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志木地区衛生組合

会議録

平成16年第3回志木地区衛生組合定例会 会議録 

平成16年10月8日

 

目  次
招集告示
応召・不応召議員
議事日程
出席者等
議長あいさつ
議会運営委員会委員長報告
開会の宣告
会議録署名議員の指名
会期の決定
管理者行政報告
一般質問
第9号議案 志木地区衛生組合収入役の選任について
第10号議案 平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について
決算特別委員会の設置について
決算審査特別委員会委員の選任について
決算審査特別委員会正副委員長の互選について
閉会中の継続審査の申し出について
日程の追加
発議第1号 志木地区衛生組合議会議員の派遣について
管理者あいさつ
閉会の宣告

参考資料




○ 招  集  告  示

志木地区衛生組合告示第7号

平成16年志木地区衛生組合議会第3回定例会を次のとおり招集する。

平成16年9月7日

志木地区衛生組合管理者  浦 野   清




1 日 時   平成16年10月8日(金)午前10時

2 場 所   志木地区衛生組合会議室


○応招・不応招議員

平成16年志木地区衛生組合議会第3回定例会   10月8日(金)

応招議員 (17名) 
2番 梶   兼 三 議員      3番 斉 藤 重 治 議員
4番 細 田 英 夫 議員      5番 竹 村 正 彦 議員
6番 柳 田 政 男 議員      7番 朝 賀 英 義 議員
8番 川 上 政 則 議員      9番 嶋 野 加 代 議員
10番 並 木 平 八 議員     11番 羽 根 善 保 議員
12番 三 村 邦 夫 議員     13番 青 野 文 雄 議員
14番 天 田 いづみ 議員     15番 小 山 幹 雄 議員
16番 辻 内 弘 輔 議員     17番 松 本 米 藏 議員
18番 水 谷 利 美 議員

不応招議員 (1名) 
1番 石 川 新一郎 議員




平成16年志木地区衛生組合議会第3回定例会


平成16年10月8日 (金曜日) 

○議 事 日 程
開   会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 管理者の行政報告
日程第 4 一般質問  18番 水谷 利美 議員
14番 天田いづみ 議員
日程第 5 第 9号議案 志木地区衛生組合収入役の選任について
日程第 6 第10号議案 平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について
日程第 7 発議第1号 志木地区衛生組合議会議員の派遣について
閉   会



○出席議員 (17名) 
2番 梶   兼 三 議員
3番 斉 藤 重 治 議員
4番 細 田 英 夫 議員
5番 竹 村 正 彦 議員
6番 柳 田 政 男 議員
7番 朝 賀 英 義 議員
8番 川 上 政 則 議員
9番 嶋 野 加 代 議員
10番 並 木 平 八 議員
11番 羽 根 善 保 議員
12番 三 村 邦 夫 議員
13番 青 野 文 雄 議員
14番 天 田 いづみ 議員
15番 小 山 幹 雄 議員
16番 辻 内 弘 輔 議員
17番 松 本 米 藏 議員
18番 水 谷 利 美 議員

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○欠席議員 (1名)        1番 石 川 新一郎 議員 
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○説明のための出席者
管理者  浦 野   清 君
副管理者  穂 坂 邦 夫 君
副管理者  須 田 健 治 君
常任副管理者  原 田 政 憲 君
監査委員  松 本 四 郎 君
事務局長  西 川 雄 二 君
総務課長  白 砂 一 男 君
企画業務課長  菊 池 直見津 君

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○職務のため議場に出席した者の職氏名
企画業務課長補佐  伊 藤   孝 君
企画業務課長補佐  荒 井 正 夫 君
総務課主任  時 田 英 司 君




