例会において本委員会に付託されました、閉会中の継続審査となっていました下記議案については、下記のとおり委員会を開催し、関係者より詳細な説明を求めて慎重に審査した結果、下記のとおり決しましたので、志木地区衛生組合議会会議規則第67条の規定により報告をします。
第10号議案 平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について。
志木地区衛生組合議会決算審査特別委員会において行いました。
1、日程及び審査内容。
1開催日時、平成16年11月16日火曜日、午前10時より午後2時10分まで。
2場所、志木地区衛生組合会議室。
3審査内容、決算概要説明及び質疑応答を行いました。
2、審査の結果については、次のとおりであります。
全会一致をもって、原案のとおり認定すべきものと決しました。
なお、3といたしまして、審査経過及び指摘・要望事項についてご報告します。
本委員会に付託されました案件については、事前に資料の配付を求め、執行部から詳細な説明を求めて慎重かつ活発に審査し、次の点について、改善または検討すべき事項として指摘することといたしました。
1ごみ収集車が有料道路を使用することは地元との協定によるものだが、これに係る経費の削減を推進するため、埼玉県への有料道路減免要請を積極的に交渉してほしい。
2(仮称)志木環境センター用地について、草刈り維持管理も必要だが、有識者、専門家に参画をしてもらうなど本気で活用策を見出してほしい。
3組合施設で消費される膨大な光熱水費について、地球温暖化防止の観点から省エネルギーを推進するため、エスコ事業の活用を取り入れるなど積極的な省エネ策を研究してほしい。
4契約に関し、金額の大きいものに随意契約が多いことから入札に切りかえるよう改善を望む。
5構成市も財政が厳しく、施設修繕時の財政負担を軽減できるよう財政調整基金の積み立て方法についても検討すること。
6プラスチックごみを可燃ごみとして焼却する国の方針について、組合としての基本姿勢を確立すること。
7利彩館事業ニュースが組合広報紙に統合されたことによる、構成市民の環境やリサイクルの情報に影響が出ないよう配慮すること。
8国道に面している組合施設は、煙突等を利用した屋外広告物掲示板として有効に活用できると考えられるので、構成市の負担軽減策の一環として検討すること。
以上であります。
○議長(三村邦夫議員) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
委員長さん、ご苦労さまでした。
討論を行います。討論ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第10号議案 平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について、委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、第10号議案は原案のとおり認定されました。
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◎一般質問
○議長(三村邦夫議員) 日程第5、一般質問を行います。
通告者は2名でございます。質問の要旨については、お手元に印刷配付してあるとおりです。
18番、水谷利美議員の一般質問を許します。
18番、水谷利美議員。
○18番(水谷利美議員) おはようございます。
前回質問させていただきましたペットボトルの民間売却につきましての検討状況について、お伺いをしたいと思います。
○議長(三村邦夫議員) 答弁を求めます。
浦野管理者。
○管理者(浦野 清君) 水谷議員の質問にご答弁申し上げます。
ご質問のペットボトルの民間売却の検討状況についてでありますが、本年夏ごろからマスコミ等で取り上げられておりますとおり、原料のナフサの高騰に伴いまして、従来の回収されたペットボトルが有価物として取引されるようになり、売却を検討する自治体が多くなっております。
こうした状況を踏まえまして、当組合といたしましても、環境負荷の低減はもとより、圧縮梱包に要する経費、自己財源の確保等の検討を行い、平成17年度から売却する方針を決定したところであります。
また、一般廃棄物処理責任の観点から、売却後のリサイクルルートが適正でかつ安定していること、及びペットボトルは再びペットボトルに再生することが資源循環型社会づくりの一翼を担う意味からもよりよい方法と考え、現在、一部を試験的に売却するなど準備を進めておるところでありますので、ご理解いただきたいと思います。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 18番、水谷利美議員。
○18番(水谷利美議員) そうなりますと、これを売却した段階で適正に、今お話ありましたペットボトルに再生するような処理がされそうだということなんですが、民間に引き渡すときに、このままでは引き取らないでしょうし、減容化という処理が必要になってくるだろうというふうに思うんですが、その辺についてはどのような引き渡し方法になるのか、ぜひちょっとお伺いしたいと思います。
減容化の処理です。
○議長(三村邦夫議員) 原田常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲君) 民間への売却を前提にいたしまして減容化につきましては、従前どおり民間委託で行っていきたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 18番、水谷利美議員。