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午前10時00分 開 会

◎議長あいさつ
○議長(三村邦夫議員) 皆さん、おはようございます。
平成16年志木地区衛生組合議会第3回定例会を招集いたしましたところ、ご出席いただきまして厚く御礼を申し上げます。
当組合の管理者として、本年8月20日から富士見市長であります浦野清管理者が就任いたしましたことをご報告いたします。
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◎議会運営委員会委員長報告
○議長(三村邦夫議員) 開会に先立ち議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員会委員長より会議結果の報告をお願いいたします。
議会運営委員会委員長、朝賀英義議員。
○議会運営委員会委員長(朝賀英義議員) おはようございます。
平成16年志木地区衛生組合議会第3回定例会に当たりまして、本日9時30分より議会運営委員会を開催いたしましたので、 その結果を報告いたします。
まず、会期についてでありますが、本日1日ということで決定をいたしました。
次に、議会日程についてですが、皆様のお手元に配付してあります議事日程のとおりで、日程第1、会議録署名議員の指名 から日程第6、第10号議案 平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてまでということで決定をいたしました。
なお、6月の定例会において報告いたしました議会の視察研修に関し議会運営委員会において鋭意検討いたしましたので、 今議会に発議上程することといたしました。
このため日程第6、第10号議案 平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてが終了した後に、日程第7、 志木地区衛生組合議員の派遣についてを追加発議することといたしました。
次に、平成15年度の決算についてでありますが、例年どおり各市2名ずつ計6名から成る決算審査特別委員会を設置の上、 休会中に審査をお願いし、次回12月定例会において審査結果の報告をしていただくということで決定いたしました。
以上、議会運営委員会の報告をさせていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(三村邦夫議員) ただいまの委員長報告のとおりでご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認め、委員長報告のとおりご了承願います。
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◎開会及び開議の宣告
○議長(三村邦夫議員) ただいまの出席議員は17名です。
本日、私の方に1番、石川議員より欠席届が提出されておりますので、ご報告いたします。
定足数に達しております。よって、議会は成立いたしましたので、平成16年志木地区衛生組合議会第3回定例会を開会し、 直ちに会議を開きます。
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◎議長報告
○議長(三村邦夫議員) ここでご報告申し上げます。
監査委員から例月出納検査の結果報告がありましたので、その写しを既にお手元に配付いたしましたので、ご了承願います。
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◎会議録署名議員の指名
○議長(三村邦夫議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員の指名は、会議規則第 100条の規定により、議長において指名いたします。
会議録署名議員は
18番 水 谷 利 美 議員
2番 梶   兼 三 議員
3番 斉 藤 重 治 議員
以上3名を指名いたします。
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◎会期の決定
○議長(三村邦夫議員) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
今定例会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり本日1日といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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◎管理者の行政報告
○議長(三村邦夫議員) 日程第3、管理者の行政報告を行います。
浦野管理者。
○管理者(浦野 清君) 皆さん、おはようございます。
本日は、平成16年第3回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様には大変ご多忙のところご出席を賜り、組合行政発展 のためにご審議をいただきますことに心より感謝を申し上げる次第でございます。
さて、皆様には既にご案内申し上げましたとおり、去る8月20日から前任の穂坂志木市長の後任といたしまして、私が管理者に 就任をさせていただきました。皆様のお力添えをいただきながら今日の厳しい財政事情を考慮しつつ、限られた予算の中で効率的 な組合行政の推進に努力してまいりたいと考えておりますので、前管理者同様、ご支援、ご協力を賜りますよう、この席をおかり いたしましてお願いを申し上げる次第でございます。
それでは、先の定例会以降のごみ処理につきましてご報告申し上げます。
平成16年4月から7月まで搬入されましたごみの総量は2万 9,095トンで、対前年度比マイナス1.33%、 391トンの減となって おります。その主な要因は、可燃ごみの減少で、対前年度比マイナス1.37%、 346トンの減となっております。
この中で家庭系ごみ全体を見ますと、対前年度比でマイナス1.95%、 475トンの減少が見られております。また、事業系ごみは、 対前年度比で1.66%、84トンとわずかではありますが増加に転じております。
このように、今年度も、短期的には上下を繰り返しながら、月平均 7,000トン前後で推移していくものと考えておりますので、 事業者向けには、更なる資源の再資源化を考慮しつつ、施設の適切な維持管理運営を目指してまいりたいと考えております。
なお、今定例会に提案を予定しております議案は、「志木地区衛生組合収入役の選任について」と「平成15年度志木地区衛生組合 歳入歳出決算の認定について」の2議案となっておりますので、どうぞよろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(三村邦夫議員) 以上で行政報告を終わります。