○18番(水谷利美議員) そうなりますと、この減容化の費用が大変かかるということで、これの検討はいかがということについて前回質問したんですが、そうなりますと、減容化の処理につきましての費用というのは、今現在スガワラさんにお願いして、約 4,700万円ほどかかっていますね。これの費用については従前どおりかかると、そういう意味なんですか。ちょっとその辺お伺いします。
○議長(三村邦夫議員) 常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲君) 先ほど管理者の答弁にもございましたとおり、圧縮、梱包に要する経費ということで、そこの部分の見直しも含め、従前どおり委託料は必要ではありますが、圧縮、減容化の費用の見直しを行っているところでございます。
以上です。
〔「費用の見直しだけね」と言う人あり〕
○常任副管理者(原田政憲君) はい。
○議長(三村邦夫議員) 以上で、18番、水谷利美議員の一般質問を終わります。
次に、14番、天田いづみ議員の一般質問を許します。
14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ議員) よろしくお願いいたします。
まず1点目として、来年度の予算編成について、平成17年度の予算編成方針について管理者にお伺いをいたします。
皆さんご承知のとおり、財務省の原案が可決されたわけです。地方交付税の配分額で今年度並みの16兆 9,000億円ということで、聞くところによりますと、臨時財政対策債もより一層圧縮されるのではないかということで、大変厳しい各自治体の予算の状況になるというふうに思っております。
当組合は、負担金によって運営されているわけですけれども、当然のことながら、負担金をより圧縮していくといったことも大変重要だというふうに考えております。
そういった意味で、平成17年度の予算編成方針について管理者にお伺いをいたします。
2のプラスチックのリサイクルについて、容器包装外のリサイクルについて、これも管理者にお伺いをいたします。
先ほど決算審査特別委員会の委員長報告の中にも、特別委員会の指摘事項といたしまして、プラスチックごみを可燃ごみとして焼却する国の方針について、組合としての基本姿勢を確立することという指摘事項がございました。これは、本年10月21日の新聞報道で「プラスチックごみ『可燃』、焼却熱利用、処分場延命狙う、環境省が統一方針」ということで出されております。
環境省は、家庭から出る容器や包装などプラスチックごみのうち、再利用できないものを原則的に焼却処理する指針を決め、中央環境審議会の廃棄物リサイクル部会に意見を求めたということです。  自治体によって、可燃、不燃の扱いが分かれている処理方法を統一し、最終処分場の延命を図るのがねらい。さらに、焼却施設から出る熱をごみ発電などで利用することも盛り込んだということなんですけれども、これに対して、ごみ問題に取り組む市民団体からは、可燃ごみにすると分別や発生抑制の意欲がそがれる。また、ごみ発電の効率は10パーセントと非常に低く、リサイクルとしてむだが多い。さらには、ダイオキシンや重金属類などの有害物質に加え、地球温暖化の原因となる二酸化炭素が発生するなどの批判があるということで、二酸化炭素の発生については、私も先般の議会で取り上げたとおりでありますけれども、私はこれで統一方針ということで、せっかく当組合で独自に容器包装外のプラスチックの処理を、マテリアルリサイクルという形で進めてきたにもかかわらず、これが全国一律の方針によって焼却処理しなさいというふうなことになってしまったら非常に問題があるのではないかというふうに考えました。
もし仮にそういうことだとすれば、今申し上げたような環境負荷の問題はもちろんのこと、何よりも、この地方分権の時代に、それぞれの自治体が工夫しながら、その地域の実態に応じた処理、処分を行っているという、そういった状況にも反する。要するに、その地方分権の考え方にも反するのではないかというふうな観点からも、非常に私、これは問題があると思っております。
まだ私、これについて環境省に直接確認できておりませんけれども、当組合においても、決算審査特別委員会の指摘事項でもありましたように、このことに対して、基本的には今までどおり独自に処理をしていくといった考え方を私は貫いていただきたいというふうに考えておりますけれども、いかがでしょうか。
ちなみに、今容器包装については、市町村負担分というのがありまして、8パーセント分を容器包装リサイクル協会にトン当たり8万円で、平成13年度は経費の負担として納めていたわけですけれども、当組合では非常にいろいろと工夫をしまして、それを独自にマテリアルリサイクルという形で処理することによって、経費をトン当たり5万円に削減できているということで、これを14年度から行っているということで、他の自治体からも注目されているというふうにお伺いをしております。
私、このことは大変評価しておりまして、昨日、環境省の担当の方にもお伺いしたんですけれども、環境省が言うには、そもそも特定事業者負担分を容器包装リサイクル協会の方に委託しているわけですけれども、そもそももともとは、市町村が独自に処理をするといった考え方に対して、特定事業者、いわゆる大手のメーカーや事業者の分を指定法人に委託するというふうな考え方だから、要するに市町村が処理をすればいいんですよということではあるんですけれども、なかなか自治体にそういった方針が最初から伝わっていたわけではないわけですよね。そういったところをきちっと当組合は、ただただ言われるままにということではなくて、みずから考えて行ったということは大変評価しております。
当然、容器包装外についてもマテリアルリサイクルで、今太誠産業で処理しているわけです。ですから、現在、当組合の状況としては、特定事業者負担分を新日鐵による協会リサイクル。自治体負担分については太誠産業でマテリアルリサイクルをしていると。さらに、容器包装外のプラスチックについても太誠産業によるマテリアルリサイクルをしているということで、すべてリサイクルを完璧に行っているわけです。ですから、こういった状況をきちんと方針として貫いていくべきだというふうに考えておりますが、いかがでしょうか。
3として、見学者への対応について、廃棄物処理現場の実態が伝わるあり方について、管理者にお伺いをいたします。
私、先般、本当に久しぶりに、いわゆる見学者コースというんでしょうか、一般の市民の方々が団体で当組合、富士見環境センターやリサイクルプラザを見学するコースで見学させていただいたんですけれども、非常に残念だなというふうに思ったのは、その見学者の方たち、団体の方から申し出をしない限り、なかなか現場、ごみピットですとか、あと粗大ごみを本当にハンガーなんかに似たので1つ1つ全部手で処理しているわけです。それから、瓶の分別のところにしても、本当に割れたガラスが飛び散ってくる危険を冒しながら、人の手によって、そういう危険が伴う中で1つ1つ手で処理されているわけです。プラスチックについても同様であります。
しかしながら、通常の見学者コースですと、それをビデオで見たりですとか、あと窓ガラス越しに見ると。ごみピットについた窓ガラス越しに見る。その他の瓶ですとか、あと粗大ごみのリサイクル現場については、現場に出ていって見るということがなされていないんです。職員に聞きますと、そういう申し出があった団体については、見せるような配慮も行っているということなんですが、私そのときある団体と一緒に行ったんですが、団体の方たちはなかなか、初めてですから、ここでどういうごみがそもそも処理がされているかというのはわからないわけですから、申し出てくださいと言われてもなかなかわからないわけです。
ですからそういった意味では、団体の方たちに、そういったやはりできるだけ現場を見ていただけるような働きかけをする。当然小学生等は、危険が伴いますから、そういった安全への配慮をするというのはもう当然のことではありますけれども、可能な限り生の現場を見ていただくといったことが大変必要ではないかというふうに考えるんですけれども、いかがでしょうか。
以上、1回目を終わります。
○議長(三村邦夫議員) 浦野管理者。
○管理者(浦野 清君) 天田議員のご質問、順次ご答弁を申し上げます。
初めに、ご質問1の平成17年度の予算編成方針についてでありますが、各市においても、長引く不況による税収の落ち込みなど、財源不足がさらに深刻化しており、より一層の歳出抑制はもとより、新たな自主財源の確保が求められておるところであります。
このことから、既存業務の見直しと事業効果を見きわめながら、限られた財源の効率的、効果的な運営を図っていかなければならないと考えております。
これらの厳しい財政状況を踏まえまして、昨年に引き続き、原則として対前年度5パーセントのマイナスシーリング予算として積極的な事業の見直しを図りつつ、市民生活に支障が生じないよう配慮した予算編成とするよう指示をしたところであります。ご理解をいただきたいと存じます。
次に、2のプラスチックのリサイクルについてでありますが、ご指摘の新聞報道につきましては、環境省の中央環境審議会リサイクル部会が、「循環型社会の形成に向けた市町村による一般廃棄物処理のあり方について」の意見具申案として、今後の市町村による一般廃棄物処理の方向性を示したものと考えております。
この中で、リサイクルされるべきプラスチックを除いた廃プラスチックについては、直接埋め立てを行わず熱回収を行う方向でシステムを見直すことが適当であると提言をしております。
この点に関して「プラスチックごみは可燃ごみ」というような新聞報道があったわけでありますが、当組合の方針としては、平成13年11月の容器包装リサイクル法の趣旨にのっとり、市民のご協力をいただきながら、単に焼却ごみ量を抑制するだけでなく、ダイオキシン類の発生抑制、最終処分場の延命化、地球温暖化防止対策等に努力をしておるところであります。現在の回収及び処分システムの方針を変更することは考えておりません。
次に、3の廃棄物処理現場の実態が伝わる見学者への対応についてでありますが、ご指摘のとおり、見学者が実際に処理現場を見ることは、ごみの分別、減量化意識の向上につながるものと考えております。
既に視察見学申し込み時に現場をごらんになりたいとの申し出があった場合については、そのように対応するようにしておりますが、小学生などの団体見学の場合などは、時間的な制約や安全面などから難しさも伴うケースもございます。
このため、今後は写真などを活用し、中間処理場としての機能や最終処分場の状況が理解できるよう工夫してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ議員) では、再質問させていただきます。