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◎一般質問
○議長(三村邦夫議員) 日程第4、一般質問を行います。
通告者は2名でございます。
質問の要旨については、お手元に印刷配付してあるとおりです。
18番、水谷利美議員の一般質問を許します。
18番、水谷利美議員。
○18番(水谷利美議員) おはようございます。
それでは、1点だけ質問させていただきました。よろしくお願いいたします。
(仮称)志木環境センターの用地の検討状況について質問させていただきます。
平成15年につくられましたごみ処理基本計画の中に、この用地の活用について記述があります。これを見ますと、今後必要と考え られる施設としては、現在の施設の老朽化に伴う更新の施設、缶、ペットボトル等の分別圧縮処理施設の新設及び再資源化、減容化 を進めるためのバイオマス発電等の新たな施設が挙げられますと、このような書き方がされているんですが、この環境センター用地 の活用についての検討が今年度されたのかどうなのかについてちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(三村邦夫議員) 答弁を求めます。
浦野管理者。
○管理者(浦野 清君) 水谷議員のご質問にご答弁申し上げます。
(仮称)志木環境センターの土地利用の検討状況についてでありますが、当組合では、将来のごみ量の推計、施設の処理能力、耐用 年数、その更新時期等を中心に計画の見直しを行い、平成16年3月に平成24年度までの10カ年を計画期間とする一般廃棄物処理基本計画 の改訂版を策定いたしました。
ご指摘の建設用地に関しましては、この計画の中で当面、現状を維持することとしておりまして、この点に関しましては、本年5月 の正副管理者会議において確認をされておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 18番、水谷利美議員。
○18番(水谷利美議員) そうなりますと、今年度については検討には入らないという今のご発言でしょうか。
例えばここに書かれております施設の更新についての検討に入るというのは、いつごろになるのかということと、あわせて缶、 ペットボトル等の圧縮機等の新設が必要になるということが書かれているんですが、これについてはいつの段階でこれが 必要になってくるというふうに考えて、このような方法になったのかについてちょっとお伺いしたいというふうに思います。
○議長(三村邦夫議員) 常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲君) お答え申し上げます。
先ほど管理者の方からお答え申し上げましたとおり、平成10年のごみ処理基本計画は、平成15年度に見直しを行いまして、 改訂版という形で議員さんの方にもご案内かと思うんですけれども、平成16年3月に一般廃棄物ごみ処理基本計画改訂版という形で 見直しを行っております。その中で志木環境センター用地の活用ということで、具体的には45ページ、その基本計画の45ページの ところに記載されておりますけれども、「本用地については、今後においても当分の間、経費削減を図りながら適正な維持管理に 努めていくこととするが、施設の設置以外の有効な活用策についても引き続き検討していくこととする」という形で基本的な考え方 を定めておりまして、現在におきましては、ご指摘のような施設の建設計画等は持ってございません。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 18番、水谷利美議員。
○18番(水谷利美議員) 今の書いてあることは、私が先ほど説明したわけで、書いてあるのは分っているから質問したんですよ。
それで、要するに具体化するまでは維持管理はきちんとしていきますという文言だというふうに思うんです。
それで、例えば今私が質問しましたように、ペットボトル等の圧縮機の新設なんていうのは、いつごろ必要だというふうにこれは 考えていらっしゃるのかちょっとお伺いしたいんですね。
今の焼却炉の施設につきましては、ある程度もう少し先になるだろうというのはわかるんですが、ペットボトルの容器減容化に ついての施設というのは、今、民間委託でスガワラさんにお願いしていますよね。新たにここの組合としても持ちましょうという 検討がされているということなのかどうなのか、ちょっとその辺をお伺いします。
○議長(三村邦夫議員) 常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲君) 具体的にペットボトルやアルミ・スチール缶の選別等の施設の検討をしているのかというような ご質問かと思いますけれども、それにつきましても、この基本計画の中では、具体的には44ページに記載しておりますけれども、 現状の中におきましては、民間委託の中で対応ができているということで考えておりまして、新たな施設を建設していくという部分 につきましては、現在は具体的な検討はしておりません。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 以上で、18番、水谷利美議員の一般質問を終わります。
次に、14番、天田いづみ議員の一般質問を許します。
14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ議員) 天田です。よろしくお願いいたします。
まず1点目につきましては、職員研修について、職員の研修派遣についてということでお伺いをいたします。
先般の議会でも取り上げましたけれども、昨年度から今年度にかけては、県からの派遣体制、あるいは退職に伴う再任用ということで、 大きく組合の人事体制については改革がなされたというふうに認識しておりますけれども、プロパーの職員ですね、組合の派遣や再任用 ──再任用はもうここの職員でありますけれども、プロパーの正規職員の関係について今回取り上げさせていただきたいと思います。
現在の配置としては、富士見環境センターに8名、新座環境センターに3名、合計11名のプロパーの職員がいらっしゃると。 プラス富士見の方に現業の方が1名いらっしゃると。計12名ということなんですけれども、なかなか一般の市役所等であれば、 環境のみならず、さまざまなところに配置がなされて、例えば環境のことをやっている方でも、ただただ環境のところ一本でやっている というだけではなくして、例えば生涯学習課に行けば、環境という観点からの環境教育ですとか、あと子供たちや市民と一緒にやっていく 市民協働の手法を仕事をしながら市民の方に教えていただきながら学習するということも可能だと思うんですね。