1の予算編成ですけれども、5パーセントのマイナスシーリングということはわかりました。ぜひ管理者にお願いしたいんですけれども、先般の議会でも申し上げましたけれども、可能な限り、抜本的な経費の節減という観点から、管理運営のPFIもあるのではないかと、そういう検討もしてほしいということを提言させていただけましたけれども、ぜひ、なかなか来年度予算にすぐ反映というのは無理だと思うんです。ですけれども、できる限り、できれば来年度の前半中ぐらいまでにですとか期限を決めて、やはり具体的にそういった検討をしていくべきであるというふうに考えるんですけれども、その点お伺いします。
○議長(三村邦夫議員) 常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲君) 基本的な部分につきましては、ご指摘のとおり、経費節減ということで努めてまいりたいというふうに考えておりますが、PFIの検討等につきましては、老朽化している施設というような部分もございまして、なかなか難しい面もあろうかと思いますけれども、検討課題とさせていただきたいと思います。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ議員) では、2番のプラスチックのリサイクルについてお伺いをいたします。
当組合については、今までどおり、すべて委託も含めて独自でリサイクルをしていくという方針であるということを聞いて、その点については安心いたしました。しかしながら、ちょっと今後のことがまだ見えないわけですけれども、万が一、国で一律の方針を押しつけてくるということになっては私はいけないというふうに思っていまして、ぜひ組合の方から、そういった当組合のように、容器包装外も含めて独自で処理している、努力している、そしてちゃんとできているというところもあるんだということをご理解いただいて、やはり自治体に任せてほしいということをきちんと意見として環境省に申し入れていくべきではないかというふうに考えますけれども、いかがでしょうか。
その点が1点と、私、昨日、環境省の大臣官房廃棄物リサイクル対策部企画課リサイクル推進室の容器包装リサイクル担当のモリモトさんという職員の方とお話ししたんですけれども、来年の秋ぐらいに中央環境審議会からの答申をいただいて法改正に反映させていくということですね。これ、容器包装リサイクル法全体のことなんですけれども。
それで今、先ほど申し上げましたように自治体負担分というのが一定程度あるわけでして、例えば、今年度については、プラスチックについては8パーセント、瓶については白カレット8パーセント、茶色が19パーセント、その他が12パーセント、プラスチックについては8パーセントということで、これをどういうふうに考えるかなんですけれども、私、基本的には、容器包装リサイクル法をつくるときから考えて、当時の厚生労働省等に提言してきたんですけれども、基本的には、その購入の際に処理費用を明確化して製品価格に上乗せをする。上乗せというふうにとらえるのか、内包というふうにとらえるのか、それはとらえ方ですけれども、そうやって明確化していくことによって、本当に受益者負担ということをきちんと市民、消費者にもわかるように明確化していくことが、非常に環境に配慮した社会をつくっていくためにインセンティブを働かせていくという意味で重要であるというふうに申し上げてきたわけですけれども、現在は、特定事業者だけが負担するという形で、日本容器包装リサイクル協会として処理しているという仕組みになっているわけですけれども、現在、そういったことが環境省でもいろいろと審議会等でも検討がされていまして、特定事業者だけではなくて、零細な事業者も負担させるのか、あるいは零細な今まで負担していなかった人たちの分まで含めて特定事業者で負担させるのか、その辺がいろいろ細かい検討はあろうかと思うけれども、環境省の方でも全体として、今私が申し上げたような受益者負担という考え方がより明確になるような仕組みづくりにとても努力しているということなんです。
しかしながら、経済産業省ですとか農水省は、どうしてもやはり生産者の方の立場に立ちますので、またその辺のせめぎ合いがあるということなんですけれども、よりやはり自治体の意見がどんどん来ているということなんです。環境省は、自治体と調整しながら、そういった仕組みづくりを今頑張っているというふうなことなんです。もちろん消費者のご意見も含めてお伺いしながら。
ですから、ぜひ当組合、本当は埼清研の方で意見上げられるといいんでしょうけれども、どうも全く埼清研で、県は意見上げていないみたいで非常に残念だと思うんです。だから今の、戻りますけれども、プラスチックのリサイクルを独自で処理するところにはきちんとやらせてほしいと、やらせるべきだと、それが地方分権じゃないかということと、全体の容器包装リサイクル法の見直しに対して、当組合でも意見をどんどん言っていくべきではないかというふうに思うんですけれども、その点お伺いします。
○議長(三村邦夫議員) 常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲君) お答え申し上げます。
1点目のプラスチックを今後、新聞報道によりますと、「プラスチックは燃えるごみ」というような誤解を与えるような報道がなされているわけですけれども、10月に行われました環境省の中央環境審議会廃棄物リサイクル部会の意見具申の素案という段階でございまして、この幾つかの提言がなされておりまして、その中の1つとして、廃プラスチックについての提言がなされております。
くどいようになりますけれども、その中では、廃プラスチック、容器包装プラスチックを除くという部分で、再生利用されるべきものを除いた廃プラスチックの取り扱いについては、「発生抑制やマテリアルリサイクルの推進を図るべきことはもちろんであるが、なお残る廃プラスチックについては、最近の熱回収技術や排ガス処理技術の進展や、最終処分場のひっ迫状況等を踏まえれば、直接埋立は行わず、熱回収を行う方向でシステムを見直すことが適当である。」というような表現がされておりまして、必ずしも燃やしなさいという方向になるというふうには理解しておりませんので、今後、これを受けて環境省の方から市町村に対する指針が出されるかというふうには思っておりますが、この方向でということであれば、あくまでもサーマルリサイクルという形になろうかと思いますので、当組合としてもプラスチックについては燃やさないということで、今後も続けていきたいというふうに考えております。
それから、容器包装リサイクル法の見直しに関して、機会があれば意見を上げていきなさいというご質問かと思いますけれども、組合としては、あくまでも中間処理施設としての機能というか性格を持っておりますので、その部分をご理解いただきながら、構成3市と協議して、機会があればそのような形で国の方にも意見を申していきたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 以上で、14番、天田いづみ議員の一般質問を終わります。
〔「すみません。ちょっといいですか、議長」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) 3回終わっていますから、もう。
〔「違う、違う、3番」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) 見学者コースについては再質問やってないでしょう。
〔「だから、2が終わったから今度3で」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) いやいや、それはいかんですよ。全体で3回ですから。
〔「全部で何」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) 1問、1問で3回じゃないです。
〔「申しわけありません。ちょっと志木と何か混乱しちゃって、申しわけありませんでした。わかりました」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員)  以上で、14番、天田いづみ議員の一般質問を終わります。
以上で一般質問を終結いたします。
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◎第11号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(三村邦夫議員) 日程第6、第11号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
お静かに願います。
議案の朗読を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
浦野管理者。
○管理者(浦野 清君) 提案理由を申し上げます。
第11号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、構成市との均衡を考慮し、調整手当の見直しを行うため、志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正したいので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、この案を提出するものでありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(三村邦夫議員) 提案理由の説明が終わりました。
常任副管理者より内容説明を求めます。
原田常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲君) ご説明いたします。
裏面をごらんいただきたいと思います。
4行目にございます第9条第2項の改正につきましては、調整手当の支給率の引き下げを行うもので、現行の10パーセントを6パーセントとするものでございますが、下の附則の別表にございますように、経過措置といたしまして、平成16年度につきましては現行の10パーセント、平成17年度は9パーセント、平成18年度は8パーセント、平成19年度は7パーセントとして、平成20年度から本則の6パーセントとするものでございます。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
5番、竹村正彦議員。
○5番(竹村正彦議員) 今、提案の説明があったわけですけれども、構成3市の職員の給与に関する改正と歩調を合わせるということだと思いますけれども、念のために3市の状況を伺っておきたいと思います。
それから、これによって、当組合で働いておられる職員の方、実質どういうふうに額面で変化していくのか、伺っておきたいと思います。
それから、当組合は職員の組合がないと思うんですね。そういう点で、職員の方にどういうふうな説明をして、合意を得るためというか、了解を得るためにどういうふうに努力をされているのか、伺っておきたいと思います。
○議長(三村邦夫議員) 常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲君) お答えいたします。
1点目の3市の状況につきましてでございますが、志木市、新座市、富士見市、3市とも、本年3月議会で同様の改正が行われておりまして、適用につきましては、17年4月1日からという内容になってございます。