ところが、なかなか当組合では、そもそもの成り立ちがごみを適正に処理、処分するという責任を負わされて、それについては 適正に執行されているものというふうに認識しておりますけれども、皆様もご承知のように利彩館ができまして、そこで市民が 参画するような形でソフト事業の運営が始まったわけです。しかしながら、なかなかそれにつきまして当組合の職員のスキルと いいましょうか、先般の議会でも申し上げましたけれども、市民と一緒にやっていくというのは並大抵なことではなくて、やはり そうした意味での私はここの当組合で粛々と仕事をしているというだけではなくて、場合によっては構成3市、他のところでも いいんですが、なかなか他のところに研修派遣というのは難しいと思いますので、構成3市に研修派遣として1年間なり2年間 なり出すことによって、より広い視野、そして市民協働のスキル等々、なかなか当組合にいるだけでは学べないようなことを実地で 学んで帰ってきていただくことによって、当組合のさらなる発展を願うものなんですけれども、その辺について管理者はどのように お考えになられますでしょうか。
本当は、今日に至る以前のもっと早い段階で、もっと職員の方たちが若いころにそういった研修を積んでここに帰ってきて、 力をより発揮していただくというのが私は望ましい姿だというふうに思うわけなんですけれども、それについても私も2年前まで組合 議員をさせていただいて、いろいろな話の中では提言してきましたけれども、なかなか当時は大型の施設の更新事業がありまして、 どうしても限られた体制でやっている中で、そういう方たちが研修派遣をするというのはとても厳しいと、無理だということでやむ を得ないというふうに思ってきたわけです。
確かに総体的に人数も2名減になっていますけれども、今ここでそういうことに踏み切らなければ、もう永遠にできないかなという ふうに思っているんですね。今がいいチャンスというふうに思っているんですけれどもいかがでしょうか。
それから、2点目、一般廃棄物処理基本計画について、一般廃棄物処理基本計画の推進について、同じく管理者にお伺いをいたします。
私も先ほど水谷議員の一般質問でも話が出ました、平成16年3月付で改訂されました一般廃棄物処理基本計画を拝見させて いただきました。私非常に感慨が深いのは、可燃ごみでこれを見ますと、10年度から20年度までに10.7%減少が図られております。 まさに(仮称)志木環境センターの問題が時を同じくして発生しまして、住民の方たちからもさまざまなご意見をいただきました。 そうした中で、ちょうど時を同じくして、平成10年度に計画がつくられましたのでいろいろ議論したんですけれども、毎年確実に 1%ずつごみ量を削減していくという目標を立てて、それを実践していくということは、大変言うはやすし、行うはかたしというので 、それがどんなに大変なことかということで、住民の方々はもっとごみを減量すればつくらなくてもいいじゃないかというお話が あったわけですけれども、それでるる趣旨を検討しまして、東工場の更新ということで、皆で知恵を絞って決定したわけです。
そういった議論も踏まえますと、本当に社会の流れで、不景気ですとかさまざまな要因はあるものの、社会全体の食品リサイクル 法ですとか、さまざまな法整備も進んだ中で、結果的に10.7%の可燃ごみが減量できた、5年間で1割が減少できたということは目 標以上ですので、それは大変評価したい。当組合及び構成3市の管理者及び首長さん方、そして職員、そして市民、事業者の総合的 な努力の中で、これが達成できたものというふうに大変評価しております。
今後についてなんですけれども、今後についても着実な減量をしていくべきだというふうに思っているわけですけれども、改めて この一般廃棄物処理基本計画の考え方について、ごみ減量化の、また再資源化のための具体的な方策について検討すべき事項をお伺 いしたいというふうに思います。
当組合では、同時に議員にも配付されましたけれども、この志木地区衛生組合、温暖化防止実行計画、これは平成15年から19年度 までの計画ですけれども、これについても策定されております。その中で8ページになりますけれども、この一般廃棄物処理基本計 画との整合性も含めて温暖化の計画の方では全量5%、プラスチック類6%削減に向けての目標ということで、大変わかりやすい努 力目標を出しているんですね。したがって、市民1日、1人、可燃ごみとして出さない努力目標の目安は次のとおりということで、紙、 布類については、定形封筒4枚分、わかりやすいですよね。ビニール、合成樹脂、ゴム類については、フィルムケース1個分、厨芥類 については絞ったレモン1切れ分ということで、もちろんこれ以上減量されればいいわけですけれども、さして無理のない、毎日取り 組めるわかりやすい目標をこういった形で出すというのは、私は大変重要なことだというふうに思っています。
ただ、これは温暖化防止実行計画の組合内部の計画ですので、なかなかこれが一般市民に公開されて市民の目標になるかといったら、 そういうことではないわけですよね。私、これは大変もったいないというふうに思っていて、一般廃棄物処理基本計画とも整合性を とってつくられているわけですし、当然これについては構成3市の環境、あるいは清掃行政の方とも連携を図ってつくられている わけですから、こういったわかりやすい目標値を組合のみならず、構成3市と共有することによって、3市の市民、事業者全体の ごみの減量化、資源化の運動として取り組んでいったらよろしいのではないかというふうに思うんですけれどもいかがでしょうか。
それから、CO2 の削減という観点なんですけれども、私、単なるごみ減量ということではなくて、やはり総合的な環境負荷の 削減ということに配慮して、今日の環境行政を進めるべきだというふうに考えます。
大変私もびっくりしましたのは、この温暖化防止実行計画の中に、14年度の温室効果ガスの活動別排出量という資料があります。 これを見ますと、燃料の使用、電気の使用料、自動車の走行、カーエアコンの使用、一般廃棄物焼却炉ということで記載されている わけですけれども、何と全体の温室効果ガスの排出量の88.4%がプラスチック類を燃やすことに伴うCO2 の排出というふうに、 これは一定の計算式に基づいて出されているわけですけれども、当然プラスチック類は分別処理がされているわけです。ですけれども、 まだ分別がなされていなくて、一般の可燃ごみの中にまざっているプラスチック類を燃やすことによって、全体の84.4%もの 温室効果ガスの排出、CO2 換算でですね、温室効果ガスの排出量が88.4%もあるというようなところにもきちっと着目して、 なかなか市民はこういう情報はわからないと思うんですよね。やはり環境の専門家の方たちが集まっている組合だからこそ、 こういったことがPRできるというふうに思いますので、単にごみをただ削減しましょうということではなくて、プラスチックを 分別しないで燃やすことによって、これだけ環境負荷があるんですよということをやはりわかりやすく市民の方に構成3市と連携 してPRしていく必要があると思うんですね。
ちなみに、いよいよ京都議定書を来年にも発効するということで、日本の温暖化対策も急務になっているということなんで すけれども、なかなか遅々として進まない現状の中で、こういったことに構成3市と力を入れて取り組んでいただきたいという ふうに考えますけれどもいかがでしょうか。