それから、影響額ということでございますけれども、対象となる職員数が14人ございまして、総額で89万円ほどになりますが、1人当たりといたしましては6万 4,000円から 5,000円ぐらいという形に、影響額として見込んでございます。
それから、職員との、労働組合がございませんので、状況についてということでございますけれども、それにつきましては、各所属長としまして、構成3市の状況、また、県内の他市の状況等を職員に話しまして理解をしていただいたというふうに考えております。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 5番、竹村正彦議員。
○5番(竹村正彦議員) 影響額についてもう1回確認でお願いしようと思いますが、これ、17年4月、18年4月、19年4月、こう 100分の1ずつ減っていて、20年4月から 100分の6と、こういうことになっているんですけれども、総額、年額89万円ということで、これは1パーセントずつ減っていったときの額というふうにとらえていていいのかどうか、その辺もう一遍お願いします。それが平均、今言われた6万 5,000円程度という影響だというふうに理解していいのか、お願いします。
○議長(三村邦夫議員) 常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲君) すみませんでした。先ほどの額につきましては、17年度において1パーセントを下げた場合での影響額ということで、以後、18年度で2パーセントでございますので、その倍ずつという形になろうかと思いますので、最終的には4パーセント引き下げた段階で、総額で 357万円ほどになろうかというふうに積算をしてございます。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を行います。討論ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第11号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、第11号議案は原案のとおり可決されました。
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◎第12号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(三村邦夫議員) 日程第7、第12号議案 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
浦野管理者。
○管理者(浦野 清君) 提案理由を申し上げます。
第12号議案 専決処分の承認を求めることについてでありますが、埼玉県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更する規約を、地方自治法第 179条第1項の規定により、この案を別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(三村邦夫議員) 提案理由の説明が終わりました。
常任副管理者より内容説明を求めます。
原田常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲君) ご説明申し上げます。
規約の案をごらんいただきたいと思います。
本件、埼玉県市町村職員退職手当組合規約の一部改正につきましては、県内市町村の合併に伴いまして、退職手当組合への加入及び脱退の場合に生ずる負担金の取り扱いに関する条文を加えるものでございます。
なお、本件につきましては、関連書類を16年12月15日までに退職手当組合へ提出する必要が生じたため、専決処分をさせていただいたものでございますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ議員) 今、常任副管理者の方から、12月15日までに提出するようにということで専決処分を行ったということなんですけれども、そういうことであれば、志木市についても同じだと思うんですけれども、志木市は専決処分ではありませんでした。その点についてはどうなんでしょうか。
○議長(三村邦夫議員) 常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲君) 本件を専決処分をさせていただきました経過について若干ご答弁させていただきたいと思いますが、埼玉県市町村退職手当組合の組合長より、16年10月4日付の文書で、先ほどのような依頼がございました。通知ですね。
その中で、16年12月15日までに本組合に提出してくださいというような内容になってございまして、当組合といたしましては、議会の日程上、15日までは無理だということでお話をさせていただきましたところ、説明会におきましては、臨時議会もしくは専決処分で対応してほしいというようなお話がございまして、このような形をとらせていただいたわけでございますが、その後、構成3市の議案の扱いにつきまして若干違うというようなことが情報として入りまして、退職手当組合の方にも私どもの方から確認をいたしておるところでございますが、その中では、各市町村の方からそのような日程的な部分で無理だというような問い合わせが何件かあり、その中で、退職手当組合として、県の市町村課の方に提出する書類の提出期限が12月24日までだったらば何とかなるというような経過が、交渉があったということで、その後、各問い合わせのあった市に対しては、24日まで何とかというような経過とのことでございました。 私どもとしては、市町村によって取り扱いにばらつきがあっては困るということで強く申し入れをしたところでございますが、結果としては、そういうふうな形で専決処分をさせていただきましたので、よろしくお願いしたいと思います。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ議員) 実は私、この議案が来まして、どうしてもおかしいというふうに思いまして、当組合の方にお伺いしましたら、1回目のご答弁のような内容はわかりました。