それから、さらなる分別の検討という観点なんですけれども、実は私、私が住んでおります志木市の1万人以上もの市民が まとまって住んでいる志木ニュータウンというところの一つの街区ですね、一つの町内会単位のコミュニティの中で、ごみ問題の 専門委員会というのを管理組合と町内会が一緒になって協力して立ち上げて、そこで大変熱心に2年前から勉強会を行っております。 それが一般の住民にも周知をされて、生ごみの半分は水分というふうなこうしたチラシが1万人規模の団地全体に張られて、 だれでもこの勉強会に参加してくださいということがありましたので、私行ってまいりました。
その中で、実際、委託業者の方がごみの清掃場を整理してくださったりしているわけですけれども、その方たちの生の声ということ でお伺いしたところ、皆さんのところにヨーグルトのパックとかラーメンのカップとかいろいろなものを持ってきて見せて くださったんですね。「皆さん、この中でどれがプラスチックだと思いますか」と言いましたところ、ラーメンのカップだとか ヨーグルトのカップだとかいろいろ出てきたんですが、何とそこで10個ぐらい出てきた容器は、すべてプラスチックじゃなくて 紙容器だったんですよ。うちも余りそういうものは使わないものですから、これだけ企業も環境に配慮してきているんでしょうね、 紙容器がふえてきたんだなということでちょっと驚きました。
問題は、その紙容器がせっかくきれいに洗って皆さんが出しているプラスチックの分別の袋の中に入ってしまっているというんですよ。 市民はなかなかこれがプラスチックなのか紙容器なのかと、まだそこまで見る習慣が定着していない方もいらっしゃるんですね。 そういったことの啓発も大変重要ですし、なかなかその辺の啓発は時間がかかることで、周知徹底は難しいと思うんですよ。 そういう意味でも、この廃棄物の処理基本計画の中にも盛り込まれていましたけれども、紙容器の分別ですね、これはそもそも 容器包装リサイクル法の中にも紙容器ということで位置づけがありますので、こうしたものの分別についても、新たな分別をす るたびに経費がかかるというのもありますけれども、取り組んでいくべきではないかというふうに考えるんですけれどもいかがでしょうか。
さらに、生ごみの減量化策の検討についてなんですけれども、生ごみについては非常に重要だけれども難しい分野というふうに 言われてまいりました。しかしながら、同じく勉強会では、マンションですので、庭のないベランダでもできる循環性堆肥ということで、 堆肥のふえない生ごみ処理方法ということで、堆肥がどんどんできてしまうと堆肥の処理に困るということはあるんですけれども、 ほとんど容量がふえないということで、実践された市民の方のご報告もありまして、普通の主婦の方なんですけれども、みんな大変 関心を持って、手でさわってみたり「においがしないね」、「どういうふうにすればいいの」ということで大変な盛り上がりになって おりました。こうした手法も、当然こうした啓発活動をしていくのは構成市だということは承知しておりますけれども、 後でお渡ししますので、こういった情報なども構成3市と職員の方たちと連携しながら、具体的に取り組んでいくことによって、 ごみ量を1%のみならず、さらなる削減をしていくべきではないかというふうに考えるんですけれどもいかがでしょうか。
さらに、事業系ごみの関係なんですけれども、これは志木市の一般廃棄物処理基本計画なんですけれども、少なくとも志木市 では事業系ごみが必ずしも適正に排出されているとは限らないという実態があります。多量排出事業者等は、当然許可業者に 委託契約して手数料を払って処理していただいて、当組合にも使用料を払って搬入するということが行われていると思うんですけれども、 なかなかまちの中の一般の個々の事業者がきちっとできているかというと、ついつい可燃ごみの集積場に出しているという 実態もあるというふうに認識しております。
志木市では大変頑張って、事業系についても適正処理の観点から実態調査を行い、その結果を踏まえて、事業系廃棄物処理 について委託方式や志木地区衛生組合に直接搬入するなど適正処理を推進し、また小規模排出事業者対策として、まだ未定 なんですけれども、有料袋を購入してもらって集積場に出せるような方法も検討していくということで、登記所に行って、 志木市の平成15年4月現在で埼玉法務局志木市出張所で調べたところ、株式会社が 414社、有限会社が 1,109社、合資会社が20社、 合弁会社が4社と、すべてこれは職員が調べたことなんですけれども、その中で必ずしも適正に排出されていないという点に関して やっていくということですね。
組合といたしましても、当然今の事務も構成市ということではあるわけですけれども、私が申し上げたいのは、事業系ごみも 家庭系ごみもすべて減量化されていくのが望ましいんですけれども、事業系ごみが適正排出されることによって、一時的には事業系 ごみの量が当然ふえるということもあり得ますよね。だけれども、その数値だけにとらわれるのではなくて、やはりいかに適正排出 がなされているかと。適正排出がなされるということは、やはり資源化についてもルーズではなくてきちっと取り組まれるという ことにもつながりますので、やはり適正排出という観点から当組合としても単にごみ量がふえた減ったというだけではなくて、 適正排出といった観点からも構成3市と協力しながら進めていただきたいというふうに考えております。その考え方について お伺いをいたします。
以上、1回目を終わります。
○議長(三村邦夫議員) 管理者。
○管理者(浦野 清君) 天田議員の質問に順次お答えを申し上げます。
初めに、ご質問1、職員の研修派遣についてでありますが、ご指摘の組合から構成市への職員派遣については、 廃棄物処理業務の専門分野と市の一般業務との交流が難しく、1人の職員が複数の業務を担当しなければならな い現在の職員体制では難しさも伴うところがありますが、今後におきましては、議員のご指摘も考慮しつつ、 必要に応じて構成市と職員派遣も研究してまいりたいと考えております。
これは難しいことでございまして、出すのはいいんですけれども、入れなければ、私どもの方も限られた職員 の数でやっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
続きまして、2の一般廃棄物処理基本計画についてでありますが、本計画は廃棄物の処理及び清掃に関する 法律第6条第1項の規定に基づきまして、平成10年3月に策定したところでありますが、策定後5年が経過した ことから見直しを行い、平成15年度から当初の計画期間である平成24年度までの10年間について、環境への負荷 の少ない「資源循環型社会」の実現に取り組む基本方針をそのまま継承し、ごみ量の将来推計と施設の処理能力、 耐用年数、更新時期等を中心に計画の見直しを行ったところであります。
この中で、ごみ処理量の削減目標については、同時期に策定した地球温暖化防止実行計画でも、 ごみ量の減少が温室効果ガス排出削減につながることを掲げており、ご指摘のございました両計画の整合性 についても考慮し、策定をしたところであります。
このため、計画の実効性を持たせるため、構成市とも協働して、ごみ減量化の目標を目指してまいりたいと考えております。
これにつきましても、各市の取り組みはしっかりしていかなければいけないということでございまして、 ここだけで解決できる問題ではありませんので、これもご理解いただきたいと思います。
また、紙製容器包装の分別区分及び生ごみ減量化の検討に関しましても、策定した基本計画書に沿って、 法の改正や再生資源化技術の進展等を見きわめながら、適切な対応が図れるよう構成市と連携をとりながら 検討してまいりたいと考えております。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ議員) では、順次再質問させていただきます。
1点目の職員の研修の件の関係なんですけれども、当組合のプロパーの職員の方々の状況としましては、 平成20年、少し先なんですけれども、平成20年に2名が定年退職される予定であると。平成21年に1名が 定年退職される予定であるというふうにお伺いをしております。
派遣研修、質問通告を出した段階では研修派遣ということで出したんですけれども、研修派遣ということのみならず、 総合的なここの職員体制をどうしていくのかということは、やはり今から検討していかないといけないんだろうと いうふうに思うんですね。
そうしますと、定年退職にあわせて一般の職員をまた採用するのか、あるいは私もまだよく調べられていないんですけれども、 事業運営にかかわるPFIというものもあるそうなんですね。ですから、採用しないで一定の少数精鋭というんですかね、 職員数を保ちながら、よりそういった効率的な、さらにここの組合は一応専門性あるプロがなされているという 位置づけにはなっていますけれども、焼却施設の建設のときなどにもよく問題になるんですけれども、 どうしても一定のより専門性のある業界の方たちが焼却施設の関係の管理をしておりますので、 そこも含めてさらなる経費節減という観点でやっていくのは非常に難しいというふうに思うんですね。
でも、私はそれはやっていかなければいけないというふうに思っています。
そうした意味で、人件費、また管理コストの削減というふうな観点も含めて、構成3市の財政状況も大変厳しいわけですから、 ただただ今までのように、もちろん経費節減はしておりますけれども、どうしても構成3市の立場とすれば、 組合からこれだけの負担金をくださいと言われれば、はいはいということで出さざるを得ないというのはあるわけですから、 当組合としては、より人件費、管理コストの効率化も含めた事業運営をどうしていくのかということを、 定年退職の職員が発生してきてからということではなくて、やはり今からさまざまな手法も視野に入れて総合的に 検討していく必要があるのではないかというふうに考えるんですけれどもいかがでしょうか。
それから、廃棄物の減量化の関係なんですけれども、今、総体的なご答弁がありまして、確かに具体的なごみ減量化策、 収集の関係は構成市であるということは十分に認識しております。ただ、せっかく3市で組合を持っているわけで、 プラスチックの分別のときも組合及び構成3市で何度も何度も検討して、いろいろ既にやっているところを見学 したりしながらあの網に入れてちゃんと洗って出してもらうというような方法を採用したことによって、 当組合から出すプラスチックは非常に整理がよいということになっていますよね。そうした意味で協力して 取り組んでいただきたいというふうに思うんですね。そういう意味で、もう少し具体的に市民にわかりやすい 減量目標策を3市とともに一緒に検討しながらやっていくこと、あるいは紙製容器も分別も検討していくということですから、 これは結構です。
あと生ごみの関係についても、なかなか難しいんですけれども、今申し上げたことだけではない知恵を集めれば、 よりよい減量化のさまざまな手法というのもあると思うんですよ。そうしたことも構成3市とともに検討しながら やっていく必要があるのではないかというふうに考えます。
あと先ほどご答弁の中に、事業系の適正排出をさせることについては、当然構成市の責任であるというのは十分認識 しております。しかしながら、当組合もただただ出されたものを適正に受け入れるというだけではなくて、たとえ一時的 に事業系のごみ量がふえることはあっても、やはり適正排出を求めていくという立場で構成市と協力して、適正排出する ことによっての減量化に取り組んでいくべきではないかというふうに考えるんですけれども、その考え方についてお伺いします。
○議長(三村邦夫議員) 管理者。
○管理者(浦野 清君) 天田議員の再質問にお答えをいたします。
1点目なんですけれども、1点目についてはまさに天田議員がおっしゃったとおり、これはできることは民間に委託するなり、 いろいろな形で負担を背負わないような方法を考えていくべきだというふうに考えております。
それから、2点目、3点目につきましては、先ほどお答えしたとおりでございます。どうぞよろしく。
○議長(三村邦夫議員) 以上で、14番、天田いづみ議員の一般質問を終わります。
以上で、一般質問を終結いたします。
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◎第9号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(三村邦夫議員) 日程第5、第9号議案 志木地区衛生組合収入役の選任についてを議題といたします。
議案の朗読を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
浦野管理者。
○管理者(浦野 清君) 第9号議案 志木地区衛生組合収入役の選任についてでありますが、本案は、 故市之瀬昭太郎氏が昨年12月に辞職されて以来、空席となっておりました収入役に渋谷義衛氏を選任いたしたいので、 志木地区衛生組合規約第8条第4項の規定により提案するものであります。
どうぞよろしくご審議いただくようお願い申し上げます。
○議長(三村邦夫議員) 提案理由の説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) なしと認め、質疑を終結いたします。
議長から申し上げますが、第9号議案は人事案件のため、討論を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認め、第9号議案の採決を行います。
第9号議案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認め、よって、第9号議案は原案のとおり同意されました。
ここで暫時休憩いたします。