そこで、私、自分で退職手当組合の方にお伺いをいたしました。そうしましたら、そこでやっと、今、常任副管理者がお答えいただいたようなことがわかったという流れであります。
もう非常に私は怒り心頭でして、そもそも多分常任より前に私がその辺は申し入れをいたしましたよ。本当に専決処分ですとか議会ですとか、そういった手続きを何と心得ているのかと、そちらの方も地方自治法に定められている一部事務組合でしょうと、そのぐらいのこときちんと認識して、できるだけ臨時議会ですとか専決処分ですとか、そういったことしないようなことで努力しなさいというふうに、それは申し上げましたけれども、本当にその市町村によってばらつきがあるということで、そういうことであれば、組合の職員の方ともお話ししたんですけれども、きちんともう1回通知を出して、方針は変わりましたというふうにやはり文書で出すべきですよね。
ですから、今回は結果的にはやむを得なかったのかなというふうにも思いますけれども、やはり私、こういった文書で通知が、確かに12月4日に来ているわけです。ただ、これを見た段階で、本当に12月15日までに提出しなければいけないのかということをやはりもう一度確認すべきだったというふうに思うんです。その段階で、きちんと当組合からも声を上げていれば、ほかのところからも声が来ていれば、もうちょっと早い段階でどうにかならなくはなかったかなというふうには思いますので、ぜひ今後、遺漏のないように手続きを進めていきたいというふうに要望しておきます。
○議長(三村邦夫議員) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
討論を行います。討論ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) 討論なしと認めます。
よって、本件を採決いたします。
第12号議案 専決処分の承認を求めることについてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、第12号議案は原案のとおり可決されました。
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◎管理者あいさつ
○議長(三村邦夫議員) 管理者からあいさつの申し出がありますので、これを許します。
浦野管理者。
○管理者(浦野 清君) 議長のお許しをいただきましたので、閉会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
議員各位におかれましては、何かとご多忙のところ、組合の重要な案件につきまして慎重にご審議をいただき、まことにありがとうございました。
おかげさまをもちまして、ご提案申し上げました議案につきましては、決算認定も含め、すべて原案どおり可決、ご承認をいただきましたことに、重ねて厚く御礼を申し上げます。
本日、議員の皆様からちょうだいいたしました意見、ご提言等につきましては、今後の組合事業に生かしまして、新たな年により一層の躍進、飛躍ができますよう努力してまいる所存でございます。
本年も余すところあとわずかとなりました。年末のせわしさの中、寒さも一段と増してまいりますが、皆様にはご健勝にて新しいよい年をお迎えになりますよう心からご祈念を申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。
どうもご苦労さまでございました。ありがとうございました。
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◎閉会の宣告
○議長(三村邦夫議員) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
平成16年志木地区衛生組合議会第4回定例会は、これをもって閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午前10時55分 閉会

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参考資料 

平成16年第4回志木地区衛生組合議会定例会議案等一覧及び審議結果
平成16年12月22日

議案番号       件 名 審議結果 採択の状況 議決等年月日
第10号議案 平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてを 認定 全会一致 H16.12.22
第11号議案 志木地区衛生組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 原案可決 全会一致 H16.12.22
第12号議案 専決処分の承認を求めることについて 原案可決 全会一致 H16.12.22