休憩 午前10時43分

再開 午前10時44分

○議長(三村邦夫議員) それでは、再開いたします。

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◎第10号議案の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(三村邦夫議員) 日程第6、第10号議案 平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
議案の朗読を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
浦野管理者。
○管理者(浦野 清君) 第10号議案 平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定についてでありますが、 地方自治法第 233条第3項の規定により、別紙、監査委員の意見を添えて議会の認定に付するものであります。
○議長(三村邦夫議員) 提案理由の説明が終わりました。
これより決算審査の監査報告を監査委員から求めます。
松本監査委員。
○監査委員(松本四郎君) それでは、決算の監査報告をさせていただきます。
地方自治法第 233条第2項の規定により、審査に付された平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算について 審査した結果、別紙のとおり意見書を提出いたします。
審査の対象。
平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算。
審査した日時、場所。
平成16年8月23日午後1時。志木地区衛生組合小会議室にて行いました。
審査の方法。
管理者から提出された歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書 並びに決算審査のために提出された資料に基づき、関係職員の説明を聴取するとともに、収入役所管に係る各種帳 簿類により計数の確認、照合を行い、会計の経理手続の適否について審査を実施いたしました。
審査の結果。
審査に付された歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書は、 地方自治法に準拠して作成されており、記載金額等計数は正確であり、当年度における決算を適正に表示しているものと認められました。  また、予算現額に対する執行率は、歳入が 101.6%、歳出が97.6%であり、予算措置された目的に沿い適正に執行されております。  以上、平成15年度決算状況は、適正な予算の執行により目的を達したものと認めました。
以上でございます。
○議長(三村邦夫議員) 監査報告は終わりました。
常任副管理者より内容説明を求めます。
原田常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲君) 第10号議案 平成15年度決算についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算書及び決算事項別明細書をごらんいただきたいと思います。
まず、見開きになっております1ページ目、2ページ目をお願いいたします。
歳入でございますが、一番下にございます歳入合計欄にありますように、予算現額24億7,115 万 8,000円に対しまして、 調定額、収入済額はともに25億 1,084万 7,479円で、予算現額に対して 3,968万 9,479円、率として 1.6%の増となっております。
これにつきましては、主に第2款にございます使用料及び手数料の一般廃棄物処理手数料が若干見込みを下回ったものの、 第5款繰越金及び第6款の諸収入の2項の雑入が見込みを上回ったためでございます。
この中で特に雑入につきましては、恐れ入りますが、ページで明細の8ページをごらんいただければと思います。
8ページの下から5行目のところにあります有価物売却代金 1,274万 3,051円となっておりますが、 これは当初予算の予算額 124万 3,000円に比べて大幅な増となりました。この点に関しましては、市場価格に注意をし、 売却価格の見直しを行ったことによる増額でございまして、詳細につきましては、決算委員会の中でご報告を させていただきたいと思います。
続きまして、若干また戻っていただきまして、歳出についてお願いいたします。3ページ、4ページをお願いいたします。
一番下の歳出合計欄にありますように、予算現額24億 7,115万 8,000円に対しまして、支出済額は24億 1,132万 5,400円で、 97.6%の執行率、不用額が 5,983万 2,600円となりました。欄外に記載してありますように、 歳入歳出差引残額 9,952万 2,079円となりました。
15年度の歳出につきましては、経常経費と義務的経費でございますので、不用額の主なものについて説明をさせていただきます。
事項別明細書で説明させていただきますので、19ページ、20ページの見開きのところをお願いいたします。
主な部分だけでございますけれども、第2目の塵芥処理費の11節需用費でございますが、不用額 1,481万 398円につきましては、 ごみ搬入量の減少に伴いまして、消耗品費の中の機械部品及び薬品費や光熱水費の経費が見込みを下回ったものによるところでございます。
同じくその下の欄にございます13節の委託料の不用額 2,882万 3,512円につきましては、 次の22ページになってしまいますけれども、上から3行目、廃棄物処理委託料が見込みを下回ったことによりまして、 1,917万 3,741円の不用額となっております。
それから、7つ下のところに精密機能検査業務委託料というのがございますけれども、これを例にとりますと、 入札差金が 421万 1,000円という形で、入札を執行したことによる差金が出ておるということで、 その他の契約等の差額が主なものでございます。
それから、23ページ、次のページをお願いいたします。
予備費につきましては、執行がございませんでしたので、 1,000万円そのまま不用額となってございます。
次に、27ページをお願いいたします。
財産に関する調書ですけれども、土地及び建物、2の物品につきましては、平成15年度中の増減はありませんでした。
それから、3番の基金でございますけれども、基金につきましては利子分の 4,715円が増加して、 決算年度末の残高が 6,745万 3,402円となりました。
以上、簡単でございますけれども、よろしくお願いいたします。
○議長(三村邦夫議員) 内容説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ議員) 歳入及び歳出、1点、2点お伺いをさせていただきます。
まず、歳入の方なんですけれども、県支出金の関係で埼玉県緊急雇用創出基金市町村事業費補助金が 805万円余り歳入されております。今年度の補助金については、前半で終了ということで、 今年度も10月から一般財源で執行しているということですけれども、まずこの805 万円の補助金、 100%補助だというふうに認識しておりますけれども、プラットホームの誘導監視事業に関して人 を介して行ったということですけれども、どのような効果が見られたのかということと、関連で、 来年度に向けては、この補助金もなくなるわけで、どのような検討がなされているか。ですから、 この補助金がなくなるからやめてしまうのか、あるいは効果を踏まえて何らかの形で続けていくというふうに考えているのか、 その辺をお伺いします。
それから、歳出の方なんですけれども、細かい話で恐縮なんですけれども、19ページ、 20ページの清掃総務費の中の一番最後の27節公課費の自動車重量税が7万 1,800円執行されておりますけれども、 備考として12節より流用2万 5,000円というふうになっているんですけれども、税が急に上がったということは 考えられないのかなというふうに思うんですけれども、これはいかがな流用であったのかお伺いします。
○議長(三村邦夫議員) 答弁願います。
常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲君) 1点目の県の緊急雇用関係の補助金ですけれども、こ れは年度限りの県の補助ということで、補助制度を活用してという形で運用してまいりましたが、 今年度の上期で終わりということになりますので、これからは一般財源対応という形になりますけれども、 事業としては継続して、必要な事業でありますので、続けていきたいというふうに考えております。
それから、2点目の重量税の流用の関係ですけれども、これにつきましては税制が変わったということでなく、 積算上のミスがございまして、2年車検の車と1年車検の車の積算間違いによるものです。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) 14番、天田いづみ議員。
○14番(天田いづみ議員) 1点目、2点目とも了解いたしました。
言わずもがなの話なんですけれども、来年度の予算の積算については、適正にやっていただきたいというふうに思いますので、 よろしくお願いします。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) ほかに質疑はありませんか。
18番、水谷利美議員。
○18番(水谷利美議員) 1点だけお伺いしたいと思います。
ペットボトルの関係でちょっとお伺いします。
9月6日付の毎日新聞で「高まる見直し論」という形で、容器包装リサイクル法について熱心な自治体ほど 負担が非常に多くなってきているということで、当組合においても非常に費用がかさんできているんですが、 これについて容器包装リサイクル法から外れて独自の方法を検討し始めているという中に、ペットボトルについて、 これは千葉県の東金市の組合の関係が書いてあるんですが、ペットボトルを民間に売り渡すことを始めたということなんですね。 これまでも多分うちと同じように圧縮して業者に頼んでいたということで、 455トンで 1,400万円かかっていたのを、 これを民間に1トン当たり 1,800円で売ったということの記事が載っておりまして、 ほかの市町村でも始まっているというようなことが載っています。
この処理計画を見ましても、ペットボトルにつきましては、今後どんどんふえてきているということになっておりまして、 平成15年におきましても約 4,700万円ということで、ペットボトルの減容圧縮業務委託というのが出ているんですね。
これにつきまして、当組合についてもこの辺についての検討などをしていく考えはないかどうかについてちょっと お伺いしたいというふうに思います。
○議長(三村邦夫議員) 常任副管理者。
○常任副管理者(原田政憲君) ペットボトルのリサイクルの関係のご質問でございますけれども、 その新聞報道の部分も含めて、当組合の方でもどのような形が一番よろしいのかと、 環境に負荷を与えない方法を前提に置きまして、なおかつ組合の財政的な部分も含めて現在検討しておりますので、 17年度に向けてそのような形でできればと。早ければ売却の方法を含めて検討しておりますので、ご理解いただければと思います。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) よろしいですか。
○18番(水谷利美議員) はい。
○議長(三村邦夫議員) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
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◎決算審査特別委員会の設置について
○議長(三村邦夫議員) お諮りいたします。
第10号議案 平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算認定の件については、6人の委員をもって構成する 決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算認定の件については、6人の委員をもって構成する決算 審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
ここで暫時休憩いたします。

休憩 午前11時00分

再開 午前11時03分

○議長(三村邦夫議員) 再開をいたします。
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◎決算審査特別委員会委員の選任について
○議長(三村邦夫議員) お諮りいたします。
ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、特別委員会条例第2条の規定により、 次のとおり指名いたします。
3番 斉 藤 重 治 議員
5番 竹 村 正 彦 議員
8番 川 上 政 則 議員
10番 並 木 平 八 議員
13番 青 野 文 雄 議員
16番 辻 内 弘 輔 議員
これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、決算審査特別委員会の委員は、ただいま指名したとおり決定いたしました。
特別委員会条例第4条の規定により、正副委員長互選のため特別委員会を招集しますので、暫時休憩いたします。

休憩 午前11時05分

再開 午前11時15分

○議長(三村邦夫議員) それでは、再開いたします。
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◎決算審査特別委員会正副委員長の互選について
○議長(三村邦夫議員) ただいま決算審査特別委員会正副委員長が互選されましたので、報告いたします。
委員長に16番、辻内弘輔議員、副委員長に10番、並木平八議員が互選されましたので、ご報告いたします。
それでは、ここで正副委員長からごあいさつをお願いいたします。
辻内委員長。
○決算審査特別委員会委員長(辻内弘輔議員) ただいま議長の方から皆様方にご紹介がございましたように、 互選で、しかも各市持ち回りということで、私が委員長をお引き受けすることに相なりました。
決算審査特別委員会の各委員の皆様方のご協力を得て、適切な決算審査を行ってまいりたいと思いますので、 よろしくお願いいたします。
なお、ここで決算審査の日程としては、11月6日火曜日午前10時からということに決定いたしましたので、 あわせてご報告いたします。
以上です。
○議長(三村邦夫議員) ありがとうございました。
続いて、並木副委員長、お願いいたします。
○決算審査特別委員会副委員長(並木平八議員) ただいま決算特別委員会の役員の選出をいたしまして、 辻内委員長が決まりました。その副委員長ということで、何年か前、長沼さんが委員長で私が副委員長で1回 決算委員会をやったことがありますけれども、第2回目になろうかと思いますが、辻内委員長を補佐しまして 一生懸命頑張りますので、よろしくお願い申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。お願いします。
○議長(三村邦夫議員) ありがとうございました。
よろしくお願いいたします。
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◎閉会中の継続審査の申し出について
○議長(三村邦夫議員) なお、決算審査特別委員会委員長より閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。
ただいまの委員長申し出のとおり、閉会中の継続審査を承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、閉会中の継続審査を承認することに決しました。
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◎日程の追加
○議長(三村邦夫議員) お諮りいたします。
朝賀英義議員外5名から発議第1号 志木地区衛生組合議会議員の派遣についてが提出されましたので、 この際、本案を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、本案を日程第7に追加し、議題といたします。
ただいま追加されました議案を配付いたします。
〔追加議案配付〕
○決算審査特別委員会委員長(辻内弘輔議員) 決算審査の日程は16日です。
○議長(三村邦夫議員) 16日ですか。今、委員長から訂正がありまして、11月6日というご報告があったんですが、 11月16日、10時からですね、時間は。
○決算審査特別委員会委員長(辻内弘輔議員) そうです。
○議長(三村邦夫議員) 以上です。
配付漏れはございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) 配付漏れなしと認めます。
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◎発議第1号の上程、説明、質疑、採決
○議長(三村邦夫議員) 日程第7、発議第1号 志木地区衛生組合議会議員の派遣についてを議題といたします。  議案の朗読を省略することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、議案の朗読は省略いたします。
提案理由の説明を求めます。
朝賀英義議員。
○7番(朝賀英義議員) 7番、朝賀です。
発議第1号 志木地区衛生組合議会議員の派遣について提案理由の説明を行いたいと思います。
発議第1号 志木地区衛生組合議会議員の派遣についてでありますが、廃棄物処理行政の推進を図るため、 地方自治法第 100条第12項及び志木地区衛生組合会議規則第 101条の規定により、議員を派遣するものです。
なお、派遣目的等の詳細は、お手元の裏面に記載したとおりでありますので、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
○議長(三村邦夫議員) 提案理由の説明が終わりました。
これより議案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) なしと認め、質疑を終結いたします。
よって、本件を採決いたします。
発議第1号 志木地区衛生組合議会議員の派遣についてを原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(三村邦夫議員) ご異議なしと認めます。
よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。
以上で日程が終わりました。
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◎管理者あいさつ
○議長(三村邦夫議員) 管理者からごあいさつの申し出がありますので、これを許します。
浦野管理者。
○管理者(浦野 清君) 議長のお許しをいただきましたので、閉会に当たりまして一言御礼を申し上げます。
本日は、議員各位におかれましては、何かとお忙しい中を終始熱心に、そして慎重にご審議を賜りまして、 まことにありがとうございました。
おかげをもちまして、提案をさせていただきました議案につきまして、原案どおり可決をいただきましたことに 厚く御礼を申し上げます。
また、平成15年度の決算認定につきましては、決算審査特別委員会の設置をいただき、重ねてありがとうございました。
委員の皆様には、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
本日、議員の皆様からちょうだいいたしましたご意見、ご提言等につきましては、正副管理者とも協議し、 今後の組合運営に生かしてまいる所存でございますので、引き続きご支援、ご協力をお願い申し上げたいと存じます。
これからいよいよ秋の埼玉国体が構成市の会場で開催されるなど、慌ただしい時期を迎えるわけでございますが、 議員各位のご健勝、ご多幸をお祈り申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。
本日はどうもご苦労さまでした。ありがとうございました。
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◎閉会の宣告
○議長(三村邦夫議員) 今定例会の議事録の調製については、議長に委任されたいと思いますので、ご了承願います。
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
平成16年志木地区衛生組合議会第3回定例会はこれをもって閉会といたします。
午前11時23分 閉会






参考資料 

平成16年第3回志木地区衛生組合議会定例会議案等一覧及び審議結果
平成16年10月8日

議案番号       件 名 審議結果 採択の状況 議決等年月日
第9号議案 志木地区衛生組合収入役の選任について 原案同意 全会一致 H16.10.8
第10号議案 平成15年度志木地区衛生組合歳入歳出決算の認定について 決算審査特別委員会付託 継続審査  
発議第1号 志木地区衛生組合議会議員の派遣について 派遣決定 全会一致 H16.10.8